JPS61283605A - キレ−ト樹脂及びその製法 - Google Patents
キレ−ト樹脂及びその製法Info
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- JPS61283605A JPS61283605A JP12564585A JP12564585A JPS61283605A JP S61283605 A JPS61283605 A JP S61283605A JP 12564585 A JP12564585 A JP 12564585A JP 12564585 A JP12564585 A JP 12564585A JP S61283605 A JPS61283605 A JP S61283605A
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- chelate resin
- chelate
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は新規なキレート樹脂及びその製造法に関するも
のであり、更に詳しくは、2.3−エビチオプロピルメ
タクリレートおよび/または2.3−エビチオプロピル
アクリレートを構成単位とする架橋重合体を基体とする
3、N配位型の新規なキレート樹脂及びその製造法に関
するものである。
のであり、更に詳しくは、2.3−エビチオプロピルメ
タクリレートおよび/または2.3−エビチオプロピル
アクリレートを構成単位とする架橋重合体を基体とする
3、N配位型の新規なキレート樹脂及びその製造法に関
するものである。
キレート樹脂は金属イオンを含む溶液から特定の金属イ
オンを選択的に捕捉する機能を有しており、各種の産業
排水や化学製品、食品等の製造プロセス中における有害
重金属の除去や有用重金属の回収、希薄溶液からの有用
金属の濃縮、回収、多成分金属系から各金属の分離等に
広範な用途を持つものである。
オンを選択的に捕捉する機能を有しており、各種の産業
排水や化学製品、食品等の製造プロセス中における有害
重金属の除去や有用重金属の回収、希薄溶液からの有用
金属の濃縮、回収、多成分金属系から各金属の分離等に
広範な用途を持つものである。
従来多数のキレート樹脂が知られており、主なものには
、イミノジ酢酸、ポリアルキレンポリアミン、ジチオカ
ルバミン酸、チオール、アミドキシム等の配位基を、ス
チレ/−ジビニルベンゼン共重合体、エポキシ樹脂、フ
エ/ −ル樹脂、塩化ビニル樹脂等の基体に導入したも
のである。
、イミノジ酢酸、ポリアルキレンポリアミン、ジチオカ
ルバミン酸、チオール、アミドキシム等の配位基を、ス
チレ/−ジビニルベンゼン共重合体、エポキシ樹脂、フ
エ/ −ル樹脂、塩化ビニル樹脂等の基体に導入したも
のである。
本発明の目的は樹脂の物理的強度、化学的強度が良好で
、かつキレート交換容量が大で、しかも簡単な反応で容
易に合成できる新規なキレート樹脂及びその製法を提供
することにある。
、かつキレート交換容量が大で、しかも簡単な反応で容
易に合成できる新規なキレート樹脂及びその製法を提供
することにある。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明は式(1)
%式%
(式中 R1はメチル基又は水素原子)で表ゎされる構
造単位を有するキレート樹脂、及びその裏造法忙関する
ものである。
造単位を有するキレート樹脂、及びその裏造法忙関する
ものである。
本発明のキレート樹脂はコ、3−エビチオグロビルメタ
クリレートおよび/iたは2.3−エビチオプロピルア
クリレートを構成単位とする架橋重合体とヒドラジンと
を反応させることによって下式の反応に従って製造され
る。
クリレートおよび/iたは2.3−エビチオプロピルア
クリレートを構成単位とする架橋重合体とヒドラジンと
を反応させることによって下式の反応に従って製造され
る。
「
−CH,−C! −
一一一→ R13
夏
0HjO−
COOOH宜−OH−OH意NHMTo+H鵞O(式中
R1はメチル基又は水素原子を表わす6)2.3−エビ
チオプロピルメタクリレートおよび/iたはコ、3−エ
ビチオプロピルアクリレートを構成単位とする架橋重合
体とヒドラジンとの反応は、溶媒の存在下又は非存在下
で両者を攪拌混合しながら加熱することによっておこな
われる。溶媒を使用する場合は前記架橋重合体に対して
不活性で、ヒドラジ/を溶解し、かつ、これら架橋重合
体を膨潤させる溶媒が好ましく、例えば、メタノール、
エタノールなどアルコール類、ベンゼン、トルエンなど
芳香族炭化水素類、アセトン、ジオキサン、メチルエチ
ルケトン、エーテル、テトラヒドロフラン、ジメチルホ
ルムアミド等が挙げられる。
R1はメチル基又は水素原子を表わす6)2.3−エビ
チオプロピルメタクリレートおよび/iたはコ、3−エ
ビチオプロピルアクリレートを構成単位とする架橋重合
体とヒドラジンとの反応は、溶媒の存在下又は非存在下
で両者を攪拌混合しながら加熱することによっておこな
われる。溶媒を使用する場合は前記架橋重合体に対して
不活性で、ヒドラジ/を溶解し、かつ、これら架橋重合
体を膨潤させる溶媒が好ましく、例えば、メタノール、
エタノールなどアルコール類、ベンゼン、トルエンなど
芳香族炭化水素類、アセトン、ジオキサン、メチルエチ
ルケトン、エーテル、テトラヒドロフラン、ジメチルホ
ルムアミド等が挙げられる。
溶媒としてアセトン、メチルエチルケト7等のヒト2ジ
ンと反応してヒドラゾ/を形成する溶媒も使用可能で、
この場合はヒドラゾ/と架橋共重合体が反応する。例え
ば溶媒がアセト/の場合、下式の反応に従って製造され
た。
ンと反応してヒドラゾ/を形成する溶媒も使用可能で、
この場合はヒドラゾ/と架橋共重合体が反応する。例え
ば溶媒がアセト/の場合、下式の反応に従って製造され
た。
十H鵞O
t
日H
このものは酸又はアルカリ水溶液で処理することにより
式(1)で表わされる構成単位を持つキレート樹脂にな
る。
式(1)で表わされる構成単位を持つキレート樹脂にな
る。
■
SH
反応温度、反応時間の組合せは適宜選択されるが、反応
温度は20℃から、120℃好ましくは弘O℃からio
o℃である。反応時間は溶媒反応温度によって異なるが
メタノールを使用した場合反応温度to℃〜10℃では
2〜弘時間で充分である。ヒドラジンは、無水ヒドラジ
ノ、水利ヒドラジンどちらも使用可能である。ヒドラジ
/の使用量はエピスルフィド基に対してθ、j当量以上
使用すると良いが、J剰に過ぎると無駄が生じるので、
好ましくはl−を倍当量である。溶媒の使用量は過剰に
過ぎると、反応試剤であるヒドラジンの濃度が低下する
ので、おのずと適当量が存在する。溶媒がメタノールの
場合、ヒドラジ/濃度が!〜≠0容量チ容量上程度メタ
ノール量が良好である。
温度は20℃から、120℃好ましくは弘O℃からio
o℃である。反応時間は溶媒反応温度によって異なるが
メタノールを使用した場合反応温度to℃〜10℃では
2〜弘時間で充分である。ヒドラジンは、無水ヒドラジ
ノ、水利ヒドラジンどちらも使用可能である。ヒドラジ
/の使用量はエピスルフィド基に対してθ、j当量以上
使用すると良いが、J剰に過ぎると無駄が生じるので、
好ましくはl−を倍当量である。溶媒の使用量は過剰に
過ぎると、反応試剤であるヒドラジンの濃度が低下する
ので、おのずと適当量が存在する。溶媒がメタノールの
場合、ヒドラジ/濃度が!〜≠0容量チ容量上程度メタ
ノール量が良好である。
本発明で使用される2、3−エビチオプロビルメタクリ
レートおよび/またはコ、3−エビチオプロビルアクリ
レートを構成単位とする架橋重合体は公知の方法に従っ
て製造することができる。その−例をあげると、2.3
−エビチオメタクリレートおよび/またはλ、3−エビ
チオアクリレートと加橋性単量体との共重合反応で得ら
れる。
レートおよび/またはコ、3−エビチオプロビルアクリ
レートを構成単位とする架橋重合体は公知の方法に従っ
て製造することができる。その−例をあげると、2.3
−エビチオメタクリレートおよび/またはλ、3−エビ
チオアクリレートと加橋性単量体との共重合反応で得ら
れる。
更には樹脂の強度等の改良のためこれらの単量体と共重
合可能な単量体、例えば、スチレン、α−メチルステレ
/、メチルメタクリレート、メチルアクリレート、酢酸
ビニル、アクリロニトリル等を共重合させることも可能
である。
合可能な単量体、例えば、スチレン、α−メチルステレ
/、メチルメタクリレート、メチルアクリレート、酢酸
ビニル、アクリロニトリル等を共重合させることも可能
である。
架橋性単量体としては、ジビニルベンゼン、ジビニルト
ルエ/、エチレングリコールジメタクリレート、エチレ
ングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコール
ジメタクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレ
ート、プロビレ/グリコールジメタクリレート、プロビ
レ/グリコールジアクリレート、プロパントリオールト
リアクリレート、プロパントリオールトリアクリレート
、等のポリビニル単量体があげられる。
ルエ/、エチレングリコールジメタクリレート、エチレ
ングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコール
ジメタクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレ
ート、プロビレ/グリコールジメタクリレート、プロビ
レ/グリコールジアクリレート、プロパントリオールト
リアクリレート、プロパントリオールトリアクリレート
、等のポリビニル単量体があげられる。
架橋性単量体は全単量体に対して0.jないしょO容量
チ好ましくは1ないし30容量チの割合で使用される。
チ好ましくは1ないし30容量チの割合で使用される。
重合は懸濁重合により球状重合体を製造するのが好まし
い方式である。懸濁重合は懸濁安定剤を含む水性媒体中
に単量体混合物、ラジカル重合開始剤を加え通常10〜
20℃で攪拌下に重合させることによっておこなわれる
。重合開始剤はビニル重合に汎用されるものから適宜選
択すればよく、例えば過酸化ベンゾイル、アゾビスイソ
ブチロニトリル、ラウロイルパーオキ丈イド、第3級ブ
チルパーオキサイド等が単独使用又は併用される。
い方式である。懸濁重合は懸濁安定剤を含む水性媒体中
に単量体混合物、ラジカル重合開始剤を加え通常10〜
20℃で攪拌下に重合させることによっておこなわれる
。重合開始剤はビニル重合に汎用されるものから適宜選
択すればよく、例えば過酸化ベンゾイル、アゾビスイソ
ブチロニトリル、ラウロイルパーオキ丈イド、第3級ブ
チルパーオキサイド等が単独使用又は併用される。
懸濁安定剤としては、ゼラチン、ポリアクリル酸ナトリ
ウム、ポリメタクリル酸ナトリウム。
ウム、ポリメタクリル酸ナトリウム。
ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、
炭酸カルシウム、硫酸バリウム、ぺ/トナイト、ヒドロ
キシアパタイト等の水溶性高分子物質、水不溶性無機化
合物が単独使用又は併用される。
炭酸カルシウム、硫酸バリウム、ぺ/トナイト、ヒドロ
キシアパタイト等の水溶性高分子物質、水不溶性無機化
合物が単独使用又は併用される。
単量体の水性媒体への溶解を防止する丸めに、水性媒体
に塩化カルシウムや硫酸ナトリウム等を加える場合もあ
る。
に塩化カルシウムや硫酸ナトリウム等を加える場合もあ
る。
又本発明で使用される。2.3−エビチオプロピルアク
リレートおよび(または)2.3−エビチオプロピルア
クリレートを構成単位とする架橋重合体はマクロボー2
ス型であることがよシ好ましいが、マクロポーラス型の
樹脂は公知の方法に従って製造される。すなわち前記し
た重合で、単量体に対しては溶媒として働き、重合体に
対しては非膨潤剤として働くような溶媒を単量体に添加
して重合を行う。このような溶媒としては例えばn−へ
ブタン、イソオクタンのようなパラフィン類やオクタツ
ール、ヘプタツールのような高級アルコール類が、また
混合溶媒として石油べ/ジ/、石油ナフテなどがあげら
れる。
リレートおよび(または)2.3−エビチオプロピルア
クリレートを構成単位とする架橋重合体はマクロボー2
ス型であることがよシ好ましいが、マクロポーラス型の
樹脂は公知の方法に従って製造される。すなわち前記し
た重合で、単量体に対しては溶媒として働き、重合体に
対しては非膨潤剤として働くような溶媒を単量体に添加
して重合を行う。このような溶媒としては例えばn−へ
ブタン、イソオクタンのようなパラフィン類やオクタツ
ール、ヘプタツールのような高級アルコール類が、また
混合溶媒として石油べ/ジ/、石油ナフテなどがあげら
れる。
或いは又単量体混合物に溶解する適当な線状重合体を単
量体に添加して重合した後、これを生成共重合体から溶
媒で抽出除去する等の方法で製造される。このような線
状重合体としては、アクリル酸エステル、メタクリル酸
エステル、スチレン等の線状1合体があげられる。
量体に添加して重合した後、これを生成共重合体から溶
媒で抽出除去する等の方法で製造される。このような線
状重合体としては、アクリル酸エステル、メタクリル酸
エステル、スチレン等の線状1合体があげられる。
本発明のキレート樹脂は多種類の重金属イオン、例えば
、Ag+、Hg2+、Cu2+、N12+、C02+。
、Ag+、Hg2+、Cu2+、N12+、C02+。
a62+、zrn2+ 、 Mn2+ 、 AIJ +
、 CrJ + 、 CrA + 、 pb2 +。
、 CrJ + 、 CrA + 、 pb2 +。
AuJ +、 U022+等に対して大きな吸着容量を
示し、又吸着速度も大である。
示し、又吸着速度も大である。
又吸着された金属イオンはそれぞれの性質により、酸又
はアルカリ溶液で溶離される。
はアルカリ溶液で溶離される。
本発明の樹脂を特定の金属イオンの分離に使用するに際
しては、本発明による樹脂を充填した樹脂塔に、目的の
金属イオンを含有する溶液を通し、目的とする金属イオ
ンを吸着させ、ついで適当な溶離剤たとえば、硫酸、塩
酸、硝酸、シアン酸、シアン酸塩、水酸化アルカリなど
の溶液および、これらにチオ尿素や水硫化アルカリ等を
添加した溶液などで処理して、目的とする金属イオ/を
溶離する。又樹脂を直接に金属イオンを含む溶液と混合
して吸着をおこない、分離したのち溶離液を用いて溶出
することもできる。金属イオンを溶離した樹脂は水洗の
のち再び吸着に使用できる。溶離液は常法により処理し
て各金属を回収する。
しては、本発明による樹脂を充填した樹脂塔に、目的の
金属イオンを含有する溶液を通し、目的とする金属イオ
ンを吸着させ、ついで適当な溶離剤たとえば、硫酸、塩
酸、硝酸、シアン酸、シアン酸塩、水酸化アルカリなど
の溶液および、これらにチオ尿素や水硫化アルカリ等を
添加した溶液などで処理して、目的とする金属イオ/を
溶離する。又樹脂を直接に金属イオンを含む溶液と混合
して吸着をおこない、分離したのち溶離液を用いて溶出
することもできる。金属イオンを溶離した樹脂は水洗の
のち再び吸着に使用できる。溶離液は常法により処理し
て各金属を回収する。
次に本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発
明は、その要旨を超えない限り以下の実施例に限定され
るものではない。
明は、その要旨を超えない限り以下の実施例に限定され
るものではない。
〈λ、3−エビチオメタクリレートの架橋共重合体の製
造〉 j 00d三つロフラスコに水2tOy1gと懸濁安定
剤としてゼラチン1%水溶液10tnl、硫酸ナトリウ
ム3f1炭酸カルシウムlL1を加え。
造〉 j 00d三つロフラスコに水2tOy1gと懸濁安定
剤としてゼラチン1%水溶液10tnl、硫酸ナトリウ
ム3f1炭酸カルシウムlL1を加え。
更t/C2,3−エビチオメタクリレートと、純度チの
ve=s、″″′′ゼ′部は“チ″=9ルベンゼン)の
混合溶液20d(混合割合は宍−/に記す)に、重合開
始剤アゾビスイソブチロニトリルO6λ2を溶解した液
とインオクタン10txlを混合して添加した。液を攪
拌して、液滴の大きさが3λ〜tOメツシュ程度になる
ように有機溶媒相を分散させた後約1時間を要して、液
温を70℃に上げ、この状態を1時間保ち、更に最後に
り0℃に2時間保ち重合を完了させた。水中で加熱して
溶媒を除去した後、生成した球状共重合体を分離し、塩
酸で炭酸カルシウムを分解し、水洗により、他の懸濁安
定剤を除去して乾燥し、32〜2θメツシユの球状重合
体を得た。
ve=s、″″′′ゼ′部は“チ″=9ルベンゼン)の
混合溶液20d(混合割合は宍−/に記す)に、重合開
始剤アゾビスイソブチロニトリルO6λ2を溶解した液
とインオクタン10txlを混合して添加した。液を攪
拌して、液滴の大きさが3λ〜tOメツシュ程度になる
ように有機溶媒相を分散させた後約1時間を要して、液
温を70℃に上げ、この状態を1時間保ち、更に最後に
り0℃に2時間保ち重合を完了させた。水中で加熱して
溶媒を除去した後、生成した球状共重合体を分離し、塩
酸で炭酸カルシウムを分解し、水洗により、他の懸濁安
定剤を除去して乾燥し、32〜2θメツシユの球状重合
体を得た。
製造例1−弘
くキレート樹脂の製造〉
前記2.3工ビチオメタクリレート架橋共重合体itに
ヒドラジン水和物の≠θ%メタノール溶液j−を加え、
10℃で弘時間反応をおこなつ九。反応終了後、純水で
洗浄し、l規定の水酸化ナトリウム水溶液に一晩浸漬し
、樹脂を一〇H形にした。その後再び純水で、洗浄液が
ほぼ中性になるまで洗浄をおこなった。得られた樹脂の
窒素含有率を元素分析で求めた。結果は次のとおりであ
った。
ヒドラジン水和物の≠θ%メタノール溶液j−を加え、
10℃で弘時間反応をおこなつ九。反応終了後、純水で
洗浄し、l規定の水酸化ナトリウム水溶液に一晩浸漬し
、樹脂を一〇H形にした。その後再び純水で、洗浄液が
ほぼ中性になるまで洗浄をおこなった。得られた樹脂の
窒素含有率を元素分析で求めた。結果は次のとおりであ
った。
製造例!〜r
〈キレート樹脂の製造〉
製造例/ −44のヒドラジン水利物頼りメタノール溶
液の代りにヒドラジン水和物を使用した他は、製造例/
〜≠と全く同様にしてキレート樹脂を製造し九。得られ
た樹脂の窒素含有率は次のとおりであった。
液の代りにヒドラジン水和物を使用した他は、製造例/
〜≠と全く同様にしてキレート樹脂を製造し九。得られ
た樹脂の窒素含有率は次のとおりであった。
表−3
実施例1
製造例i、rの乾燥樹脂’o、i 、z jyにθ、θ
1mol/lのAgNO3水溶液jOtttlを加え、
ふりまぜながら、27℃でp、r時間接触後、上澄液中
のAg+をキレート滴定法により定量し、吸着前後のA
g+濃度から、吸着量を*めた。
1mol/lのAgNO3水溶液jOtttlを加え、
ふりまぜながら、27℃でp、r時間接触後、上澄液中
のAg+をキレート滴定法により定量し、吸着前後のA
g+濃度から、吸着量を*めた。
実施例λ〜よ
例λで製造した2、3エビチオメタクリレートの架橋共
重合体/fに、ヒドラジ/水和物のjチ、10%、20
%、to%メタノール溶液/ Ottl fr加えて、
製造例1〜弘と同様にしてキレート樹脂を製造した。
重合体/fに、ヒドラジ/水和物のjチ、10%、20
%、to%メタノール溶液/ Ottl fr加えて、
製造例1〜弘と同様にしてキレート樹脂を製造した。
乾燥樹脂0./ 2 t fに0.0 / mol/l
のAgN0g。
のAgN0g。
及びHgC11水溶液jOmlを加え、ふりまぜながら
コ!℃で弘を時間、接触後上澄液中の金属濃度をキレー
ト滴定法により定量し、吸着前後の金属(農産から、金
属吸着量を求めた。
コ!℃で弘を時間、接触後上澄液中の金属濃度をキレー
ト滴定法により定量し、吸着前後の金属(農産から、金
属吸着量を求めた。
実施例を
製造例λで役遺した樹脂のHg、2 + 、 Ou2+
、 p bj +。
、 p bj +。
との関係を求めた結果(il−第1図、第2図に示す。
0.0 / mol/lの金属イオン浴液を使用し、添
加量は樹脂f2に対しqoOrttlである。樹脂と金
属溶液はコ!℃でat時間接触させた。Hg−2+。
加量は樹脂f2に対しqoOrttlである。樹脂と金
属溶液はコ!℃でat時間接触させた。Hg−2+。
Ag 、Or は低pH域において良好な選択吸着性
を示し、他の金属類とpHJ以下で分離できる。また、
カラム法では階段的に溶離液組成を変えることにより金
属イオン間の分離が可能である。
を示し、他の金属類とpHJ以下で分離できる。また、
カラム法では階段的に溶離液組成を変えることにより金
属イオン間の分離が可能である。
実施例7〜/3
製造例!で製造した文相に約グ、2正O1/2のAg+
を吸着させたものを水洗し、濾過し風乾した。0./規
定H01溶液toOrtlにチオ尿素を0、!?、/、
Or、 /、! ?、 2.Of、3.C2、!、0?
、/ 0.C2を各々溶解した溶離剤とAg吸着樹脂約
0./ 2 j fに各に!0rtlを加え、3゜℃で
1時間振盪後、溶離剤中に溶離したAg+を測定し、溶
離率を求めた。
を吸着させたものを水洗し、濾過し風乾した。0./規
定H01溶液toOrtlにチオ尿素を0、!?、/、
Or、 /、! ?、 2.Of、3.C2、!、0?
、/ 0.C2を各々溶解した溶離剤とAg吸着樹脂約
0./ 2 j fに各に!0rtlを加え、3゜℃で
1時間振盪後、溶離剤中に溶離したAg+を測定し、溶
離率を求めた。
以上のように本発明のキレート樹脂によると各種金属イ
オン?効率的に分離することができ第1図は実施例ぶて
衷遺したキレート樹脂のHg −2+ 、 A g 十
、 U 0,2+ 、 c uj + 、 Oa−2+
、 p d + オよびZn2+に対する吸着性とp
Hとの関係を示す図である。
オン?効率的に分離することができ第1図は実施例ぶて
衷遺したキレート樹脂のHg −2+ 、 A g 十
、 U 0,2+ 、 c uj + 、 Oa−2+
、 p d + オよびZn2+に対する吸着性とp
Hとの関係を示す図である。
第2図は実施例6で製造したキレート樹脂のAIJ +
、 Or3 + 、 O% + 、 Ca2+ 、
zn、2 + 、 H12+ 、 Mnj+。
、 Or3 + 、 O% + 、 Ca2+ 、
zn、2 + 、 H12+ 、 Mnj+。
Ca2+およびPb2+ に対する吸着性とpHとの関
係を示す図である。
係を示す図である。
出 願 人 江 川 博 切代 理 人
弁理士 民心用 −ほか1名 第 1 図 H
弁理士 民心用 −ほか1名 第 1 図 H
Claims (2)
- (1)架橋重合体であつて、下記一般式(1)で表わさ
れる構成単位を有することを特徴とするキレート樹脂 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中、R^1はメチル基又は水素原子を表わす) - (2)2,3−エピチオプロピルメタクリレートおよび
/又は2,3−エピチオプロピルアクリレートを構成単
位とする架橋重合体とヒドラジンとを反応させることを
特徴とする下記一般式(1)で表わされる官能基を有す
るキレート樹脂の製法 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中、R^1はメチル基、又は水素原子を表わす。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12564585A JPH0645654B2 (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | キレ−ト樹脂及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12564585A JPH0645654B2 (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | キレ−ト樹脂及びその製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61283605A true JPS61283605A (ja) | 1986-12-13 |
JPH0645654B2 JPH0645654B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=14915148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12564585A Expired - Lifetime JPH0645654B2 (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | キレ−ト樹脂及びその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0645654B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010001728A1 (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-07 | 独立行政法人日本原子力研究開発機構 | キレート交換樹脂を用いた放射性銅の分離方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1985
- 1985-06-10 JP JP12564585A patent/JPH0645654B2/ja not_active Expired - Lifetime
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---|---|---|---|---|
WO2010001728A1 (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-07 | 独立行政法人日本原子力研究開発機構 | キレート交換樹脂を用いた放射性銅の分離方法 |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0645654B2 (ja) | 1994-06-15 |
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