JPS6134337B2 - - Google Patents
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- JPS6134337B2 JPS6134337B2 JP6522678A JP6522678A JPS6134337B2 JP S6134337 B2 JPS6134337 B2 JP S6134337B2 JP 6522678 A JP6522678 A JP 6522678A JP 6522678 A JP6522678 A JP 6522678A JP S6134337 B2 JPS6134337 B2 JP S6134337B2
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- Japan
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- bone
- ceramic member
- bolt
- diameter
- cavity
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- Expired
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- Prostheses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は整形外科等の外科医療の分野において
骨の切除手術を行つた後の骨の欠損部を補綴する
ためのセラミツク部材に関するものである。
骨の切除手術を行つた後の骨の欠損部を補綴する
ためのセラミツク部材に関するものである。
整形外科等の外科領域において、骨部に腫瘍、
ガンその他の疾患が発生し、患部を切除した場合
や交通事故、労働災害等により、骨の損傷をきた
して切除したような場合、切除した部分に患者自
身の骨で、例えば腸骨、腓骨など比較的受ける荷
重の少ない部位の骨を切り採つて充填することが
行なわれている。
ガンその他の疾患が発生し、患部を切除した場合
や交通事故、労働災害等により、骨の損傷をきた
して切除したような場合、切除した部分に患者自
身の骨で、例えば腸骨、腓骨など比較的受ける荷
重の少ない部位の骨を切り採つて充填することが
行なわれている。
また、患者以外の骨では免疫性の点や供給の面
で問題があり、患者自身の骨を用いるのが最良で
あるが、ガンなどの場合には除する骨量が多く、
患者自身からの採骨可能な量も自ら限度があり、
しかも疾患部以外の他の部位からさらに骨を切り
採ることは患者の負担をいつそう増大させるとい
う難点がある。
で問題があり、患者自身の骨を用いるのが最良で
あるが、ガンなどの場合には除する骨量が多く、
患者自身からの採骨可能な量も自ら限度があり、
しかも疾患部以外の他の部位からさらに骨を切り
採ることは患者の負担をいつそう増大させるとい
う難点がある。
本発明は上述の如き事情に鑑みて開発したもの
であり、骨の増生が容易で人体組織に対する為害
性がなく、しかも骨組織との親和性が極めて良好
なるアルミナセラミツク等で構成した代用骨部材
として用いるための、特に骨との接合をより強固
にすることができるようにした構造の骨欠損充填
用セラミツク部材を提供せんとするものである。
であり、骨の増生が容易で人体組織に対する為害
性がなく、しかも骨組織との親和性が極めて良好
なるアルミナセラミツク等で構成した代用骨部材
として用いるための、特に骨との接合をより強固
にすることができるようにした構造の骨欠損充填
用セラミツク部材を提供せんとするものである。
以下、図によつて具体的に説明すれば、１は代
用骨とするセラミツク部材で、アルミナ、アパタ
イト等を成分とする焼結体で形成され、各種形状
のものが準備され、天然の骨Ｂが切除された欠損
部にほぼ以合つた形状のものが選択され、骨Ｂの
補綴に供用されるがこのセラミツク部材１には、
図に示す如く、骨Ｂに対接する側にめくら孔より
なる空胴２を要所に設けてあり、この空胴２は骨
の増生、進入を許容し、骨Ｂと、入工骨部材とし
てのセラミツク部材１とを強固に結合させるため
のものであり、また、このセラミツク部材１の所
要個所には、骨Ｂに対しセラミツク部材１を固定
する固定具としての、例えばボルトＮを挿入する
複数個の貫通孔３が穿設してある。また、この貫
通孔３の骨Ｂに接する側の孔径は、同じ骨Ｂに接
する側に設けた空胴２とほぼ同様の大きな孔径に
穿設してあり、ボルトＮを挿入し、セラミツク部
材１を骨Ｂに固定した場合に形成される空胴２′
中に骨Ｂが増生し、進入することによつて、空胴
２と同様の役割を果し、骨Ｂとセラミツク部材１
とはきわめて強固に結合させることができる。こ
のように固定具としてのボルトＮを貫通孔３に挿
入して骨Ｂと、この骨Ｂより分離した骨B′に螺合
することによつて分離した骨B′を共締めし、骨Ｂ
に対して骨B′並びに人工骨部材としてのセラミツ
ク部材１を固定することもできる。ところで、固
定具として用いるボルトＮは骨Ｂ，B′にねじ込
み、セラミツク部材１を強固に保持するためには
ボルトＮのネジ山は比較的深い必要があり、した
がつて臨床的に用いることができるためにはボル
トＮの外径は最低２mm以上であることが好まし
い。また骨組織は0.08mm以下の狭い空隙にはほと
んど進入しないことが実験結果から確認されてお
り、このため、ボルトＮを貫通孔３に挿入した場
合に形成される空胴２′は少くとも0.08mm以上で
あることが望ましい。さらに欠損部の骨Ｂ側に設
けられ骨の増生進入が仕易く、結合をより強固に
するためには第３図、第４図にて示したような
種々の形状をした空胴２ａ〜２ｄが考えられ、必
要に応じて空胴２ａ，２ｄの如く、内壁面を凹凸
形状にしておくことにより、セラミツク部材１と
骨Ｂとをより強固に結合することができる。ま
た、これら空胴２，２ａ〜２ｄの口径としては、
数mmから10mm程度のものが臨床的に良い結果が得
られた。
用骨とするセラミツク部材で、アルミナ、アパタ
イト等を成分とする焼結体で形成され、各種形状
のものが準備され、天然の骨Ｂが切除された欠損
部にほぼ以合つた形状のものが選択され、骨Ｂの
補綴に供用されるがこのセラミツク部材１には、
図に示す如く、骨Ｂに対接する側にめくら孔より
なる空胴２を要所に設けてあり、この空胴２は骨
の増生、進入を許容し、骨Ｂと、入工骨部材とし
てのセラミツク部材１とを強固に結合させるため
のものであり、また、このセラミツク部材１の所
要個所には、骨Ｂに対しセラミツク部材１を固定
する固定具としての、例えばボルトＮを挿入する
複数個の貫通孔３が穿設してある。また、この貫
通孔３の骨Ｂに接する側の孔径は、同じ骨Ｂに接
する側に設けた空胴２とほぼ同様の大きな孔径に
穿設してあり、ボルトＮを挿入し、セラミツク部
材１を骨Ｂに固定した場合に形成される空胴２′
中に骨Ｂが増生し、進入することによつて、空胴
２と同様の役割を果し、骨Ｂとセラミツク部材１
とはきわめて強固に結合させることができる。こ
のように固定具としてのボルトＮを貫通孔３に挿
入して骨Ｂと、この骨Ｂより分離した骨B′に螺合
することによつて分離した骨B′を共締めし、骨Ｂ
に対して骨B′並びに人工骨部材としてのセラミツ
ク部材１を固定することもできる。ところで、固
定具として用いるボルトＮは骨Ｂ，B′にねじ込
み、セラミツク部材１を強固に保持するためには
ボルトＮのネジ山は比較的深い必要があり、した
がつて臨床的に用いることができるためにはボル
トＮの外径は最低２mm以上であることが好まし
い。また骨組織は0.08mm以下の狭い空隙にはほと
んど進入しないことが実験結果から確認されてお
り、このため、ボルトＮを貫通孔３に挿入した場
合に形成される空胴２′は少くとも0.08mm以上で
あることが望ましい。さらに欠損部の骨Ｂ側に設
けられ骨の増生進入が仕易く、結合をより強固に
するためには第３図、第４図にて示したような
種々の形状をした空胴２ａ〜２ｄが考えられ、必
要に応じて空胴２ａ，２ｄの如く、内壁面を凹凸
形状にしておくことにより、セラミツク部材１と
骨Ｂとをより強固に結合することができる。ま
た、これら空胴２，２ａ〜２ｄの口径としては、
数mmから10mm程度のものが臨床的に良い結果が得
られた。
なお、固定具としてのボルトＮは空胴２，２ａ
〜２ｄ中に骨が増生、進入した後は抜き取つても
何ら問題はなく、このためボルトＮの材質は金属
であつてもさしつかえなく、セラミツク体で形成
したものであれば、そのまゝ抜き取らずに螺合し
たままであつても生体に対し為害性を示すことは
ない。
〜２ｄ中に骨が増生、進入した後は抜き取つても
何ら問題はなく、このためボルトＮの材質は金属
であつてもさしつかえなく、セラミツク体で形成
したものであれば、そのまゝ抜き取らずに螺合し
たままであつても生体に対し為害性を示すことは
ない。
以上のように、本発明によるセラミツク部材を
骨欠損部の補綴部材として用いることにより、術
後早期に生体の回復がはかられ、かつ回復後も健
康人とほぼ変らない日常生活を送ることも可能と
なり、人類の福祉に多大な貢献をもたらすことが
できる。
骨欠損部の補綴部材として用いることにより、術
後早期に生体の回復がはかられ、かつ回復後も健
康人とほぼ変らない日常生活を送ることも可能と
なり、人類の福祉に多大な貢献をもたらすことが
できる。
第１図は本発明による骨欠損部補綴用のセラミ
ツク部材の１例を示したもの、第２図は本発明に
よるセラミツク部材を骨欠損部の補綴に用いた取
付け状態を示した図、第３図はセラミツク部材に
設けた空胴中に骨が増生進入した状態を示した
図、第４図イ，ロ，ハはセラミツク部材に設ける
空胴の形状の例を示したものである。 １：セラミツク部材、２，２ａ〜２ｄ：空胴、
３：貫通孔、Ｎ：ボルト。
ツク部材の１例を示したもの、第２図は本発明に
よるセラミツク部材を骨欠損部の補綴に用いた取
付け状態を示した図、第３図はセラミツク部材に
設けた空胴中に骨が増生進入した状態を示した
図、第４図イ，ロ，ハはセラミツク部材に設ける
空胴の形状の例を示したものである。 １：セラミツク部材、２，２ａ〜２ｄ：空胴、
３：貫通孔、Ｎ：ボルト。
Claims (1)
- １ 骨欠損部を補綴するセラミツク部材におい
て、所要箇所に固定具挿入用で直径2.5mm以上の
貫通孔を備えるとともに少なくとも骨と接する側
に奥細状を成し、内壁面に凹凸部を形成した口径
が数mmから10mm程度のめくら孔を併設したことを
特徴とする骨欠損部補綴用セラミツク部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6522678A JPS54155695A (en) | 1978-05-30 | 1978-05-30 | Ceramic portion material for bone broken portion prosthesis |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6522678A JPS54155695A (en) | 1978-05-30 | 1978-05-30 | Ceramic portion material for bone broken portion prosthesis |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54155695A JPS54155695A (en) | 1979-12-07 |
| JPS6134337B2 true JPS6134337B2 (ja) | 1986-08-07 |
Family
ID=13280781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6522678A Granted JPS54155695A (en) | 1978-05-30 | 1978-05-30 | Ceramic portion material for bone broken portion prosthesis |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS54155695A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63190721U (ja) * | 1987-05-26 | 1988-12-08 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH067836B2 (ja) * | 1986-06-30 | 1994-02-02 | 京セラ株式会社 | 棘突起スペ−サ |
| FR3026937B1 (fr) * | 2014-10-10 | 2021-10-01 | 3Dceram | Bloc de synthese destine a combler un defaut osseux et son procede de fabrication |
-
1978
- 1978-05-30 JP JP6522678A patent/JPS54155695A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63190721U (ja) * | 1987-05-26 | 1988-12-08 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54155695A (en) | 1979-12-07 |
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