JPS6133949Y2 - - Google Patents

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JPS6133949Y2
JPS6133949Y2 JP1980134824U JP13482480U JPS6133949Y2 JP S6133949 Y2 JPS6133949 Y2 JP S6133949Y2 JP 1980134824 U JP1980134824 U JP 1980134824U JP 13482480 U JP13482480 U JP 13482480U JP S6133949 Y2 JPS6133949 Y2 JP S6133949Y2
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JP
Japan
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temperature
air
air supply
cavity
main body
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JP1980134824U
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English (en)
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JPS5757835U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は手術用ベツド装置、詳しくは手術中の
患者の体温の変化に対応して給気温度を調整し、
体温の異常な上昇あるいは降下を効果的に抑制す
ることができる手術用ベツド装置に関するもので
ある。
従来、例えば外科手術は通常恒温恒湿に管理さ
れた手術室において行なわれているが、人体の生
命にかかわるような大手術を行なう場合等、ある
いは患者の体質的なところから時に患者の体温が
異常に変化するという事態がしばしば生じ、とき
には生命に影響を与える結果を招くことがある。
このため体温が低下傾向あるいは上昇傾向にある
ことを察知した場合には、患者を積極的に温めた
りあるいは冷やしやりするという処置を構じる必
要がある。しかしながら手術中の患者に対する上
記処置は実際上著しく困難であり、多くの場合応
急一時的な簡易な処置を施しているのが実情であ
つて、かかる事態に対応し得るより効果的な装置
が強く要望されていた。
本考案は特に上記要望に対応してなされたもの
であつて、手術中の患者の体温の変化に応じて患
者に対し正常体温に比較して低温あるいは高温に
ベツド主体の温度を維持し、患者の体温の異常な
変動を効果的に抑制し得る手術用ベツド装置を提
供するものであつて、第1図にその実施例を略示
したごとく、ベツド主体1の内部の少なくとも中
央部表面側に空洞部2を形成し、該空洞部2の一
方を給気温度の調節可能な給気装置3の送気側に
パイプ4を介して連通するとともに、該空洞部2
の他方を上記給気装置3の吸気側にリターンパイ
プ5を介して接続し、該空洞部2内に正常の体温
よりも低温の空気あるいは高温の空気を循環供給
してベツド主体1上の人体を冷却または加熱し得
るように構成してなるものである。
更に具体的に説明すると、本考案装置の適用さ
れるベツド主体1は第3図に示したようにその内
部、好ましくは中央部分の表面側内部に偏平な空
洞部2が設けられ、該空洞部2内に供給され空気
の温度が上面のシート6を介してベツド主体1上
の患者に伝達されるようになつている。該ベツド
主体1の表面構造は特に限定されるものではない
が、平坦な面よりも若干起伏を有する形態の方が
熱の交換面積が大きくなり好ましい。上記空洞部
2内に所望温度の空気を供給する給気装置3内に
は、第2図に略示したように、送気用フアン7、
該フアン7の送気側に接続され上部に冷却器8、
下部に加熱器9を備えた温度調整室10、および
上記フアン7の吸気側と送気側にフイルター1
1,12を備え、更に好ましくは患者の体温の表
示部13および上記温度調整室10内の空気温度
の表示部14並びに上記冷却器8の温度調整用ダ
イヤル15、および上記加熱器9の温度調整用ダ
イヤル16などが装備されていて、ベツド主体1
の上記空洞部2内に手術中の患者の体温の変化に
対応して正常な体温よりも低温の空気あるいは高
温の空気を供給しベツド主体1の表面温度を調整
し患者の体温が異常に高くなつた場合には冷却作
用、低くなつた場合には加熱作用をなして患者の
体温の異常な変化を抑制し得るように構成されて
いる。図中17は体温測定器であつて、この体温
測定器17は望ましくは上記した給気装置3にリ
ード線18でもつて結合し、患者の体温を上記表
示部13に表示するとともに、その表示値が正常
体温を超えている場合には冷却器7を作動させて
低温空気をベツド主体1内に供給し、また正常体
温よりも低い場合には加熱器9を作動させて正常
体温よりも高温の空気をベツド主体1内に供給さ
れるようになしておくとよい。19はその制御部
である。しかしながら患者の体温を測定しながら
上記した温度調整用ダイヤル15,16を手動操
作して給気温度を調整してもよい。
本考案に使用されるベツド主体1の内部構造は
特に限定を要するものではないが、第3図に示し
たごとくベツド主体1の中央部を恰かも空気マツ
トごとき空洞部2となし、空気圧によつて膨張さ
せてクツシヨンを形成するとともにその表面シー
ト6を介して空洞部2内の温度を患者に伝達し得
る構造が好ましく、その際底面部20および両側
部21,21には断熱性のクツシヨン材を使用し
熱損失を防止するようになしておくとよい。また
ベツド主体1と給気装置3とを結合している送気
パイプ4およびリターンパイプ5は、ベツド主体
1もしくは給気装置3に対して着脱可能としてお
き、ベツド主体1と共に患者を他の部屋に移した
とき、他の部屋においてもその部屋に設置してい
る給気装置と接続して使用し得るようになしてお
けば更に好都合である。又表面シート6は熱伝導
率の良好な材料を選定するようにするとよい。
このように本考案における手術用ベツド装置は
ベツド主体1の内部の中央部表面側に、上面が熱
伝導率の良好な柔軟性を有するシート6で被覆さ
れた空洞部2を形成し、該空洞部2の一方を給気
温度の調整可能な給気装置3の送気側にパイプ4
を介して連通するとともに、該空洞部2の他方を
上記給気装置3の吸気側にリターンパイプ5を介
して接続し、該空洞部2内に正常体温よりも低温
の空気あるいは高温の空気を循環供給してベツド
主体1上の人体を冷却あるいは加熱し得るように
なしたものであるから、手術中あるいはその前後
において急激に患者の体温が異常に変化した場
合、その変化に対応してベツド主体1の表面温度
を低温あるいは高温となすことができ体温の異常
上昇、あるいは異常降下を効果的に抑制すること
ができる。しかも空洞部2内を流通する高温又は
低温の空気を、該空洞部2の上面を形成した熱伝
導率の良好な柔軟性を有するシート6を介して人
体に伝達するので、人体を全面的且つ均一に加熱
或いは冷却できると共にその温度調整が体温に応
じて円滑に調整することができるものであつて、
体温の異常変化に起因する手術中、手術後の死亡
率を減少するのに役立つものであり、特に冷却・
加熱作用が空気を利用して行なわれその切換え操
作が迅速容易に行なうことができかつその冷却あ
るいは加熱効果が即刻に生じる点において手術用
ベツド装置として好都合である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示したものであつて、
第1図は装置全体の簡略斜視図、第2図は給気装
置の内部構造のブロツク線図、そして第3図はベ
ツド主体の断面図である。 1はベツド主体、2は空洞部、3は給気装置、
4は給気パイプ、5はリターンパイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベツド主体1の内部の中央部表面側に、上面が
    熱伝導率の良好な柔軟性を有するシート6で被覆
    された空洞部2を形成し、該空洞部2の一方を給
    気温度の調整可能な給気装置3の送気側にパイプ
    4を介して連通するとともに該空洞部2の他方を
    上記給気装置3の吸気側にリターンパイプ5を介
    して接続し、該空洞部2内に正常体温よりも低温
    の空気あるいは高温の空気を循環供給してベツド
    主体1上の人体を冷却あるいは加熱し得るように
    なしたことを特徴とする手術用ベツド装置。
JP1980134824U 1980-09-22 1980-09-22 Expired JPS6133949Y2 (ja)

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JP1980134824U JPS6133949Y2 (ja) 1980-09-22 1980-09-22

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JP1980134824U JPS6133949Y2 (ja) 1980-09-22 1980-09-22

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Publication Number Publication Date
JPS5757835U JPS5757835U (ja) 1982-04-05
JPS6133949Y2 true JPS6133949Y2 (ja) 1986-10-03

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JPS5757835U (ja) 1982-04-05

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