JPS6129537A - 注書き書貼着部を有する成形防音材及びその製法 - Google Patents

注書き書貼着部を有する成形防音材及びその製法

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JPS6129537A
JPS6129537A JP14968684A JP14968684A JPS6129537A JP S6129537 A JPS6129537 A JP S6129537A JP 14968684 A JP14968684 A JP 14968684A JP 14968684 A JP14968684 A JP 14968684A JP S6129537 A JPS6129537 A JP S6129537A
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JP
Japan
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molded
soundproofing material
notes
molded soundproofing
nonwoven fabric
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JP14968684A
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English (en)
Inventor
山口 久弥
譲 高橋
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Nihon Tokushu Toryo Co Ltd
Original Assignee
Nihon Tokushu Toryo Co Ltd
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車のボンネット裏面に貼着されでいる金
X箔の注書き書の貼着部位を有する成形防音材、及び該
成形防音材の製法に関する。
自動車ボンネット裏面には、通常注書き書(コーシシン
プレート)として、「徘〃ス規制」「定期点検j「エン
ジンオイルj等′に関する注意事項を、主にアルミニウ
ム箔に印刷したものを貼着している。
近年、自動車エンジンルーム内の騒音が、一般に車外騒
音公害の一つとして問題とされ、メーカーに於てもその
対応の為に種々の努力がなされ、結果エンジンルーム内
騒音低減対策としてボンネット裏面に成形防音材を、装
着する車種が増加して米でいる。ボンネット裏面に装着
される成形防音材としては熱硬化性樹脂を含有する有機
質不連続繊維からなる嵩高性不織布や、ガラスウールマ
ットを基材とし、装飾性、耐水性等の機能を有する通気
性の有る表皮を積層して、加熱加圧成形した成形防音材
が用いられている。該成形防音材は、ボンネット裏面及
びエンジンルーム内の種々の機器の制約を受け、例えば
ボンネット裏面に貼着された注書き書をおおい隠すこと
なき様に配慮され、その形状に制限が加えられていた。
しかしながら静かな車に対する要望は強いものが有り、
かかる要望を満足せんとすれば該成形防音材の面積を拡
大せざるを得す、その為、通常はボンネット裏面の鋼板
部に押圧貼着していた注書き書を成形防音材表面の表皮
に貼着する必要が生じた。しかし防音材表皮と注書き書
裏面の接着面とはその接触面積は極端l二車さく且つ防
音材表皮が軟質であり、加えて防音材はその成形の際、
成形型よりの離型のために成形型にシリコン等の離型剤
が通常塗布されているため、成形された防音材表面には
多少の離型剤が付着し、余計に防音材表面には注書き書
が貼着せず、換言すればエンジンルーム内の車外騒音を
優れて抑制するボンネット裏面全面を覆う防音材には注
書き書が直接貼着小米ない欠点が生じその改良が望まれ
ている。
かかる成形防音材の欠点を解決すべく成形防音材の表皮
上の注書き書貼着所望部位に熱可塑性フィルムを融着さ
せ、その上に注書き書を押圧貼着することが提案された
が、該方法によっては一般に認められている貼着力(1
、OKg/25a+m)を満足せず、0.5へ・0.7
Kg725mmの貼着力を有するに過ぎないもので実用
には供し得ながった。
また、本願発明者らけ、以前防音材表面にコーティング
を施し該防音材表面を平滑にし、注書き書を強固に貼着
することを見出だした。しかし、貼着力は1.0Kg/
25mmを満足するものの、防音材中へのコーティング
の吸い込みが激しく、塗布、乾燥の作業工程を数回繰り
返して約200g/l112(固形分)以上の塗布量を
確保せねばならず非常に繁雑で作業性が悪(、経済的で
ない欠点を有していた。
加えて、新たにガソリンに侵されず、耐熱性、耐湿性、
および耐水性にも優れる注書き書貼着部の要求もさかん
になりコーティングのみでの対応はむずかしいのが現状
である。
本発明者らは、上記欠点を改善し、また上記要望を満た
さんとし鋭意研究の結果、まずガソリンに侵されること
なく、耐熱性、耐水性及び耐湿性に優れるフィルムを対
象として、成形防音材の表皮上に強固に接着し、更には
注書き書が強固に接着するフィルム層を開発し、従来の
如く数回に亘9大量のコーティングを施すという作業性
及び経済性に劣る欠点を解決し、併せて良好なる耐ガソ
リン性、耐熱性、耐湿性及び耐水性を顕現する注書き書
貼着部を有する成形防音材及び該成形防音材を極めて簡
便な工程で製造する方法を提供することにある。
即ち、本発明の要旨は、成形防音材として、熱硬化性樹
脂を含有する嵩高性不織布と表皮材からなる成形防音材
上に、2Nのポリエステル系フィルムからなり一体化さ
れたフィルム層を形成してなる注書き書貼着部を有する
成形防音材にあり、更に該成形防音材の簡便なる製法と
して、熱硬化性樹脂を含有する嵩高性不織布に表皮材を
積層後、加圧成形してなる成形防音材上に、2層のポリ
エステル系フィルムからなり一体化されたフィルム層を
加熱圧着してなる注書き書貼着部を有する成形防音材の
製法 及び、 熱硬化性樹脂を含有する嵩高性不織布に表皮材を積層後
、2層のポリエステル系フィルムからなり一体化された
フィルム層を載置し、成形防音材の加圧成形と同時に該
フィルム層を加熱圧着してなる注書き書貼着部を有する
成形防音材の製法にある。
以下に本発明に於てなる注書き書貼着部を有する成形防
音材の必須の成分について詳細な説明を施す。
まず、本発明の成形防音材を構成する基材としては、熱
硬化性樹脂を含有する嵩高性不織布であり、例えば、羊
毛、綿、亜麻、***等の動物性、植物性織細、〃ラスウ
ール、ロックウール、アスベスト繊維等の鉱物性繊維、
及びビスコースレーヨン、アセテート、アクリル、ナイ
ロン1、ポリエステル等の合成樹脂性繊維の不連続m維
材料の1種もしくは2種以上と、フェノール系、アクリ
ル−メラミン系、ポリエステル系、エポキシ系等の熱硬
化性樹脂から成るもので良く、該樹脂系の熱硬化樹脂粉
末を繊維質材料が約50〜97重量部に対して、50〜
3重量部混置部てなるものであり、混合された熱硬化性
樹脂は、少なくともその1部分が未硬化の状態の7リー
スとして成形に供される必要がある。
上述嵩高性不織布と共に成形防音材をなす表皮材は成形
防音材の吸音性を阻害しないために通気性を有し、加え
て耐水性、耐油性、耐摩耗性等の性状を具備することが
好ましく、例えば樹脂綿と呼ばれるものが使用し得る。
樹脂綿は合成繊維7リースに熱硬化性樹脂を含浸させた
もので、合成繊維7リースに用い得る合成繊維は、軟化
点が比較的高く、吸水性の比較的小さいものであれば良
く、例えばポリエステルWLM!、、ポリアミド繊維、
アクリル繊維等を挙げることが小米る。
次に本発明になる注書き書の貼着部は、2屑のポリエス
テル系フィルムを一体化した構造であり、一方のフィル
ム面は注書き書と強固に接着し、他方のフィルム面は表
皮材と強固に接着することにより防音材上に注書き書の
貼着部として満足なる効果を顕現することができる。
表皮材面に接するポリエステル系フィルムは、厚みが1
0μ以上の接着性フィルムであり、10μ未満であると
接着性に欠け、フィルムが破れるおそれがある。10μ
以上であれば好ましく使用でき、また接着性の面でも良
好である。上限は特にないが、50μを超える厚みのフ
ィルムは経済的に好ましくない。
注書き書裏面に接するポリエステル系フィルムは、厚み
に制限はなく、耐ガソリン性、耐熱性等の特性に優れる
ものを使用する。
この様な構成からなる注書き書貼着部は、ポリエステル
系フィルムを順次載置し、加熱により一体となす。次い
で、一体化されたフィルム層を重ね合わせ、所望の貼着
部形状をしたトリム型により打ち抜くことにより得る。
こうして得たフィルム層よりなる注書き書貼着部を成形
防音材に形成するためには、成形金型の下型上に嵩高性
不織布、表皮材を積層し、加熱加圧成形後、所望部位に
注書き書貼着部を加熱圧着して形成するか、又は成形金
型の下型上に嵩高性不織布、表皮材を82層し、更に当
初より所望位置に注書き書貼着部を載置し、成形防音材
の加熱加圧成形と同時に注書き書貼着部を加熱圧着して
形成する。
注書き書の貼着方法としては成形された防音材の注■き
書を押圧貼着の後自動車のボンネット裏面に成形防音材
を装着する注書き書の貼着方法であっても良く、又は、
成形防音材をボンネット裏面に装着ののち、注書き書貼
着部位に押圧貼着する注書き書の貼着方法か、いずれか
によって本発明になる注書き書貼着部を有する成形防音
材は使用され注書き書が貼着されるものである。
本発明になる装着面積の拡大を可能とした成形防音材は
、その吸音効果に於て従来品と比べ@段に優れでおり、
耐ガソリン性や耐熱性等の諸物性にも優れ、注書き書を
所望部位に強固に貼着することが可能となり、併せて経
済性の良好な注書き書貼着部を有する成形防音材である
。更に本発明は、かかる成形防音材を簡便な工程で得る
方法をも提案するものである。
以下に実施例及び比較例を挙げ本発明のより詳細な理解
に供する。当然のことながら本発明は以下の実施例のみ
に限定されるものではない。
実施例 反毛20重量部、落綿5σ重量部、7エ/−ル樹脂(硬
化温度150℃)30重量部を解繊混合し140℃の加
熱炉を経て厚み40mm、面密度680g/m2の嵩高
性不織布を得た。
自動車のボンネットの形状にほぼ相似した金型上に前記
嵩高性不織布を載置し、引き続き嵩高性不織布とほぼ同
じ大きさのポリエステル峰維7リースより成る樹脂綿を
表皮材として積層し200℃の金型温度で10kg/C
l112の加圧を1分間行い成形防音材を得た。
上層からポリエステルフィルム、融点100℃、厚さ2
0μの接着性ポリエステルフィルムからなるフィルム層
を該成形防音材上に載置し、加熱加圧し、注書き書貼着
部を形成した。
比較例 実施例で使用したと同じ成形防音材上に厚さ20μのポ
リエステルフィルムを融着し、注書き書貼着部を形成し
た。
試験方法 (1)貼着力試験 JIS  K  6854に規定した180度剥離試験
方法にて測定比較した。
(2)耐ガソリン性試験 ガソリン中に1時間浸漬後剥離試験に供した。
尚、注書き再貼着部分を25m/+n巾に切り取って得
た試験片に、25.n+7m 中に切断した注書き書を
貼着する際の加圧方法は、両者を位置合わせ程度に軽く
接着したのち重さ2kgのロールを片道ころがすことに
よった。
測定結果 貼 着 力    耐ガソリン性 実施例  1.1kg725mm   O,8kg/2
5n+n比較例 0.4kg/25mm ’  0.2
kg/25mm以上の結果、本発明になる成形防音材の
注書き再貼着部分に対する注書き書の貼着力、耐ガソリ
ン性ともに着しく優れていることが明らかとなった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱硬化性樹脂を含有する嵩高性不織布と表皮材から
    なる成形防音材上に、2層のポリエステル系フィルムか
    らなり一体化されたフィルム層を形成してなることを特
    徴とする注書き書貼着部を有する成形防音材 2、熱硬化性樹脂を含有する嵩高性不織布に表皮材を積
    層後、加圧成形してなる成形防音材上に、2層のポリエ
    ステル系フィルムからなり一体化されたフィルム層を加
    熱圧着してなることを特徴とする注書き書貼着部を有す
    る成形防音材の製法3、熱硬化性樹脂を含有する嵩高性
    不織布に表皮材を積層後、2層のポリエステル系フィル
    ムからなり一体化されたフィルム層を載置し、成形防音
    材の加圧成形と同時に該フィルム層を加熱圧着してなる
    ことを特徴とする注書き書貼着部を有する成形防音材の
    製法
JP14968684A 1984-07-20 1984-07-20 注書き書貼着部を有する成形防音材及びその製法 Pending JPS6129537A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6373528A (ja) * 1986-09-16 1988-04-04 Nec Corp 半導体装置のゲツタリング構造
US5763336A (en) * 1996-01-24 1998-06-09 E. I. Du Pont De Nemours And Company Bulky composite sheet material
CN105694378A (zh) * 2016-02-17 2016-06-22 江苏瑞赛恩建材实业有限公司 一种建筑装饰用环保型吸音板

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CN105694378A (zh) * 2016-02-17 2016-06-22 江苏瑞赛恩建材实业有限公司 一种建筑装饰用环保型吸音板

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