JPS6128052A - ジエツトル−ムのよこ入れ選択装置 - Google Patents

ジエツトル−ムのよこ入れ選択装置

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JPS6128052A
JPS6128052A JP14574184A JP14574184A JPS6128052A JP S6128052 A JPS6128052 A JP S6128052A JP 14574184 A JP14574184 A JP 14574184A JP 14574184 A JP14574184 A JP 14574184A JP S6128052 A JPS6128052 A JP S6128052A
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鷲田 一夫
利夫 吉村
寿 橋本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 0)産業上の利用分野 本発明のよこ入れ選択装置は繊維産業において織物を製
造するための、それ自体はよこ糸をよこ糸測長器によっ
て通し中、に相当する長さに測長し、該よこ糸によこ糸
把持器によって飛走開始および終了の時間制御を与えて
、よこ糸の搬走孝引体である圧縮水または圧縮空気とと
もに噴射ノズルより開口したたて糸の間(こよこ入れす
ることを特徴とするジェットルームに装着したものであ
って、具体的には前述のよこ糸測長器、よこ糸把持器お
よび噴射ノズルを各2個設けたジェットルームにおいて
、2本のよこ糸のいずれか1本をよこ入れするために、
該よこ糸に関連した噴射ノズルへ圧縮水または圧縮空気
を導くための導管の切り換え器と、該よこ糸(こ関連し
たよこ糸測長器の糸ガイドを制御する糸ガイド制御部と
、および該よこ糸に関連したよこ糸把持器の開閉ロッド
制御部の選択作動を行わせる装置に関するものである。
そして、ジェットルームに本発明のよこ入れ選択装置を
装着したことによって、2本のよこ糸を所要の意志に従
った自在な配列にてよこ入れできることとなり、従来単
一織物の高速大量生産型の専用織機として実用されてき
たジェットルームで、2本のよこ糸に異色の糸を使用し
た自在な配列による、意匠効果や異なる性質の糸を混在
配列することによる風合い効果を持つ織物が自在に製織
できることとなって、低コスト・高品質の高附加価値織
物の生産分野を飛躍的に拡大した。
C)従来の技術 従来、ジェットルームにおいて2本のよこ糸を各々よこ
入れする場合のよこ入れ選択方法は織機の運動と同期し
て定速回転するよこ入れ選択カムを利用して行われてお
り、よこ糸を所要の意志に従った配列にてよこ入れする
時には織機の運転を停止させて、よこ入れ選択カムの回
転数(織機回転数との同期比)を変更するか、またはよ
こ入れ選択カムの変位曲線を変更することによって行わ
れていた。このため、織機の運転中に2本のよこ糸を各
々よこ入れする場合は、極めて短い周期の定期配列(1
本交互または2本交互)によこ入れするよこ入れ選択に
限られ、種類の異った2本のよこ糸を所要の意志に従っ
て自在に配列した意匠効果や風合い効果のある織物を製
織できない欠点があった。
■ 発明が解決しようとする問題点 本発明はジェットルームにおいて2本のよこ糸を所要の
意志に従った自在な配列にてよこ入れするためのよこ入
れ選択装置として、その機能を十分に果すために次のよ
うな問題点となる構成を解決しようとするものである。
(a)  従来のよこ入れ選択方法ではできなかった作
用、すなわち製織中にしかも所要の意志に従った自在な
配列にてよこ入れするための選択作用が行える構成。
ω)よこ入れの選択作動回数を最も多く必要とする1本
交互よこ入れの選択作用と、よこ入れ選択作動回数の少
ない同じ糸の連続よこ入れのよこ入れ選択作用が同一の
装置で行える構成。
(c)高速で運転されるジェットルームに十分追従でき
る高速対応性と耐久性を持つ構成。
(ロ)よこ入れ選択作用が円滑にかつ確実に行われるた
めの構成。
■ 問題点を解決するための手段 (3)項にて前述した問題点を解決するために次のよう
な構成の装置を発明したものである。
すなわち、本発明の装置は以下の各機構G)、(ロ)、
ぐ)、に)から構成されていて、X系列の往復直進機構
(イ)のカム2.3に連係した伝達ロッド6.7を、運
動伝達選択機構に)の選択ピン33.34を介して、平
行四辺形様のリンク機構(ロ)の伝達ロッド16.17
に連係させるとともに、該リンク機構(ロ)の伝達レバ
ー25のピン24に切り換え機構ぐ)の伝達口゛ラド2
7を結合させた装置であって、切り換え機構ぐ)の切り
換え軸32に、ジェットルームの噴射ノズル8283に
連係した導管84.85の切り換え器86の切り換名 こ糸測長器53.54に連係した糸ガイド制御部63の
測長器切り換えロッド60とを連係させたことを特徴と
するジェットルームにおけるよこ入れ選択装置。
a)織機の運動と同期して回転する回転軸1と、該回転
軸1に所要の間隔を持って180度位相をずらせて取り
付けた同じ形状の変位曲線のカム2.3(こ、伝達ロッ
ド6.7を連係させてなる二系列の往復直進機構(ロ)
往復直進機構0)の伝達ロッド6.7側の一端に運動伝
達選択機構に)を有し他端にピン22.23を設けた2
本の伝達ロッド16.17をピン22.23を介して、
両端に長穴を設けた伝達レバー25で連係してなる平行
四辺形様のリンク機構。
ぐ)伝達レバー25の中央に設けたピン24(こ連係し
た伝達ロッド27を、伝達ロッド28を介して切り換え
レバー29の前後揺動端30に連係させ、切り換えレバ
ー29の揺動回転端31を切り換え軸32に結合させて
なる切り換え機構 に)伝達ロッド16.17の往復直進機構(イ)方向端
に設けた穴に挟入される選択ピン33.34と、該選択
ビン33.34の下方にあって所要の駆動源により往復
運動を行い選択ビン33.34を昇降動させるための直
進カム37.38とからなる運動伝達選択機構。
本発明の装置を図面に基づいて詳細に説明する。第2図
は本発明のよこ入れ選択装置を装着して関連させたジェ
ットルームの主要よこ入れ機構部を示すものである。よ
こ糸47.48の搬走奇引体となる圧縮水または圧縮空
気は圧縮器89によって圧縮され、導管88を径て噴射
ノズル82.83のいずれか一方に送水するための導管
84.85の選択を行う切り換え器86に導かれた後、
導管84.85を径て噴射ノズル82.83に導かれて
いる。
よこ糸47.48は給糸体45.46から、よこ糸47
.48を通し巾に相当する長さlこ測長するために、織
機の運動と同期して回転する測長ドラム49.50と糸
把持用の測長ローラ5−・1.52からなるよこ糸測長
器53.54に導かれている。なお、該よこ糸測長器5
3.54のいずれか一方にてよこ糸47または48を測
長させるために、よこ糸47.48を2個の穴に通して
強制的によこ糸測長器53.54の測長ドラム49.5
0と測長ローラ5L52の接圧部に間欠的に出し入れす
る糸ガイド55.56と、該糸ガイド55.56の運動
を制御する糸ガイド制御部63からなる測長器切り換え
装置64をよこ糸測長器53.54と極めて円滑に連係
するように併設している。そして、糸ガイド制御部63
は糸ガイド用押し出しカム62と糸ガイド用二叉揺動レ
バー59および測長器切り換えロッド60で構成されて
おり、糸ガイド55.56は、該糸ガイド55.56の
いずれか一方の出し入れを選択するために設けられてい
る、それ自体は糸ガイド用押し出しカム620作用によ
り織機の運動と同期して常に前後運動しているとともに
測長器切り換えロッド60の前後運動作用によりピン6
1を支点として水平揺動する糸ガイド用二叉揺動レバー
59の先端部90.91にロッド57.58を介して連
係され、選択・出し入れされる。次に、よこ糸47.4
8は、よこ糸非飛走時に測長・供給されたよこ糸47.
48を一時的に貯留しておくための貯留部65.66を
径て、それ自体は重ね合わされ常には閉じている糸把持
板67.68および69.70で、その間によこ糸47
.48を通過させ、閉じることによってよこ糸47.4
8を把持拘束し飛走を不可能にしているとともに開くこ
とによつ  ・てよこ糸47.48を開放し飛走を可能
にして、よこ糸の飛走開始および終了の時間制御を行う
よこ糸把持器73.74に導かれている。なお、該よこ
糸把持器73.74のいずれか一方にてよこ糸47また
は48を飛走させるために、よこ糸把持器73.74の
開閉を行わせる開閉ロッド7.1.72の運動の制御は
よこ糸把持器73.74−と極めて円滑に連係するよう
に併設した、それ自体は開 ・1、。
閉用押し出しカム80と開閉用二叉揺動レバー77およ
び把持器選択ロッド79で構成される開閉ロッド制御部
81で行われる。そして、開閉ロッド7L72は、該開
閉ロッド71.72のいずれか一方の上下運動を選択す
るために設けられている、それ自体は開閉用押し出しカ
ム80の作用により織機の運動と同期して常に上下運動
しているとともに把持器選択ロッド79の前後運動作用
によりピン78を支点として水平揺動する開閉用二叉レ
バー77の先端部75.76に連係され、選択・上下さ
れる。次に、よこ糸把持器73.74を径たよこ糸47
.48は前記噴射ノズル82.83に導かれている。
本発明の後述するよこ入れ選択装置の第2図では示さず
第1図で示す切り換え軸32はこれらのジェットルーム
主要よこ入れ機構部の圧縮水または圧縮空気を該噴射ノ
〉ルヘ導くための切り換え器86の切り換え選択ロッド
87とよこ糸測長器53.54を選択するための測長器
切り換えロッド60およびよこ糸把持器73.74を選
択するための把持器選択ロッド79に極めて円滑に連係
しており、本発明のよこ入れ選択装置のよこ入れ選択運
動に従って揺動回転する切り換え軸32の回転位置決め
作動を極めて正確に切り換え・選択作用として伝えるも
のである。いま、よこ糸47をよこ入れさせるためには
、測長器切り換えロッド60によって糸ガイド55を選
択し該糸ガイド55に連係したよこ糸測長器53によっ
て測長するとともに、把持器選択ロッド79によってよ
こ糸把持器73を選択し、該よこ糸把持器73を開くこ
とによってよこ糸47の飛走を可能にする。同時に、切
り換え器86によって噴射ノズル82へ圧縮水または圧
縮空気を導き、噴射させるとともに測長されたよこ糸4
7を飛走させる。
第1図は本発明のよこ入れ選択装置で、前述したとおり
二系列の往復直進機構(イ)、平行四辺形様のリンク機
構(ロ)、切り換え機構ぐ)、運動伝達選択機構に)か
ら構成されている。本装置の最終運動作用は切り換え軸
32を所要角だけ揺動回転させることで、該切り換え軸
32に関連させた、それ自体は図1.に示したジェット
ルームの主要よこ入れ機構部の噴射ノズル82.83と
よこ糸測長器53.54およびよこ糸把持器73.74
の各選択を行う切り換え選択ロッド87と測長器選択ロ
ッド60および把持器選択ロッド79を作動させること
である。
本発明の装置を構成する前述の各機構(イ)、(ロ)、
(ハ)、に)の運動(こついて説明する。
まず、二系列の往復直進機構a)について説明する。織
機の回転数に対して1/2の回転数にて同期回転する回
転軸1に、同じ形状の変位曲線のカム2.3を所要の間
隔を持って180度位相をずらせて取り付けである。伝
達ロッド6.7は案内部8.9に円滑スライドするよう
に通し、スプリング10.11によってベアリング4.
5を介してカム2.3に接圧している。織機が2回転す
ることによって1回転する2個のカム2.3に連係した
伝達0ツド6.7は、織機2回転ごとにカム2.3の高
低変位差によって得られる行程量だけ往復直進運動する
が、伝達ロッド6.7の移動方向は該伝達ロッド6.7
に連係しているカム2.3の位相を180度ずらして取
り付けであるため互に正反対となる。
次に平行四辺形様のリンク機構(ロ)について説明する
往復直進機構a)の伝達ロッド6.7側の一端に運動伝
達選択機構に)の選択ピン33.34が挿入され、案内
部1g、19に円滑スライドするように通された伝達ロ
ッド16.17は、伝達ロッド6.7が最後退した時該
伝達ロッド6.7の選択ピン接触端12.13と伝達ロ
ッド16.17の穴の間に所要の間隙を持たせ、選択ピ
ン33.34カ伝達ロツド16.17の上面に昇降可能
なようにスプリング20.21によって位置決め板14
.15に接圧されている。また、このリンク機構(ロ)
の作用点となるピン24を長さ方向の中心に持つ伝達レ
バー25は、両端の長穴と伝達ロッド16.17のピン
22.23を介して2本の伝達ロッド16.17を連係
している。本リンク機構(ロ)の運動は、運動伝達選択
機構に)の選択ピン33.34を介した往復直進機構C
)の運動(乙よって作動される二系列の伝達ロッドエ6
、エフの往復直進運動を伝達レバー25で一系列化し、
作用点となる伝達レバー25のピン24を前進位置また
は後退位置に位置決めを行うことであり、織機1回転ご
とにピン24を前進または後退させることができるとと
もに前進または後退の位置を連続して同じ′位置に保つ
ことができることを特徴とする。
機構的に作用点となるピン24の位置決めは、織機1回
転ごとに交互に前進または後退の往復直進運動をする伝
達ロッド6.7の選択ピン接触端12.13が昇降する
選択ピン33.34の頭部を押すか否かによって移動制
御される伝達ロッド16.17の移動位置によって行わ
れる。すなわち、往復直進機構(イ)の伝達ロッド6.
7の前進によって伝達ロッド16.17の位置決めが行
われるべき時期(タイミング)に、両方の伝達ロッド1
6.17がともに前進移動することなく位置決め板工4
、工5に接圧している時にはピン24は後退位置に位置
決めされ、伝達ロッド16.17のいずれか一方の選択
ピン端が位置決め板14または15に接圧し、他方が選
択ピン33または34を介して伝達ロッド6まt二は7
によって前進移動した時にはピン24は前進位置に位置
決めされる。
次に、切り換え機構(ハ)について説明する。伝達レバ
ー25のピン24に連係し、案内部26に円滑スライド
するように通された伝達ロッド27は伝達ロッド28を
介して切り換えレバー29の前後揺動端30(こ連係し
、切り換えレバー29はその揺動支点端31を切り換え
軸32に結合してりる。切り換え軸32は、それ自体平
行四辺形様のリンク機構(ロ)の運動によって前進また
は後退の位置決め移動するピン24に連動して前後運動
す名伝達ロッド27.28および切り換え軸32を支点
として前後揺動する切り換えレバー29を介して所要角
だけ揺動回転する。
次に、運動伝達選択機構に)について説明する。
選択ピン33.34は平行四辺形様のリンク機構(ロ)
の伝達ロッド16.17の往復直進機構a)方向端に設
けた穴に円滑スライドするように挿入され、選択ピン3
3.34の下部をスプリング35.36によって同じ高
低差を持つ直進カム37.38の円滑な滑り面に接圧さ
せている。
本機構に)は製織する織物の設計規格のよこ糸配列に従
って、2本のよこ糸のよこ入れ順序を本発明のよこ入れ
選択装置に選択ビン33.34の昇降運動を介して伝え
る機構である。□選択ピン33.34の昇降運動は直進
カム37.38の前後への往復運動によって作動され、
選択ピン33.34の下部が直進カム37.38の低位
置面から高位置面に移動した時に上昇し、選択ピン33
.340頭部は伝達ロッド16.17の上面より上に位
置する。
選択ピン33.34の下部が直進カム37.38の高位
置面から低位置面に移動した時にスプリング35.36
の復元力によって下降腰選択ピン33.34の頭部は伝
達ロッド16.17の上面より下に位置する。なお、直
進カム33.34の往復運動は、該直進カム37.38
の下部に加工したラック39.40とビニオン歯車41
42を介して連係したパルスモータ−43,44を、図
示しない電子式よこ入れ選択制御装置の織機の運動と同
る 期した指示によって、正転または逆転の回転制御すすこ
とによって行われる。なお、このような直進カム37.
38の往復運動による選択ピン33.34の昇降運動に
連続して、上昇した選択ピン33.34は往復直進機構
C)の伝達ロッド6.7の前進移動に従って選択ピン3
3.34の下部を直進カム37.38の高位置滑り面に
極めて円滑に滑らせながら前方に押し出される。
(5)作用 (4)項(ごて前述した各機構0)、(ロ)、ぐ)、に
)から構成される本発明の装置の総合運動は次の通りで
ある。図示しないよこ入れ選択制御装置の指示に従って
昇降運動する選択ピン33.34の昇降条件下における
基本運動を説明する。なお、選択ピン33.34の昇降
運動は伝達ロッド6または7が最後退し、伝達ロッド6
まtニは7の選択ビン接触端と伝達ロッド16または1
7の選択ピン挿入穴との間に所要の間隙が生じた時に行
われる。まず、往復直進機構(イ)の伝達ロッド6.7
の前進移動時の関連運動を第1、第2基本運動として、
後退移動時の関連運動を第3、第4基本運動として説明
する。
第1の基本運動は選択ピン33.34のいずれか一方の
選択ピン33に関連しt二伝達ロッド16の選択ピン端
が位置決め板14に接圧している時、他方の選択ピン3
4が上昇している場合の運動である。カム3によって前
進移動する伝達ロッド7が選択ピン340頭部を押すこ
とによって伝達ロッド17は前進移動する。同時に伝達
レバー25は静止している他方の伝達ロッド16のピン
22を支\として、伝達ロッド17のピン23に連係し
た長穴端が前進移動し、中央のピン24も前進移動する
。この時、切り換えレバー29はピン24に連係した伝
達ロッド27.28を介し、切り換え軸32を支点とし
て前進移動すると同時に切り換え軸32も前進回転して
前進回転位置に位置決めされる。これによって切り換え
軸32に関連した第2図に示すジェットルームの主要よ
こ入れ機構部の噴射ノズル82.83とよこ糸測長器5
3.54およびよこ糸把持器73.74の選択・切り換
えが行われる。
第2の基本運動は第1の基本運動の場合と同様にいずれ
か一方の伝達ロッド16が位置決め板14に接圧してい
る状態で、他方の選択ピン34が下降している場合であ
る。
伝達ロッド7が前進移動を開始しても、選択ピン34は
下降しているため押されることがないので伝達ロッド1
7は前進することなく、伝達レバー25は静止している
。このため、伝達レバー25のピン24に連係した部材
も静止しており、切り換え軸32は回転することなく後
退回転位置を保つ。
第3の基本運動は、第1の基本運動において伝達レノ<
−25のピン24およびこれに連係した切り換え軸32
を前進回転位置決めした伝達ロッド7が後退移動する場
合である。前進移動する他方の伝達ロッド6系において
、選択ピン33が下降した状態で伝達ロンド16が伝達
ロッド6に押されることなく位置決め板14に接圧して
いる場合には伝達レバー25は静止している他方の伝達
ロッド16のピン22を支点として後退移動する。同時
に伝達レバー25のピン24に連係して作動する切り換
え軸32は後退回転し、後退回転位置決めされる。
第4の基本運動は、第3の基本運動の場合と同様に前進
位置決めされた一方の伝達ロッド7が後退移動する場合
である。他方の前進移動する伝達ロッド6系において、
選択ピン33が上昇している状態で、伝達ロッド6が選
択ピン33を介して伝達ロッド16を前進移動する場合
には、後退移動する伝達ロッド7系の伝達ロッド17の
ピン23(こ連係した伝達レバー25の長穴端は後退移
動するが、同時に前進移動する他方の伝達ロッド6系の
伝達ロッド16のピン22に連係した伝達レバー25の
長穴端は前進移動する。ここで、前述したように伝達ロ
ッド6、冒とは同じ変位曲線のカム2.3を全く正反対
に180度位相をずらして連係させであるため、後退移
動する伝達ロッド7およびこれに連係した伝達ロッド1
7のピン23の移動タイミングと移動量は、前進移動す
る他方の伝達ロッド6およびこれに連係しt二伝達ロッ
ド16のピンzfd動タイミングと移動量Iこ全く同じ
である。このため、伝達レバー25はピン24を中心と
して両端を正反対方向に水平揺動することになり、ピン
24は後退移動することなく前進位置に停止しているた
め、ピン24に連係した切り換え軸32も後退回転する
ことなく、前進回転位置に保たれたままである。
なお、第4の基本運動は伝達ロッド7の後退移動時の運
動として説明したが、同時に他方の伝達ロッド6につい
ては前進移動になるため、基本運動としては伝達ロッド
6.7の前進移動時の運動にも該当するものである。
このように本発明の装置の総合運動は、織機の運動と同
期して回転するカム2.3に連係して交互に往復直進運
動する伝達ロッド6.7と、図示しないよこ糸選択制御
装置の指示に従って昇降する選択ピン33.34との関
連から織機1回転ごとに前述の4つの基本運動のいずれ
か1つの基本運動を選択し、最終作動部材の切り換え軸
32の回転位置決めを行うものである。
次に製織時における、図示しないよこ入れ選択制御装置
のよこ入れ選択指示と本装置の選択ピン33.34の昇
降運動および切り換え軸32の回転位置決めとの関連を
説明する。
この説明においては切り換え軸32の前進回転位置をA
光用切り換え位置、後退回転位置をB光用切り換え位置
とする。また、2個のカム2.3に各々連係した2つの
運動系は織機1回転(よこ入れ1回)ごとに交互に作動
するので、カム2に連係した運動系の作動が奇数番よこ
入れ、カム3に連係した運動系の作動が偶数番よこ入れ
の選択作用を行うものとする。
まず、図示しないよこ入れ選択制御装置による1 (奇
数)糸 本目のよこ入れ指示がA゛系の場合、奇数番よこ入れの
選択制御を行うカム2の運動系の選択ピン33を上昇さ
せ、カム2に連係して前進移動する伝達ロッド6が選択
ピン33の頭部を押して伝達ロッド16を前進移動させ
るので、切り換え軸32は前進回転位置(A光用)に切
り換えられる。
この運動は直前回(偶数番)のよと入れかB糸の場合は
前述の第1の基本運動に相当し、A糸の場合は第4の基
本運動に相当する。
2(偶数)本目のよこ入れ指示がB糸の場合、偶数番よ
こ入れの選択制御を行うカム3の運動系の選択ピン34
を下降させるので、カム3に連係して前進移動する伝達
ロッド\スが選択ピン34を押すことがなく、伝達ロッ
ドエフは位置決め板15iこ接圧・静止しているので、
後退移動する他方のカム2の運動系の作用によって切り
換え軸32は後退回転位置(B光用)に切り換えられる
。これは第3の基本運動に相当する。
3本目のよこ入れ指示が2本目と同じB糸の場合、カム
2の運動系の選択ピン33を下降させるので、前進移動
する伝達ロッド6は伝達ロッド16を前進移動させるこ
とがなく、後退移動する他方のカム3の運動系の伝達ロ
ッド17も位置決め板15に接圧・静止しているので、
切り換え軸32は後退回転位置(B光用)に静止してい
る。これは第20基本運動に相当する。
4本目のよこ入れ指示がA糸の場合、カム3の運動系の
選択ピン34を上昇させるので、前進移動する伝達ロッ
ド7は伝達ロッドエフを前進させるが、後退移動する他
方のカム2の運動系の伝達ロッド16は位置決め板14
に接圧・静止しているので、切り換え軸32は前進回転
位置(A光用)に切換えられる。これは第1の基本運動
に相当する。
5本目のよこ入れ指示が4本目と同じA糸の場合、カム
2の運動系の選択ピン33を上昇させるので、前進移動
する伝達ロッド6は伝達ロッドエ6を前進移動させるが
、後退移動する他方のカム3の運動系の伝達ロッド7は
接圧している選択ピン34を介して伝達ロッド17を後
退移動させるので、切り換え軸32は前進回転位置(A
光用)に静止している。これは第4の基本運動に相当す
る。
すなわちゝこのような図示しないよこ入れ選択制御装置
のよこ入れ選択指示に対する本発明の装置の運動の特徴
は以下(a)、ω)、(C)のとおりで、切り換え軸3
2の運動をジェットルームの主要よこ入れ機構部に連動
させ、2本のよこ糸の1本交互よこ入れおよび2本のよ
こ糸のいずれか一方のよこ糸の連続よこ入れを選択制御
することである。
(a)  A糸とB糸を1本交互によこ入れする場合、
選択ピン33.34のいずれか一方を連続して上昇させ
ておくことによって、カム2.3に連系した2つの運動
系のいずれか一方の運動系の伝達ロッド16または17
を織機2回転に1回はこ入れ2回に1回)往復前後運動
させる。これによって伝達レバー25のピン24に連係
した切り換え軸32は毎回揺動回転し、前進回転位置(
A光用)と後退回転位置(B光用)に交互に切り換えら
れる。
ω)A糸を連続してよこ入れする場合、両方の選択ビン
3334を連続して上昇させておくことによってカム2
.3に連係した2つの運動系の両方の伝達ロッド16.
17を線機2同転に1回、交互(こ往復前後運動させる
。これによって伝達レバー25のビン24に連係した切
り換え軸32は揺動回転することなく、連続して前進回
転位置(A光用)に保たれる。
(c)  B糸を連続してよこ入れする場合、両方の選
択ピン33.34を連続して下降させてお(ことによっ
て1カム2.3に連係した2つの運動系の両方の伝達ロ
ッド16.17を連続して往復前後運動させない。この
ため伝達レバー25のビン24に連係した切り換え軸3
2は揺動回転することなく、連続して後退回転位置(B
光用)に保たれる。
(6)発明の効果 本発明の装置による有効かつ有用な効果を説明する。
(a)2個の選択ピン33.34を介してカム2.3に
連係した二系列の伝達運動を伝達レバー25で一系列化
する機構を用いてよこ入れ選択作用を行う構成をとった
ので、2個の選択ピン33.34を所要の意志に従って
巧妙に制御することにより、1本交互よこ入れの選択作
用と同じ糸の連続よこ入れの選択作用が自在にしかも確
実にできることとなった。
(b)  カム2.3に連係した二系列の駆動系を交互
に作動させる構成をとったので、各駆動系の運動周期は
織機回転数の半分となり、装置の高速対応性と耐久性を
飛躍的に向上させた。
(e)  カム2.3を本装置の駆動源として機構的に
用いる構成をとったので、必ずしも等速でない織機の運
動と本装置の運動が確実に同期することとなり、極めて
確実なよこ入れ選択作動が行われる。同時にカム2.3
に理想的な変位曲線を持たせたので伝達ロッド6.7は
極めて円滑に選択ピン33.34を押すこととなり、装
置の運動はほぼ無衝撃の状態で行われることとなった。
(ロ)運転伝達選択機構に)に高低差を特徴とし高位置
滑り面を持たせた直進カム37.3.8を用いる構成を
とったので。
選択ピン33.34の昇降運動と伝達ロッド6.7によ
る選択ピン33.34の前後運動の2つの連続した運動
が極めて円滑にしかも確実に行われることとなり、本装
置のよここ入れ選択作用の確実性と高速対応性を飛躍的
に向上させた。
これらの効果を持つ本発明の装置を、従来、高速生産に
よるコストダウンを目的とした平易な単一織物の専用織
機として実用されてきたジェットルームに装着すること
によって、2本のよこ糸のいずれか1本を所要の意志に
従って自在に選択し、よこ入れすることが極めて容易と
なり、これによって異色のよこ糸による意匠効果や異な
る性質のよこ糸に止る風合い効果を持つ高附加価値織物
が低コストで生産されることとなり、ジェットルームの
汎用性を飛躍的に拡大したもので関係織物業界に与える
効果は多大なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置を示す全体斜視図、第2図は本発
明の装置に関連するジェットルームの主要よこ入れ機構
部を示す斜視図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 以下の各機構(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)から構成
    されていて、二系列の往復直進機構(イ)のカム2、3
    に連係した伝達ロッド6、7を、運動伝達選択機構(ニ
    )の選択ピン33、34を介して、平行四辺形様のリン
    ク機構(ロ)の伝達ロッド16、17に連係させるとと
    もに、該リンク機構(ロ)の伝達レバー25のピン24
    に切り換え機構(ハ)の伝達ロッド27を結合させた装
    置であって、切り換え機構(ハ)の切り換え軸32に、
    ジェットルームの噴射ノズル82、83に連係した導管
    84、85の切り換え器86の切り換え選択ロッド87
    と、よこ糸把持器73、74に連係した開閉ロッド制御
    部81の把持器選択ロッド79とおよびよこ糸測長器5
    3、54に連係した糸ガイド制御部63の測長器切り換
    えロッド60とを連係させたことを特徴とするジェット
    ルームにおけるよこ入れ選択装置。 (イ)織機の運動と同期して回転する回転軸1と、該回
    転軸1に所要の間隔を持って180度位相をずらせて取
    り付けた同じ形状の変位曲線のカム2、3に、伝達ロッ
    ド6、7を連係させてなる二系列の往復直進機構 (ロ)往復直進機構(イ)の伝達ロッド6、7側の一端
    に運動伝達選択機構(ニ)を有し他端にピン22、23
    を設けた2本の伝達ロッド16、17をピン22、23
    を介して、両端に長穴を設けた伝達レバー25で連係し
    てなる平行四辺形様のリンク機構。 (ハ)伝達レバー25の中央に設けたピン24に連係し
    た伝達ロッド27を、伝達ロッド28を介して切り換え
    レバー29の前後揺動端30に連係させ、切り換えレバ
    ー29の揺動回転端31を切り換え軸32に結合させて
    なる切り換え機構。 (ニ)伝達ロッド16、17の往復直進機構(イ)方向
    端に設けた穴に捜入される選択ピン33、34と、該選
    択ピン33、34の下方にあって所要の駆動源により往
    復運動を行い、選択ピン33、34を昇降動させるため
    の直進カム37、38とからなる運動伝達選択機構。
JP14574184A 1984-07-13 1984-07-13 ジエツトル−ムのよこ入れ選択装置 Granted JPS6128052A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007114075A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Hitachi Ltd 超音波探傷装置の超音波探触子
JP2020159884A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 日立金属株式会社 超音波探傷装置および超音波探傷方法

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