JPS6128181Y2 - - Google Patents
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- JPS6128181Y2 JPS6128181Y2 JP18113878U JP18113878U JPS6128181Y2 JP S6128181 Y2 JPS6128181 Y2 JP S6128181Y2 JP 18113878 U JP18113878 U JP 18113878U JP 18113878 U JP18113878 U JP 18113878U JP S6128181 Y2 JPS6128181 Y2 JP S6128181Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は光学ローパスフイルターに係り、水晶
の複屈折板と、プラスチツクフイルムからなる1/
4波長板とを、接着剤及び高融点ワツクスの膜を
介して接着して構成することにより、耐久性に優
れた小型の光学ローパスフイルターを低コストで
提供することを目的とする。
の複屈折板と、プラスチツクフイルムからなる1/
4波長板とを、接着剤及び高融点ワツクスの膜を
介して接着して構成することにより、耐久性に優
れた小型の光学ローパスフイルターを低コストで
提供することを目的とする。
単管カラーカメラにおいては、色分離用のスト
ライプフイルターと被写体との間でモアレ現象に
よる疑以カラー信号が発生していた。これを防ぐ
為に、従来、水晶の複屈折性を利用した光学ロー
パスフイルターが開発されてきた。ところで本考
案者は、基本空間周波数のみでなくより高次の空
間周波数をトラツプさせる為、基本空間周波数を
トラツプする第1の水晶板、そして第1の水晶板
によつて直線偏光した光を円偏光になおす1/4波
長板、さらに高次の空間周波数をトラツプする第
2の水晶板を順に積層した光学ローパスフイルタ
ーを考えた。そしてこの光学ローパスフイルター
に用いられる1/4波長板は、水晶あるいはプラス
チツクフイルムから作れることを見い出した。こ
れらのうち水晶は、光学ローパスフイルターの特
性から考慮すると望ましいものであつたが、高価
格であることにより、1/4波長板をプラスチツク
フイルムで作ることが光学ローパスフイルターの
低コスト化の決め手となつた。又、光学ローパス
フイルターを小型化するには、水晶板と1/4波長
板とを接着することが必要であつた。これらの観
点より光学ローパスフイルターを小型化して低コ
ストで作るには、1/4波長板をプラスチツクフイ
ルムで作り、さらにこのプラスチツクフイルムを
水晶板に強固に接着することが必須の条件となつ
た。しかし、水晶のような無機物と可塑物を含み
しかも極性基の少ないプラスチツクのような有機
物との接着は困難である上、さらにこれらの接着
剤には光学的条件をも満たすものでなければなら
ない。すなわち、これらの接着剤は適当な屈折率
及び分光透過率を有し、かつ有機物と無機物とを
接着した際に接着面に泡が生じないような、ある
いは泡が生じても簡単になくすことができるよう
なものでなければならない。
ライプフイルターと被写体との間でモアレ現象に
よる疑以カラー信号が発生していた。これを防ぐ
為に、従来、水晶の複屈折性を利用した光学ロー
パスフイルターが開発されてきた。ところで本考
案者は、基本空間周波数のみでなくより高次の空
間周波数をトラツプさせる為、基本空間周波数を
トラツプする第1の水晶板、そして第1の水晶板
によつて直線偏光した光を円偏光になおす1/4波
長板、さらに高次の空間周波数をトラツプする第
2の水晶板を順に積層した光学ローパスフイルタ
ーを考えた。そしてこの光学ローパスフイルター
に用いられる1/4波長板は、水晶あるいはプラス
チツクフイルムから作れることを見い出した。こ
れらのうち水晶は、光学ローパスフイルターの特
性から考慮すると望ましいものであつたが、高価
格であることにより、1/4波長板をプラスチツク
フイルムで作ることが光学ローパスフイルターの
低コスト化の決め手となつた。又、光学ローパス
フイルターを小型化するには、水晶板と1/4波長
板とを接着することが必要であつた。これらの観
点より光学ローパスフイルターを小型化して低コ
ストで作るには、1/4波長板をプラスチツクフイ
ルムで作り、さらにこのプラスチツクフイルムを
水晶板に強固に接着することが必須の条件となつ
た。しかし、水晶のような無機物と可塑物を含み
しかも極性基の少ないプラスチツクのような有機
物との接着は困難である上、さらにこれらの接着
剤には光学的条件をも満たすものでなければなら
ない。すなわち、これらの接着剤は適当な屈折率
及び分光透過率を有し、かつ有機物と無機物とを
接着した際に接着面に泡が生じないような、ある
いは泡が生じても簡単になくすことができるよう
なものでなければならない。
本考案はこれらの観点に基づいてなされたもの
であり、以下本考案にかかる光学ローパスフイル
ターの実施例を説明する。
であり、以下本考案にかかる光学ローパスフイル
ターの実施例を説明する。
第1図は本考案にかかる光学ローパスフイルタ
ーの側面図、第2図はその正面図である。同図
中、1は第1の水晶の複屈折板(厚さ約6mm)で
あり、2は第1の水晶の複屈折板1より厚さの薄
い第2の水晶の複屈折板(厚さ約3mm)である。
3はプラスチツクフイルム(例えばアセテート,
ポリビニルアルコールあるいはポリカーボネイト
等のフイルムで厚さ約170μ)からなる1/4波長板
であり、第1の水晶の複屈折板1と第2の水晶の
複屈折板2との間に設けられる。
ーの側面図、第2図はその正面図である。同図
中、1は第1の水晶の複屈折板(厚さ約6mm)で
あり、2は第1の水晶の複屈折板1より厚さの薄
い第2の水晶の複屈折板(厚さ約3mm)である。
3はプラスチツクフイルム(例えばアセテート,
ポリビニルアルコールあるいはポリカーボネイト
等のフイルムで厚さ約170μ)からなる1/4波長板
であり、第1の水晶の複屈折板1と第2の水晶の
複屈折板2との間に設けられる。
4は、1/4波長のプラスチツクフイルム3と第
1の水晶の複屈折板1及び第2の水晶の複屈折板
2とを接着する接着剤(層の厚さ約50〜100μ)
である。この接着剤としては、常温硬化型のエポ
キシ系接着剤あるいは合成ゴムを主成分とする紫
外線硬化型の接着剤(特にブタジエン系の合成ゴ
ムを主成分とする紫外線硬化型の接着剤、例えば
明星チヤーチル(株)製の#100)等がある。これら
の接着剤は、無機物と有機物との接着性及び光学
性の条件を満したものであつた。但し、前者の接
着剤は硬化時間が長く、2液性である為ポツトラ
イフが短かく、さらに作業中に粘度が変化した
り、また硬化剤として脂肪族アミンを用いるので
作業者がかぶれる等作業性の面で問題があつた。
これに対し後者の接着剤は、硬化時間も短かく、
また作業者がかぶれることもない等その作業性に
も優れたものであり、さらに接着力及び光学性に
も格段に優れたものであつた。この接着剤の硬化
方法は、先ず一次硬化として120Wの紫外線螢光
灯を2灯並べた光源から約150cm離して約10〜15
分間照射した後、二次硬化として1KWの高圧水
銀灯を2灯並べた光源から約45cm離して約10分間
照射して硬化させた。この際、あまり長時間照射
して硬化させすぎると熱に対して弱くなり、又逆
に短時間であると接着力が弱かつた。
1の水晶の複屈折板1及び第2の水晶の複屈折板
2とを接着する接着剤(層の厚さ約50〜100μ)
である。この接着剤としては、常温硬化型のエポ
キシ系接着剤あるいは合成ゴムを主成分とする紫
外線硬化型の接着剤(特にブタジエン系の合成ゴ
ムを主成分とする紫外線硬化型の接着剤、例えば
明星チヤーチル(株)製の#100)等がある。これら
の接着剤は、無機物と有機物との接着性及び光学
性の条件を満したものであつた。但し、前者の接
着剤は硬化時間が長く、2液性である為ポツトラ
イフが短かく、さらに作業中に粘度が変化した
り、また硬化剤として脂肪族アミンを用いるので
作業者がかぶれる等作業性の面で問題があつた。
これに対し後者の接着剤は、硬化時間も短かく、
また作業者がかぶれることもない等その作業性に
も優れたものであり、さらに接着力及び光学性に
も格段に優れたものであつた。この接着剤の硬化
方法は、先ず一次硬化として120Wの紫外線螢光
灯を2灯並べた光源から約150cm離して約10〜15
分間照射した後、二次硬化として1KWの高圧水
銀灯を2灯並べた光源から約45cm離して約10分間
照射して硬化させた。この際、あまり長時間照射
して硬化させすぎると熱に対して弱くなり、又逆
に短時間であると接着力が弱かつた。
5は、接着部の外面にコーテイングされた高融
点ワツクスの膜である。接着剤としてブタジエン
系の合成ゴムを主成分とする紫外線硬化型のもの
を用いた場合にはその接着力が優れたものではあ
つたが、さらにこの接着力を強く維持する為に高
融点ワツクス(融点が約90℃以上のワツクスで例
えば歴青物を主体とするワツクス、例えば
BIWAXC0.製の#1697)の膜を接着部の外面に設
けたのである。この高融点ワツクスの膜を設けて
いない場合には、温度60℃、相対湿度90%の条件
下に放置すると約24時間位でプラスチツクフイル
ムが水晶の複屈折板よりはがれはじめた。また、
塩化ビニリデン、塩化ビニル−塩化ビニリデンの
共重合物、あるいは乾性油、合成樹脂、揮発油及
びソルベントナフサの混合物よりなる膜で接着部
の外面を覆つた。この場合には、何も膜を形成し
ていない場合よりは良いが、約100時間位の接着
力しかなかつた。これに対して高融点ワツクスを
用いたものは、1000時間継過してもプラスチツク
フイルムは水晶の複屈折板よりはがれなかつた。
特に、高融点ワツクスの膜を形成している接着剤
の量が少なくてもかかる効果が得られた。一般的
に接着剤の量が多ければ接着力は強くなるので、
本考案の場合にも接着剤の量を多く用いることも
考えられるが、接着剤の量を多くすると光の透過
率、特に450nm付近の短波長において光の透過率
が低下する為、接着剤の量を多く用いることはで
きないのである。
点ワツクスの膜である。接着剤としてブタジエン
系の合成ゴムを主成分とする紫外線硬化型のもの
を用いた場合にはその接着力が優れたものではあ
つたが、さらにこの接着力を強く維持する為に高
融点ワツクス(融点が約90℃以上のワツクスで例
えば歴青物を主体とするワツクス、例えば
BIWAXC0.製の#1697)の膜を接着部の外面に設
けたのである。この高融点ワツクスの膜を設けて
いない場合には、温度60℃、相対湿度90%の条件
下に放置すると約24時間位でプラスチツクフイル
ムが水晶の複屈折板よりはがれはじめた。また、
塩化ビニリデン、塩化ビニル−塩化ビニリデンの
共重合物、あるいは乾性油、合成樹脂、揮発油及
びソルベントナフサの混合物よりなる膜で接着部
の外面を覆つた。この場合には、何も膜を形成し
ていない場合よりは良いが、約100時間位の接着
力しかなかつた。これに対して高融点ワツクスを
用いたものは、1000時間継過してもプラスチツク
フイルムは水晶の複屈折板よりはがれなかつた。
特に、高融点ワツクスの膜を形成している接着剤
の量が少なくてもかかる効果が得られた。一般的
に接着剤の量が多ければ接着力は強くなるので、
本考案の場合にも接着剤の量を多く用いることも
考えられるが、接着剤の量を多くすると光の透過
率、特に450nm付近の短波長において光の透過率
が低下する為、接着剤の量を多く用いることはで
きないのである。
又、ステアリン酸より作られた合成ロウ(例え
ばカルナバワツクス)と高融点ワツクス(混合比
は重量比で25〜70:100)の混合物を用いて接着
部の外面に膜を形成した。高融点ワツクスのみを
用いて膜を形成している場合には、高融点ワツク
スに多少のベタツキがある為カメラ系への装着時
に作業者の手に高融点ワツクスが付き、光学レン
ズや撮像管面を汚すといつた作業上の欠点があつ
た。又、合成ゴムのみでは均一な厚さの膜が形成
しにくいといつた欠点もあつた。しかし、このよ
うな欠点は高融点ワツクスにステアリン酸より作
られた合成ロウを加えた場合にはなくなつた。特
に、高融点ワツクス:ステアリン酸より作られた
合成ロウの重量比が100:25〜70の場合には、塗
布性、熱安定性、水晶との密着性及び作業性にお
いて優れたものであつた。
ばカルナバワツクス)と高融点ワツクス(混合比
は重量比で25〜70:100)の混合物を用いて接着
部の外面に膜を形成した。高融点ワツクスのみを
用いて膜を形成している場合には、高融点ワツク
スに多少のベタツキがある為カメラ系への装着時
に作業者の手に高融点ワツクスが付き、光学レン
ズや撮像管面を汚すといつた作業上の欠点があつ
た。又、合成ゴムのみでは均一な厚さの膜が形成
しにくいといつた欠点もあつた。しかし、このよ
うな欠点は高融点ワツクスにステアリン酸より作
られた合成ロウを加えた場合にはなくなつた。特
に、高融点ワツクス:ステアリン酸より作られた
合成ロウの重量比が100:25〜70の場合には、塗
布性、熱安定性、水晶との密着性及び作業性にお
いて優れたものであつた。
あるいは第3図に示す如く、高融点ワツクスの
膜5を形成した層の表面に、ベタツキが少なくて
高融点ワツクスとの密着性が良く、かつ機械的強
度の強い保護膜(例えばアクリルラツカー)6を
形成することによつても、カメラ系への装着時に
光学レンズや撮像管面を汚すことを防止できた。
膜5を形成した層の表面に、ベタツキが少なくて
高融点ワツクスとの密着性が良く、かつ機械的強
度の強い保護膜(例えばアクリルラツカー)6を
形成することによつても、カメラ系への装着時に
光学レンズや撮像管面を汚すことを防止できた。
さらに、第4図に示す如く、光学ローパスフイ
ルターの側面全体に保護膜6を形成し、かつ保護
膜の色を黒色系にしておくことにより、高融点ワ
ツクスによる汚れを防止できると共に光学的なツ
ヤケシをも図ることができた。
ルターの側面全体に保護膜6を形成し、かつ保護
膜の色を黒色系にしておくことにより、高融点ワ
ツクスによる汚れを防止できると共に光学的なツ
ヤケシをも図ることができた。
上述の如く、本考案になる光学ローパスフイル
ターは、水晶の複屈折板と、プラスチツクフイル
ムからなる1/4波長板とを、接着剤及び高融点ワ
ツクスの膜を介して接着して構成したので、少量
の接着剤でプラスチツクフイルムを水晶に強固に
接着できて耐久性に優れ、かつ水晶の複屈折板と
プラスチツクフイルムを接着したので小型化で
き、そして低コストで簡単に作れる等の特長を有
する。
ターは、水晶の複屈折板と、プラスチツクフイル
ムからなる1/4波長板とを、接着剤及び高融点ワ
ツクスの膜を介して接着して構成したので、少量
の接着剤でプラスチツクフイルムを水晶に強固に
接着できて耐久性に優れ、かつ水晶の複屈折板と
プラスチツクフイルムを接着したので小型化で
き、そして低コストで簡単に作れる等の特長を有
する。
第1図〜第4図は本考案にかかる光学ローパス
フイルターの実施例の説明図である。 1,2……水晶の複屈折板、3……プラスチツ
クフイルムからなる1/4波長板、4……接着剤、
5……高融点ワツクスの膜、6……保護膜。
フイルターの実施例の説明図である。 1,2……水晶の複屈折板、3……プラスチツ
クフイルムからなる1/4波長板、4……接着剤、
5……高融点ワツクスの膜、6……保護膜。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 水晶の複屈折板と、プラスチツクフイルムか
らなる1/4波長板とを、接着剤及び高融点ワツ
クスの膜を介して接着して構成したことを特徴
とする光学ローパスフイルター。 接着剤は、合成ゴムを主成分とする紫外線硬
化型のものである実用新案登録請求の範囲第1
項記載の光学ローパスフイルター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18113878U JPS6128181Y2 (ja) | 1978-12-30 | 1978-12-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18113878U JPS6128181Y2 (ja) | 1978-12-30 | 1978-12-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5599507U JPS5599507U (ja) | 1980-07-10 |
JPS6128181Y2 true JPS6128181Y2 (ja) | 1986-08-21 |
Family
ID=29192812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18113878U Expired JPS6128181Y2 (ja) | 1978-12-30 | 1978-12-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6128181Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8895786B2 (en) | 2011-08-03 | 2014-11-25 | Celanese International Corporation | Processes for increasing alcohol production |
US9073816B2 (en) | 2011-04-26 | 2015-07-07 | Celanese International Corporation | Reducing ethyl acetate concentration in recycle streams for ethanol production processes |
US9272970B2 (en) | 2010-07-09 | 2016-03-01 | Celanese International Corporation | Hydrogenolysis of ethyl acetate in alcohol separation processes |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005049831A (ja) * | 2003-07-15 | 2005-02-24 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 光学素子及びその製造方法 |
-
1978
- 1978-12-30 JP JP18113878U patent/JPS6128181Y2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9272970B2 (en) | 2010-07-09 | 2016-03-01 | Celanese International Corporation | Hydrogenolysis of ethyl acetate in alcohol separation processes |
US9073816B2 (en) | 2011-04-26 | 2015-07-07 | Celanese International Corporation | Reducing ethyl acetate concentration in recycle streams for ethanol production processes |
US8895786B2 (en) | 2011-08-03 | 2014-11-25 | Celanese International Corporation | Processes for increasing alcohol production |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5599507U (ja) | 1980-07-10 |
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