JPS6135858Y2 - - Google Patents

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JPS6135858Y2
JPS6135858Y2 JP1978142986U JP14298678U JPS6135858Y2 JP S6135858 Y2 JPS6135858 Y2 JP S6135858Y2 JP 1978142986 U JP1978142986 U JP 1978142986U JP 14298678 U JP14298678 U JP 14298678U JP S6135858 Y2 JPS6135858 Y2 JP S6135858Y2
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JP
Japan
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compressor
cabinet
base
room
partitions
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978142986U
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English (en)
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JPS5559230U (ja
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  • Compressor (AREA)
  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は分離形空気調和機の室外ユニツトに
係り、特に圧縮機の騒音防止装置に関するもので
ある。
家庭用空気調和機の普及に供い、圧縮機等の騒
音を小さくすることが重要視されてきた。その対
策として、ユニツト本体の一部をほぼ密閉状にし
た区画室を設け、音源となる圧縮機を収納する方
法がとられてきた。一般に区画室を構成する筐体
は薄い鋼板等で形成されているので、単に密閉状
の区画室にしただけでは圧縮機運転者は外部に透
過してしまい十分な効果を出すまでには至らな
い、従つて、区画室内全面にわたり吸音材を貼り
廻らせていた。吸音材を貼ることは生産性が悪く
コスト高となるばかりでなく、区画室内には制御
用電気部品も収納されるので、可燃性の吸音材は
好しくなく、高価な吸音材を必要としていた。
本考案は防音効果を減ずることなく、従来より
吸音材を必要としない分離形空気調和機の室外ユ
ニツトを提供するものである。
以下この考案の分離形空気調和機の室外ユニツ
トの一実施例を図を用いて説明する。
図において、1は空気調和機本体で、ベース2
とキヤビネツト3より筐体の外形を形成し、キヤ
ビネツト3は空気調和機本体1の正面31、天面
32、左右側面33,34を覆うようにプラスチ
ツク等により形成され、前面31には空気吹出口
4を有し、天面32と左側面33には空気吹込口
51を有している。一方ベース2は背面21と底
面22よりL字形をなし、内側には二重構造に形
成された仕切6,7を有するプラスチツク等で一
体に形成されている。ベース2とキヤビネツト3
とは互いに嵌合して筐体をなし、このベース2上
には一方側より熱交換器12と送風機11とを設
置した熱交換器8と冷媒圧縮機14を設置した圧
縮機室9と電気部品15を設置した電気品室10
とが設けられており、熱交換室8と圧縮機室9と
は仕切6によつて区画され、更に、圧縮機9と電
気品室10とは仕切7によつて区画される。そし
て熱交換室8の送風機11は吹出口4に対向して
設置され、送風機11の外周を囲む如くコイル状
に形成した熱交換器12がキヤビネツト3の吸込
口51に対向し、またベース2の背面21と底面
22に開口する吸込口52,53と、更に仕切6
に開口する吸込口54の各々に対向して設置され
ており、各々の吸込口51,52,53,54か
ら熱交換器12を通過して吹出口4に至る通風路
13が形成される。また冷媒圧縮機14が設置さ
れている圧縮機室9はほぼ密閉状に形成されてい
る。電気品室10の電気部品15は圧縮機14や
送風機11を制御する電気部品15であり、外部
より雨水等の侵入がないようキヤビネツト3の側
面34で閉塞されている。16は吸音材で、圧縮
機室9のキヤビネツト前面31を透過して圧縮機
14の音が漏れることを防止するように、仕切6
と仕切7とにわたりキヤビネツト3側に設けられ
ており、この吸音材16とベース2とベース2上
の両仕切6,7と、さらにキヤビネツト3の天面
とで冷媒圧縮機14の設けられている圧縮機室9
を密閉空間に形成している。
このように構成することにより、最も騒音の発
生源となる圧縮機14は密閉区画された圧縮機室
9に収納され、その音は左右両側方の仕切6,7
を透過する際減衰され、更にキヤビネツト3の左
右両側面33,34によつて減衰される。前方に
おいては吸音材16によつて遮音す。後方におい
ては前方と同様の吸音材を設置してもよいが、実
際の使用状態においては建物の壁面側となるので
多少の音が漏洩しても前方からでは騒音とならな
い。さらにキヤビネツトの天面およびベースの底
面によつても減衰される。
以上の如く、この考案はプラスチツク成形され
た本体の背面と底面とよりなるL字形のベース
と、本体の背面および底面以外の面を覆うキヤビ
ネツトとを有し、前記ベース上に一方側より熱交
換器と送風機とを設置した熱交換室と圧縮機を設
置した圧縮機室と電気部品を設置した電気品室と
を有する分離形空気調和機の室外ユニツトにおい
て、前記圧縮機の両側に前記ベースの背面および
底面にわたり立設して一体成形され、かつ二重構
造をなす仕切をそれぞれ設け、この両仕切にわた
り前記キヤビネツト側に吸音材を設け、この吸音
材と前記ベースおよびその上の両仕切とさらに前
記キヤビネツトの天面とで前記圧縮機室を密閉空
間に形成したので、圧縮機から発生する音の左右
方向への漏洩はキヤビネツトの左右両側面による
以外に圧縮機室の両側に設けられた二重構造の仕
切により防止され、従つて吸音材の設ける位置は
従来より大巾に縮少することができるので、生産
性もよく安価にできる。また電気部品近傍には吸
音材を必要としないので、スペース的な余裕を与
えユニツト本体の小形化ができ安全性も高いもの
とすることができる。
圧縮機が設置される圧縮機室は熱交換室側およ
び電気品室側の両仕切によつてベースの背面およ
び底面とに跨つて一体成形されているので、ベー
スの剛性を増大させ、圧縮機の運転振動による騒
音発生を押える働きをなし、比較的柔軟なプラス
チツクでベースおよびキヤビネツトを形成させ軽
量小形、低コスト化を可能とした実用的効果が大
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による分離形空気調和機の室外
ユニツトの分解斜視図、第2図は本考案の上断面
図、第3図は本考案の要部を示す部分図である。
図中、2はベース、3はキヤビネツト、6,7は
仕切、8は熱交換室、9は圧縮機室、10は電気
品室、11は送風機、12は熱交換器、14は冷
媒圧縮機、15は電気部品である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラスチツク成形された本体の背面と底面とよ
    りなるL字形のベースと、本体の背面および底面
    以外の面を覆うキヤビネツトとを有し、前記ベー
    ス上に一方側より熱交換器と送風機とを設置した
    熱交換室と圧縮機を設置した圧縮機室と電気部品
    を設置した電気品室とを有する分離形空気調和機
    の室外ユニツトにおいて、前記圧縮機の両側に前
    記ベースの背面および底面にわたり立設して一体
    成形され、かつ二重構造をなす仕切をそれぞれ設
    け、この両仕切にわたり前記キヤビネツト側に吸
    着材を設け、この吸着材と前記ベースおよびその
    上の両仕切とさらに前記キヤビネツトの天面とで
    前記圧縮機室を密閉空間に形成したことを特徴と
    する分離形空気調和機の室外ユニツト。
JP1978142986U 1978-10-18 1978-10-18 Expired JPS6135858Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978142986U JPS6135858Y2 (ja) 1978-10-18 1978-10-18

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JP1978142986U JPS6135858Y2 (ja) 1978-10-18 1978-10-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5559230U JPS5559230U (ja) 1980-04-22
JPS6135858Y2 true JPS6135858Y2 (ja) 1986-10-18

Family

ID=29120246

Family Applications (1)

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JP1978142986U Expired JPS6135858Y2 (ja) 1978-10-18 1978-10-18

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JP (1) JPS6135858Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49105957U (ja) * 1972-12-28 1974-09-11
JPS5612547Y2 (ja) * 1975-08-21 1981-03-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5559230U (ja) 1980-04-22

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