JPS6131149A - 眼内レンズ、その製造法、および人間の眼の中へ埋込む方法と装置 - Google Patents

眼内レンズ、その製造法、および人間の眼の中へ埋込む方法と装置

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JPS6131149A
JPS6131149A JP15274884A JP15274884A JPS6131149A JP S6131149 A JPS6131149 A JP S6131149A JP 15274884 A JP15274884 A JP 15274884A JP 15274884 A JP15274884 A JP 15274884A JP S6131149 A JPS6131149 A JP S6131149A
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JP
Japan
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lens
intraocular lens
intraocular
convex
container
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JP15274884A
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オツト・ヴイクトール
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Czech Academy of Sciences CAS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
発明の背景 発明の分野 本発明は人間の眼の中に埋込むよう適合させたヒドロゲ
ル物質の眼内レンズに関するものである。 従来法の説明 無水晶体矯正に眼内レンズを使用する概念は長い歴史を
もつ。開拓的業績の多くはロンドンにおける・・ロルド
リドレーとオランダにおけるピンクホーストによって行
なわれた。眼内埋込レンズの開発の歴史と結果の詳細な
歴史はマルセルオイゲンノルドローヌの論文中に提示さ
れており、  Docu−menta Opthaln
ologica Vol、 38.1974年12月1
6日発行、に再発行されている。 各種の人工レンズ埋込の歴史のまとめはまたり。 P、チョイスによる、Annals of 0ptha
lII]ology。 1973年10月、1113−1120頁において発行
された論文中にも見出される。大抵の場合、レンズは例
えばポリ(メチルメタクリレート)のような有機高分子
、+61Jマーからつくられた。ガラスレンズを埋込み
純シリケートガラスでつくったレンズを利用することも
提案されてきた。特定のガラス組成物が例えば、米国特
許3.996.627の開示において提案された。ガラ
スは眼内埋込体としである利点をもってはいるが、たい
ていの場合、仕上がりレンズを比較的高重量のものとし
、この点に関して埋込体としては最適でない密度をもっ
ている。1975年におけるシフエルリによる初期の報
告では白内障手術後の眼中ヘガラスレンズを導入するカ
サーマタによる試みが記載されている。 このレンズは眼底方向へ直ちにずり落ちた。 多くの特許が、眼に対する外傷的症状を最小にして眼に
意図する機能を果させよう、眼の中に眼内レンズを入れ
込む問題へ向けられている。例えば米国特許2,834
,023 ; 3,711,870 ; 3,673,
616;3.866.249 ; 3,906.511
;および3,913.148 ;を見られたい。 ポリ(メチルメタクリレート)あるいは多くのガラス状
物質で以ってつくった、眼房内(intra−came
ral)レンズ、すなわち、切除した肉眼レンズの補綴
物は人間の眼の肉眼の結晶性レンズの屈折率1.396
より実質的に大きい屈折率値を特徴とする。例えば、ポ
リ(メチルメタクリレート)型゛の眼内レンズは1.5
3の付近での屈折率をもっている。このように、ポリ(
メチルメタクリレート)の眼内埋込レンズの幾何学と形
状は肉眼と違っていて屈折性媒体(水性体液およびガラ
ス状体液)の中に浸した人工レンズに肉眼レンズの屈折
率特性を実質的に複製させ得る。例えば、人工レンズは
肉眼レンズの場合よりも実質的に小さい曲率の2つの光
学表面で以て形づ(られる。しかし、人工レンズの形状
のこのような変化は肉眼レンズによって占有される空間
の正確な位置の中の埋込を妨げる。更に、人工レンズの
比重(約1.1)と比べて眼内レンズ製作において使用
する慣用物質の比重、例えば約1.25.において不一
致が認められる。このように、眼の屈折性媒体中に浸し
た慣用物質のIOL埋込は肉眼レンズよりも数倍型(見
える。この欠点は薄い眼房内レンズ設計の最近の技側に
よって少くなってきたが、このことはしかし、人工レン
ズと肉眼レンズの間の形状の相異を更に増加させる。 所望の光学的帯域中で小型化したしかし比較的重い眼内
レンズ系(本体と装着また固定手段)を保持するために
、多(の適合法が提案され、いくつかは実際に使用され
た。米国特許4,073,015は眼内レンズをその然
るべき位fU/C永久的に患者へ刺戟を持続させる二と
なしに保持するようにそれを装着および固定することを
開示している。特許権者らは、レンズをアクリル系ヒビ
ロゲルあるいはその他の生物学的に許容できるレンズ物
質で以てつくり、横方向に広がる平らなみみ或いは触角
型部分と一緒に形成させることを述べている。 ダクロンのような織ったあるいは編んだファイバー状物
質をその触角型部分の外周へ取付け、虹彩組織が成長し
てレンズ用の永久的定着体を形成するようになり得る部
位を提供する。米国特許4.073,015の第1;蘭
66行から第2欄7行を見られたい。眼内レンズ構造体
およびレンズ装着系(レンズ本体、一体的触角型部分、
ループ□oop)など)を、虹彩の瞳孔開きをひろげて
この系を入れることによって結晶性レンズによって前に
占有されていた位置へ挿入する。米国特許4,073,
015の第3欄56−66行。明細書および図面からは
、患者の眼内レンズ系のレンズ本体は患者の眼の肉眼レ
ンズよりも著しく小さいことは明らかである。 本発明の総括 本発明は肉眼の結晶性レンズによって前に占有されてい
た一般的な位置の中へ眼内レンズ(IOL)を埋込むこ
とに関連する多くの問題を省きそして/または実質的に
除(ものである。IOLは曇りを生じた或いは不透明化
した肉眼レンズの外科的摘出後の空の空間の中へ比較的
簡単な手段によって挿入することができる。IOL本体
は摘出された肉眼レンズの室を実質的に充たし或いは占
有し、それによってしばしばレンズ固定および位置ぎめ
の手段の必要性を実質的に減らし、あるいはある場合に
はその必要性を無くしさえする。IOLヒドロゲル物質
は肉眼の結晶性レンズの多くの特性をもつかそれに近似
しており、その他の顕著な性質の中でも、1.4に近い
屈折率値が含まれる。IOLは例えば、予め決定した寸
法の安価な開放式モールドを用いる技法によって製作で
きる。関連する工程は滑らかに進行し経済的に魅力があ
る。また技術的には、IOLは水膨潤性で水不溶性の高
度親水性物質(当業においてはヒドロゲルへ水和し得る
キセロゲルとして知られている)の一般的には無水の形
態に機械的切削、例えば旋削、研削および/または研摩
を施こすことによって形成することができる。 従って、本発明の目的は安定で、生物学的に不活性で生
体組織と生物学的相容性があり適当な屈折率をもつヒド
ロゲル物質の改善された眼内埋込レンズを提供すること
である。 本発明のもう一つの目的は単純で安前な金型注型技法に
よって眼内レンズを製作する改善された方法と装置を提
供することである。 本発明のもう一つの目的は人間の眼の所望の室の中へヒ
ドロゲル眼内レンズを入れる独自の手段を提供すること
である。 本発明の更にもう一つの目的は、人間の眼の中のある固
定位置にIOL本体を定着あるいは固定するのに役立つ
、IOL本体自身の表面内およびその近傍において独特
の周辺糸状手段を必要に応じて持つ、改善された眼内レ
ンズ本体を提供することである。 本発明の更にもう一つの目的は取出した肉眼レンズによ
って前に占有されていた空間の中に一般的に置かれるヒ
ドロゲル物質製のヒドロゲル眼内埋込レンズを人間の眼
に与えることである。 これらの目的およびその他の目的は本開示を考察するこ
とによって容易に明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は凹面モールド10の断面側面図であって、曲線
11,12,13.14は重合性反応剤から成る液体で
以てモールドキャビティ4に過剰注入することによって
形成した凸型メニスカス表面を貫通する側面部を表わす
。 第2図はモールド10から分離したままの眼内用ヒドロ
ゲルレンズの断面側面図である。IOLのこの図の曲線
1および2はモールドキャビティ側面部7と凸メニスカ
ス側面部11(第1図)とによって規定される曲線と一
致する。 発明の説明 本発明は外科的手段その他によって切除した人間の眼の
肉眼結晶性レンズの代りに埋込むのに有用であるヒドロ
ゲル物質の新規で安定な眼内レンズ本体に閘fるもので
あるへこの■内ヒビロゲルレンズ本体は二つの回転対称
りで同軸の光学仕−トげ表面によって実質的に規定され
る形状をもち、少くとも一つの表面は、新漬の焦点距離
が得られる限り、凸面であり、例えば両面凸(好ましい
)、平面−凸、および微凹−凸である。好ましい形態に
おいては、レンズ本体の両面、例えば両凸、は連続的な
うつり変りをもち、すなわち、鋭い縁あるいは鋭℃・境
界線をもたない。眼内レンズは本質的には水膨潤性で水
不溶性の安定ヒ]パロゲルから成り、これはヒドロゲル
全重l基準で少くとも約65−70重量%、好ましくは
少くとも約65−70重量%の水または生理食塩水(約
09重量係の食塩水)を含んでいる。このヒドロゲル中
塩水と滲透圧平衡において、約1.4、望ましくは約1
37から約1.45、好ましくは約138から約142
、そして更に好ましくは約1.39から約1.41の屈
折率をもつ。ヒドロゲル中の水分含有量上限は十分な機
械的強度で以て一般的に形状保持性であって不透明化肉
眼レンズ用の人工的レンズ本体置換物として機能し得る
能力によって制御される。 一般的には、90重量%の水分含有量上限が適当であり
、各種の具体化においては85−90重量%が望ましい
。重合過程を経てつくられるヒドロゲルが好ましく、こ
の点においては、濃度および選択出発物質(類)、例え
ば七ツマ−(類)は得られる。f IJママ−類)の水
膨潤性に著しく影響する。 ヒドロゲル物質は、眼内埋込レンズの形状においては、
次の性質、すなわち、透明性、良好な光学性(IOLと
して機能し得る能力を与える)、生物学的不活性、生体
組織との生物学的相容性、普通の生理的媒体中での安定
性、軟かさ、弾性およびモジュラスのような良好な機械
的性質、を更に特徴とする。ヒドロゲル物質は合成また
は天然の安定物質、あるいは両タイプの変成物、例えば
各種タイプの変成コラーゲンおよび他の天然物、エチレ
ン性不飽和重合性モノマーからの重合生成物、ポリイソ
シアネートとポリオール(天然および合成)との縮合反
応からの生成物、などから誘導できる。好ましい形にお
いては、ヒドロゲルは合成的誘導物質である。 新規の眼房内ヒドロゲルレンズの一般的形状は水晶体色
(C!apusula lθntiθ)中の肉眼結晶性
レンズの一般的形状に似ている。第2図を参照すると、
人工レンズ(好ましい)は、−膜形が約7.5から約1
5鳩の範囲にある中央曲率半径の平らな楕円体に似てい
る前面1;球面あるいは二次の回転対称面であって中央
曲率半径が約5から8聰の範囲にある後面2;前面1と
後面2とによって輪郭が描かれ共通の円環体形状をもつ
二つの環状面体表面:および約2゜5から約5酎の中央
レンズ厚み(前面1と後面2との間);を特徴としてい
る。 本発明の一面においては、適当な眼内レンズはいわゆる
軟質親水性の高水分含量コンタクトレンズおよび類似の
ヒドロゲル物質の製造において用いる出発物質からつく
ることかできる。望ましくはヒドロゲルは比較的僅少か
ら中程度に架橋したポリマー網目構造を特徴とし、この
ような生成物は文献によく記載されている。適切な反応
、特に重合反応を実施するのに必要な作業条件は勿論当
業においてよく知られており、解説のために、米国特許
A4,032,599; 4,067.839 ; 4
,036,814 ;4.095,877 ; 4,2
75.183 ; 4,361,689 ;4.388
,436 ;および4,408,023を見られた%s
0適切な程度までは、前記諸特許は全文を示した力・の
如く本開示の中に文献として組込まれている。 当業熟練者は適切な架橋手段、触媒(類)、溶剤などを
含めて、選択モノマーまたはモノマー類を選ぶことがで
きる。解説的な反応剤は2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート、グリシジルメタクリレート、N−ビニルピロリ
ド9ン、メタクリルアミド モノメタクリレート、イタコン酸、メタクリル酸などの
アルカリ金属塩、のような親水性モノマーを含む。ポリ
マー生成物の親水性は例えばモノマーの一つとしてメタ
クリル酸を用いることによりしばしば増大させ得る。 架橋手段は、例えば、ジビニルベンゼン、エチレングリ
コールジアクリレートまたはジメタクリレート、プロピ
レングリコールジアクリレートまたはジメタクリレート
、および次の,H +)オール:トリエタノールアミン
、グリセリン、]・リメチロールプロパンなどのポリア
クリレートエステルまたはポリメタクリレートエステル
、のようなジーまたは多官能性種を含む。その他の架橋
用モノマーはN, N−メチレン−ビス−アクリルアミ
ド8またはメタクリルアミドおよびスルホン酸化ジビニ
ルベンゼンを例示することができる。重合はまた、例え
ば、有機過酸化物、アルキルパーカーボネート、過酸化
水素、およびアンモニウム、ナトリウム、またはカリウ
ムの過硫酸塩のような周知の開始剤(類)および/また
は触媒(類)の存在下あるいは非存在下において、輻射
線(紫外腺、X−線、マイクロウェーブ、あるいは他の
周知の形態の輻射線)を用いて実施することもできる。 重合温度は20℃およびそれ以下から100℃およびそ
れ以上に変り得る。エチレン性不飽相化合物の重合は液
状媒体および/または可塑剤および/または溶剤、例え
ば水、グリセリン、混和性有機液体/水媒体、などの存
在下で実施するのが望ましい。 反応剤の混合物は、「%注」特性をもつヒドロゲルをつ
(り得るので、一般には好ましい。適切な濃度での親水
性反応剤と疎水性反応剤の混合物は、得られるポリマー
生成物がさきに述べた所望水分含量水準を満たす能力を
もつ限り、利用することができる。例示的な疎水性モノ
マーはメチルメタクリレートのような低級アルキルメタ
クリレートを含む。 前記の論議は文献、特にいわゆるソフトコンタクトレン
ズに関する特許文献においてよく記載されている。 一面においては、本発明はレンズ形成性反応剤(類)と
他の成分例えば水(好ましい)および/または混和性有
機液体/水(好ましい)またはグリセリンのような有機
媒体とから成る液状混合物を望ましくは開放型凹面モー
ルド中へ注型することによって新規の眼内レンズをつく
る新規方法に向けられている。モールドは上記混合物と
ゼロより太きい濡れ角度を形成する適当な物質のどれか
らもつくられる。凹面モールドキャビティは球または二
次の回転対称表面の形状をもち、水平の円形の鋭い緑で
終る。モノマー(類)の液状混合物は予めきめた量でモ
ールドキャビティの中へ入れるが、この量は円形の鋭い
縁によって規定されるキャビティの容積を一般的に越え
ている(好7′f、シい)。この液体混合物は円形の縁
を溢流せずにこの円形の縁の上方で平らな回転楕円体の
タイプの凸面を形成する。このようにして、眼内レンズ
の所望表面がその場で形成される。この過程において、
濡れ角度は、上記のように、ゼロより大きい。 換言すれば、表面が濡れ性でない場合(例えばテフロン
■)、あるいは完全には濡れない場合には、モールドキ
ャビティの容積をこえる液状混合物はこぼれ落ちること
なく、むしろ第1図で11.12゜13および14とし
て示す凸型のメニスカス側面部を形成する。濡れ角度が
大きい程許し得る過性入量は大きい。勿論、表面張力、
接着力、およびその他の力と引力が円形のモールド縁の
上方のふくらんでいる凸表面内部の液状混合物の容積を
保持できな(なる点がある。液状溶合物の突出している
メニスカスの最も適当な形状は注入容積(液の)がモー
ルドキャビティ自体の容積(鎖い水平縁5より下方)よ
り約10から約80容積チである場合に達せられる。任
意的な中央半径はそれゆ° えモールドキャビティ容積
上方に過注入する液量の調節することによって得ること
ができる。本発明の一つの具体化は、前記のように、平
面のそして僅かに凹面でさえある前面をもつIOLを含
む。 このような場合には液状混合物によるモールドキャビテ
ィ4の注入量は患者が必要とするIC)Lの光学性に応
じて、鋭い円形のモールド縁5を僅かにこえてよく、モ
ールド縁5と水平であってもよく、あるいはモールド縁
5の僅か下方であってさえよい。注入後のモノマー(類
)から成る液状混合物は不活性雰囲気中で重合条件例え
ば重合温度にさらすか、あるいは光開始剤を用いる場合
には光化学的有効光線へ露出する。重合反応が完了する
と、成型生成物をモールドから取出してよく、或いはモ
ールドと生成物を水中に浸し、そこでそれ(IOL製品
)は膨潤後モールドから容易に離型することができる。 この工○L生成物はその表面が光学的に精密でありかつ
完全に滑らかであるのでその後の機械的処理を必要と1
〜ない。所要の水洗滌あるいはアルコール水溶液洗滌に
よる抽出可能の低分子量不純物の除去と生理食塩水との
最終的平衡化を必要とするだけである。その後はそれを
消毒し意図する目的に使用するまで貯蔵する。 本発明の眼内レンズはまた無水あるいは殆んど無水の状
態(キセロゲル)にある強親水性物質から機械的処理(
旋削、研削および研摩)によって所要形状へただし縮小
した尺度で製造することができ、続いてこの無水IOL
レプリカを所要寸法へ水性媒体中で膨潤させる。この方
法は、多少コスト高(労働集約的)であって、前に述べ
た注型技法はどに望ましいものではない。 新規の眼内レンズの軟かくて弾性のある形状保持性から
考えて、このレンズは好ましくハチューブ状容器の中で
便利に消毒および貯蔵でき、従って一次(好ましい)ま
たは二次の埋込手術の間、使用準備ができている。一つ
の形態においては、このチューブ状容器(例えばポリエ
チレンのような可撓性プラスチックでつくった)は一端
において眼内レンズの直径(厚さ)より小さい直径をも
つ、IOLは可撓性の薄壁容器の狭い方の端へ容器に圧
力をかけることによって押しやってIOLを十分に斜め
状に変形させて容器の狭い方の開口から出ることができ
るようにすることができる。容器に加える圧力は変形を
おこさせるが眼内レンズの一体性を破壊または損傷させ
ないよう必要な程度に手で圧すことKよって便利KMこ
すことができる。アミ−バー的様式でIOLはかくして
その容器からしぼり出され、その後容易にもとの寸法と
形状をとる。プラスチック例えばポリエチレンまたはポ
リプロピレンのような可撓性容器であることが便利であ
る容器の内壁がもし当業において既知の技法によるよう
に親水化される場合には、IOLのその中での動きとそ
こからの出方を全く容易にすることができる。眼内レン
ズはそれの前面および後面が容器壁土で示される方式で
容器内に固定してよい。 本発明のもう一つ9面はこの新規10L本体を例えば濁
ったレンズの外科的摘出によってつくり出される空の空
間の中へ挿入する新規の方法を提供する。もし後方の水
晶体色が取除かれていない場合には、それは一般として
澄明でありかつ同じ寸法と形状の人工レンズのための空
間を正確に境界ぎめする自然の膜または箔として機能し
得る。 最も密接にはまり込んだ眼内レンズは一般的には切除し
た肉眼レンズの形状と容積または重量に従って確めるこ
とができる。この点に関して、眼科医は新規の眼房内レ
ンズの大量ストックから選び適切なレンズを摘出レンズ
が占めていた空間の中へ挿入することができる。水晶体
色が濁ったレンズの摘出後もそのままである場合、そし
てそれに近接している毛様体筋肉が退化していない場合
には、この新規IOLは、十分に軟かくかつ弾力的であ
りそして肉眼レンズが占めていた空間を占有するので、
筋肉により少くとも部分的に変形することができ(正常
の肉眼レンズの機能と同じように)、それによって患者
の眼に対して少くとも部分的な調節作用を付与すること
ができる。 水相IOLは眼の後ろの部屋の中へ、IOLの正常の弛
緩状態の直径より小さい瞳孔開口を通しあるいは後室へ
開けた小さい許容できる外科的開口を通して(前述原理
のチューブ状容器を用いて)導入することができる。眼
内レンズがアミ−バ一様形状へ一時的に変形し得る能力
から考えて、さきに説明した新規技法によって空室中へ
新規IOLを導入するための外科的開口は1111Iか
ら2m+(および必要ならばそれより大きい)程度のも
のであることができる。原則として、IOLは部分的ま
たは本質的に乾いた状態で瞳孔開口を通して挿入できる
(レンズ寸法はこの状態では測定できるほどに小さくな
っているからである)。このようなレンズは眼の中で数
時間後において周りのビトレアム(vitreum)中
で平衡へ膨潤させることによってその最終的寸法をとる
。 IOLが人間の眼の中でその正しい位置を維持しない場
合には、織物用ファイバー例えばダクロン/または吸収
性外科用材料のような糸状装着手段を、有利にはIOL
周辺にリング状に配置して10Lへ付与することができ
る。このような手段は眼内レンズの光学的帯域を最大限
に妨害しないものであるべきである。新規の注型重合技
法は、例えば予め形づくった補強用(例えば糸状または
フィラメント形状)の構造物を、必要ならば縮らせて、
引張りおよび伸長特性を付与するようK、モールド周囲
の鋭い縁に近(凹面モールド内側に含ませて、実施する
ことができる。その好ましい形態においては、得られる
IOLレンズ生成物はこのようにして埋込んだ装着手段
から本質的に妨害されない光学的帯域を保有する。この
ような装着手段は眼例えば虹彩内部で既知の外科的方法
によって定着させることができる。一つの具体化におい
ては、装着手段はレンズ本体(好ましくは環状面体表面
3に近く)から外向きにひろがる糸状または編物状物質
から成っていてよい。このような物質、織物および/ま
たは吸収性縫合糸、はその近くの眼の組織とかみ合い、
時間の経過とともに組織成長と上記物質との混ざり合い
がおこる。非吸収性の糸状物質は組織成長と永久的にか
み合い、吸収性糸状物質は予期通り、組織体中に吸収さ
れる。上記方式での眼内レンズの定着技法は眼に対する
外傷性症状を伴なうことなく有効かつ永久的である。し
かし、前述の通り、外科的手段によってIOL埋込みを
確保することは必要ではない。 ■OLの形状および寸法を適切に選び、後方室の中へ適
切に挿入するならば、特に水晶体色の後面が破壊されて
いない場合においては、永久的なIOL埋込みの余後は
順調である。 実施例1−4 10−の2−ヒトゝロキシエチルメタクリレート、0.
03−のエチレングリコ−ルミ〉メタクリレート、0.
169のナトリウムメタクリレート、および1〇−のグ
リセリンを用いて溶液を調製する。この溶液へ0.01
5Fのアンモニウムパーオキンジサルフエートを25係
水溶液の形で重合触媒として添加する。得られる透明液
体を第1図に示す4個の別々のホ+)プロピレンモール
ドの凹面キャビティ中へ装填し、そのキャビティは環状
面体表面へ連続的につながった球半径6醍幅9鰭の中央
球形キャップから形成されている。環状面体表面は直径
1朋の子午線内の回転によって形成され、それの中心は
軸から3.71煩離れている。環状面体表面は直径9.
4+、mの鋭い円形縁によって終っており、この縁は2
.9moiのモールド8の矢印方向の深さをきめている
。このモールドゞのキャビティ容積は134マイクロリ
ツトルである。 4個のモールドの各々へ注入した透明の重合性液体の容
積はそれぞれ18]、、 214.247.および27
8マイクロリツトルであった。注入モール1゛の得られ
た凸メニスカス表面は、便宜上、第1図の11.12.
13および14として示す。モール)・ゞをずっと水平
位置に維持し、窒素のおだやかな流れによって保った不
活性雰囲気をもつ75℃へ加熱したトンネルの中へ注意
深く挿入する。30分の重合後において実際上完全な転
化が達成される。 ゲル化成型物が入ったモール[゛を蒸溜水中で室温にお
いて24時間浸す。レンズは次にモールドから脱型され
る。完全な洗滌を達成するために、成型したレンズは5
0%イソプロピルアルコール水溶液中で80℃へ数日間
加熱する(新鮮なイソプロピルアルコール水溶液を毎日
使用する)。類似の洗滌を蒸溜水で以て数日間実施し、
洗滌レンズは0.6%NaCtと0.43 % NaH
CO3とを含む水溶液中で外科的応用にすぐ使える形態
で最後に貯える。 上述の4種の液体混合物注入量からつ(つた眼内レンズ
は次の第1表に示した特性をもっている。 第1表 1   4.1    15      13    
   1.41   9,72   4.9    1
0      15       1.41   9.
73  5.6   8   16.5   1,41
 9,74  6.3   7   18    1.
41 9.7fa)  前面の中央曲率 (b)  生理的食塩水浸漬中の屈折 第1図は4個の眼内レンズの前面が11.12゜13、
および14によって規定される曲線に相当している軸方
向断面を示している。 重合性液体組合物をヒ述量のモノマーを1〇−でないグ
リセリンの量で以て稀釈することによって調製する場合
には、同じ形状をもつが寸法の異なる眼内レンズが得ら
れる。その寸法はもとのIOL寸法とは係数f: f== (0,4+0.04V)−3≦たけ異なり、こ
こに■は−で示す添加グリセリン量である。従って、モ
ノマー混合物を僅か7−のグリセリンで以て稀めること
によって寸法、すなわち、直径、厚さ、および曲率半径
は1.14倍増す。一方、20−のグリセリンで以て稀
めることによってIOLレンズは0.94倍だけ収縮す
る。七ツマー混合物の稀釈はゲルの得られる屈折率には
実質的に影響しないので、屈折はそれだけ変り、上記の
値は適切な係数fで割るべきである。 その池の軽度架橋親水性ポリマー、望ましくは生理的食
塩水と平衡状態において約1.38と1.44の間の屈
折率をもつホIJマーは前述のタイプのゲルと同様に使
用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は凹型モールド10の断面側面図であり、曲線1
1,12.13および14は重合性反応剤から成る液体
で以てモールド5キヤビテイ4に過剰注入することによ
って形成される凸型メニスカスの表面を貫通する側面断
面を表わしている。 第2図はモールド?10から離型したままの眼内用ヒド
ロゲルレンズの断面側面図である。この図の曲線1と曲
線2はモールドキャビティ側面部分7および凸型メニス
カス側面部分11(第1図)によって規定される曲線と
一致している。 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、二つの回転対称性で同軸の光学仕上げ表面によつて
    実質的に規定された形状をもつ眼内レンズ体から本質的
    に成り、少くとも一つの面が凸型であり、上記レンズ体
    が少くとも約60重量%の水を含む水膨潤性で水不溶性
    の安定ヒドロゲル物質から本質的に成り、該ヒドロゲル
    物質が約1.4の屈折率を保有する、人間の眼の後部室
    の中に埋込むよう適合させた人工的眼内レンズ。 2、上記の二つの光学仕上げ表面が凸型であり、連続的
    移り変りを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の
    眼内レンズ。 3、上記レンズを人間の眼の中の固定位置に定着させる
    ために、レンズの環状面体表面の近くに埋込み装着手段
    が存在する、特許請求の範囲第1項に記載の眼内レンズ
    。 4、上記レンズを人間の眼の中の固定位置に定着させる
    ための埋込んだ糸状装着手段が存在し、該レンズの光学
    的帯域がこの埋込み装着手段の妨害を本質的に受けない
    、特許請求の範囲第3項に記載の眼内レンズ。 5、上記ヒドロゲル物質が2−ヒドロキシエチルメタク
    リレートのポリマーであり、その場合、該ヒドロゲル物
    質が60−90重量%の水を含み、約1.38から約1
    .42の範囲の屈折率をもつ、特許請求の範囲第3項に
    記載の眼内レンズ。 6、予めきめた寸法の眼内レンズ製作方法であつて; a、眼内レンズ形成性の反応剤から成る液状混合物を、
    予めきめた眼内レンズ製品の一つの表面の凸型形状に相
    当する凹型表面をもち、キャビティの周囲が鋭い縁によ
    つて規定されるモールドキャビティの中へ導入し; b、上記液状混合物を上記モールドの上記の鋭い縁周囲
    部の水準にほぼ達するのに少くとも十分な量で導入し; c、レンズ形成性反応剤を十分な時間の間反応させて少
    くとも一つの凸型表面をもつ眼内レンズ生成物を形成さ
    せ; d、水性媒体中での繰返し洗滌によつて上記眼内レンズ
    を平衡化させ;そして、 e、その後、少くとも一つの光学的仕上げ凸型表面を特
    徴とする得られた予めきめた眼内レンズヒドロゲルを生
    理的溶液との滲透圧的平衡において貯蔵および維持する
    ; ことから成る方法。 7、上記液状混合物が重合性のエチレン性不飽和化合物
    から成り、上記モールドキャビティの容積をこえそれに
    よつてモールドの鋭い縁周囲部の上方でこの縁周囲部に
    よつて束縛される上記液状混合物の凸型体を形成させる
    予定量で、モールドキャビティの中へ導入し;かつ、得
    られる眼内レンズヒドロゲルが二つの光学的仕上げ凸型
    表面を特徴とする;特許請求の範囲第6項に記載の方法
    。 8、上記液状混合物が2−ヒドロキシエチルメタクリレ
    ートから成り、予備形成補強構造体がモールドキャビテ
    ィ内でモールドの鋭い縁周囲部の近くに含まれ、そして
    得られる眼内レンズヒドロゲルが上記補強構造体を光学
    表面に近くしかも上記レンズの光学的帯域を本質的に妨
    害しないで含む、特許請求の範囲第7項に記載の方法。 9、人間の眼の後部室の中に埋込むよう適合させた人工
    的眼内レンズ体であつて; a、該眼内レンズ体が二つの回転対称性で同軸の光学仕
    上げ表面によつて実質的に規定される形状をもつ眼内レ
    ンズ体であつて、少くとも一つの表面が凸型であり、該
    レンズ体が水膨潤性で水不溶性の安定ヒドロゲル物質か
    ら成り;b、該眼内レンズが水性媒体中でかつ滲透圧的
    平衡において含まれそれによつてその最終的寸法を取得
    し;そして、 c、最終寸法取得後の上記眼内レンズが少くとも約60
    重量%の水性媒体、約1.4の屈折率、良好な光学性、
    生物学的不活性、生体組織との生物学的相容性、正規の
    生理的媒体中の安定性、および軟かさと弾性を含む良好
    な機械的性質、を特徴とする; ことから成る、レンズ。 10、上記の二つの光学仕上げ表面が凸型でありかつ連
    続的移り変りを特徴とする、特許請求の範囲第9項に記
    載の眼内レンズ。 11、上記レンズを人間の眼の中の固定位置において定
    着させるために、レンズの環状面体表面の近くで埋込定
    着手段が存在する、特許請求の範囲第10項に記載の眼
    内レンズ。 12、人間の眼の中の固定位置において上記レンズを定
    着させるために埋込糸状定着手段が存在し、該レンズの
    光学的帯域が埋込定着手段の妨害を本質的に受けない、
    特許請求の範囲第10項に記載の眼内レンズ。 13、上記ヒドロゲル物質が2−ヒドロキシエチルメタ
    クリレートのポリマーであり、上記眼内レンズを生理的
    溶液中にかつ滲透圧的平衡で浸し、かつ消毒密封容器中
    に入れておく、特許請求の範囲第10項に記載の眼内レ
    ンズ。 14、形状が実質的にチューブ状であり、それの一つの
    閉鎖端が眼内レンズの厚さより小さい狭い直径によつて
    規定される、特許請求の範囲第13項に記載の容器。 15、上記チューブ形状の容器の壁が可撓性であり、か
    つ、レンズを容器から出させるときに、手圧によつてレ
    ンズの変形をおこさせるがしかもレンズの破壊をおこさ
    せない程度に変形し得る、特許請求の範囲第14項に記
    載の容器。 16、上記チューブ状容器の内壁が親水性化されている
    、特許請求の範囲第15項に記載の容器。 17、上記容器の壁がプラスチック物質でつくられてい
    る、特許請求の範囲第15項に記載の容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6335248A (ja) * 1986-07-22 1988-02-15 チエスコスロベンスカ アカデミエ ベド 軟質眼内レンズ

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4825748A (ja) * 1971-08-07 1973-04-04
JPS58146346A (ja) * 1982-02-05 1983-08-31 トマス・ア−ル・マゾツコ 変形可能な眼内レンズおよびそれを移植する方法,装置

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