JPS613163A

JPS613163A - 帯電器の異常検出方式

Info

Publication number: JPS613163A
Application number: JP12359384A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiro Yuasa; 湯浅　一弘
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1984-06-18
Filing date: 1984-06-18
Publication date: 1986-01-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔技術分野〕本発明は、制御グリッドを備えた帯電器の異常検出方式
に関する。

〔従来技術〕

静電電子写真プロセスを用いてノ・−トコピーを形成す
る装置は、複写機のみならずフ、クシミ１ノ装置、レー
デグリンタやＬＥＤプリンタ等のプリンタ、およびゾロ
、りに広く応用されているＯこの静電電子写真プロセス
は、感光体の表面を一様に帯電させたのちに何らかの手
段で記録画儂に対応し次静電潜像を形成し、この静電潜
像をトナーで現儂したのちに記録紙に転写させ、さらに
記碌紙上のトナー像を定着させるという一連のゾロセス
から表る。

また、感光体に静電潜像を形成するさい、記録画像に対
応した部分の電荷を除去して静電潜像全低電位にする方
式をＮ７Ｐシステム（ネガ／Ｉ−）システム）、逆Ｋ、
記録画僚以外のいわゆる地肌に対応し九部分の電荷を除
去する方式をＰ／１）システム（Ｉジ／ポジシステム）
とそれぞれ称している。

さて、感光体の表面を帯電する手段としてはコロナ帯電
器が用いられ、％Ｋ、一様に等電位に帯電する必！７Ｉ
があるため帯電電位を制御できるスコロ）ａン帯電器が
主に用いられている。

第１図に１スコロトロン帯電器を用いた帯電部を例示す
る。この例での感光体はベルト状の感光体である。

スコロトロン帯電器“ｌは、細線の電極ｌａｘ電極１１
Ｌの周囲金回むシールドケース１ｂおよび帯電電位を制
御するための制御グリッドＩＣから構成されており、電
極１ａには高圧電源２が供給されるとともにシールドケ
ース１ｂけ接地され、また、制御グリッドＩＣは設定電
位に対応したバリスタ電圧をもつバリスタ３を介して接
地されている。

また、ベルト感光体４は、ペース材４ａｓ導電体４ｂお
よび電荷の担持体としての誘電体４ｃｔ−重層してなり
、導電体４ｂは接地されている。

したがって、電極ｌａ付近に発生したイオンは電位の低
いベルト感光体４へと流れ、その誘電体４Ｃ上に蓄積さ
れる。この蓄積は、ベルト感光体４０表回置位がバリス
タ３のバリスタ電圧に対応した設定電位になるまで持続
される。また、ベルト感光体４は矢印方向に移動するの
で順次ベルト感光体４０表面が設定電位に帯電される。

このスコロトロン帯電器ＩＫよる帯電状態は、第２図に
示した回路で等測的にあられされる。図で、Ｊけスコロ
トロン帯電器源ｔ、ＦＬｉはグリッドｌｅｔでのイオン
流等価抵抗を、Ｒｏはグリ。

ドＩＣ周囲に付着した物質の等価抵抗を、Ｒ７，はグリ
ッドＩＣとベルト感光体４間のイオン流勢価抵抗金、Ｒ
ｒＩｌはベルト感光体４の誘電体４ｃの体積抵抗を、Ｃ
ｒｎはベルト感光体４の誘電体４ｃの静電容量を、ＲＢ
はベルト感光体４の導電体４ｂの対接地抵抗をそれぞれ
示している・通常、スコロトロン帯電器１とベルト感光体４は、その
間隙が１〜２鴎糧度と近接して配置されるので、また、
電極１＆付近は非常な高電界となるため、ベルト感光体
４上の残留トナーや雰囲気中の異物勢がグリッド１ｃに
付着することがしばしばある。

特に、高抵抗のトナーがグリッドｌｃに大量に付着した
場合＃′ｉ第２図の抵抗ＲＧが大きくなる。

また、スコロトロン帯電器ＩＫよるイオンの総量は一定
で、上記したように定電流源Ｊとしてあられされる。

したがって、抵抗ＲＧが大きく力るとグリッド１ｃ側に
流れる電流が小さくなるためにベルト感光体４に供給さ
れる電流が大きくな力、その結果、ベルト感光体４の表
面電位が上昇する。このグリッド電流と表面電位の関係
の一例を第３図に示す。

このように、ベルト感光体４０表回置位が上昇すると、
特にル乍システムでは静電潜像ＫＩられれる画像部の電
位も上昇する（第４図参照）。

その次め、静電ａｍをトナーで現像するプロセスにおい
て、トナーの電荷と静電潜像の電位の差が小さくなり、
その結果、記録画儂のコントラストが低下して濃度が低
下し、鮮像度が悪くなるという問題を生じていた。

ｔた、電極１ａが切断する等の異常が発生して放電不良
になると、画質が極めて悪くなるという問題を生じてい
た。

〔目　的〕

本発明は、上述した従来技術の欠点を解消するために表
されたものでアリ、帯電器に電極切断や制御グリッドの
抵抗大等の異常が発生したことを検出できる帯電器の異
常検出方式を提供することを目的としている＠〔構　成〕本発明は、上記した目的を達成するため、制御ブリーラ
ドを流れる電流を検出し、その検出値が所定の範囲を越
えたことを異常として判別している。

以下、添付図面を参照しながら本発明の実施例を詳細に
説明する。

第５図は本発明の一実施例に係る装蓋を示した本のであ
る。同図で第１図と同じ部分には同一符号を付しである
。

図において、バリスタ３に直列接続された電流検出器５
によってグリッド１ｃを流れる電流が検出され、その検
出信号ＤＡは比較器６に加えられる。

比較器６は、検出信号ＤＡを所定の範囲例えば平常時の
値の±２０％と比較し、この範囲を越えた場合は帯電器
異常信号ＥＣを次段の図示しない本体制御部等に出力し
て、スコロトロン帯電器ＩＫ異常が発生したことを通知
する。

したがって、グリッドＩＣにトナーが大量に付着してグ
リッド電流が小さくかった場合、および、電極１ａが切
断して放電電流がなくなった場合は、電流検出器５から
出力される検出信号ＤＡが小さくなシ、これＫよって比
較器６から帯電器異常信号ＥＣが出力される。

これＫよシ、本体制御部は外部へ異常発生を表示し、場
合によっては装置を停止状態圧してもよい。

なお、検出信号ＤＡ′ｔ一本体制御部等圧直接出力して
もよい。また、検出信号ＤＡを適正値とみなす範囲は上
述したものＫＩ￥！らず、適宜設定してよい。

さらＫ、上述した実施例ではグリッド１ｅＫよる設定電
位をバリスタ３のバリスタ電圧で与えているが、これに
限ることはなく、ンエナーダイオードや直流電源によっ
てイペ替することができる。

また、被帯電体としてベルト感光体を用いたがこれＫ１
１ＩＳらず、ドラム状の感光体や他の記録体であっても
よい。

〔効　果〕

以上説明したよう罠、本発明によれば制御グリッドを流
れる電流が所定の範囲を越えたこと全異常として判別し
ているので、被帯電体の帯電電位が異常になっ九場合お
よび帯電器の放電電極が切断した等の異常を確実に検出
できるという利点を得る。

【図面の簡単な説明】

第１図はスコロトロン帯電器を例示した構成図、第２図
は第１図の等価回路を示したプロ、り図、第３図は表面
電位とグリッド電流の関係を示したグラフ図、第４図は
電位上昇の例を示した電位分布図、第５図は本発明の一
実施例に係る装置を示したプロ、り図である。１・・・スコロトロン帯電器、１＆・・電極、１ｂ・・
・シールドケース、１ｃ・・・グリッド、２・・・高圧
電源、３・・・バリスタ、４・・・ベル）　ｌｔＡ光体
、４　ａ・・・ベース材、４ｂ・・・導電体（層）、４
ｃ・・・誘電体（層）、５・・・電流検出器、６・・・
比較器。第２図　　　　第３図

Claims

【特許請求の範囲】

被帯電体を所定の電位に帯電させるための制御グリッド
を備えた帯電器の異常検出方式において、制御グリッド
に流れる電流を検出する電流検出手段を備え、この電流
検出手段の検出値が所定の範囲を越えたことを異常と判
別することを特徴とした帯電器の異常検出方式。