JPS6129384A

JPS6129384A - 電気かみそりの外刃

Info

Publication number: JPS6129384A
Application number: JP14967084A
Authority: JP
Inventors: 浜島　哲夫
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1984-07-20
Filing date: 1984-07-20
Publication date: 1986-02-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は電気かみ、そりの外刃に関する。

従来、電気かみそりの外刃としては種々のものが既に提
供されているが、薄板状材料をＶ字状にを形成・配置し
たちのｄある。

一８図（イ）、（ロ）はこの種の外刃１′を示すもので
、Ｖ字状の先端部には櫛歯状に髭導入溝４゜が形成され
て先端が開口しているため、髭の導入が良い。

更に改良された先、行技術として特開昭５８−１８８４
８３号の如くｖ字状先端の開口幅を大きくし、髭の案内
通路が数回方向転換され、切断部へ髭が案内される方式
も提案されている。

しかしながら、上記提案は髭の案内通路が数回方向、！
換しているために逆に肌を外刃が滑りながら案内する時
、方向転換部で髭が接触線に当たり、大きく方向を（Ｆ
１９０°）変える際、肌ざわりが悪く、また外刃の先端
形状より肌とのすべりがゴツゴツした感じとなり快適な
剃′り味が□得られない欠点がある。

（発明の目的）本発明は上記の点に鑑み提案されたもので、その目的と
するところは、髭の導入効率が良く、かつ肌当りの良い
電気かみそりの外刃を提供することにある。

（発明の開示）第１図（イ）、（ロ）は本発明の第１実施例を示すもの
で、薄板状材料をＶ字状に曲げ加工して外刃１を形成し
、このＶ字状に形成した外刃１の先端部に、幅の狭い第
１の外刃様２と、この第１の外刃様２の下方に一体的に
連続して延び、かつ幅の広い第２の外刃様３とを一体形
成し、その先端部を櫛状に開口させ、幅の広い髭導入部
４ａとその下方に切込まれ、幅狭の切断部４ｂとからな
る髭導入溝４を構成し、かつ幅の狭い第１の外刃様２を
板状の外刃板をＶ字状に折曲加工する際に重合して゛外
刃１を構成している。

なお、外刃１の内側において、切断部４ｂないしその下
方領域に形成された刃穴５にかけて、外刃内面と往復動
して摺接する内刃６が設けられるものである。

次に本発明の詳細な説明する。

外刃１を肌に当て髭剃りを行うに際し、第１の外刃様２
の外刃先端幅が狭い櫛状に形成されているため、高開口
部の髭導入部４ａで髭が導入されるために髭の導入高効
率が良好となる。しかして、第２の外刃様３部で構成さ
れる切断部４ｂへ直進的に髭は案内されるため、スムー
スに髭導入され肌されりの良い刃が得られる。また、幅
の狭い第１の外刃様２はＶ字状の外刃先端部を重合させ
てい　　　　　ｉるため、先端が薄く形成出来、特に長
い髭の毛先等が外刃先端に接触しにくく髭の根元の方で
導入するため、更に髭の導入効率が良くなるものであま
た、Ｖ字状外刃先端の櫛状部′を幅の狭い第１゛　の外
′刃桟２と幅の広い第２の外刃様３とで一体的に形成し
ているため、第１の外刃様２は肌への刃の押しイ１け等
に撓み易く、肌の微小な凹凸に追従し易いため、肌ざわ
りが良く効率の−高い髭導入が得られる。更に、導入さ
れた髭の切断部４ｂの第２の外刃様３は幅が広く、剛性
が高いので刃゛先端の第１の外刃様２の撓みの影響を受
けず、外刃１と内刃６の！−の変化が微小であるために
切れ味が良好となる。

第２図は呆発明の第２実−例を示すもあで、この実施例
では重合された第１の外刃様２とその下方に連続的に延
びる第２の外刃様３が同じ−に形成され、よって髭導入
ｉが同じ幅に形成され、ｋつ外刃１の頂部の重合された
第１の外刃様２のつ斜目乍方に末広がりに延びて外刃１
の側面が形成されている市に特徴を誓している。なお、
他の構成、作用は第１実施例と略同様である。

第３図は本発明の第３実施例を示すもので、この実施例
ではＶ字状の外刃１の一方の側面１ａが常に肌に接する
面とする場合、肌の接する側面側をフラットに形成した
点に特徴を有している。すなわら、外刃１先端部の重合
された第１の外刃様２部を肌と接しない他方の側面１ｂ
側に傾斜させ、この％１の外刃様２部を側面１ｂＧ：Ｚ
対し略し字状にし、　　　　′−々の側面１ａにおいて
第１の外刃様２部とそれに続く第２の外刃様３ｉ！ｉｌ
ｌないしその下方の外刃側向夏なわら外刃側面１ａ！ｒ
フラツトに面一状に形成したものである。

第４図（イ）、（ロ）はこの実施例の動作を示すもので
、肌７と接する外刃１の側面１ａをフラットに形成しで
あるため、肌７との密着性が前述の実施例に比べより良
好５なり、ｇ１８を速やかに切断することができる。な
お、（ロ）図中矢印は外刃１の移動方向である。また他
の作用は前述の実施例と略同様である。

第５図（イ）、（ロ）は本発明の第４実施例を示すもの
で、第１の外刃様２と第２の外刃様３との境界部に内側
に向かうクビレ部ａをそれぞれ設けることにより、第１
の外刃様２の肌と接触した際の撓みを第２の外刃様３へ
影響させない形状にし、より外刃１と内刃６の密〜看性
を保ち、切れ味の良い刃を得るようにした点に特徴を有
している。

第６図（イ）、（ロ）は本発明の第５実施例を示すもの
で、Ｖ字状に形成した外刃１の先端部に第１の外刃様２
とこの第１の外刃様２よりも内側に引込んだ第２の外刃
様３°とで髭導入部４を構成し、かつ折曲された第１の
外刃様２を重合すると共に、第２の外刃様３°は外刃１
の左右側面の外方に突出形成され、この第２の外刃様３
゛の上面は直線状をなし、左右外方に突出した突起３ａ
’は下方に向かって湾曲形成されている。しかして、髭
導入部４は第１の外刃様２によって区画形成される高開
口部の髭導入部４ａ’と、口の髭導入部４ａ’と連続し
、かつ中央部に第２の外刃様３゛赤位置し、２又に分枝
する切断部４ｂ’とからなり、また、髭導入部４の下方
領域には多数の刃穴５が形成されている。

第７図（イ）、（ロ）は第５実施例の動作を示すもので
、この実施例では髭導入は隣合った第１の外刃様２．２
のピッチの荒い上方の高開口部の髭導入部４ａ’に導入
され、髭８は第２の外刃様３′の方へ何等の抵抗もなく
案内されると共に、第２の外刃様３′の外方に突出した
突起３ａ’によりその部分が局部的に肌７を強く押し付
けるため、髭８′は起毛し、また容易に第２の外刃様３
′の先端部に当った髭も左右の凹状の切断部４ｂ’へ案
内されるため、効率良（、しかも抵抗なく髭導入部４ａ
’から切断部４ｂ’へ案内され切断効率のよい肌ざわり
のよいものが得られる。

なお、上記各実施例において外刃の頂部の重合部は一般
的には第１の外刃様２を折曲し密着させて形成すると髭
８の引っかかりがなく好ましいが、若干隙間が設けられ
ていても良い。しかして、隙間は髭８が引っかからない
程度のものとし、この　　　　　　Ｉように隙間を設け
ておくと外刃様の変形を隙間によって吸収することがで
き、また、外刃１と内刃６の干渉による外刃１の損傷を
防止し得るものである。また、重合した第１の外刃様に
弾性を持たせることができ、Ｃれにより肌への密着性を
良くすることができる。

更に、上記実施例の如く外刃先端部の櫛状開口部を第１
の外刃様と第２の外刃様とで形成したものにおいて・、
外刃頂部の第１の外刃様は厚さの薄い外刃様で、一方策
２の外刃様は厚さの厚い外刃様で構成し、かつ第１の外
刃様を重合させて□構成すると好適である。この場合、
第１の外刃様が肌に追従し密着する際の弾性変形は厚目
の外刃様では少なく、よって内刃と外刃との密着を損う
ことがなく切れ味の低下を防止することができる。

（発明の効果）以上の□通り本発明によれば、電気かみそりの外刃にあ
ってこの外刃の頂部に髭導入用の櫛状の開口部を備えた
ものにおいて、前記櫛状の開口部を区画形成する外刃様
を重合して形成したから、髭は重合された第１の外刃様
により根元からすくわれて髭切断部に直線的に案内され
るので、髭をスムースに効率良く切断することができる
。

また、外刃頂部の外刃様は幅の狭い第１の外刃様と幅の
広い第２の外刃様とからなり、前記第１の外刃様を重合
させて構成したから、第１の外刃様を常に肌に密着する
よう弾性を持たせることができ、肌ざわりが良い利点が
ある。この場合、更に第１の外刃様の幅を狭′＜シて゛
あるため、外刃先端部開口を大きくとれ髭の導入効率が
良い利点がある。

また、上記に加え外刃鎖部の外刃様は厚さの薄い第１の
外刃様と厚さの厚い第２の外刃様とから構成することに
より、第１の外刃様が肌に追従し声會する際の弾性変形
を広幅や厚さの厚い第２の外刃様ではその影響が少なく
外刃と内刃の密着の良（′１ものが得られ切□れ味を良
くすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（イ）、（ロ）、は本発明の第１実施例で、（イ
）は側面図、（ロ）は同上の部分正面図、第２図（イ）
。９（ロ）は本発明の第２実施例、第３図は本発明の第３
実施例、第４図（イ＞、（Ｄ）は同上の動作説明図、第
５図（イ）、（ロ）は本発明の第４実施例、第６図（イ
）、（ロ）は本発明の第５実施例、第７図（イ）。（ロ）は同上の動作説明図、第８図（イ）、（ロ）は従
来例である。１・・・・外刃、２・・・・第１の外刃桟、３，３′・
・・・第２の外刃桟、４・・・・髭導入部、４ａ、４ａ
’・・・・髭導入部、４ｂ、　４ｂ’・・・・切断部は
７＋′する第１図第２図第３図第４図第５図（イ）　　　　　　　　　　　（ロ）第６図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）電気かみそりの外刃にあってこの外刃の頂部に髭
導入用の櫛状の開口部を備えたものにおいて、前記櫛状
の開口部を区画形成する外刃桟を重合して形成したこと
を特徴とする電気かみそりの外刃。
（２）外刃頂部の外刃桟は密着重合してなる特許請求の
範囲第１項記載の電気かみそりの外刃。
（３）外刃頂部の外刃桟は幅の狭い第１の外刃桟と幅の
広い第２の外刃桟とからなり、前記第１の外刃桟を重合
させた特許請求の範囲第１項記載の電気かみそりの外刃
。
（４）外刃頂部を傾斜せしめ肌と接する外刃の一方の側
面を面一状に形成し、この側面に肌が密着するようにし
た特許請求の範囲第１項記載の電気かみそりの外刃。
（５）第１の外刃桟と第２の外刃桟との境界部にくびれ
部を設けた特許請求の範囲第１項記載の電気かみそりの
外刃。
（６）外刃頂部の外刃桟は厚さ薄い第１の外刃桟と厚さ
の厚い第２の外刃桟とにてなり、前記第１の外刃桟を重
合させた特許請求の範囲第１項記載の電気がみそりの外
刃。