JPH08141226A - 往復式電気かみそりの外刃 - Google Patents
往復式電気かみそりの外刃Info
- Publication number
- JPH08141226A JPH08141226A JP28219094A JP28219094A JPH08141226A JP H08141226 A JPH08141226 A JP H08141226A JP 28219094 A JP28219094 A JP 28219094A JP 28219094 A JP28219094 A JP 28219094A JP H08141226 A JPH08141226 A JP H08141226A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- razor
- slot
- outer blade
- whiskers
- long
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 あらゆる方向にばらばらに曲がって伸びたく
せひげに対しても、すべてのくせひげを完全に誘い込ん
で残らずひげが剃れる電気かみそりの外刃を提案する。 【構成】 アーチ状に張設された往復式電気かみそりの
外刃２において、山腹領域に傾斜角度が異なる長孔３を
一直線状に形成する。
せひげに対しても、すべてのくせひげを完全に誘い込ん
で残らずひげが剃れる電気かみそりの外刃を提案する。 【構成】 アーチ状に張設された往復式電気かみそりの
外刃２において、山腹領域に傾斜角度が異なる長孔３を
一直線状に形成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、往復式電気かみそり
の外刃に関するものである。
の外刃に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】往復式電気かみそりの外刃においては、
くせひげや長いひげを剃る場合に、切断しやすいように
長孔を形成した外刃が知られている。例えば、図５は従
来の往復式電気かみそりの外刃２を展開した状態の平面
図である。この外刃２を、図４に示す往復式電気かみそ
り１のヘッド部にアーチ状に張設する。外刃２の内面側
には、往復駆動する内刃がスプリング等によって圧接し
た状態で設けられている。ここで、図示しないが外刃２
の山頂付近にはひげを導入して切断するための短孔が形
成されている。導入されたひげは内刃と外刃との協働作
用によって切断される。
くせひげや長いひげを剃る場合に、切断しやすいように
長孔を形成した外刃が知られている。例えば、図５は従
来の往復式電気かみそりの外刃２を展開した状態の平面
図である。この外刃２を、図４に示す往復式電気かみそ
り１のヘッド部にアーチ状に張設する。外刃２の内面側
には、往復駆動する内刃がスプリング等によって圧接し
た状態で設けられている。ここで、図示しないが外刃２
の山頂付近にはひげを導入して切断するための短孔が形
成されている。導入されたひげは内刃と外刃との協働作
用によって切断される。
【０００３】このアーチ状に張設された外刃２の山腹領
域には長孔３が形成されている。この長孔３の拡大図を
図７に示している。図４，図５及び図７に示す長孔３は
外刃２を展開したときの長手方向に対して垂直方向に各
長孔２が縦長になるように、そして水平方向に一列に並
ぶようにして形成されている。長孔３は、くせひげや長
いひげを切断する際に、これらのひげを誘い込みやすく
なっている。なお長孔３の長さは約１．５〜２ｍｍとな
っている。
域には長孔３が形成されている。この長孔３の拡大図を
図７に示している。図４，図５及び図７に示す長孔３は
外刃２を展開したときの長手方向に対して垂直方向に各
長孔２が縦長になるように、そして水平方向に一列に並
ぶようにして形成されている。長孔３は、くせひげや長
いひげを切断する際に、これらのひげを誘い込みやすく
なっている。なお長孔３の長さは約１．５〜２ｍｍとな
っている。
【０００４】ところで、くせひげや長いひげは、顔面の
皮膚に対して垂直にまっすぐ伸びていることは少なく、
傾斜したり曲がったりして伸びていることが多い。従っ
て、前記一列に並べられた長孔３は各長孔とも垂直に立
っているために、ひげの誘い込みが十分に行われないこ
とがあった。
皮膚に対して垂直にまっすぐ伸びていることは少なく、
傾斜したり曲がったりして伸びていることが多い。従っ
て、前記一列に並べられた長孔３は各長孔とも垂直に立
っているために、ひげの誘い込みが十分に行われないこ
とがあった。
【０００５】一方、図６や図８に示されるように、長孔
３が傾斜して形成されている外刃２も知られている。し
かしながら、この場合も各長孔とも傾斜角度が一定なの
で、ばらばらに曲がって伸びたくせひげに対して、すべ
てのくせひげを完全に誘い込むことができなかった。
３が傾斜して形成されている外刃２も知られている。し
かしながら、この場合も各長孔とも傾斜角度が一定なの
で、ばらばらに曲がって伸びたくせひげに対して、すべ
てのくせひげを完全に誘い込むことができなかった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従って、この発明は、
あらゆる方向にばらばらに曲がって伸びたくせひげに対
しても、すべてのくせひげを完全に誘い込んで残らずひ
げが剃れる電気かみそりの外刃を提案することを目的と
している。
あらゆる方向にばらばらに曲がって伸びたくせひげに対
しても、すべてのくせひげを完全に誘い込んで残らずひ
げが剃れる電気かみそりの外刃を提案することを目的と
している。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、アーチ状に張設された往復式電気かみそりの外刃に
おいて、山腹領域に傾斜角度が異なる長孔を一直線状に
形成する。
に、アーチ状に張設された往復式電気かみそりの外刃に
おいて、山腹領域に傾斜角度が異なる長孔を一直線状に
形成する。
【０００８】
【作用】この発明によれば、くせひげや長いひげを剃る
場合に、ばらばらな方向に伸びた各ひげに対して、ひげ
の伸びた方向に沿って傾斜した長孔がくせひげを誘い込
む。長孔は傾斜角度が異なって形成されているので、あ
らゆる方向にばらばらに曲がって伸びたくせひげに対し
ても、傾斜角度の異なる各長孔が各くせひげを完全に誘
い込んで残らずひげを剃ることができる。
場合に、ばらばらな方向に伸びた各ひげに対して、ひげ
の伸びた方向に沿って傾斜した長孔がくせひげを誘い込
む。長孔は傾斜角度が異なって形成されているので、あ
らゆる方向にばらばらに曲がって伸びたくせひげに対し
ても、傾斜角度の異なる各長孔が各くせひげを完全に誘
い込んで残らずひげを剃ることができる。
【０００９】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。なお、この実施例においては、上記従来の技術の欄
に記載した各部品について同一の符号を用いて記載す
る。本実施例における外刃２は、図２の展開図に示すよ
うに、長孔３が形成されている。この外刃２を、図１に
示す往復式電気かみそり１のヘッド部にアーチ状に張設
する。外刃２の内面側には、往復駆動する内刃がスプリ
ング等によって圧接した状態で設けられている。ここ
で、図示しないが外刃２の山頂付近にはひげを導入して
切断するための短孔が形成されている。導入されたひげ
は内刃と外刃２との協働作用によって切断される。
る。なお、この実施例においては、上記従来の技術の欄
に記載した各部品について同一の符号を用いて記載す
る。本実施例における外刃２は、図２の展開図に示すよ
うに、長孔３が形成されている。この外刃２を、図１に
示す往復式電気かみそり１のヘッド部にアーチ状に張設
する。外刃２の内面側には、往復駆動する内刃がスプリ
ング等によって圧接した状態で設けられている。ここ
で、図示しないが外刃２の山頂付近にはひげを導入して
切断するための短孔が形成されている。導入されたひげ
は内刃と外刃２との協働作用によって切断される。
【００１０】ここで、前記長孔３は、外刃２をかみそり
１のヘッド部に張設したときにちょうど山腹に位置する
ようになっている。そして長孔３は、図１及び図２に示
されるように、外刃２を展開したときの長手方向に対し
て水平方向に一列に並ぶようにして形成されている。ま
た、一列に並べられた長孔３は、中央の長孔３が長手方
向に対して垂直に立つように縦長に形成されて、そこか
ら両端に向かって徐々に傾斜するようにして並べられて
いる。即ち、図３に示されるように、中心の長孔３０の
一つ左隣の長孔３１の傾斜角度がＢのとき、五つ離れた
長孔３５の傾斜角度はＡとなっており、傾斜角度が大き
くなっている。また、中心から右方向のの長孔は逆に傾
斜しており、左右対象となっている。なお、長孔３の長
さは１．５〜２ｍｍ、幅が０．２〜０．３ｍｍの範囲で
形成されている。
１のヘッド部に張設したときにちょうど山腹に位置する
ようになっている。そして長孔３は、図１及び図２に示
されるように、外刃２を展開したときの長手方向に対し
て水平方向に一列に並ぶようにして形成されている。ま
た、一列に並べられた長孔３は、中央の長孔３が長手方
向に対して垂直に立つように縦長に形成されて、そこか
ら両端に向かって徐々に傾斜するようにして並べられて
いる。即ち、図３に示されるように、中心の長孔３０の
一つ左隣の長孔３１の傾斜角度がＢのとき、五つ離れた
長孔３５の傾斜角度はＡとなっており、傾斜角度が大き
くなっている。また、中心から右方向のの長孔は逆に傾
斜しており、左右対象となっている。なお、長孔３の長
さは１．５〜２ｍｍ、幅が０．２〜０．３ｍｍの範囲で
形成されている。
【００１１】このようにして形成された長孔３は様々な
傾斜角度を持たせることができる。そして、これらの長
孔３を一列に並べることによって、短孔領域と長孔領域
とを区別することができ、外刃２の開孔パターンが単純
で加工も簡単になる。
傾斜角度を持たせることができる。そして、これらの長
孔３を一列に並べることによって、短孔領域と長孔領域
とを区別することができ、外刃２の開孔パターンが単純
で加工も簡単になる。
【００１２】さて、この外刃２を用いてくせひげや長い
ひげを剃る場合に、ばらばらな方向に伸びた各ひげに対
して、ひげの伸びた方向に沿った方向に傾斜した長孔が
くせひげを誘い込む。長孔は傾斜角度が異なって形成さ
れているので、あらゆる方向にばらばらに曲がって伸び
たくせひげに対しても、傾斜角度の異なる各長孔がくせ
ひげを完全に誘い込んで残らずひげを剃ることができ
る。
ひげを剃る場合に、ばらばらな方向に伸びた各ひげに対
して、ひげの伸びた方向に沿った方向に傾斜した長孔が
くせひげを誘い込む。長孔は傾斜角度が異なって形成さ
れているので、あらゆる方向にばらばらに曲がって伸び
たくせひげに対しても、傾斜角度の異なる各長孔がくせ
ひげを完全に誘い込んで残らずひげを剃ることができ
る。
【００１３】さらに、長孔３は一列に並んでいるので、
例えば、くせひげが伸びている皮膚に対して長孔３の部
分を押しあてて、長孔の列方向にかみそりをスライドさ
せるようにする。そうするとひげの伸びた方向に対応す
る傾斜角度を持った長孔がひげを捕らえて誘い込む。そ
の結果、どんな方向に伸びたひげに対しても、素早く短
時間できれいに剃りあげることができる。
例えば、くせひげが伸びている皮膚に対して長孔３の部
分を押しあてて、長孔の列方向にかみそりをスライドさ
せるようにする。そうするとひげの伸びた方向に対応す
る傾斜角度を持った長孔がひげを捕らえて誘い込む。そ
の結果、どんな方向に伸びたひげに対しても、素早く短
時間できれいに剃りあげることができる。
【００１４】
【発明の効果】この発明によれば、くせひげや長いひげ
を剃る場合に、ばらばらな方向に伸びた各ひげに対し
て、ひげの伸びた方向に沿った方向に傾斜した長孔がく
せひげを誘い込む。長孔は傾斜角度が異なって形成され
ているので、あらゆる方向にばらばらに曲がって伸びた
くせひげに対しても、傾斜角度の異なる各長孔が各くせ
ひげを完全に誘い込んで残らずひげを剃ることができ
る。
を剃る場合に、ばらばらな方向に伸びた各ひげに対し
て、ひげの伸びた方向に沿った方向に傾斜した長孔がく
せひげを誘い込む。長孔は傾斜角度が異なって形成され
ているので、あらゆる方向にばらばらに曲がって伸びた
くせひげに対しても、傾斜角度の異なる各長孔が各くせ
ひげを完全に誘い込んで残らずひげを剃ることができ
る。
【００１５】さらに、長孔は一列に並んでいるので、例
えば、くせひげが伸びている皮膚に対して長孔の部分を
押しあてて、長孔の列方向にかみそりをスライドさせる
ようにする。そうするとひげの伸びた方向に対応する傾
斜角度を持った長孔がひげを捕らえて誘い込む。その結
果、どんな方向に伸びたひげに対しても、素早く短時間
できれいに剃りあげることができる。
えば、くせひげが伸びている皮膚に対して長孔の部分を
押しあてて、長孔の列方向にかみそりをスライドさせる
ようにする。そうするとひげの伸びた方向に対応する傾
斜角度を持った長孔がひげを捕らえて誘い込む。その結
果、どんな方向に伸びたひげに対しても、素早く短時間
できれいに剃りあげることができる。
【図１】本発明による外刃を用いた往復式電気かみそり
の要部斜視図
の要部斜視図
【図２】本発明による外刃の展開図
【図３】長孔部分の拡大図
【図４】従来の外刃を用いた往復式電気かみそりの要部
斜視図
斜視図
【図５】従来の外刃の展開図
【図６】従来の外刃の展開図
【図７】従来の外刃の長孔部分の拡大図
【図８】従来の外刃の長孔部分の拡大図
１ 往復式電気かみそり ２ 外刃 ３，３０，３１，３５ 長孔
Claims (1)
- 【請求項１】 アーチ状に張設された往復式電気かみそ
りの外刃において、山腹領域に傾斜角度が異なる長孔を
一直線状に形成したことを特徴とする往復式電気かみそ
りの外刃。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28219094A JPH08141226A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | 往復式電気かみそりの外刃 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28219094A JPH08141226A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | 往復式電気かみそりの外刃 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08141226A true JPH08141226A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17649253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28219094A Pending JPH08141226A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | 往復式電気かみそりの外刃 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08141226A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100364732C (zh) * | 2004-02-19 | 2008-01-30 | 株式会社泉精器制作所 | 电动剃须刀 |
| CN100371146C (zh) * | 2004-02-27 | 2008-02-27 | 株式会社泉精器制作所 | 往复式电动剃须刀及其内刀 |
| JP2010142427A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-01 | Kyushu Hitachi Maxell Ltd | 電気かみそり |
-
1994
- 1994-11-16 JP JP28219094A patent/JPH08141226A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100364732C (zh) * | 2004-02-19 | 2008-01-30 | 株式会社泉精器制作所 | 电动剃须刀 |
| CN100371146C (zh) * | 2004-02-27 | 2008-02-27 | 株式会社泉精器制作所 | 往复式电动剃须刀及其内刀 |
| JP2010142427A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-01 | Kyushu Hitachi Maxell Ltd | 電気かみそり |
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