JP3414006B2 - 転写装置 - Google Patents

転写装置

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JP3414006B2
JP3414006B2 JP29843194A JP29843194A JP3414006B2 JP 3414006 B2 JP3414006 B2 JP 3414006B2 JP 29843194 A JP29843194 A JP 29843194A JP 29843194 A JP29843194 A JP 29843194A JP 3414006 B2 JP3414006 B2 JP 3414006B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、電子写真方式の複写
機やプリンタ等の画像形成装置に使用される転写装置に
関し、特に、除電用の放電装置と組み合わせて使用され
る接触型の転写装置であって、転写時の直流出力が接触
型の転写装置から除電用の放電装置に漏れる電流に影響
されない定電流制御を可能とし、さらに除電用放電装置
の出力をON/OFFするシーケンスを不要とし、接触
型の転写装置から除電用の放電装置へのリークによるノ
イズが外部の電子部品に及ぼす影響を軽減可能とした転
写装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、上記電子写真方式の複写機やプリ
ンタ等の画像形成装置に使用される転写装置としては、
一般に、金属製シールドの内部に放電ワイヤを張設した
コロナ放電装置が使用されている。このコロナ放電装置
は、放電ワイヤに高電圧を印加することによって金属製
シールドとの間にコロナ放電を発生させ、当該コロナ放
電によって生成するイオンで感光体ドラム上に形成され
たトナー像を転写用紙等に転写するように構成したもの
である。 【0003】このように構成されるコロナ放電装置から
なる転写装置では、転写用紙等へのトナー像の転写を良
好に行なうため、放電ワイヤに流れる放電電流等が所定
の値と等しくなるように制御する必要がある。そこで、
上記コロナ放電装置の放電電流の制御等に関する技術
が、特開昭51−131635号公報、特公昭57−2
0630号公報及び特開昭64−40959号公報等に
開示されているように、種々提案されている。 【0004】上記特開昭51−131635号公報に係
る静電複写装置は、電気的に接地された基板を有する像
形成面と、導電シールドによってシールドされたコロナ
放電電極を有し且つ前記像形成面に電荷で成る出力電流
を印加するように作動する、複数の分離したコロナ発生
器とを備え、適当な電源手段を、各前記コロナ発生器に
1つの選択された入力電流を供給するよう前記コロナ発
生器に電気的に接続してあり、前記コロナ発生器の各々
の前記入力電流の可変部分が前記コロナ発生器の個々の
シールドに流れるようになった静電複写装置において、
前記コロナ発生器シールドの各々が互いから、且つ前記
像形成面及びアースから個々に電気的に絶縁されてお
り、1つのフィードバック回路が前記コロナ発生器シー
ルドの各々に接続されて、該フィードバック回路は前記
像形成面及びアースから電気的に絶縁され、更に、該フ
ィードバック回路は前記シールドに流れる前記コロナ発
生器の入力電流の前記可変部分を前記コロナ発生器用の
前記個々の電源手段に帰還し、電流測定制御手段が前記
各電源及び前記像形成面の接地基板の間に接続されてお
り、前記シールドへの前記電流と無関係に、そして前記
入力電流と無関係にかつ前記像形成面への他のコロナ発
生器の出力電流と無関係に、前記個々のコロナ発生器と
前記像形成面の間に流れる前記出力電流のみを独立して
測定するように構成したものである。 【0005】また、上記特公昭57−20630号公報
に係るコロナ放電装置は、高圧電源の高電圧によって帯
電層を有する回転ドラムにコロナ放電を発生する放電電
極と、この放電電極にコロナ放電を安定化する安定板を
組合せて構成されるコロナ放電装置において、高圧電源
の昇圧トランスの高圧出力端子を放電電極に接続し、同
トランスの低圧端子に安定板を接続し、この低圧端子を
電流検出抵抗を介して接地するとともに、回転ドラムを
接地し、上記電流検出抵抗に発生する電圧が一定になる
ように昇圧トランスの入力側に負帰還をかけるように構
成したものである。 【0006】さらに、上記特開昭64−40959号公
報に係る高圧放電電流供給方式は、定電流制御を行い高
圧放電電流を供給する電源供給ラインのリーケージ電流
による制御誤差を低減する高圧放電電流供給方式であっ
て、リーケージ電流を電流モニター検出回路の検出信号
から除くように構成したものである。 【0007】しかし、このような電流制御技術を施した
コロナ放電装置からなる転写装置は、コロナ放電に伴っ
てオゾン等の放電生成物が発生し、このオゾン等の放電
生成物が人体や感光体ドラム等に悪影響を与えるため、
オゾン等を除去する装置が必要となり、装置の大型化及
びコストアップを招くとともに、所定のメインテナンス
が複雑となるという問題点があった。 【0008】そこで、上記画像形成装置に使用される転
写装置としては、コロナ放電装置に代わって、感光体ド
ラムの表面に接触して当該感光体ドラムの表面からトナ
ー像を転写用紙上に転写する接触型の転写装置が提案さ
れており、特に小型の画像形成装置等において使用され
てきている。この接触型の転写装置100は、図18に
示すように、金属製のシャフト101に導電性の弾性体
層102を所定の厚さに被覆してロール状に形成したも
のである。そして、この接触型の転写装置100は、金
属製のシャフト101に高圧電源103によって転写用
の高電圧を印加することにより、導電性の弾性体層10
2から転写用紙104の裏面側へ電荷を注入して、感光
体ドラム105上から所定の極性に帯電したトナー像を
転写用紙104に転写させるようになっている。 【0009】かかる接触型の転写装置を使用した画像形
成装置においては、トナー像が転写された転写用紙を感
光体ドラムの表面から分離するための除電用の放電装置
としても、コロナ放電装置ではなく、図18に示すよう
に、針状や鋸状の電極106を転写用紙104と対向す
るように配置し、高圧電源103によって高電圧を印加
して当該針状や鋸状の電極106から除電用の放電を行
なう除電用の放電装置が用いられる。 【0010】このように針状や鋸状の電極からなる除電
用の放電装置と組み合わせて使用される接触型の転写装
置においても、感光体ドラム上からトナー像の転写を良
好に行なうためには、金属製のシャフトに印加する転写
用の高電圧や電流を所定の値に制御する必要がある。 【0011】図19は上記接触型の転写装置100及び
除電用の放電装置106に高電圧を印加するための高圧
電源103を示すものである。 【0012】図において、110は接触型の転写装置用
の電源部を示しており、除電用の放電装置用の電源部1
11と一体的に構成されている。また、102は接触型
転写装置用の電源部110のうち正極性の直流電源部
を、113は接触型転写装置用の電源部110のうち負
極性の直流電源部を、それぞれ示している。114は上
記接触型転写装置用の電源部110の出力を接触型の転
写装置100に印加するための出力抵抗を示しており、
115は上記除電用の放電装置用の電源部111の出力
を除電用の放電装置106に印加するための出力抵抗を
示している。116は上記接触型の転写装置100に流
れる転写電流を検出する検出部を示している。なお、1
17は接触型の転写装置100と除電用の放電装置10
6の間の空隙及び転写用紙104等を介して、接触型の
転写装置100から除電用の放電装置106に漏れる漏
れ電流の経路を示す等価的なラインを示すものである。 【0013】しかし、前述した種々の提案に係るダイナ
ミック電流の制御に関する装置の場合には、対象をシー
ルドが付いたコロナ放電装置としているため、除電用の
放電装置と組み合わせて使用される接触型の転写装置に
対しては、正確なダイナミック電流の制御方法を提供す
るものではなかった。また、接触型の転写装置は、この
接触型転写装置を構成する導電性弾性体層の材質などの
特性により、漏れ電流がダイナミック電流に対して極め
て大きい値となるという特徴を有しており、コロナ放電
装置のダイナミック電流の制御に関する技術をそのまま
適用できなかった。 【0014】また、上記除電用の放電装置と組み合わせ
て使用される接触型の転写装置は、放電装置及び転写装
置も共にコロナ放電装置のようにシールド部材を有して
おらず、針状や鋸状の電極からなる除電用の放電装置
と、円柱状に形成される転写装置が共に露出しているた
め、転写装置から除電用の放電装置へ漏れるリークによ
って発生するノイズが外部の制御回路等に影響を及ぼす
という問題点もあった。 【0015】さらに、上記除電用の放電装置と組み合わ
せて使用される接触型の転写装置は、除電用の放電装置
及び接触型の転写装置ヘの印加電圧の値及びタイミング
の関係で、除電用の放電装置を接触型の転写装置とは別
個にON/OFF制御しなければならず、除電用の放電
装置のON/OFF制御が煩雑になるという問題点を有
していた。 【0016】そこで、かかる問題点を解決し得るものと
しては、次に示すように種々の技術が既に提案されてい
る。 【0017】まず、接触型の転写装置の定電流制御に関
する技術としては、特開平4−168465号公報、特
開平5−46030号公報及び特開昭55−34827
号公報等に開示されているものがある。 【0018】上記特開平4−168465号公報に係る
装置は、接触型の転写部材と感光体間に転写用紙がない
ときに定電流制御を行い、転写部材のインピーダンスを
電圧モニターし、転写電流が適性値となるように判断制
御を行なうように構成したものである。 【0019】また、上記特開平5−46030号公報に
係る画像形成装置は、特定の範囲を持った電流値を記憶
している転写電流メモリと、転写材が転写部位にあると
きに転写ローラに電圧を与えて転写電流を測定する転写
電流測定部と、上記転写電流測定部で測定された電流値
と上記転写電流メモリに記憶された電流値を比較する出
力データ比較部と、この出力データ比較部の出力に基づ
いて上記転写電流測定部で測定された電流値が上記転写
電流メモリの示す電流値の特定の範囲内に入るように転
写ローラに与える電圧を制御する電源制御部と、上記転
写電流測定部で測定された電流値が上記転写電流メモリ
の示す電流値の特定の範囲内に入ったときの転写ローラ
に与える電圧値を記憶する転写電圧メモリとを具備する
ように構成したものである。 【0020】さらに、上記特開昭55−34827号公
報に係る高圧発生器は、一方の極性の固定高電圧を出力
する第1のインバータトランスと、前記第1のインバー
タトランスの出力と逆極性の電圧を出力し、かつ入力電
圧に応じて出力電圧が変化する第2のインバータトラン
スを有し、前記第1のインバータトランスの出力と前記
第2のインバータトランスの出力を合成することにより
前記入力電圧に応じて両極性の高圧出力を得るように構
成したものである。 【0021】一方、転写装置から除電用の放電装置へ漏
れるリークに関する技術としては、特公平3−2467
0号公報、特開昭64−40849号公報、特開昭52
−88035号公報、特開昭56−14255号公報及
び特開平1−103447号公報等に開示されているも
のがある。 【0022】上記特公平3−24670号公報に係る静
電記録装置は、コロナ放電装置に関するものであるが、
感光体ドラムの周囲に配置されたコロナ放電ユニットを
有し、半導体電子部品を用いた制御回路によって制御さ
れる静電記録装置において、該コロナ放電ユニットのコ
ロナ放電電極がコロナ放電を行っている場合の放電部の
インピーダンスに比べて無視しうる程度の低抵抗を、該
コロナ放電電極とほぼ同電位の高電圧経路中であって、
該コロナ放電ユニットの内部、または該コロナ放電ユニ
ットに近接する位置に前記コロナ放電電極と直列に挿入
するように構成したものである。 【0023】また、上記特開昭64−40849号公報
に係る複写機用電源装置は、これまたコロナ放電装置に
関するものであるが、感光体の帯除電用高圧発生装置の
為の電源出力、複写機の制御、駆動のための電源出力を
備えた、複写機用電源装置において、前記高圧発生装置
用電源出力の片側を、複写機用電源装置内もしくはその
近辺で筺体に接地するように構成したものである。 【0024】さらに、上記特開昭52−88035号公
報に係る電子複写機用電源装置は、やはりコロナ放電装
置に関するものであるが、帯電または除電のための放電
部と、前記放電部へ高電圧を供給する高電圧発生装置
と、機器制御のための電子制御回路とをその本体内部に
備えた電子複写機において、前記放電部と高電圧発生装
置とを高抵抗高圧ケーブルによって接続するように構成
したものである。 【0025】また更に、上記特開昭56−14255号
公報に係る高圧電源装置は、やはりコロナ放電装置に関
するものであるが、低電圧をコロナ放電に適する高電圧
に変換するトランスと上記トランスを覆い囲むケースと
を有し、コロナ放電器に高電圧を供給する高圧電源装置
において、上記ケースに一体的に取り付けられ、トラン
スの出力側に高圧ケーブルを介することなく接続され、
夫々のコロナ放電器のプラグと直接に結合してコロナワ
イヤーに高電圧を供給する複数個のコネクターを有する
ように構成したものである。 【0026】さらに、上記特開平1−103447号公
報に係る画像形成装置は、やはりコロナ放電装置に関す
るものであるが、所定方式の画像形成部と、この画像形
成部の動作を制御する制御部を有する画像形成装置にお
いて、前記画像形成部と、前記制御部にそれぞれ給電す
る二次巻線を有する変圧器と、前記制御部に対する給電
出力を検出してこの給電出力が所定レベル以下の場合に
前記画像形成部に対する給電を停止させる制御手段を設
けるように構成したものである。 【0027】また一方、除電用放電装置のON/OFF
制御に関する技術としては、除電用放電装置のON/O
FF制御を不要としたものではないが、関連する技術と
しては、実開平5−9189号公報が挙げられる。 【0028】この実開平5−9189号公報に係る切換
回路付き高電圧発生装置は、出力トランスの1次側巻線
を流れる直流電源をスイッチング素子によりオン・オフ
せしめ、出力トランスの2次側巻線に発生する電圧を1
次側のスイッチング素子の制御回路に帰還させて該2次
側巻線から得られる電圧を安定化する高電圧発生装置に
おいて、該2次側巻線の中途から中間のタップを引き出
すとともに該中間のタップと負荷との間に回路切断用の
スイッチング回路を設けるように構成したものである。 【0029】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の場合には、次のような問題点を有している。ま
ず、上記提案に係る接触型の転写装置の定電流制御に関
する技術の場合には、転写材の有無や転写材のサイズ及
び紙質の変化に対しても、常に適正な転写電流を通電可
能としたものであるが、除電用の放電装置と組み合わせ
て使用される接触型の転写装置の場合には、放電ワイヤ
ーから放電シールドへの漏れ電流のように転写装置内に
おける漏れ電流ではなく、転写装置から近接して配置さ
れる除電用の放電装置へ漏れる漏れ電流の影響が大きな
問題となる。これに対し、従来は、図19に示すよう
に、転写装置100から除電用の放電装置106への漏
れ電流Lleakage を考慮して制御を行うものはなく、接
触型の転写装置100そのものにおける転写電流等の制
御が行われており、接触型の転写装置100と除電用の
放電装置106の定電流制御等は、まったく別個に行わ
れているのが現状であった。そのため、転写装置100
から除電用の放電装置106への漏れ電流Lleakage
は、除電用の放電装置106の高圧電源111からアー
スを介して、転写装置100の検出部116へ流れ込む
ようになっている。 【0030】すなわち、上記接触型の転写装置は、金属
製のシャフトに導電性の弾性体層を所定の厚さに被覆し
て円柱状に形成したものであるため、高温高湿環境下で
は、図20に示すように、弾性体層表面へのトナーの付
着や結露等によりインピーダンスが数MΩと低くなるの
に対し、低温低湿環境下では、インピーダンスが数百M
Ωと高くなり、転写装置のインピーダンスが100倍程
度も変化して漏れ電流が環境によって大きく変化する。
また、上記接触型の転写装置は、例えば、画像形成装置
の電源が投入された直後と、電源が投入されてから数時
間経過した状態では、図21及び図22に示すように、
装置内の温度上昇等に伴ってインピーダンスが徐々に上
昇し、転写特性が経時的に変動するという問題点があっ
た。 【0031】そこで、上記接触型の転写装置100で
は、図19に示すように、転写特性が変化するのを可能
な限り防止するため、転写時は漏れ電流Lleakage をも
含むトータルの定電流制御を行っている。 【0032】しかし、上記接触型の転写装置では、除電
用の放電装置に近接して配置されて使用されるものであ
り、接触型の転写装置から除電用の放電装置への直接的
又は転写材を介しての間接的な漏れ電流は防止すること
ができず、又、上記のように漏れ電流をも含むトータル
電流の定電流制御しているため、高温高湿環境から低温
低湿環境への変化で、転写装置への印加電圧が数十V〜
数kVとなるため、前記漏れ電流が数百倍変動する。ま
た、上記接触型の転写装置は、その制御電流値が数μA
〜十数μAであるため、発生する漏れ電流が最大で全体
の数十%に及ぶことになる。そのため、上記接触型の転
写装置は、漏れ電流の影響が非常に大きく、良好な転写
特性を維持することができないという問題点を有してい
た。特に、低温低湿環境下ではインピーダンスが非常に
高くなり、転写電流が規定値より大幅に低くなって転写
不良が発生するという問題点があった。さらに、高温高
湿環境下では、転写電流が規定値より高くなり、カブリ
が発生するという問題点があった。 【0033】また、上記提案に係る転写装置から除電用
の放電装置へ漏れるリークに関する技術の場合には、転
写用のコロナ帯電器と高圧電源との間に抵抗素子を挿入
し、高圧コードとマシンフレーム間の分布容量の電荷を
リークさせてリークエネルギーの低減をはかったり、リ
ーク帰還部を極力短くするように構成したものである
が、上記接触型の転写装置の場合には、転写装置から除
電用の放電装置への漏れ電流が大きいため、かかる漏れ
電流がマシンフレームの接地部分を経由して低電圧回路
やハーネス、そして制御回路に流れ込んでしまい、装置
に誤動作等を生じさせる虞れがあるという問題点を十分
解決することができないものであった。 【0034】さらに、上記提案に係る除電用放電装置の
ON/OFF制御に関する技術の場合には、除電用放電
装置のON/OFF制御を容易としたものではあるが、
除電用放電装置のON/OFF制御を不要とすることは
できず、やはり除電用放電装置を所定のタイミングでO
N/OFF制御しなければならず、制御動作が複雑とな
るという問題点があった。 【0035】 【0036】 【0037】 そこで、この発明は、上記従来技術の問
題点を解決するためになされたもので、その目的とする
ところは、除電用の放電装置と組み合わせて使用される
接触型の転写装置において、除電用の放電装置をオン/
オフするための構成を簡略化することが可能な転写装置
を提供することにある。 【0038】 【課題を解決するための手段】 上記問題点を解決する
ため、この発明の請求項第1項に記載の転写装置は、除
電用の放電装置に隣接して配置され、像担持体上に形成
された現像像を転写材を介して像担持体に接触すること
により転写材上に転写するための導電性のロール状部材
からなる接触型の転写装置において、前記導電性のロー
ル状部材に直流の電圧を印加する高圧発生手段を、直列
に接続された定電流制御される正極性の高圧発生部と定
電圧制御される負極性の高圧発生部とから構成し、当該
正極性の高圧発生部と負極性の高圧発生部のうち、定電
圧制御される負極性の高圧発生部を、前記除電用の放電
装置を放電させる高圧発生手段として使用し、正極性の
高圧発生部が転写用正極制御信号に基づいてオン/オフ
すると共に、負極性の高圧発生部が転写用負極制御信号
に基づいてオン/オフし、正極性の高圧発生部及び負極
性の高圧発生部がオン状態のとき、正極性の高圧発生部
から転写用正電圧を出力すると共に、負極性の高圧発生
部から除電用負電圧を出力し、正極性の高圧発生部がオ
フ状態で、かつ負極性の高圧発生部がオン状態のとき、
負極性の高圧発生部から正極性の高圧発生部を介して転
写用負電圧を出力すると共に、負極性の高圧発生部から
除電用負電圧を出力するように構成されている。 【0039】 【0040】 【0041】 【作用】 上記技術的手段は以下のように作用する。こ
の発明の請求項第1項に記載の転写装置においては、導
電性のロール状部材に直流の電圧を印加する高圧発生手
段を、直列に接続された定電流制御される正極性の高圧
発生部と定電圧制御される負極性の高圧発生部とから構
成し、当該正極性の高圧発生部と負極性の高圧発生部の
うち、定電圧制御される負極性の高圧発生部を、前記除
電用の放電装置を放電させる高圧発生手段として使用
し、正極性の高圧発生部が転写用正極制御信号に基づい
てオン/オフすると共に、負極性の高圧発生部が転写用
負極制御信号に基づいてオン/オフし、正極性の高圧発
生部及び負極性の高圧発生部がオン状態のとき、正極性
の高圧発生部から転写用正電圧を出力すると共に、負極
性の高圧発生部から除電用負電圧を出力し、正極性の高
圧発生部がオフ状態で、かつ負極性の高圧発生部がオン
状態のとき、負極性の高圧発生部から正極性の高圧発生
部を介して転写用負電圧を出力すると共に、負極性の高
圧発生部から除電用負電圧を出力するように構成されて
いるので、装置の構成を簡略化することができるととも
に、除電用の放電装置と組み合わせて使用される接触型
の転写装置において、除電用の放電装置をオン/オフす
るための構成を簡略化することが可能となる。 【0042】また、この発明の請求項第1項に記載の転
写装置においては、上記の如く接触型の転写装置から除
電用の放電装置に漏れる漏れ電流を、バイパスさせるた
めの電気的なラインを介して導電性のロール状部材を放
電させる高圧発生手段に帰還させることができるので、
接触型の転写装置から除電用の放電装置への漏れ電流が
外部に流出するのを防止することができ、漏れ電流のリ
ークによるノイズが外部電子部品に影響するのを軽減す
ることができる。 【0043】さらに、この発明の請求項第2項及び第3
項に記載の転写装置においては、転写装置を構成する導
電性のロール状部材に、転写時に直流の定電流を印加す
る高圧発生手段の一部を、前記除電用の放電装置を放電
させる高圧発生手段として使用するように構成されてい
るので、装置の構成を簡略化することができるととも
に、除電用の放電装置と組み合わせて使用される接触型
の転写装置において、除電用の放電装置のON/OFF
シーケンスを不要とすることが可能となる。 【0044】 【実施例】以下にこの発明を図示の実施例に基づいて説
明する。 【0045】 図2はこの発明に係る転写装置を適用し
た画像形成装置の参考例を示すものである。 【0046】図において、1は感光体ドラムであり、こ
の感光体ドラム1は、図示しない駆動手段によって矢印
方向に沿って所定の速度で回転駆動されるようになって
いる。上記感光体ドラム1の表面は、当該感光体ドラム
1の表面に接触するバイアスチャージロール2によって
所定の電位に一次帯電された後、当該感光体ドラム1の
表面には、レーザ書き込み装置等から画像情報に応じて
出力される画像露光3が施され、画像情報に応じた静電
潜像が形成される。次に、上記感光体ドラム1上に形成
された静電潜像は、磁性一成分の現像剤等を使用した現
像装置4の現像ロール4aにより現像されて現像像とな
った後、この現像像は、所定のタイミングで図示しない
給紙カセットから搬送される転写材としての転写用紙5
上に、接触型の転写装置6によって転写される。その
後、上記現像像が転写された転写用紙5は、除電用の放
電装置7の放電を受けて感光体ドラム1の表面から分離
され、図示しない定着装置へと搬送されて、この定着装
置によって熱及び圧力の双方又は一方により現像像が転
写用紙5上に定着されて装置の外部へ排出され、画像の
形成工程を終了する。 【0047】なお、上記現像像の転写工程が終了した感
光体ドラム1の表面は、クリーニング装置8のブレード
8aによって残留トナー等が清掃され、次の画像形成工
程に備える。 【0048】ところで、上記接触型の転写装置6は、図
3に示すように、ステンレス等からなる金属製シャフト
10の外周に、イオン導電タイプの発泡ウレタン等から
なる導電性の弾性体層11を、所定の厚さに単層被覆し
てロール状に形成したものである。そして、この接触型
の転写装置6は、金属製のシャフト10に後述するよう
に高圧発生手段によって転写用の高電圧を印加すること
により、導電性の弾性体層11から転写用紙5の裏面側
へ電荷を注入して、感光体ドラム1上から所定の極性に
帯電した現像像を転写用紙5に転写するように構成した
ものである。 【0049】また、上記除電用の放電装置7は、図2及
び図4に示すように、ステンレス等の薄い金属板12を
絶縁性の支持部材13にネジ止め等により取付けて構成
されており、この金属板12の先端は、1〜3mmのピ
ッチで鋸状に形成されている。そして、この除電用の放
電装置7も、金属板12に後述するように除電用の高電
圧を印加することにより、金属板12の先端から転写用
紙5の裏面側へ放電を行うことにより除電するようにな
っている。 【0050】 ところで、この参考例では、接触型の転
写装置から除電用の放電装置への漏れ電流を含む除電用
の放電装置へ流れる除電用の出力電流を接地端子へ流さ
ずに、前記接触型の転写装置から除電用の放電装置に漏
れる漏れ電流をバイパスさせるための電気的なライン
を、除電用の放電装置に直流の定電流を印加する高圧発
生手段の低圧側から、前記導電性のロール状部材を放電
させる高圧発生手段と当該導電性のロール状部材に流れ
る転写電流を検出する検出部間に接続するように構成さ
れている。 【0051】 図1はこの参考例に係る転写装置の高圧
発生手段の基本的な構成を示す回路図である。 【0052】図において、20は接触型の転写装置用の
電源部を示しており、除電用の放電装置用の電源部21
と一体的に構成されている。また、22は接触型転写装
置用の電源部20のうち正極性の直流電源部を、23は
接触型転写装置用の電源部20のうち負極性の直流電源
部を、それぞれ示している。24は上記接触型転写装置
用の電源部20の出力を接触型の転写装置6に印加する
ための出力抵抗を示しており、25は接触型転写装置用
の電源部20の出力を接触型の転写装置6側へのみ印加
するためのダイオードを示している。26は上記除電用
の放電装置用の電源部21の出力を除電用の放電装置7
に印加するための出力抵抗を示しており、27は除電用
の放電装置用の電源部21の出力を除電用の放電装置7
側へのみ印加するためのダイオードを示している。29
は上記接触型の転写装置6に流れる転写電流を検出する
検出部を示している。51は接触型の転写装置6から除
電用の放電装置7に漏れる漏れ電流を、除電用の放電電
流と共に除電用の放電装置7を放電させるための高圧発
生手段の高圧側から、前記導電性のロール状部材11を
放電させる高圧発生手段23と当該導電性のロール状部
材11に流れる転写電流を検出する検出部29の間にバ
イパスするための電気的なラインを示している。 【0053】図5は上記転写装置の高圧発生手段の構成
を更に具体的に示す回路図である。 【0054】図において、30は接触型の転写装置用の
電源部を示しており、除電用の放電装置用の電源部31
と一体的に構成されている。また、32は接触型転写装
置用の電源部30のうち正極性の直流電源部を、33は
接触型転写装置用の電源部30のうち負極性の直流電源
部を、それぞれ示している。T1、T2は接触型転写装
置用の電源部30の正極性及び負極性の直流電源部3
2、33の昇圧トランスを示すものであり、これらの昇
圧トランスT1、T2の一次側巻線N1には、所定の直
流電圧+Vinが印加されている。また、上記昇圧トラ
ンスT1、T2の一次側巻線N1には、スイッチング素
子Q1、Q2が直列に接続されており、これらの第1の
スイッチング素子Q1、Q2は、レギュレータIC3
4、35によってON/OFF制御され、昇圧トランス
T1、T2の二次側巻線N2に所定の高電圧を発生する
ようになっている。なお、34a、35aは接触型転写
装置用の電源部30の正極性及び負極性の直流電源部3
2、33から出力をON/OFF制御するためのON/
OFF制御信号を示している。 【0055】また、上記昇圧トランスT1、T2の二次
側巻線N2には、当該二次側巻線N2に発生した高電圧
を整流するための整流回路36、37が接続されてお
り、接触型転写装置用の電源部30のうち正極性の直流
電源部32では正極性の直流電圧を、接触型転写装置用
の電源部30のうち負極性の直流電源部33では負極性
の直流電圧を、それぞれ出力するようになっている。さ
らに、上記接触型転写装置用の電源部30の正極性及び
負極性の直流電源部32、33は、接続ライン30aを
介して直列に接続されており、正極性の直流電源部32
の出力電圧と負極性の直流電源部33の出力電圧とを加
算した直流電圧が、接触型の転写装置6に出力されるよ
うになっている。 【0056】さらに、上記接触型転写装置用の負極性の
直流電源部33には、その出力端子39に+DC出力電
流検出用のライン40が接続されており、この+DC出
力電流検出用のライン40は、正極性の直流電源部32
のレギュレータIC34に入力されている。そして、こ
のレギュレータIC34は、+DC出力電流検出用のラ
イン34を介して正極性の直流電源部32の出力電流を
検出し、当該+DCの出力電流が所定の値となるように
ON/OFF制御を行うものである。一方、上記接触型
転写装置用の負極性の直流電源部33には、その出力端
子39に+DC電流の出力をON/OFF制御するため
のスイッチング素子Q3が接続されているとともに、当
該スイッチング素子Q3には、駆動回路41が接続され
ており、この駆動回路41に入力するON/OFF信号
に従って+DC電流の出力をON/OFF制御するよう
になっている。 【0057】また、上記接触型転写装置用の正極性の直
流電源部32には、その出力端子42にダイオードD1
及び複数の抵抗R1、R2、R3を介して−DC出力電
圧検出用のライン43が接続されており、この−DC出
力電圧検出用のライン43は、負極性の直流電源部33
のレギュレータIC35に入力されている。そして、こ
のレギュレータIC35は、−DC出力電圧検出用のラ
イン43を介して負極性の直流電源部33の出力電圧を
検出し、当該−DCの出力電圧が所定の値となるように
ON/OFF制御を行うものである。一方、上記接触型
転写装置用の負極性の直流電源部33には、その出力端
子44に−DC出力電流及び除電用放電装置の出力電流
をON/OFF制御するためのスイッチング素子Q4が
接続されているとともに、当該スイッチング素子Q4に
は、駆動回路45が接続されており、この駆動回路45
に入力するON/OFF信号に従って−DC出力電流及
び除電用放電装置7の出力電流をON/OFF制御する
ようになっている。 【0058】更にまた、上記除電用の放電装置用の電源
部31は、やはり昇圧トランスT3を備えており、この
昇圧トランスT3の一次側巻線N1には、所定の直流電
圧+Vinが印加されている。また、上記昇圧トランス
T3の一次側巻線N1には、スイッチング素子Q5が直
列に接続されており、このスイッチング素子Q5は、O
N/OFF回路46によってON/OFF動作され、昇
圧トランスT3の二次側巻線N2に出力する電圧をON
/OFFするようになっている。 【0059】また、上記昇圧トランスTの二次側巻線N
2には、当該二次側巻線N2に発生した高電圧を整流す
るための整流回路47が接続されており、この整流回路
47によって整流された負極性の高電圧が抵抗素子R4
を介して、除電用の放電装置7に出力されるようになっ
ている。 【0060】さらに、上記昇圧トランスT3の他の一次
側巻線N2には、昇圧トランスT3の二次側巻線N2に
出力する電圧が一定となるように制御する自励式の制御
回路48が接続されている。 【0061】また、上記除電用の放電装置用の電源部3
1は、その出力端子50がバイパス用のライン51を介
して直接接触型転写装置用の電源部30における負極性
の直流電源部33と出力電流検出ライン40と接続点3
9に接続されており、接触型の転写装置6から除電用の
放電装置7への漏れ電流Lleakage は、バイパス用のラ
イン51を介して直接接触型転写装置用の電源部30に
おける負極性の直流電源部33に流れ、当該負極性の直
流電源部33を介して接触型の転写装置6に帰還するよ
うに構成されている。そのため、上記接触型の転写装置
6から除電用の放電装置7への漏れ電流Lleakage は、
定電流制御用の検出ライン40には流れ込まないように
なっている。 【0062】 以上の構成において、この参考例に係る
転写装置では、次のようにして、環境の変化に左右され
ずに、所定の値となる転写電流を得ることができ、転写
不良やカブリの発生を確実に防止するようになってい
る。すなわち、この実施例に係る転写装置を適用した画
像形成装置では、図2及び図6に示すように、メインモ
ータを起動して感光体ドラム1を矢印方向に沿って所定
の速度で回転駆動し、感光体ドラム1の表面をバイアス
チャージロール2によって所定の電位に一次帯電した
後、レーザ書き込み装置等から画像情報に応じて出力さ
れる画像露光3を施して、当該感光体ドラム1の表面に
画像情報に応じた静電潜像を形成する。 【0063】次に、上記感光体ドラム1上に形成された
静電潜像を、図2及び図6に示すように、所定のタイミ
ングで現像バイアス電圧が印加される現像装置4によっ
て現像して現像像とした後、この現像像を所定のタイミ
ングで図示しない給紙カセットから搬送される転写用紙
5上に、接触型の転写装置6によって転写する。 【0064】その際、上記接触型の転写装置6には、図
6に示すように、転写工程の以前には−DC出力のみが
出力されており、転写工程の開始とともに−DC出力が
OFF状態となって+DC出力がON状態となる。その
ため、上記接触型の転写装置6には、図7に示すよう
に、+DC出力が印加され、接触型の転写装置6の金属
製のシャフト10に転写用の高電圧を印加することによ
り、導電性の弾性体層11から転写用紙5の裏面側へ電
荷を注入して、感光体ドラム1上から所定の極性に帯電
した現像像を転写する。 【0065】また、上記除電用の放電装置7は、図7に
示すように、金属板12に除電用の高電圧を印加するこ
とにより、金属板12の先端から転写用紙5の裏面側へ
放電を行うことにより除電するようになっている。 【0066】その後、上記現像像が転写された転写用紙
5は、除電用の放電装置7の放電を受けて感光体ドラム
1の表面から分離され、図示しない定着装置へと搬送さ
れ、この定着装置によって熱及び圧力の一方又は双方に
よって現像像が転写用紙5上に定着されて装置の外部へ
排出され、画像の形成工程を終了する。 【0067】なお、上記現像像の転写工程が終了した感
光体ドラム1の表面は、クリーニング装置8によって残
留トナー等が清掃され、次の画像形成工程に備える。 【0068】 このように、上記参考例に係る転写装置
においては、図5に示すように、転写装置6を構成する
導電性の弾性体層11に、転写時に直流の定電流を印加
する高圧電源部30と、前記除電用の放電装置7を放電
させる高圧電源部31を有し、前記接触型の転写装置6
から除電用の放電装置7に漏れる漏れ電流Lleakage を
バイパスさせるための電気的なライン51を、除電用の
放電装置7に直流の定電流を印加する高圧電源部31か
ら、前記導電性の弾性体層11を放電させる高圧電源部
30と当該導電性の弾性体層11に流れる転写電流を検
出する検出部39間に接続するように構成されているの
で、接触型の転写装置6から除電用の放電装置7に漏れ
る漏れ電流Lleakage が、環境の変化等により変動した
場合でも、当該漏れ電流Lleakage をバイパスさせるた
めの電気的なライン51を介して、導電性の弾性体層1
1を放電させる高圧電源部30に帰還させることがで
き、漏れ電流Lleakage が導電性の弾性体層11に流れ
る転写電流を検出する検出ライン40に流れることがな
いので、導電性の弾性体層11に流れる実質的な転写電
流を常に一定に維持することができ、除電用の放電装置
7と組み合わせて使用される接触型の転写装置6におい
て、環境の変化に左右されずに、所定の値となる転写電
流を得ることができ、転写不良やカブリの発生を確実に
防止することが可能となる。 【0069】 また、上記参考例に係る転写装置におい
ては、上記の如く接触型の転写装置6から除電用の放電
装置7に漏れる漏れ電流Lleakage を、バイパスさせる
ための電気的なライン51を介して導電性の弾性体層1
1を放電させる高圧電源部30に帰還させることができ
るので、接触型の転写装置6から除電用の放電装置7へ
の漏れ電流Lleakage が外部に流出するのを防止するこ
とができ、漏れ電流Lleakage のリークによるノイズが
外部電子部品に影響するのを軽減することができる。 【0070】 図8は上記参考例の変形例を示すもので
あり、前記参考例と同一の部分には同一の符号を付して
説明すると、この変形例では、セルフバイアス用の数1
00MΩの高圧抵抗R6を設置することにより、除電用
の放電装置7の高圧側を接触型の転写装置6に接続する
ようになっている。 【0071】 また、図9は上記参考例の他の変形例を
示すものであり、前記参考例と同一の部分には同一の符
号を付して説明すると、この変形例では、除電用の放電
装置7の出力がグランド(GND)設置の構成において
も有効であり、この場合には、除電用の放電装置7の電
流流入用のダイオードD3を省略することが可能とな
る。 【0072】 図10はこの発明の第1の実施例を示す
ものであり、前記参考例と同一の部分には同一の符号を
付して説明すると、この第1の実施例では、接触型の転
写装置を構成する導電性のロール状部材に、転写時に直
流の定電流を印加する高圧発生手段の一部を、前記除電
用の放電装置を放電させる高圧発生手段として使用する
ように構成されている。しかも、この第2の実施例で
は、接触型の転写装置を構成する導電性のロール状部材
に、転写時に直流の定電流を印加する高圧発生手段を、
正極性の高圧発生部と負極性の高圧発生部とから構成
し、当該正極性の高圧発生部と負極性の高圧発生部の一
方を、前記除電用の放電装置を放電させる高圧発生手段
として使用するようになっている。 【0073】図10はこの実施例に係る転写装置の高圧
発生手段の基本的な構成を示す回路図である。 【0074】図において、20は接触型の転写装置用の
電源部を示しており、この接触型の転写装置用の電源部
20は、除電用の放電装置用の電源部をも兼ねている。
また、22は接触型転写装置用の電源部20のうち正極
性の直流電源部を、23は接触型転写装置用の電源部2
0のうち負極性の直流電源部を、それぞれ示している。
24は上記接触型転写装置用の電源部20の出力を接触
型の転写装置6に印加するための出力抵抗を示してお
り、25は接触型転写装置用の電源部20の出力を接触
型の転写装置6側へのみ印加するためのダイオードを示
している。26は上記除電用の放電装置用の電源部21
の出力を除電用の放電装置7に印加するための出力抵抗
を示しており、27は除電用の放電装置用の出力を除電
用の放電装置7側へのみ印加するためのダイオードを示
している。29は上記接触型の転写装置6に流れる転写
電流を検出する検出部を示している。61は接触型の転
写装置6から除電用の放電装置7に漏れる漏れ電流を、
前記導電性のロール状部材11を放電させる正極性の直
流電源部22と負極性の直流電源部23の接続点60に
バイパスするための電気的なラインを示している。 【0075】図11は上記転写装置の高圧発生手段の構
成を更に具体的に示す回路図である。 【0076】図において、30は接触型の転写装置用の
電源部を示しており、この接触型の転写装置用の電源部
30は、除電用の放電装置用の電源部を兼ねている。ま
た、32は接触型転写装置用の電源部30のうち正極性
の直流電源部を、33は接触型転写装置用の電源部30
のうち負極性の直流電源部を、それぞれ示している。T
1、T2は接触型転写装置用の電源部30の正極性及び
負極性の直流電源部32、33の昇圧トランスを示すも
のであり、これらの昇圧トランスT1、T2の一次側巻
線N1には、所定の直流電圧+Vinが印加されてい
る。また、上記昇圧トランスT1、T2の一次側巻線N
1には、スイッチング素子Q1、Q2が直列に接続され
ており、これらの第1のスイッチング素子Q1、Q2
は、レギュレータIC34、35によってON/OFF
制御され、昇圧トランスT1、T2の二次側巻線N2に
所定の高電圧を発生するようになっている。 【0077】また、上記昇圧トランスT1、T2の二次
側巻線N2には、当該二次側巻線N2に発生した高電圧
を整流するための整流回路36、37が接続されてお
り、接触型転写装置用の電源部30のうち正極性の直流
電源部32では正極性の直流電圧を、接触型転写装置用
の電源部30のうち負極性の直流電源部33では負極性
の直流電圧を、それぞれ出力するようになっている。さ
らに、上記接触型転写装置用の電源部30の正極性及び
負極性の直流電源部32、33は、接続ライン30aを
介して直列に接続されており、正極性の直流電源部32
の出力電圧と負極性の直流電源部33の出力電圧とを加
算した直流電圧が、接触型の転写装置6に出力されるよ
うになっている。 【0078】 さらに、上記接触型転写装置用の負極性
の直流電源部33には、その出力端子39に+DC出力
電流検出用のライン40が接続されており、この+DC
出力電流検出用のライン40は、正極性の直流電源部3
2のレギュレータIC34に入力されている。そして、
このレギュレータIC34は、+DC出力電流検出用の
ライン40を介して正極性の直流電源部32の出力電流
を検出し、当該+DCの出力電流が所定の値となるよう
にON/OFF制御を行うものである。一方、上記接触
型転写装置用の負極性の直流電源部33には、その出力
端子39に+DC電流の出力をON/OFF制御するた
めのスイッチング素子Q3が接続されているとともに、
当該スイッチング素子Q3には、駆動回路41が接続さ
れており、この駆動回路41に入力するON/OFF信
号に従って+DC電流の出力をON/OFF制御するよ
うになっている。 【0079】また、上記接触型転写装置用の負極性の直
流電源部33には、その出力端子70に複数の抵抗R
1、R2、R3を介して−DC出力電圧検出用のライン
43が接続されており、この−DC出力電圧検出用のラ
イン43は、負極性の直流電源部33のレギュレータI
C35に入力されている。そして、このレギュレータI
C35は、−DC出力電圧検出用のライン43を介して
負極性の直流電源部33の出力電圧を検出し、当該−D
Cの出力電圧が所定の値となるようにON/OFF制御
を行うものである。一方、上記接触型転写装置用の負極
性の直流電源部33には、その出力端子44に−DC出
力電流及び除電用放電装置の出力電流をON/OFF制
御するためのスイッチング素子Q4が接続されていると
ともに、当該スイッチング素子Q4には、駆動回路45
が接続されており、この駆動回路45に入力するON/
OFF信号に従って−DC出力電流及び除電用放電装置
7の出力電流をON/OFF制御するようになってい
る。 【0080】更にまた、上記除電用の放電装置用の電源
部は、接触型の転写装置用の電源部30のうち負極性の
電源部33がそのまま用いられている。すなわち、上記
接触型転写装置用の負極性の直流電源部33には、その
出力端子70に除電用の放電装置7が直接接続されてい
る。 【0081】この実施例では、接触型の転写装置6に、
図12に示すように、転写工程の以前には−DC出力の
みが出力されており、転写工程の開始とともに−DC出
力がOFF状態となって+DC出力がON状態となる。
そのため、上記接触型の転写装置6には、図12に示す
ように、+DC出力が印加され、接触型の転写装置6の
金属製のシャフト10に転写用の高電圧を印加すること
により、導電性の弾性体層11から転写用紙5の裏面側
へ電荷を注入して、感光体ドラム1上から所定の極性に
帯電した現像像を転写する。 【0082】また、上記除電用の放電装置7は、図12
に示すように、金属板12に除電用の高電圧を印加する
ことにより、金属板12の先端から転写用紙5の裏面側
へ放電を行うことにより除電するようになっている。 【0083】このように、上記実施例に係る転写装置に
おいては、転写装置6を構成する導電性の弾性体層11
に、転写時に直流の定電流を印加する高圧電源部30を
有するとともに、この高圧電源部30は、除電用の放電
装置7を放電させる高圧電源部をも兼ねることにより、
前記接触型の転写装置6から除電用の放電装置7に漏れ
る漏れ電流Lleakage を、除電用の放電装置7を放電さ
せる高圧電源部の接続点70にバイパスさせるように構
成されているので、接触型の転写装置6から除電用の放
電装置7に漏れる漏れ電流Lleakage が、環境の変化等
により変動した場合でも、当該漏れ電流Lleakage を除
電用の放電装置7に高電圧を印加するための接続点70
を介してバイパスさせ、導電性の弾性体層11を放電さ
せる高圧電源部30に帰還させることができ、漏れ電流
Lleakage が導電性の弾性体層11に流れる転写電流を
検出する検出ライン40に流れることがないので、導電
性の弾性体層11に流れる実質的な転写電流を常に一定
に維持することができ、除電用の放電装置7と組み合わ
せて使用される接触型の転写装置6において、環境の変
化に左右されずに、所定の値となる転写電流を得ること
ができ、転写不良やカブリの発生を確実に防止すること
が可能となる。 【0084】また、上記実施例に係る転写装置において
は、上記の如く接触型の転写装置6から除電用の放電装
置7に漏れる漏れ電流Lleakage を、除電用の放電装置
7に高電圧を印加するための接続点70を介してバイパ
スさせ、導電性の弾性体層11を放電させる高圧電源部
30に帰還させることができるので、接触型の転写装置
6から除電用の放電装置7への漏れ電流Lleakage が外
部に流出するのを防止することができ、漏れ電流Lleak
age のリークによるノイズが外部電子部品に影響するの
を軽減することができる。 【0085】さらに、上記実施例に係る転写装置におい
ては、転写装置6を構成する導電性のロール状部材12
に、転写時に直流の定電流を印加する高圧発生手段の一
部33を、前記除電用の放電装置7を放電させる高圧発
生手段として使用するように構成されているので、装置
の構成を簡略化することができる。 【0086】 図13は参考例を示すものであり、前記
実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明する
と、この参考例では、除電用の放電装置7のON/OF
Fシーケンスを不要とするように構成されている。 【0087】すなわち、接触型転写装置用の正極性の直
流電源部32には、図13に示すように、その出力端子
42にダイオードD及び複数の抵抗R11、R12、R
13を介して−DC出力電圧検出用のライン80が接続
されており、この−DC出力電圧検出用のライン80
は、+DC出力電流検出ライン40と共に検出ライン切
り替え回路81を介して正極性の直流電源部32のレギ
ュレータIC34に入力されている。そして、この検出
ライン切り替え回路81は、図15に示すような論理に
従って、正極性の直流電源部32の出力を図14に示す
ようにON/OFF制御するようになっており、除電用
の放電装置7への電圧印加は、常時ON状態でよく、除
電用の放電装置7のON/OFFシーケンスを不要とす
るようになっている。 【0088】 【0089】その他の構成及び作用は、前記実施例と同
様であるので、その説明を省略する。 【0090】図16は上記実施例の変形例を示すもので
あり、前記実施例と同一の部分には同一の符号を付して
説明すると、この実施例では、除電用の放電装置7に印
加する電圧を接触型転写装置用の負極性の直流電源部3
3の出力電圧と異ならせるように構成されている。 【0091】すなわち、接触型転写装置用の負極性の直
流電源部33には、その出力端子70から定電圧素子9
0を介して除電用の放電装置7に電圧を印加するように
構成されており、この定電圧素子90の電圧効果分だけ
負極性の直流電源部33の出力よりも低い電圧を、除電
用の放電装置7に電圧を印加するようになっている。な
お、上記定電圧素子90の代わりに抵抗を介在させても
よいが、定電圧特性がその分多少低下する場合がある。 【0092】その他の構成及び作用は、前記実施例と同
様であるので、その説明を省略する。 【0093】図17は上記実施例の変形例を示すもので
あり、前記実施例と同一の部分には同一の符号を付して
説明すると、この実施例では、除電用の放電装置7に印
加する電圧を接触型転写装置用の負極性の直流電源部3
3の出力電圧よりも高くなるように構成されている。 【0094】すなわち、接触型転写装置用の負極性の直
流電源部33には、図17に示すように、その出力端間
に介在される抵抗Rxと接触型の転写装置6の等価回路
の抵抗成分RBTR との分圧比を調整することにより、除
電用の放電装置7に印加される電圧が、接触型転写装置
用の負極性の直流電源部33の出力電圧よりも高くなる
ようになっている。この理由は、接触型転写装置の印加
電圧のうち、+DCは、正極性の直流電源部32と負極
性の直流電源部33の出力値の和となるため、接触型転
写装置の出力値+DCをプラス出力とするためには、正
極性の直流電源部32より負極性の直流電源部33の出
力値を高く設定する必要があるからである。また、上記
接触型転写装置の印加電圧のうち、−DCは、負極性の
直流電源部33の出力値から抵抗Rxの電位差を引いた
値となり、この接触型転写装置の出力値−DCは、〔除
電用の放電装置7の出力〕×〔RBTR /(RBTR +R
x〕となる。 【0095】その他の構成及び作用は、前記実施例と同
様であるので、その説明を省略する。 【0096】 【発明の効果】 この発明は、以上の構成及び作用より
なるもので、この発明の請求項第1項記載の装置では、
除電用の放電装置と組み合わせて使用される接触型の転
写装置において、除電用の放電装置をオン/オフするた
めの構成を簡略化することが可能な転写装置を提供する
ことができる。 【0097】 【0098】
【図面の簡単な説明】 【図1】 図1はこの発明に係る転写装置の一参考例
電源回路を示す回路図である。 【図2】 図2はこの発明に係る転写装置を適用した画
像形成装置の一参考例を示す構成図である。 【図3】 図3は転写装置を示す構成図である。 【図4】 図4は除電装置を示す斜視図である。 【図5】 図5はこの発明に係る転写装置の一参考例
電源回路を示す回路図である。 【図6】 図6はこの発明の一参考例に係る転写装置を
適用した画像形成装置の動作を示すタイミングチャート
である。 【図7】 図7は転写装置の動作を示す出力波形図であ
る。 【図8】 図8はこの発明に係る転写装置の他の参考例
の電源回路を示す回路図である。 【図9】 図9はこの発明に係る転写装置の他の参考例
の電源回路を示す回路図である。 【図10】 図10はこの発明に係る転写装置の実施例
の電源回路を示す回路図である。 【図11】 図11はこの発明に係る転写装置の実施例
の電源回路を示す回路図である。 【図12】 図12は転写装置の動作を示す出力波形図
である。 【図13】 図13はこの発明に係る転写装置の参考例
の電源回路を示す回路図である。 【図14】 図14は転写装置の動作を示す出力波形図
である。 【図15】 図15(a)(b)は転写装置の動作をそ
れぞれ示す出力波形図及び論理値表である。 【図16】 図16はこの発明に係る転写装置の他の実
施例の電源回路を示す回路図である。 【図17】 図17はこの発明に係る転写装置の他の実
施例の電源回路を示す回路図である。 【図18】 図18は従来の転写装置を示す構成図であ
る。を示す構成図である。 【図19】 図19は従来の転写装置の電源回路を示す
回路図である。の一実施例の電源回路を示す回路図であ
る。イミングチャートである。 【図20】 図20は従来の転写装置の抵抗値の変化を
示すグラフである。 【図21】 図21は従来の転写装置の抵抗値の変化を
示すグラフである。 【図22】 図22は従来の転写装置の抵抗値の変化を
示すグラフである。電源回路を示す回路図である。 【符号の説明】 6 接触型の転写装置、7 除電用の放電装置、20
接触型の転写装置用の電源部、21 除電用の放電装置
用の電源部、22 正極性の電源部、23 負極性の電
源部、51 バイパスライン。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 除電用の放電装置に隣接して配置され、
    像担持体上に形成された現像像を転写材を介して像担持
    体に接触することにより転写材上に転写するための導電
    性のロール状部材からなる接触型の転写装置において、
    前記導電性のロール状部材に直流の電圧を印加する高圧
    発生手段を、直列に接続された定電流制御される正極性
    の高圧発生部と定電圧制御される負極性の高圧発生部と
    から構成し、当該正極性の高圧発生部と負極性の高圧発
    生部のうち、定電圧制御される負極性の高圧発生部を、
    前記除電用の放電装置を放電させる高圧発生手段として
    使用し、正極性の高圧発生部が転写用正極制御信号に基
    づいてオン/オフすると共に、負極性の高圧発生部が転
    写用負極制御信号に基づいてオン/オフし、正極性の高
    圧発生部及び負極性の高圧発生部がオン状態のとき、正
    極性の高圧発生部から転写用正電圧を出力すると共に、
    負極性の高圧発生部から除電用負電圧を出力し、正極性
    の高圧発生部がオフ状態で、かつ負極性の高圧発生部が
    オン状態のとき、負極性の高圧発生部から正極性の高圧
    発生部を介して転写用負電圧を出力すると共に、負極性
    の高圧発生部から除電用負電圧を出力することを特徴と
    する転写装置。
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