JPS61293042A

JPS61293042A - ボ−リングの監視制御方式

Info

Publication number: JPS61293042A
Application number: JP60134646A
Authority: JP
Inventors: Toshihiro Fujimoto; 敏浩藤本; Shinichi Kuriaki; 栗秋　信一
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1985-06-20
Filing date: 1985-06-20
Publication date: 1986-12-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概　要〕ポーリングの監視制御方式において、送信手段が子局に
情報返送要求を送信する時にセットされ、その送信処理
に必要な時間経過後の所定時間でタイムアウトして次の
送信処理を行うタイミングを設定する管理タイマを設け
、該管理タイマがタイムアウトした時に送信手段の送信
処理が終了しているか否かを検査する。これにより、１
個の管理タイマで、送信手段における障害発生の有無の
検出と、次の送信処理に対するタイミングの設定を行う
ことが出来ると共に、ポーリングの監視制御を行うソフ
トウェアを簡単化することが出来る。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、親局が子局に対し情報返送を要求し、その要
求に対する応答情報を子局が親局に返送するタイミング
も親局が供給するポーリングの監視制御方式、特に、送
信手段が行った子局に対する情報返送要求の送信処理が
正常に行われたか否かを監視し、子局が親局に情報返送
を行うタイミングを設定するタイミング機構を簡単化す
ると共に、ポーリングの監視制御を行うソフトウェアを
簡単化する様に改良されたポーリングの監視制御方式〔
従来の技術〕従来、ポーリングの監視制御方式においては、親局が子
局に対して情報返送要求の送信を行うタイミングや子局
が親局に情報返送を行うタイミングの供給はソフトウェ
アによって行われ、実際にそれらを子局に送信するのは
、ハードウェアで構成された送信手段によって行われて
いた。ソフトウェアは、送信手段からの通知によってポ
ーリング動作の終了を認識していた。

第４図は、この様な従来のポーリングの監視制御方式を
示したものである。

第４図において、２００は全体の親局を示す。

２１０は送信手段で、図示しない子局に対して情報返送
要求等、ポーリングに必要な要求データを送信する。２
２０は要求データ編集部で、親局２００が子局に対して
送信するポーリング用の各種要求データを編集する。２
３０は起動部で、送信手段２１０の起動及び各種タイマ
のセットを行う。

２４０は送信監視タイマで、送信手段２１０の子局に対
する情報返送要求の送信開始時にセットされ、送信手段
２１０から送られた送信終了通知によってリセットされ
る。２５０は周期監視タイマで、送信手段２１０の子局
に対する情報返送要求の送信開始時にセットされ、その
要求に対する応答情報を子局が親局２００に返送するタ
イミングを送信する時間前にタイムアウトする。２６０
は監視部で、両タイマ２４０及び２５０の状態から送信
手段２１０における障害発生の有無の監視を行う。

次に、第４図の動作を、第５図のフローチャートを参照
して説明する。なお、以下の説明において括弧内のステ
ップＳｉは第５図のフローチャートの各ステップを示す
ものである。

要求データ編集部２２０は、子局に対して行う情報返送
要求に必要な要求データを編集し、編集が終了すると起
動部２３０に通知する（ステップＳ１）。

この通知を受けると起動部２３０は、送信手段２１０に
送信開始を指令すると共に送信監視タイマ２４０をセッ
トし、更に周期監視タイマ２５０をセットする（ステッ
プＳ２　、Ｓ３）。

送信手段２１０は、起動部２３０により送信゛開始を指
令されると、要求データ編集部２２０で編集され要求デ
ータを受けて子局に対し情報返送要求の送信処理を行う
（ステップＳ４）。この送信処理が終了すると、送信終
了をソフトウェア側の送信監視タイマ２４０に通知する
（ステップＳＳ）。

送信監視タイマ２４０は、送信終了通知をうけるとリセ
ットされる（ステップＳ６）。

監視部２６０は、送信監視タイマ２４０がリセットされ
た後、周期監視タイマ２５０が所定時間経過後にタイム
アウトされたことを検出すると、次の処理である子局が
親局に返送するタイミングデータの送信処理を行わせる
（ステップＳ？）。

以上は正常な場合の動作であるが、もし送信手段２１０
に障害が発生し、子局に対する情報返送要求の送信が正
常に処理されない場合は送信終了ｉｍ知が発生されず、
送信監視タイマ２４０に対するリセットは行われない。

監視部２６０は、周期監視タイマ２５０が所定時間が経
過してタイムアウト状態になった時、送信監視タイマ２
４０がリセットされているか否かを検査し、もしリセッ
トされていない場合は、それにより送信手段２１０に障
害が発生したことを検出する（ステップＳ８）。

以上の様にして、従来のポーリングの監視制御方式は、
２個の監視タイマを設けて送信手段における障害発生の
有無を検出していた。なお、各監視タイマの行うセット
やりセット処理は、ソフトウェア処理によって行われる
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のポーリングの監視制御方式は、前述の様に、２個
の監視タイマを設けて送信手段における障害発生の有無
の検出を行っていた。この為、タイマ機構が複雑になる
と共に、各タイマのセット及びリセット処理等が増加し
てソフトウェアが複雑になるという問題があった。

〔問題点を解決するための手段〕

従来のポーリングの監視制御方式における前述の問題点
を解決する為に本発明が講じた手段を、第１図を参照し
て説明する。

第１図は、本発明の構成をブロック図で示したものであ
る。

第１図において、１００は全体の親局を示す。

１１０は送信手段で、図示しない子局に対して情報返送
要求等、ポーリングに必要な要求データを送信する。

１２０は要求データ編集部で、親局１００が子局に対し
て送信するポーリング用の各種要求データを編集する。

１３０は起動部で、送信手段１１０の起動及び管理タイ
マのセットを行う。

１４０は管理タイマで、送信手段１１０の子局に対する
情報返送要求の送信開始時にセットされ、情報返送要求
の送信処理に必要な時間より大きい時間経過後にタイム
アウトされて次の送信処理を行うタイミングを設定する
。

１５０は監視部で、管理タイマ１４０がタイムアウトし
た時点において送信手段１１０の子局に対する前記情報
返送要求の送信処理が終了しているか否かを検査し、送
信手段１１０における障害発生の有無を検出する。

〔作　用〕

要求データ編集部１２０は、子局に対して行う情報返送
要求に必要な要求データを編集し、編集が終了すると起
動部１３０に通知する。

この通知を受けると、起動部１３０は、送信手段１１０
に送信開始を指令すると共に、管理タイマ１４０をセッ
トする。

送信手段１１０は、起動部１３０により送信開始を指令
されると、要求データ編集部１２０で編集された要求デ
ータを受けて子局に対し情報返送要求の送信処理を行う
。この送信処理が終了すると、送信終了を監視部１５０
に通知する。

監視部１５０は、管理タイマー３０がタイムアウトした
時点において送信手段１１０の子局に対する前記情報返
送要求の送信処理が終了しているか否かを検査する。送
信終了が検知された時は送信処理は正常に行われ、従っ
て送信手段１１０に障害の発生の無いことが検出される
。送信終了が検知されない場合は、送信手段１１０にお
ける何らかの原因により送信処理が正常に実行されなか
ったのであるから、送信手段１１０に障害の発生したこ
とが検出される。

送信手段１１０が正常の場合は、管理タイマ１４０のタ
イムアウト時点でタイミングをとって次の送信処理を行
う。通常、子局が親局１００に情報返送を行うタイミン
グを送信する。

送信手段１１０に障害発生が検出された時は、所定の障
害対策を行う。

以上の様にして、１個の管理タイマによって送信手段に
おける障害発生の有無の検出と、次の送信処理を行うタ
イミングの設定を行うことが出来る。又、管理タイマを
制御するプログラムが簡単となりポーリング動作を効率
的に行うことが出来る。

〔実施例〕

本発明の一実施例を、第２図及び第３図を参照して説明
する。

第２図は本発明の一実施例の構成ブロック説明図、第３
図は同実施例の動作を示すフローチャートである。

（構成の説明）第２図において、親局１００、送信手段１１０、要求デ
ータ編集部１２０、起動部１３０、管理タイマ１４０及
び監視部１５０については、第１図で説明した通りであ
る。

監視部１５０において、１５１は記憶部で、メモリやラ
ンチ回路等で構成され、送信手段１１０から送られた送
信終了通知を記憶する。１５２は検査部で、管理タイマ
１４０がタイムアウトした時点において記憶部１５１に
送信終了ｉｍ知が来ているか否かを検査し、送信終了通
知が記憶されている場合は、送信手段１１０は正常に送
信処理を終了したと判断して次の送信処理を行い、送信
終了通知が記憶されていない場合は、送信手段１１０に
障害が発生したものと判断して障害発生を通知する。

（動作の説明）第２図の動作を、第３図のフローチャートを参照し、そ
のステップに従って説明する。

（１１ステップＳ１要求データ編集部１２０は、子局に対して行う情報返送
要求に必要な要求データを編集し、編集が終了すると起
動部１３０に通知する。

（２）　　ステップＳ２起動部１３０は、前記通知を受けると、送信手段１１０
に送信開始を指令すると共に、管理タイマ１４０をセッ
トする。

（３）　　ステップＳ３送信手段１１０は、起動部１３０により送信開始を指令
されると、要求データ編集部１２０で編集された要求デ
ータを受けて子局に対し情報返送要求の送信処理を行う
。

（４）　　ステップＳ。

送信手段１１０は、この送信処理が終了すると、送信終
了を監視部１５０に通知する。

（５）　　ステップＳ５監視部１５０の記憶部１５１は、送信手段１１０より送
られた送信終了通知を記４ａする。

（６）　　ステップＳｂ検査部１５２は、管理タイマ１４０がタイムアウトした
か否かをチェックしており、タイムアウトが検知される
と、次のステップＳ、の処理を行う。

（７）ステップＳ７検査部１５２は、管理タイマ１４０がタイムアウトした
ことを検出すると、その時点で記憶部１５１に送信終了
通知が記憶されているか否かを検査する。管理タイマ１
４０のタイムアウト時間は送信手段１１０の送信処理に
必要な時間よりも大きく選定されているので、送信手段
１１０に異状が無く送信処理が正常に終了した場合は、
管理タイマ１４０のタイムアウト時点において送信処理
は終了し、記憶部１５１に送信終了通知は記憶された状
態にある。

従って、検査部１５２は、管理タイマ１４０がタイムア
ウトした時点において記憶部１５１に送信終了後通知が
記憶されている場合は、送信手段１１０は正常に送信処
理即ちポーリングを終了したと判断し、管理タイマ１４
０のタイムアウト時点でタイミングをとって次の送信処
理を行う。通常、子局が親局１００に情報返送を行うタ
イミングを送信する。

記１．ａ部１５１に送信終了通知が記憶されていない場
合は、送信手段１１０に障害が発生したことを通知する
。

〔発明の効果〕

以上説明した様に、本発明によれば、次の諸効果が得ら
れる。

（イ）１個の管理タイマにより送信手段における障害発
生の有無の検出と次の送信処理のタイミングの設定を行
うことが出来、タイマ機構を簡単化することが出来る。

（ロ）管理タイマが１個であるので、そのセット及びリ
セットする回数が少くて済み、管理タイマ（７）　ｉ制
御プログラムが簡単化され、ポーリング動作を効率的に
行うことが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図・・・本発明の構成のブロック説明図、第２図・
・・本発明の一実施例の説明図、第３図・・・同実施例
の動作を示すフローチャート、第４図・・・従来のポー
リング監視制御方式の説明図、第５図・・・第４図の動作を示すフローチャート。第１図において、１００・・・親局、１１０・・・送信手段、１２０・・
・要求データ編集部、１３０・・・起動部、１４０・・
・管理タイマ、１５０・・・監視部。

Claims

【特許請求の範囲】親局１００が子局に対し情報返送を要求し、その要求に
対する応答情報を子局が親局に返送するタイミングも親
局が供給するポーリングの監視制御方式において、（ａ）子局に対して情報を返送要求等、ポーリングに必
要な要求データを送信する送信手段（１１０）と、（ｂ）送信手段（１１０）の子局に対する情報返送要求
の送信開始時にセットされ、情報返送要求の送信処理に
必要な時間より大きい時間経過後にタイムアウトされて
次の送信処理を行うタイミングを設定する管理タイマ（
１４０）と、（ｃ）管理タイマ（１４０）がタイムアウ
トした時に送信手段（１１０）の子局に対する情報返送
要求の送信処理が終了しているか否かを検査して送信手
段（１１０）における障害発生の有無を検出する監視部
（１５０）を設けたことを特徴とするポーリングの監視制御方式。