JPS6130939Y2 - - Google Patents

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JPS6130939Y2
JPS6130939Y2 JP16240580U JP16240580U JPS6130939Y2 JP S6130939 Y2 JPS6130939 Y2 JP S6130939Y2 JP 16240580 U JP16240580 U JP 16240580U JP 16240580 U JP16240580 U JP 16240580U JP S6130939 Y2 JPS6130939 Y2 JP S6130939Y2
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  • Carriages For Children, Sleds, And Other Hand-Operated Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はベビーカーに関し、より詳細には軽量
でかつワンタツチで容易に拡開及び折りたたみ可
能なベビーカーについて開示する。
これまでに種々のベビーカーが発表されている
が、その多くはワンタツチ操作による拡開及び折
たたみを可能とするために余分なリンク機構を必
要とし、そのため重量付加が生じ持運びに不便と
なつたり、また一方著るしい重量減少を得るため
にかかる操作機構を省略し、そのため折たたみや
拡開作業に困難を伴なつていた。また多くの公知
のベビーカーでは拡開後にロツク錠を施錠するこ
とが必要であり、これまでに該施錠の不良又は失
念に伴なう事故の発生も生じており、従つてより
安全でかつ軽量でその上機能的なベビーカーの発
表が望まれていた。
本考案は出来るだけ少数の部材でもつて極めて
容易かつ迅速な拡開及び折たたみ作業を可能とな
し、その上非常に竪牢で安全なベビーカーを提供
することを目的としている。
更にまた本考案は、これまでの公知のベビーカ
ーにおいて常に問題となつていたロツク錠の必要
性を基本的に不用となし、幼児の重量が常に車輪
に直接的に作用し、これにより、幼児の重量その
ものが拡開作用を強制するように構成したベビー
カーを提供する。
また本考案は、ベビーカーの重量に抗して所定
位置を持上げるだけで確実に折たたみが出来るベ
ビーカーを提供するものである。
以下本考案の具体例について述べる。
本考案のベビーカー1は、基本的には一対の前
脚2,4と、一対の後脚6,8と、一対のクロス
棒10,12と、一対の前方張り部材即ちL形部
材14,16と、一対の中央張り部材即ち中央連
結部材18,20と、一対の後方張り部材即ち後
部連結部材22,24とから成つている。
前脚2,4は望ましくは夫々一体の部材から成
り、上端にはU字形に折曲がつたり押部30,3
2が形成されており、下端には公知の方法によつ
て前輪34,36が取付けられている。
後脚6,8は、前脚2,4と同様に、望ましく
は夫々一体の部材から成り、該部材は中央付近3
8,40にて折曲げられたほぼL字形の辺部材4
2,44及び46,48を有している。後脚6,
8の辺部材42,46の下端には公知の方法によ
つて後輪50,52が取付けられている。また該
後脚の辺部材44,48の中間部付近が夫々第2
図に示すような連結具54,56を介してピン5
8,60等によつて前脚2,4へ枢着されてい
る。
互いに交差しているクロス部材10,12は
夫々その上端が取付具62,64を介して前脚
2,4へ対し枢支され、同様にその下端は取付具
68,66を介して後脚8,6へ枢支されてお
り、該部材10,12の交差している中間付近が
ピン70で枢支されている。
前方張り部材14,16は概ねL字形の辺部材
72,74及び76,78を有している。辺部材
72,76の一端は夫々公知のピン及び減摩部材
などの接続具80,82によつて前脚2,4に枢
支されている。また辺部材74,78の一端は
夫々公知のピン84.86などの方法によつて第
3図に示すように1側部に該辺部材の一端の回転
方向を規制するための断面がU字形の折返部90
を有する前部ハジキ金具88の該折返部内に枢支
されている。
第3図に示すように前記前部ハジキ金具88の
他側部には必須事項ではないが前脚と後脚との前
後方向への拡長を制限している中央張り部材1
8,20の1端を収容する孔92,94が設けら
れている。なお該中央張り部材の該1端は直接前
脚2,4へ取付けることも可能である。該中央張
り部材の他端は前記連結部54,56を介して後
脚6,8に支持されている。即ち第2図に示す連
結具は1方の連結具56のみを示しているが、他
方の連結具54は、その曲げ方向が違つているだ
けで作用は同じであので1方の連結具56につい
てのみ述べると、連結具56は図において左端部
に前脚4を受入れるほぼU字形断面を有する前脚
受入部96を有し、また上端部に後脚8の中央張
り部材48を受入れる後脚受入部98を有してい
る。該後脚受入部98は3つの部分から成つてお
り、その左右部分100,102はほぼU字形断
面を有しているが、中央部分104は単に立上り
を形成しているだけである。左右部分100,1
02にはそこを貫通して夫夫孔106,108が
設けてあり、これらの孔は夫々前記辺部材48に
設けた2つ札に整合しておりピンなどの手段で互
いに固着されている。また中央部分104にも孔
110が設けてある。該孔110には変形したU
字形を有して前脚2,4の外側に配置されたハン
モツク保持部材112,114の後端部がピンな
どによつて固着されている。なお該部材112,
114の前端部は、後脚6,8の前端にはめ込み
その他の適当な方法により固着保持されている。
連結具56の右端部に設けられた孔116には
適当な方法によつて前記中央張り部材20の他端
が保持されているのである。なお該連結具56の
中央部分は軽量化のために打抜かれている。
前述の如くクロス棒10,12の上端はほぼU
字形断面を有する板部材62′と、互いに間隔を
おいて交差する2つの孔を有する取付けブロツク
62″とから成る第4図に示すような取付具62
又は64によつて夫々前脚2,4へ枢動自在に保
持されており該棒10,12の下端は同様な手段
によつて夫夫後脚8,6の辺部材46,42へ枢
動自在に保持されている。
望ましくは板状をなす後方張り部材22,24
は、それらの外端部が前記取付具62,64によ
つてクロス棒10,12の上端と共に前脚2,4
へ対し枢動可能に保持されている。夫々の部材2
2,24の内端部には、第5図に示すようなU字
状に折曲げられたハジキ金具118の孔120に
整合する位置に孔が設けられ、それらの孔と孔1
20とを貫通するピン122などの手段によつて
該部材22,24は金具18に対して枢支されて
いる。該ピン122には望ましくはフツク又は環
状部材などの支持部品124が設けられており、
それにより本願ベビーカーの拡開及び折たたみ作
業を容易にしかつまたその懸吊保管を可能として
いる。
本考案はかかる構成により次のように作動す
る。
ハンモツク保持部材112,114に懸吊され
たハンモツク(図示なし)へ幼児が乗ると、該幼
児の重量は該部材112,114及び後脚6,
8、前脚2,4を介して、後輪50,52及び前
輪34,36を互いに前後方向に引はなすように
作用すると共にその重量は該部材112,114
及び前脚2,5、後脚6,8を介して両脚を側方
から互いに車幅の中心方向に接近させるような力
を生じる。しかしながらこれらの作用及び力は
夫々中央張り部材18,20と、前部ハジキ金具
88と、中央軸線後方へ回転を阻止されている前
方張り部材14,16と、及び又は前脚2,4
と、により、またクロス棒10,12、後方張り
部材22,24及び前方張り部材14,16によ
つて補償される。従つて幼児が乗つた場合、本考
案のベビーカーは折込まれることがないばかり
か、荷重が大きくなればなる程、前記クロス棒及
び中央張り部材が緊張し安定度が増すのである。
然して本考案を折りたたむ際には、望ましくは
死点を越えて緊張状態にある後方張り部材22,
24のハジキ金具118又は該金具118に設け
たフツク又は環状部分124を持上げるだけでよ
い。即ち該金具118又は環状部分が持上げられ
ると後方張り部材22,24の内端がピン122
周りに枢動しその外端が取付具62,64周りに
枢動して互いに車幅の中心方向に引寄せ前脚2,
4が互いに接近する。このためクロス棒10,1
2がピン70周りに枢動して中央に寄るように立
上り、その結果前方張り部材14,16が夫々接
続具80,82及び84,86周りに前方外方に
枢動すると共に取付具62と66、及び64と6
8の位置を互いに引きはなす力が生じる。従つて
前脚2,4が互いに中心方向に接近すると共に前
輪34,36と後輪50,52とが互いに前後方
向に接近する。
後方張り部材22,24がほぼ垂直に立上り、
前脚2,4が互いに接する程に接近すると析たた
み作動が完了する。
一方本考案のベビーカーを拡開するには単にハ
ジキ金具118又はそこに設けられたフツク等1
24を下方に押すだけでよい。これにより前記折
たたみと反対の作用により容易に拡開が完了する
のである。
本考案ではこれまでの多くのベビーカーにみら
れるような拡開を完全にするための特別のロツク
機構を必要としない。なぜならハンモツクへ重量
が付加されるとベビーカー自体が自から拡開作用
を発生するからである。従つてもしハジキ金具1
18が使用中に正常位置から上方へ持上がつたと
してもハンモツクへ付加されている重量によつて
該ハジキ金具は正常位置へ強制的に復帰させられ
るのである。
このように本考案のベビーカーは、極めて少数
の部材でもつて構成され、その上、幼児の体重自
体がロツク機能を提供する極めて実用的でかつ安
全で、その上軽量なベビーカーを提供出来るので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るベビーカーの骨組構造を
示す斜視図、第2図は連結具を示す斜視図、第3
図は前部ハジキ金具の斜視図、第4図は取付具の
1例を示す斜視図、第5図はハジキ金具の斜視図
である。 符号説明、1:ベビーカー、2,4:前脚、
6,8:後脚、10,12:クロス棒、14,1
6:L形部材、18,20:中央連結部材、2
2,24:後部連結部材、54,56:連結具、
88:前部ハジキ金具、118:ハジキ金具、1
24:環状部分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 下端に前輪34,36を上端に押部30,3
    2を有している左右一対の前脚2,4と、 下端に後輪50,52を有している左右一対
    の後脚6,8であつて上部が夫々左右前脚2,
    4の中央付近に枢支されている左右一対の後脚
    6,8と、 下端を左右の後脚の、前記前脚との枢支部分
    と後輪との間に回転自在に取付け、上端を右左
    の前脚の、中央付近と押部との間に回転自在に
    取付け、中央付近を互いに枢着して成る概ねX
    字形に配置した一対のクロス棒10,12と、 L字形をなす左右一対のL形部材14,16
    であつて、各々の一方端が夫々左右の前脚の下
    方部分に枢着され、他方端が互いに他方の前脚
    方向に伸びかつ両前脚間にてハジキ金具88に
    より所定位置より後方へ変動不能に枢着されて
    いる。左右一対のL形部材14,16と、 一端が各後脚の、前記前脚との枢支部分の下
    方に、他端が前部ハジキ金具88に対し取付け
    てある前後方向に伸長している一対の中央連結
    部材18,20と、 一端が各前脚の上方部分へ枢着され他端が互
    いに他方の他端に対して枢着されている一対の
    後部連結部材22,24と、 前輪と後輪との間にある幼児を収容するハン
    モツクと、から成り、 使用時に、ハンモツクへ収容される幼児の重
    量が前輪と後輪とを互いに前後方向に引きはな
    しこれによりX状に配置した一対のクロス棒1
    0,12が左方の前輪及び後輪と右方の前輪及
    び後輪とを互いに引きはなしもつて完全な拡開
    ロツク位置を形成すると同時に、後部連結部材
    22,24とL形部材14,16とが前脚2,
    4及び後脚6,8の左右方向の拡がりを規制す
    ると共に中央連結部材18,20が前脚2,4
    及び後脚6,8の前後方向の拡がりを規制して
    おり、 また互いに枢着された一対の後部連結部材の
    他端部を同時に上方に操作することにより前記
    一対のクロス棒が左方の前輪及び後輪と右方の
    前輪及び後輪とを互いに引き寄せると共に前輪
    の上方部分と後輪の下方部分とを互いに引きは
    なし、同時に一対の中央連結部材18,20が
    両L形部材の他方端を前方へ押し、これにより
    幅方向及び前後方向の折りたたみを同時に達成
    でき、 更に折りたたみ位置から拡開位置を得る場合
    には折りたたみ時とは反対に互いに枢着された
    一対の後部連結部材の他端部を同時に下方に操
    作することにより前記一対のクロス棒及び一対
    の中央連結部材の作用によつて容易迅速に拡開
    位置を得ることができることを特徴とする折り
    たたみ可能なベビーカー。 (2) 後部連結部材の互いに枢着されている両他端
    部分に拡開又は折りたたみ操作部品が設けてあ
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のベビー
    カー。 (3) 一対のL形部材の両他方端が、断面が一方開
    放のU字形の折返部を有するハジキ金具により
    該開放部分方向へのみの回動を可能に枢支され
    ている実用新案登録請求の範囲第1項記載のベ
    ビーカー。 (4) 後脚と、前脚と、中央連結部材の前記一端
    と、が1つの連結具によつて支持されている実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のベビーカ
    ー。
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JPS5670363U JPS5670363U (ja) 1981-06-10
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JP2009089997A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Meiwa Gravure Co Ltd 揺動部に使用する接続構造と、前記接続構造を使用した座椅子
JP5230317B2 (ja) * 2007-10-22 2013-07-10 アップリカ・チルドレンズプロダクツ株式会社 折畳式手押し車および折畳式乳母車
JP5121604B2 (ja) * 2008-07-04 2013-01-16 ピジョン株式会社 折畳式ベビーカー

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JPS5670363U (ja) 1981-06-10

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