JPS61294713A - 補強入りカ−ルコ−ドの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は補強入りカールコードの製造方法に関するもの
である。

（従来の技術） 従来のカールコードはカール状に巻いた状態で熱を加え
て力ｉルコードにしているため、熱をかけられないもの
は製造できないし、またプラスチック光ファイバのよう
に温度範囲が限定されるものは、被覆材料が限定され、
種々の用途のものを作ることができなかった。

（発明が解決しようとする問題点） カールフードにするのに熱を加えることなく、放射線の
照射により製作することが本発明の目的である。

（問題点を解決するための手段） 第１図に示すように、コア１にポリエチレン。

ＥＶＡ、ＰＶＣ等の熱可塑性樹脂の被覆２を押出す時、
電離放射線硬化型の液状樹脂（エポキシアクリレート、
ウレタンアクリレート、スピランアクリレート、ポリブ
タジェンアクリレート）を含浸したケブラー■またはカ
ーボンファイバ３を縦添えしたものをマンドレルに巻い
てカール状にし、その後電子線等によって前記液状樹脂
を固めカールコードとする。

（作用） 電子線などで照射架橋するので熱が加わらず、且つ、未
硬化樹脂が繊維層に含まれているのでカール加工時の内
部歪の発生を押える。

（実施例） 外径０．９ｗｍノナイロンシース光フアイバ（ファイ２
、−径、２よ、ｕｍ）ｌ：ケブラーの４９（ｆ−＝ｚｚ
！、’２社製）を放射線硬化型の液状ポリブタジェン（
出光石油化学社製）に浸漬した後、光ファイバに縦添え
し、その上にポリエチレンを押出被覆し、約ｓｍφの光
フアイバ複合体を得た。この光フアイバ複合体を直径１
０ＷＴＩＬのマンドレルに巻付け、両端を固定した後に
、ＩＡＯＯｋｅＶの電子線加速器で電子線をｌＯＭｒａ
ｄ上、下２回にわけ照射し、液状ポリブタジェンを硬化
せしめ、光フアイバカールコードとした。

（発明の効果） 本発明の製法に係るカールコードは電離放射線硬化型液
状樹脂を用い、これを電子線などで固めるので、加熱せ
ずにカール状にできるし、且つ、未硬化の液体が繊維層
に含まれており、それが緩衝剤となり、内部歪の発生を
押えるので、カール加工時の歪によるロスの増加が認め
られない。

従って光フアイバカールコードの製作には最適である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明により製作された補強入りカールコード
の断面図である。 １・・・コア（光ファイバ）、２・・・熱可塑性樹脂、
３・・・電離放射線硬化型液状樹脂を含浸したケブラー
　またはカーボンファイバ。 三セ（＾１１（輌市２　イ・たとＪ１艷すＪ’ｆ旨）コ
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Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、コアと熱可塑性樹脂被覆との間に電離放射線硬化型
   の液状樹脂を含浸した補強材を有する複合体を、マンド
   レルに巻いてカール状にした後、前記液状樹脂を電離放
   射線で照射固めることを特徴とする補強入りカールコー
   ドの製造方法。 ２、コアは光ファイバであることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載の補強入りカールコードの製造方法。 ３、液状樹脂は９０℃以下で熱硬化するエポキシアクリ
   レート、ウレタンアクリレートまたはポリブタジエンで
   あることを特徴とする特許請求の範囲第１項または第２
   項記載の補強入りカールコードの製造方法。