JPS61284319A - 超硬合金の放電加工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はワイヤ放電加工機でもって超硬合金を放電加工
する際に発注する電解腐食の防止抑制技術に関する。

〔従来の技術〕

従来、ワイヤ放電加工機で超硬合金の工作物を放電加工
する場合、加工液として比抵抗が１０　〜１０Ω・ａ程
度のイオン交遺水を使用している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

加工液として１０　〜１０　Ｑ−ｚ程度のイオン交夷水
を使用すればワイヤ電極と工作物との間に印加した電圧
によりワイヤ電極から加工液を介して工作物面に微小電
流が流れる。この漏洩電流（電解ｗｌ流）が超硬合金で
あるコバルト層に作用し、コバルトが電解溶出し、脱コ
バルト現象を住じろ。

このため工作物表層部において生地組織が破糖され、超
硬合金のもつ本来の件質が失われ、その量適としての目
的を達成できない。この対策として加工液の比抵抗を極
端に高くし、純水に近ずけた加工液を使用することが考
えられるがξれでも加工時のイオン生成により、加工液
へのイオン溶は込みが起こり、完全絶綾液とするξとは
できず、漏洩ｗｔ流を遮断することは不可能であり、加
工時の電解現象は免れなかった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明はかかる問題を解決した超硬合金の放電加工法を
提供せんとする屯のであり、その要旨はタングステンカ
ーバイト等超硬合金の工作物をワイヤ放電加工機で加工
するワイヤ放電加工法に於いて、加工剪に工作物表面に
ペンキ、インキ、ニス等の塗料を塗布することにより、
工作物の表層部を電解電流による腐食−から保護するこ
とを特徴とする超硬合金の放電加工法にある。塗料とし
てはケガキ用青ペンキ、マジックインキ、ニス及びこれ
に類する塗料で充分であるが、放電加工時の１〜５　ｋ
ｌ／ｒ４程度の加工液圧によってこれら塗料が剥げない
程度に工作物に密塘させればよく、厚く塗布する必要は
ない。又塗料は放電によって分解されたときく有機生成
物の発止が少ないものが望ましい。

〔作用〕

本発明では工作物の長面（主に上面及び下面）に塗料を
塗布することにより、加工液を介して流れる關洩電流に
よろ工作物表面への電解作用を阻止または保護して、電
解腐食を防ぐものである。

〔実施例〕 図面に示す実施例はタングステンカーバイトの超硬合金
板（２）の上面及び下面にケガキ作業時に使用する青ペ
ンキを薄く塗布して工作物の表面に塗装面（１）を形成
し、ワイヤ放電加工機によって通常の加工液中で放電加
工させた例である。図中（３）はワイヤ電極、（４）は
ワイヤガイド、（５）は加工後の加工軌跡、（６）はロ
ーラである。

この実施例の装置でもってこの肯ペンキを塗布しないで
放電加工した場合工作物の加工端面から１．５〜・２５
　ｔｓ　程度の電解腐食が認められたが、上記肯ペンキ
を塗布して上面、下面に塗装面（１）を形成して放電加
工した場合、加工４面から０．２５Ｍ！ｌｉｊ度の電解
腐食しか認められず、その効果拡大なるものであった。

。 〔発明の効果〕 以上の様に本発明によれば放電加工する前の簡単な前処
理するだけで超硬合金の放電加工におけがある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明超硬合金の放電加工法の実施例を示す説明
図である。 （１）　：　ｍ装面　　　（２）：超硬合金板（３）：
ワイヤ電極　（４）：ワイヤガイド（５）：加工軌跡　
　（６）：ローラ 代　　理　　人　　　戸　　島　　１四部図面の浄Ｓ（
内容に変更なし） 手続補正書（方式） 昭和６０年９月２４日 特許庁長官　宇　賀　道　部　殿 昭和ω年特許願第１２６９５７号 ２、発明の名称 超硬合金の放電加工法 ３、補正をする者 事件との関係　　　　特許出願人 住所 ４、代　理　人 ５、補正命令の日付　　昭和ω年８月２７日（発送日）
６、補正の対象 図面 ７、補正の内容 適正に補正した図面を別紙の通り添付する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）タングステンカーバイト等超硬合金の工作物をワイ
   ヤ放電加工機で加工するワイヤ放電加工法に於いて、加
   工前に工作物表面にペンキ、インキ、ニス等の塗料を塗
   布することにより、工作物の表層部を電解電流による腐
   食から保護することを特徴とする超硬合金の放電加工法
   。