JPS6135942A - 高温特性に優れた内面被覆鋼管 - Google Patents
高温特性に優れた内面被覆鋼管Info
- Publication number
- JPS6135942A JPS6135942A JP15737784A JP15737784A JPS6135942A JP S6135942 A JPS6135942 A JP S6135942A JP 15737784 A JP15737784 A JP 15737784A JP 15737784 A JP15737784 A JP 15737784A JP S6135942 A JPS6135942 A JP S6135942A
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- JP
- Japan
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- steel pipe
- coated steel
- excellent high
- temperature characteristic
- surface coated
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、高温熱水環境で優れた耐食性をもち、温泉、
地熱水、海水、工業用水等の各種熱水輸送に好適な，内
面被覆鋼管に関する。
地熱水、海水、工業用水等の各種熱水輸送に好適な，内
面被覆鋼管に関する。
（従来技術とその問題点）
高温熱水環境下においても、十分な耐食性をもつ金属管
を求めて、従来から種々の試みがなされているが、いず
れも、それぞれ問題点があり、末だ十分なものが得られ
ていないのが現状である。
を求めて、従来から種々の試みがなされているが、いず
れも、それぞれ問題点があり、末だ十分なものが得られ
ていないのが現状である。
すなわち、ステンレス管、銅管などの金属管、鋼管内面
に耐熱塩ビ管をライニングした耐熱塩ビライニング管、
あるいは、無機材料と有機樹脂からなる複合被覆材（特
開昭５８− １４３２８５、特開昭４８− １１２９３
３）等が使用されているが、ステンレス管、鋼管はコス
トが高く、Ｃｌイオンによる腐食やエロージョンの問題
があり，＃熱塩ビライニング鋼管には，熱サイクルに伴
う接着劣化と塩ビ管の収縮の問題があり、また、公知の
複合被覆材では、温度勾配をもつ熱水配管内面皮膜とし
て使用した場合、ブリスターの発生を防止できないとい
う欠点がある。
に耐熱塩ビ管をライニングした耐熱塩ビライニング管、
あるいは、無機材料と有機樹脂からなる複合被覆材（特
開昭５８− １４３２８５、特開昭４８− １１２９３
３）等が使用されているが、ステンレス管、鋼管はコス
トが高く、Ｃｌイオンによる腐食やエロージョンの問題
があり，＃熱塩ビライニング鋼管には，熱サイクルに伴
う接着劣化と塩ビ管の収縮の問題があり、また、公知の
複合被覆材では、温度勾配をもつ熱水配管内面皮膜とし
て使用した場合、ブリスターの発生を防止できないとい
う欠点がある。
本発明者らは、先にこの点について研究し，特開昭５９
− １４９３９において、清浄化した金属材表面に、先
づクロメート処理を施した後に、複合被覆材を被覆する
ことによって、耐食性に優れた被覆金属材を提供した。
− １４９３９において、清浄化した金属材表面に、先
づクロメート処理を施した後に、複合被覆材を被覆する
ことによって、耐食性に優れた被覆金属材を提供した。
この金属材は優れた耐ブリスター性を有しているが、下
地のクロメート処理が極めて高価であり、しかも繁雑な
作業であるという問題があった。
地のクロメート処理が極めて高価であり、しかも繁雑な
作業であるという問題があった。
そこで、本発明者らは更に研究した結果、特定の組合せ
の複合材料を使用すると、高価で繁雑なりロメート処理
を省略しても、耐ブリスター性が良好な被覆金属管が得
られることを見い出し、本発明をなしたものである。
の複合材料を使用すると、高価で繁雑なりロメート処理
を省略しても、耐ブリスター性が良好な被覆金属管が得
られることを見い出し、本発明をなしたものである。
（発明の目的）
本発明は、クロメート下地層を有しなくても、十分高温
特性に優れた内面被覆鋼管を提供するものである。
特性に優れた内面被覆鋼管を提供するものである。
（発明の構成）
本発明の骨子は、鋼管内面の最上層として、特に、シリ
コン樹脂、エポキシ樹脂、及び変性アミンを主成分とす
る有機樹脂と、含水ケイ酸マグネシウム及び金属亜鉛粒
を主成分とする無機顔料とからなる複合材層を形成した
点にある。
コン樹脂、エポキシ樹脂、及び変性アミンを主成分とす
る有機樹脂と、含水ケイ酸マグネシウム及び金属亜鉛粒
を主成分とする無機顔料とからなる複合材層を形成した
点にある。
本発明の複合材層が優れた高温特性をもつ理由は１次の
ように推測される。
ように推測される。
シリコン樹脂、エポキシ樹脂は、耐熱特性及び鋼管との
密着性を向上させ、変性アミンはエポキシ樹脂の硬化剤
として作用する。また、含水ケイ酸マグネシウムは、リ
ン片状で水の透湿防止効果に優れ、ブリスターの発生を
防止し、金属亜鉛粒は犠牲防食作用を奏する。有機樹脂
と無機顔料の好ましい配合比率は、有機樹脂１００重量
部に対して無機顔料１００〜３００重量部である。１０
０重量部以下では耐ブリスター性が劣り、３００重量部
を超えると防食性が不十分となる。
密着性を向上させ、変性アミンはエポキシ樹脂の硬化剤
として作用する。また、含水ケイ酸マグネシウムは、リ
ン片状で水の透湿防止効果に優れ、ブリスターの発生を
防止し、金属亜鉛粒は犠牲防食作用を奏する。有機樹脂
と無機顔料の好ましい配合比率は、有機樹脂１００重量
部に対して無機顔料１００〜３００重量部である。１０
０重量部以下では耐ブリスター性が劣り、３００重量部
を超えると防食性が不十分となる。
本発明の内面被覆鋼管を製造するには、例えば、回転状
態に保持した鋼管の内面に、ポールガンスプレ一方式で
複合塗料を塗装し、後回転、乾燥後、８０〜１００℃で
２時間硬化させる。複合材層の好適な厚みは、０．２〜
０．８腸腸である。 ０．２ｍｍより少いとどンホール
が発生し易く、０．６ｍｍを超えると作業性、経済性の
点で不適当である。
態に保持した鋼管の内面に、ポールガンスプレ一方式で
複合塗料を塗装し、後回転、乾燥後、８０〜１００℃で
２時間硬化させる。複合材層の好適な厚みは、０．２〜
０．８腸腸である。 ０．２ｍｍより少いとどンホール
が発生し易く、０．６ｍｍを超えると作業性、経済性の
点で不適当である。
本発明の鋼管は、特定の複合材層のみで、十分慣れた高
温特性を有するものであるが、先願のように、下地にク
ロメート層を施した後に、本発明の特定の複合材層を形
成すると、その性能は更に向上することが分った。
温特性を有するものであるが、先願のように、下地にク
ロメート層を施した後に、本発明の特定の複合材層を形
成すると、その性能は更に向上することが分った。
次に、本発明を実施例によって説明する。
（実施例１）
ＪＩＳＧ３４５２に規定する８０＾炭素鋼鋼管（外径８
８．１■、肉厚４．２ｍｍ 、長さ５５００ｍｍ）を、
塩酸酸洗による脱スケール後、鋼管内面にクロメート処
理剤（商品名アコメットＣ関西ペイント製）をクロム付
着量２００−ｇ／ｍ’塗布、乾燥させた０次に配合割合
：シリコン樹脂５０ｗｔ部、エポキシ樹脂３０ｗｔ＠１
゜変性アミン２０ｗｔ部、含水ケイ酸マグネシウム１５
０ｗｔ部、亜鉛末５０ｗｔ部、及び希釈溶剤からなる本
発明の複合塗料（三重油脂化工製）を乾燥膜厚で３５０
１Ｌとなる様吹付は塗装を行った。吹付は塗装は通常の
エアレス塗装機を用い、圧力５０〜８０ｋｇ／ｃｒｎ’
程度で、ポールガンにより鋼管内面に被覆した。この際
、管の回転数は５００ｒｐｍで、塗装終了後２００ｒｐ
ｍで３分間後回転させた。その後、２４時間エアー通風
で乾燥させ、８０−１００℃雰囲気中で、２時間加熱硬
化させて、内面被覆鋼管を得た。
８．１■、肉厚４．２ｍｍ 、長さ５５００ｍｍ）を、
塩酸酸洗による脱スケール後、鋼管内面にクロメート処
理剤（商品名アコメットＣ関西ペイント製）をクロム付
着量２００−ｇ／ｍ’塗布、乾燥させた０次に配合割合
：シリコン樹脂５０ｗｔ部、エポキシ樹脂３０ｗｔ＠１
゜変性アミン２０ｗｔ部、含水ケイ酸マグネシウム１５
０ｗｔ部、亜鉛末５０ｗｔ部、及び希釈溶剤からなる本
発明の複合塗料（三重油脂化工製）を乾燥膜厚で３５０
１Ｌとなる様吹付は塗装を行った。吹付は塗装は通常の
エアレス塗装機を用い、圧力５０〜８０ｋｇ／ｃｒｎ’
程度で、ポールガンにより鋼管内面に被覆した。この際
、管の回転数は５００ｒｐｍで、塗装終了後２００ｒｐ
ｍで３分間後回転させた。その後、２４時間エアー通風
で乾燥させ、８０−１００℃雰囲気中で、２時間加熱硬
化させて、内面被覆鋼管を得た。
この被覆鋼管を、第１表に示す環境条件下（Ｎｏｔ〜Ｎ
ｏ３）で、実地配管使用試験を行った。１年後において
も、鋼管内面にはブリスター、サビ、剥離等の発生を全
く見ず、良好な高温特性を有することが分った。
ｏ３）で、実地配管使用試験を行った。１年後において
も、鋼管内面にはブリスター、サビ、剥離等の発生を全
く見ず、良好な高温特性を有することが分った。
（実施例２）
実施例１において、下地クロメート処理を施さないで、
内面被覆鋼管を得た。（他は、同一条件で） （実施例３） 手続補正書（裏側 昭和５９年１２月３日
内面被覆鋼管を得た。（他は、同一条件で） （実施例３） 手続補正書（裏側 昭和５９年１２月３日
Claims (2)
- （１）鋼管内面の最上層として、シリコン樹脂、エポキ
シ樹脂および変性アミンを主成分とする有機樹脂と、含
水ケイ酸マグネシウムおよび金属亜鉛粒を主成分とする
無機顔料とからなる複合材層を有することを特徴とする
高温特性に優れた内面被覆鋼管。 - （２）下層としてクロメート皮膜を有する特許請求の範
囲第１項記載の鋼管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15737784A JPS6135942A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 高温特性に優れた内面被覆鋼管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15737784A JPS6135942A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 高温特性に優れた内面被覆鋼管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6135942A true JPS6135942A (ja) | 1986-02-20 |
Family
ID=15648324
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15737784A Pending JPS6135942A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 高温特性に優れた内面被覆鋼管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6135942A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006007985A1 (de) * | 2004-07-16 | 2006-01-26 | Ewald Dörken Ag | Korrosionsschutz-beschichtungsmittel für werkstücke aus metall und verfahren zur herstellung hierfür |
| JP2015524886A (ja) * | 2012-08-13 | 2015-08-27 | シェブロン ユー．エス．エー． インコーポレイテッド | 熱サイホンの使用によるクラスレートの製造開始 |
-
1984
- 1984-07-30 JP JP15737784A patent/JPS6135942A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006007985A1 (de) * | 2004-07-16 | 2006-01-26 | Ewald Dörken Ag | Korrosionsschutz-beschichtungsmittel für werkstücke aus metall und verfahren zur herstellung hierfür |
| EA012102B1 (ru) * | 2004-07-16 | 2009-08-28 | Эвальд Деркен Аг | Покровное средство для защиты от коррозии изделий из металла и способ его получения |
| AU2005263444B2 (en) * | 2004-07-16 | 2011-03-24 | Ewald Dorken Ag | Anti-corrosive coating agent for metal work pieces and method for producing the same |
| JP2015524886A (ja) * | 2012-08-13 | 2015-08-27 | シェブロン ユー．エス．エー． インコーポレイテッド | 熱サイホンの使用によるクラスレートの製造開始 |
| JP2015524887A (ja) * | 2012-08-13 | 2015-08-27 | シェブロン ユー．エス．エー． インコーポレイテッド | 熱サイホンの使用によるクラスレートの製造向上 |
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