JPS61278635A - 合成樹脂被覆ばね - Google Patents

合成樹脂被覆ばね

Info

Publication number
JPS61278635A
JPS61278635A JP11870885A JP11870885A JPS61278635A JP S61278635 A JPS61278635 A JP S61278635A JP 11870885 A JP11870885 A JP 11870885A JP 11870885 A JP11870885 A JP 11870885A JP S61278635 A JPS61278635 A JP S61278635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
olefin polymer
spring
ethylene
polymer
synthetic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11870885A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Yano
勝美 矢野
Kenji Ukai
鵜飼 謙二
Takao Itoga
糸賀 孝雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
Eneos Corp
Original Assignee
Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
Nippon Petrochemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd, Nippon Petrochemicals Co Ltd filed Critical Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
Priority to JP11870885A priority Critical patent/JPS61278635A/ja
Priority to US06/869,033 priority patent/US4753423A/en
Publication of JPS61278635A publication Critical patent/JPS61278635A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/02Springs made of steel or other material having low internal friction; Wound, torsion, leaf, cup, ring or the like springs, the material of the spring not being relevant
    • F16F1/024Covers or coatings therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Springs (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、消音効果および耐腐食性に優れた合成樹脂被
覆ばねに関する。
L従来技術] 従来より、ばねは工業部品として自動車や車輌等の用途
に広く使用されている。そのひとつにスプリングコイル
があり、自動車の車軸と車体との間の懸架装置として用
いられ、車軸と車体との間のクッションの役目を果し、
構造上重要な部品としてつかさどっている。このコイル
スプリングは、自動車の走行時に生ずる振動、衝撃等に
より、相互に衝突して、叩き音を発生し、騒音となると
いう問題点を有している。
更に、水分や電解性溶液(例えば路面凍結防止剤)など
によって発錆、腐食したり、腐食疲労に基づく折損事故
が発生する恐れがある等の問題点をも有する。
このような問題点を解決するために、コイルスプリング
にポリウレタンシートを巻回したり、ゴムまたは樹脂製
のチューブを嵌挿したものが用いられているが、コイル
スプリングとの密着性が充分ではな(、水分等の侵入を
効果的に防止することはできない。一方、コイルスプリ
ングに樹脂をコーティングする方法(例えば特開昭57
−69123号公報、1f515γ−136911号公
報等)や接着剤またはシーリング剤等を用いたもの等が
提案されているが、繰返し応力が作用する過酷な条件下
では耐久性に劣り、充分な効果を期待し得ない。
[発明が解決しようとする問題点1 本発明は、上記の点に鑑み、鋭意検討の結果なされたも
のであって、本発明の目的とするところは、自動車の走
行FR等に、ばねの衝突による騒音を防止するための消
音性に優れ、ばねと被覆膜との接着強度が大きいので、
自動車の懸架装置等のように、繰返し応力が作用する過
酷な条件下においても、被覆膜のひび割れもない耐久性
を有し、かつチッピングによる損傷に対しても強く(耐
チッピング性)、耐食性に顕著な効果を有する合成樹脂
被覆ばねを提供するものである。
r問題点を解決するための手段] 本発明は、ばねの表面を不飽和カルボン酸もしくはその
誘導体で変性した変性オレフィン重合体、または該変性
オレフィン重合体と未変性オレフィン重合体との組成物
、あるいは前記変性オレフィン重合体またはその組成物
を介して、他の熱可塑性樹脂を被覆したことを特徴とす
る合成樹脂被覆ばねを提供するものである。
本発明のばねとは、円筒状、円錐状のコイルばね(コイ
ルスプリング)、ネジリばね、棒ネジリばね、ウズ巻き
ばね、平ばね、重ね板ばね、トーションバー、輪ばね等
が挙げられるが、特に、走行時等に応力が作用する過酷
な条件下で使用されるコイルスプリングに顕著な効果を
有する。
本発明の変性または未変性用として用いられるオレフィ
ン重合体とは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブ
テン−1、ポリ4−メチル−ペンテン−1などのオレフ
ィン単独重合体、エチレン、プロピレン、ブテン−1,
4−メチルペンテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1
などの相互共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等
のエチレンとビニルエステルとの共重合体、エチレン−
アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸共重
合体、エチレン−グリシジルメタアクリレート共重合体
、エチレン−マレイン酸共重合体等のエチレンと不飽和
カルボン酸、不飽和カルボン酸エステルなどとの共重合
体を用いることができる。
特に、これらのうちで、エチレンと炭素数3〜12のα
−オレフィンとの共重合体で、密度0.86〜0.94
 ill /dの範囲の熱可塑性エラストマー、もしく
は通例呼ばれている線状低密度ポリエチレン、あるいは
エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸
エチル共重合体等のエチレン共重合体またはそれらの混
合物が好ましい。上記オレフィン重合体のメルトインデ
ックスは0.07〜5゜9710分、好ましくは0.1
〜20a/10分の範囲で選択される。
また、本発明においては、ポリイソブチレン、ブチルゴ
ム、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレン
−ジエンゴム、スチレン−ブタジェンゴム、ポリブタジ
ェンゴム、クロロブレンゴム、ウレタンゴム、エチレン
−酢酸ビニル共重合体ゴム、天然ゴム等の固形ゴムある
いは液状ポリブタジェン等の液状ゴム等の合成ゴム、天
然ゴムおよびそれらの混合物を前記オレフィン重合体と
併用しても良い。
一方、不飽和カルボン酸としてはアクリル酸、メタアク
リル酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、イタコン
酸、シトラコン酸等の一塩基酸および二塩基酸が挙げら
れる。
′また不飽和カルボン酸の誘導体としては上記不飽和カ
ルボン酸の金属塩、アミド、イミド、エステル、無水物
等が挙げられるが、これらのうち無水マレイン酸が最も
好ましい。
本発明の不飽和カルボン酸もしくはその誘導体(以下、
単に不飽和カルボン酸と略す)で変性させたオレフィン
重合体とは、オレフィン重合体に対して不飽和カルボン
酸0105〜10重量%、好ましくはO61〜5.0重
量%を有機過酸化物の存在下で付加変性させたもの、あ
るいは該変性オレフィン重合体を未変性オレフィン重合
体に混合したものである。
上記反応は押出機内あるいはバンバリーミキサ−等の混
線機内などで無溶媒下で溶融混合して反応させる方法、
またはベンゼン、キシレン、トルエン等の芳香族炭化水
素、ヘキサン、ヘプタン、オクタン等の脂肪族炭化水素
等の溶媒中で加熱混合して反応させる方法等、特に限定
されないが、操作が簡単であること、経済性に優れてい
ること等から押出機内で行なうことが好ましい。
上記不飽和カルボン1lFftが10重置%を超えると
きは付加反応の他に分解、架橋反応が併発する恐れが生
じ、また0、05重量%未満においては本発明の効果を
達成し得ない。
上記有機過酸化物としては、例えばベンゾイルパーオキ
サイド、ラウリルパーオキサイド、アゾビスイソブチロ
ニトリル、ジクミルパーオキサイド、t−ブチルヒドロ
パーオキサイド、α、α′−ビス(t−ブチルパーオキ
シジイソプロピル)ベンゼン、ジー t−ブチルパーオ
キサイド、2.5−ジー(t−ブチルパーオキシ)ヘキ
シンなどが好適に用いられ、オレフィン重合体を100
重量部として0.005〜2.0重量部、好ましくは0
.01〜1.0重量部の範囲で使用される。有機過酸化
物の添加量がo、oos重量部未満においては実質上変
性効果が発揮されず、また2、0重量部を超えて添加し
てもそれ以上の効果を得ることが困難であると共に、過
度の分解あるいは架橋反応等を惹起させる恐れを生ずる
上記の反応湿度は通例の温度条件、すなわち樹脂の劣化
、不飽和カルボン酸の分解、有機過酸化物の分解温度を
考慮し、適宜選定されるが、一般的には150〜300
℃の範囲の反応温度が用いられる。
本発明の変性オレフィン重合体は更に未変性のオレフィ
ン重合体、または未変性のゴム等を適宜添加混合し、使
用することもできる。上記変性オレフィン重合体と未変
性オレフィン系重合体との混合比率は任意であるが、重
量比で1:99〜50:50が好ましい。さらに好まし
くは10:90〜45 : 55である。
本発明においては、変性オレフィン重合体もしくは該変
性オレフィン重合体と未変性オレフィン重合体との混合
物を押出被覆や溶剤に溶かして塗布する方法でも可能で
あるが、望ましくは粉体化し、前記ばねの表面に被覆す
ることが好ましい。
この様に粉体化することにより、ばねの曲率にも均一、
かつ強固に接着した被覆層を形成することができる。
粉体化は常法により行なうことができるが、具体的には
、機械的粉砕方法または溶解析出方法等のいずれの方法
でも良い。粉体の粒径は、均一、かつ強固に接着した被
覆層を形成するためには50〜350μ、好ましくは7
0〜300μの範囲のものであることが好ましい。
ばねの表面に被覆層を形成する方法として、好ましいの
は粉体塗装法であり、具体的には流動浸漬法、静電粉末
塗装法、粉末溶射法などが挙げられるが、中でも流動浸
漬法が最も好ましい。
被覆層の厚さはばねの使用条件に応じて適宜選択できる
が、澗音性、耐チッピング性を考慮すれば、少なくとも
100μ以上、好ましくは100〜1500μ程度の範
囲である。
本発明においては、前記変性オレフィン重合体または変
性オレフィン重合体と未変性オレフィン重合体との混合
物からなる組成物を介して熱可塑性合成樹脂を被覆して
も良い。これらの熱可塑性樹脂としては、前記のオレフ
ィン重合体、ポリアミド系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系
樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物、ポリ
エステル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリスチレン
系樹脂、ABS樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリビ
ニルアルコール系樹脂、フッ素系樹脂等の合成樹脂類、
エチレン−プロピレン共重合体ゴム、エチレン−プロピ
レン−ジエン共重合体ゴム、ボリプタジエンゴム、ブタ
ジェン−スチレン共重合体ゴム、ブタジェン−アクリロ
ニトリルゴム、ポリクロロプレンゴム、アクリルゴム、
シリコンゴム等の合成ゴムや天然ゴム等が挙げられる。
本発明においては、有機または無機の充填剤、酸化防止
剤、滑剤、有機または無機系の各種顔料、紫外線防止剤
、分散剤、発泡剤、可塑剤、気泡防止剤、架橋剤、難燃
剤、流れ性改良剤、核剤等の添加剤を本発明の効果を著
しく損わない範囲で添加しても差支えない。
[実施例] 以下、本発明を実施例および比較例に基づき具体的に説
明する。
衷1」L二二上− く変性オレフィン重合体の調製〉 A)エチレン−アクリル酸エチル共重合体(以下、単に
EEAと略す) (密度o、93  a/ cI!、メ
ルトインデックス10Q/10分、アクリル駿エチル含
量20重量%、日本石油化学■社製)100重量部に、
無水マレイン酸0.25重量部およびジクミルパーオキ
サイド0.02 fLfn部を添加し、押出機により溶
融混練して、変性EEA(以下、MEEAと略す)を得
た。このMEEAの無水マレイン酸付加量は0.20重
量%であった。
B)エチレン−酢酸ビニル共重合体(以下、単にEVA
と略す)(密度0,9300/ci、メルトインデック
ス10(J/10分酢酸ビニル含fi10重量%、商品
名:8石しクストロンV550、日本石油化学■社製)
を用いて、上記EEAと同様に変性し、変性EVA(以
下、MEVAと略す)を得た。
く未変性オレフィン重合体〉 C)エチレン−ブテン−1共重合体く以下、LLDPE
と略す) (密度0,924 a/cd、メルトインデ
ックス14(1/10分、商品名:8石すニレックスA
 J 5410、日本石油化学■社製)を用いた。
く粉体化〉 上記変性オレフィン単独および未変性オレフィン重合体
を所定縁混合し粉砕機で粉砕し、60メツシユバス(約
250μ)の粉体とした。
上記粉体を使用して、予め180℃に加熱したコイルス
プリング上に、流動浸漬法により被覆した後、更に18
0℃、10分間後加熱し、均一な被覆膜を有する被覆体
とした。該被覆体について、消音性、耐塩水性等の物性
試験を行なった結果を第1表に示した。
! 実施例2において使用したMEEAおよびLL[)PE
を用いて実施例1と同様にして、300μのMEEAと
LLDPEの混合物からなる被覆膜を形成し、更にその
上に未変性のL L D’ P E被Wi模1000μ
を形成し、実施例1と同様に評価した結果を第1表に示
した。
LLL 実施例1のMEEAの代わりにアイオノマー樹脂(商品
名:ハイミラン1G52、三井デュポンポリケミカル■
社製)を用いて実施例1と同様に評価した結果を第1表
に示した。
尚、試験法は以下の通りである。
〈試験法〉 1、消音性および耐久性 コイルスプリングに荷重をかけて圧縮した後、荷重を取
り除いて元に戻すテストを1000回/分の頻度で繰返
し、その際に発生する音を判別して消音性とし、かつ被
覆膜のひび割れまでの回数を耐久性とした。
2、耐食性 35℃の5%Na C1水溶液を噴霧し、発錆するまで
の時間を測定した。(JIS  Z−2371に準拠)
3、接着強度 予め180℃に予熱した鋼板を流動浸漬法により、被覆
膜を形成後、更に180℃、10分間後加熱して、均一
な被覆膜を有する被覆体を用いて25M巾のテストピー
スを作成し、テンシロンにより、180゜剥離試験を行
ない、その剥離強度を接着強度とした。
[発明の作用および効果] 以上説明のこと(、本発明の合成樹脂被覆ばねは、消音
性に優れ、かつばねと被覆膜との接着強度が大きいので
、自動車の懸架装置のように繰返し応力が作用する過酷
な条件下においても耐久性に優れ、かつチッピングによ
る損傷に対しても強く(耐チッピング性)、耐食性に顕
著な効果を有し、自動車等の車輛、船舶、航空機等の工
業用部品として諸分野に活用される。
特許出願人  日本石油化学株式会社 代理人 弁理士 伊 東 辰 雄 代理人 弁理士 伊 東 哲 也 手続補正書(自発) 昭和61年2月19日 特許庁長官  宇 買  道 部 殿 1゜事件の表示 昭和60年 特 許 願 第118708号2、発明の
名称 合成樹脂被覆ばね 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 居 所 東京都千代田区内幸町−丁目3番1号名称日本
石油化学株式会社 代表者  片  山  寛 居 所 東京都千代田区大手町二丁目6番2号名称三菱
製鋼株式会社 5、補正の対象 「明細書全文」 6、補正の内容 別添のとおり 明      細     書 1、発明の名称 合成樹脂被覆ばね 2、特許請求の範囲 1、ばねの表面に、不飽和カルボン酸もしくはその誘導
体で変性した変性オレフィン重合体、または該変性オレ
フィン重合体と未変性オレフィン重合体との組成物を被
覆したことを特徴とする合成樹脂被覆ばね。
2、前記変性オレフィン重合体または前記変性オレフィ
ン重合体と未変性オレフィン重合体との組成物の表面に
、さらに熱可塑性樹脂またはゴムを被覆した特許請求の
範囲第1項記載の合成樹脂被覆ばね。
3゜前記ばねが、コイルスプリングである特許請求の範
囲第1項または第2項記載の合成樹脂被覆ばね。
4゜前記オレフィン重合体が、エチレン−α−オレフィ
ン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン
−アクリル酸エチル共重合体およびそれらの混合物から
選ばれたいずれかである特許請求の範囲第1項、第2項
または第3項記載の合成樹脂被覆ばね。
5、前記不飽和カルボン酸もしくはその誘導体が、マレ
イン酸または無水マレイン酸である特許請求の範囲第1
項〜第4項のいずれか1つに記載の合成樹脂被覆ばね。
6、前記被覆が、流動浸漬塗装法、粉末溶射法、静電粉
末塗装法のいずれかの粉末塗装法で行なう特許請求の範
囲第1項〜第5項のいずれか1つに記載の合成樹脂被覆
ばね。
3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は、消音効果および耐腐食性に優れた合成樹脂被
覆ばねに関する。
[従来技術] 従来より、ばねは工業部品として自動車や車輌等の用途
に広く使用されている。そのひとつにコイルスプリング
があり、自動車の車軸と車体との間の懸架装置として用
いられ、車軸と車体との間のクッションの役目を果し、
構造上重要な部品としてつかさどっている。このコイル
スプリングは、自動車の走行時に生ずる振動、衝撃等に
より、相互に衝突して、叩き音を発生し、騒音となると
いう問題点を有している。
更に、水分や電解性溶液(例えば路面凍結防止剤)など
によって発錆、腐食したり、腐食疲労に基づく折損事故
が発生する恐れがある等の問題点をも有する。
このような問題点を解決するために、コイルスプリング
にポリウレタンシートを巻回したり、ゴムまたは樹脂製
のチューブを嵌挿したものが用いられているが、コイル
スプリングとの密着性が充分ではなく、水分等の侵入を
効果的に防止することJ、tできない。一方、コイルス
プリングに樹脂をコーティングする方法(例えば特開昭
57−69123号公報、同57−136971号公報
等)や接着剤またはシーリング剤等を用いたもの等が提
案されているが、繰返し応力が作用する過酷な条件下で
は耐久性に劣り、充分な効果を期待し得ない。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、上記の点に鑑み、鋭意検討の結果なされたも
のであって、本発明の目的とするところは、自動車の走
行時等に、ばねの衝突による騒音を防止するための消音
性に優れ、ばねと被覆膜との接着強度が大きいので、自
動車の懸架装置等のように、繰返し応力が作用する過酷
な条件下においても、被覆膜のひび割れもない耐久性を
有し、かつチッピングによる損傷に対しても強く(耐チ
ッピング性)、耐食性に顕著な効果を有する合成樹脂被
覆ばねを提供するものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、ばねの表面に、不飽和カルボン酸もしくはそ
の誘導体で変性した変性オレフィン重合体、または該変
性オレフィン重合体と未変性オレフィン重合体との組成
物を被覆したことを特徴とする合成樹脂被覆ばねを提供
するものである。
本発明のばねとは、円筒状、円錐状のコイルばね(コイ
ルスプリング)、ネジリばね、棒ネジリばね、ウズ巻き
ばね、平ばね、重ね板ばね、トーションバー、輪ばね等
が挙げられるが、特に、走行時等に応力が作用する過酷
な条件下で使用されるコイルスプリングに顕著な効果を
有する。
本発明で使用する、変性または未変性用として用いられ
るオレフィン重合体とは、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブテン−1、ポリ 4−メチル−ペンテン−1
などのオレフィン単独重合体、エチレン、プロピレン、
ブテン−1,4−メチルペンテン−1、ヘキセン−1、
オクテン−1などの相互共重合体、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体等のエチレンとビニルエステルとの共重合体
、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−ア
クリル酸共重合体、エチレン−グリシジルメタアクリレ
ート共重合体、エチレン−マレイン酸共重合体等のエチ
レンと不飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸エステルな
どとの共重合体を用いることができる。特に、これらの
うちで、密度0.86〜0,94 Q /aiの範囲の
エチレンと炭素数3〜12のα−オレフィンとの共重合
体(通例、線状低密度ポリエチレンと呼ばれている〉、
あるいはエチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ア
クリル酸エチル共重合体等のエチレン共重合体またはそ
れらの混合物が好ましい。上記オレフィン重合体のメル
トインデックスは加工性の点から0.01〜50 o/
10分、好ましくは0.1〜20 g/10分の範囲で
選択される。
本発明において使用される不飽和カルボン酸としてはア
クリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、クロ
トン酸、イタコン酸、シトラコン酸等の一塩基酸および
二塩基酸が挙げられる。
また不飽和カルボン酸の誘導体としては上記不飽和カル
ボン酸の金属塩、アミド、イミド、エステル、無水物等
が挙げられるが、これらのうち無水マレイン酸が最も好
ましい。
本発明で用いる不飽和カルボン酸もしくはその誘導体(
以下、単に不飽和カルボン酸と略す)で変性させたオレ
フィン重合体とは、オレフィン重合体に対して不飽和カ
ルボン酸0.05〜10重量%、好ましくは0.1〜5
.0重量%を有機過酸化物の存在下で付加変性させたも
の、あるいは該変性オレフィン重合体を未変性オレフィ
ン重合体に混合したものである。上記不飽和カルボン酸
の付加量が0.05重量%未満においては接着性が劣り
、10重量%を超える場合においてはゲルが発生し、か
えって接着性が低下するとともに被覆表面状態が悪化す
る。
上記反応は押出機内あるいはバンバリーミキサ−等の混
練機内などで無溶媒下で溶融混合して反応させる方法、
またはベンゼン、キシレン、トルエン等の芳香族炭化水
素、ヘキサン、ヘプタン、オクタン等の脂肪族炭化水素
等の溶媒中で加熱混合して反応させる方法等、特に限定
されないが、操作が簡単であること、経済性に優れてい
ること等から押出機内で行なうことが好ましい。
上記不飽和カルボンMmが10重量%を超えるときは付
加反応の他に分解、架橋反応が併発する恐れが生じ、ま
た0、05重量%未満においては本発明の効果を達成し
得ない。
上記有機過酸化物としては、例えばベンゾイルパーオキ
サイド、ラウリルパーオキサイド、アゾビスイソブチロ
ニトリル、ジクミルパーオキサイド、【−プチルヒドロ
パーオギサイド、α、α′−ビス(t−ブチルパーオキ
シジイソプロビル)ベンゼン、ジー t−ブチルパーオ
キサイド、2.5−ジー(t−ブチルパーオキシ)ヘキ
シンなどが好適に用いられ、オレフィン重合体を100
重量部として0.005〜2.0重量部、好ましくは0
.01〜1.0重量部の範囲で使用される。有機過酸化
物の添加mが0.005重量部未満においては実質上変
性効果が発揮されず、また2、0重■部を超えて添加し
てもそれ以上の効果を得ることが困難であると共に、過
度の分解あるいは架橋反応等を惹起させる恐れを生ずる
上記の反応温度は通例の温度条件、すなわち樹脂の劣化
、不飽和カルボン酸の分解、有機過酸化物の分解温度を
考慮し、適宜選定されるが、一般的には150〜300
℃の範囲の反応温度が用いられる。
本発明で用いる変性オレフィン重合体は更に未変性のオ
レフィン重合体を適宜添加混合し、使用することもでき
る。上記変性オレフィン重合体と未変性オレフィン系重
合体との混合比率は任意であるが、重量化で1=99〜
50:50が好ましい。さらに好ましくは10:90〜
45 : 55である。
また、本発明においては、ポリイソブチレン、ブチルゴ
ム、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレン
−ジエンゴム、スチレン−ブタジェンゴム、ポリブタジ
ェンゴム、クロロブレンゴム、ウレタンゴム、エチレン
−酢酸ビニル共重合体ゴム、天然ゴム等の固形ゴムある
いは液状ポリブタジェン等の液状ゴム等の合成ゴム、天
然ゴムおよびそれらの混合物の不飽和カルボン酸もしく
はその誘導体による変性物または未変性物を変性オレフ
ィン重合体と併用しても良い。これらのゴムは消音性お
よび接着性の改良に寄与する。
本発明において、特にコイルスプリングのように消音性
および耐久性を重視する場合においては、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合
体、密度0.86〜0,94Q/cdの範囲のエチレン
−プロピレン共重合体、エチレン−ブテン−1共重合体
等のエチレン−α−オレフィン共重合体等のエチレン系
共重合体を主成分とし、上記以外のポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリブテン−1、ポリ−4−メチルペンテ
ン−1等のオレフィン単独重合体、エチレン、プロピレ
ン、ブテン−1,4−メチルペンテン−1、ヘキセン−
1、オクテン−1等の相互共重合体等のオレフィン重合
体との混合物を使用することが好ましい。
上記エチレン系共重合体の変性物は特に接着性向上およ
び消音性改良に寄与し、一方後者のオレフィン重合体は
耐久性、接着性に寄与する。
両者を適宜混合して被覆することにより、消音性、接着
性、耐久性がバランス良く改善されるとともに、強固な
接着により、すぐれた耐食性が得られるので好ましい。
上記エチレン系共重合体と後者のオレフィン重合体との
混合比率は100〜50: 0〜50の範囲で適宜混合
すれば良(、いずれか一方の成分が変性されていればよ
い。
本発明においては、変性オレフィン重合体もしくは該変
性オレフィン重合体と未変性オレフィン重合体との組成
物を押出被覆や溶剤に溶かして塗布する方法でも可能で
あるが、望ましくは粉体化し、前記ばねの表面に被覆す
ることが好ましい。
この様に粉体化することにより、ばねの曲率にも均一、
かつ強固に接着した被覆層を形成することができる。
粉体化は常法により行なうことができるが、具体的には
、機械的粉砕方法または溶解析出方法等のいずれの方法
でも良い。粉体の粒径は、均一、かつ強固に接着した被
覆層を形成するためには50〜350μ、好ましくは7
0〜300μの範囲のものであることが好ましい。
ばねの表面に被覆層を形成する方法として、好ましいの
は粉体塗装法であり、具体的には流動浸漬法、静電粉末
塗装法、静電流動浸漬法、粉末酒剣法などが挙げられる
が、中でも流動浸漬法、静電粉末塗装法、静電流動浸漬
法が最も好ましい。
被覆層の厚さはばねの使用条件に応じて適宜選択できる
が、消音性、耐チッピング性を考慮すれば、少なくとも
100μ以上、好ましくは100〜1500μ程度の範
囲である。
本発明においては、前記変性オレフィン重合体または変
性オレフィン重合体と未変性オレフィン重合体との混合
物からなる組成物を介して熱可塑性合成樹脂またはゴム
を被覆しても良い。これらの熱可塑性樹脂としては、前
記のオレフィン重合体、ポリアミド系樹脂、ポリ塩化ビ
ニリデン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン
化物、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポ
リスチレン系樹脂、ABS樹脂、ポリカーボネート系樹
脂、ポリビニルアルコール系樹脂、フッ素系樹脂等の合
成樹脂類が、ゴムとしては、エチレン−プロピレン共重
合体ゴム、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体ゴム
、ポリブタジェンゴム、ブタジェン−スチレン共重合体
ゴム、ブタジェン−アクリロニトリルゴム、ポリクロロ
プレンゴム、アクリルゴム、シリコンゴム等の合成ゴム
や天然ゴム等が挙げられる。
本発明においては、有機または無機の充填剤、酸化防止
剤、滑剤、有機または無機系の各種顔料、紫外線防止剤
、分散剤、発泡剤、可塑剤、気泡防止剤、架橋剤、難燃
剤、流れ性改良剤、核剤等の添加剤を本発明の効果を著
しく損わない範囲で添加しても差支えない。
[実施例] 以下、本発明を実施例および比較例に基づき具体的に説
明するが、本発明はその要旨を逸脱しない限り、これら
の実施例に制約されるものではない。
尚、オレフィン重合体、変性オレフィン重合体、被覆方
法およびそれらによって得られた試料の消音性、耐久性
、耐食性および接着強度等の試験法は次の通りである。
(I)オレフィン重合体 A)エチレン−アクリル酸エチル共重合体(以下、単に
EEAと略す)(W:度0.93g/ ai、メルトイ
ンデックス10(1/10分、アクリル酸エチル含12
01m%、日本石油化学■社製) B)エチレン−酢酸ビニル共重合体(以下、単にEVA
と略す) (密度o、93oa / cd 、メルトイ
ンデックス10!11/No分、酢酸ビニル含110重
量%、商品名:8石しクスロンv550、日本石油化学
■社製) C)エチレン−ブテン−1共重合体く以下、LLDPE
と略す)(密度0.924り /cd、メルトインデッ
クス14(1/10分、商品名:8石すニレックスA 
J 5410.日本石油化学■社製)D)アイオノマー
樹脂(商品名:ハイミラン1652、三井デュポンポリ
ケミカル■社’l!J)(II)変性オレフィン重合体
の調製 前記各オレフィン重合体100重ω部に、無水マレイン
l0025重量部およびジクミルパーオキサイド0.0
2重量部を添加し、押出機により溶融混練して、変性E
EA、変性EVAおよび変性LLDPE ([FMEE
A、MEVA、MLLDPEと略す)を得た。これらの
無水マレイン酸付加量は約0.2重量%であった。
(I[[)被覆方法 (イ)流動浸漬法 前記変性オレフィン重合体および/または未変性オレフ
ィン重合体を第1表に示す所定量混合し、粉砕機で粉砕
し、60メツシユ(約250μ)バスの粉体とした。
上記粉体を使用して、予め前処理したコイルスプリング
または鋼板を180℃に加熱し、流動浸漬槽中に入れ、
所定の膜厚になるように被覆し、更に、180℃、10
分間後加熱し、均一な被覆膜を有する被覆体とした。
(ロ)静電粉末塗装法 前記粉体を使用して、コイルスプリングまたは鋼板に、
印加電圧60KVで、膜厚1300μになるように被覆
し、180℃、10分間後加熱し、均一な被覆膜を有す
る被覆体とした。
(rV)試験法 1、消音性および耐久性 コイルスプリングに荷重をかけて圧縮した後、荷重を取
り除いて元に戻すテストを1000回/分の頻度で繰返
し、その際に発生する音を判別して消音性とし、かつ被
覆膜のひび割れまでの回数を耐久性とした。
2、耐食性 35℃の5%Na Cj水溶液を噴霧し、発錆するまで
の時間を測定した。(JIS  Z−2371に準拠)
試膿片として鋼板を使用し、該鋼板を流動浸漬法または
静電粉末塗装法により、被覆膜を形成後、更に180℃
、10分間後加熱して、均一な被覆膜を有する被覆体を
用いて25#巾のテストピースを作成し、テンシロンに
より、180°剥離試験を行ない、その剥離強度を接着
強度とした。
m1二と 変性オレフィン重合体としてMEEAを使用し、未変性
オレフィン重合体としてLLDPEを使用した。MEE
AIGO重量部にLLDPEをそれぞれ0.30.50
重量部混合し、得られた組成物を流動浸漬法(イ)によ
ってコイルスプリングまたは鋼板に被覆して被覆体を得
、前記試験法に基づいて評価した結果を第1表に示した
11L 実施例1で用いたMEEAの代わりにMEVAを使用し
た以外は実施例1と同様に行ない、その結果を第1表に
示した。
叉m 実施例2で用いた組成物を使用し、膜厚を1000μと
した以外は実施例2と同様に行ない、その結果を第1表
に示した。
友[6 実m例2において使用したMEEAおよびLLDPEを
用いて実施例1と同様にして、300μのMEEAとL
LDPEの混合物からなる被覆膜を形成し、更にその上
に未変性のLLDPE被覆躾1000μを形成し、実施
例1と同様に評価した結果を第1表に示した。
友薯fl二J− MEEAまたはMEVAとMLLDPEを第1表に示す
所定量混合し、実施例1と同様にして評価し、その結果
を第1表に示した。
K1」1互 MLLDPE30重量部に未変性EEA70重量部を混
合し、実施例1と同様にして評価し、その結果を第1表
に示した。
LUL旦 実施例7で使用した組成物を用いて、静電粉末塗装を行
なった以外は実施例7と同様にして評価し、その結果を
第1表に示した。
LLL 実施例1で用いたMEEAの代わりにアイオノマー樹脂
(商品名:ハイミラン1652、三井デュポンポリケミ
カル■社製)を用いて実施例1と同様に評価した結果を
第1表に示した。
[発明の作用および効果] 以上説明のごとく、本発明の合成樹脂被覆ばねは、消音
性に優れ、かつばねと被覆膜との接着強度が大きいので
、自動車の懸架装置のように繰返し応力が作用する過酷
な条件下においても耐久性に優れ、かつチッピングによ
る損傷に対しても強く(耐チッピング性)、耐食性に顕
著な効果を有し、自動車等の車輌、船舶、航空機等の工
業用部品として諸分野に活用される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ばねの表面を、不飽和カルボン酸もしくはその誘導
    体で変性した変性オレフィン重合体、または該変性オレ
    フィン重合体と未変性オレフィン重合体との組成物、あ
    るいは前記変性オレフィン重合体またはその組成物を介
    して、熱可塑性樹脂を被覆したことを特徴とする合成樹
    脂被覆ばね。 2、前記ばねがコイルスプリングである特許請求の範囲
    第1項記載の合成樹脂被覆ばね。 3、前記オレフィン重合体がエチレン−α−オレフィン
    、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル
    酸エチル共重合体またはそれらの混合物から選ばれたい
    ずれかである特許請求の範囲1項または第2項記載の合
    成樹脂被覆ばね。 4、前記不飽和カルボン酸もしくはその誘導体がマレイ
    ン酸または無水マレイン酸である特許請求の範囲第1項
    、第2項または第3項記載の合成樹脂被覆ばね。 5、前記被覆が、流動浸漬塗装、粉末溶射法、静電塗装
    のいずれかの粉末塗装法で行なうことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項〜第4項のいずれか1つに記載の合成
    樹脂被覆ばね。
JP11870885A 1985-06-03 1985-06-03 合成樹脂被覆ばね Pending JPS61278635A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11870885A JPS61278635A (ja) 1985-06-03 1985-06-03 合成樹脂被覆ばね
US06/869,033 US4753423A (en) 1985-06-03 1986-05-30 Synthetic resin-coated spring and method for making same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11870885A JPS61278635A (ja) 1985-06-03 1985-06-03 合成樹脂被覆ばね

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61278635A true JPS61278635A (ja) 1986-12-09

Family

ID=14743155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11870885A Pending JPS61278635A (ja) 1985-06-03 1985-06-03 合成樹脂被覆ばね

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61278635A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0285543A (ja) * 1988-09-20 1990-03-27 Toyoda Gosei Co Ltd ダイナミックダンパ
EP0878637A2 (en) * 1997-05-16 1998-11-18 Rejna S.p.A. Coated coil spring, particularly for automotive suspensions
JP2002005213A (ja) * 2000-05-04 2002-01-09 Itw Automotive Products Gmbh & Co Kg 特に自動車において移動可能に支持された構造部品用の空気ダンパー
JP2002248669A (ja) * 2000-12-21 2002-09-03 Kawasaki Steel Corp ばね用鋼材の製造方法
WO2017138621A1 (ja) * 2016-02-10 2017-08-17 日本発條株式会社 コイルばね製造方法及びコイルばね製造装置
JP2019148298A (ja) * 2018-02-27 2019-09-05 中央発條株式会社 懸架装置用スプリング

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5114258B1 (ja) * 1970-07-11 1976-05-08
JPS5550040A (en) * 1978-10-05 1980-04-11 Idemitsu Kosan Co Ltd Polyolefin resin composition

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5114258B1 (ja) * 1970-07-11 1976-05-08
JPS5550040A (en) * 1978-10-05 1980-04-11 Idemitsu Kosan Co Ltd Polyolefin resin composition

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0285543A (ja) * 1988-09-20 1990-03-27 Toyoda Gosei Co Ltd ダイナミックダンパ
EP0878637A2 (en) * 1997-05-16 1998-11-18 Rejna S.p.A. Coated coil spring, particularly for automotive suspensions
EP0878637A3 (en) * 1997-05-16 1999-06-09 Rejna S.p.A. Coated coil spring, particularly for automotive suspensions
JP2002005213A (ja) * 2000-05-04 2002-01-09 Itw Automotive Products Gmbh & Co Kg 特に自動車において移動可能に支持された構造部品用の空気ダンパー
JP4689866B2 (ja) * 2000-05-04 2011-05-25 アイティーダブリュ オートモーティブ プロダクツ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディト ゲゼルシャフト 特に自動車において移動可能に支持された構造部品用の空気ダンパー
JP2002248669A (ja) * 2000-12-21 2002-09-03 Kawasaki Steel Corp ばね用鋼材の製造方法
WO2017138621A1 (ja) * 2016-02-10 2017-08-17 日本発條株式会社 コイルばね製造方法及びコイルばね製造装置
US11065641B2 (en) 2016-02-10 2021-07-20 Nhk Spring Co., Ltd. Coil spring manufacturing method and coil spring manufacturing device
JP2019148298A (ja) * 2018-02-27 2019-09-05 中央発條株式会社 懸架装置用スプリング

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4753423A (en) Synthetic resin-coated spring and method for making same
EP1127092B1 (en) Adhesive propylene polymer compositions suitable for coating substrates
JPS6127427B2 (ja)
JPH06228345A (ja) プロピレン系樹脂組成物成形品の表面処理方法及び塗装方法
EP0489495B1 (en) Modified halogenated polyolefin adhesives
KR102310407B1 (ko) 폴리올레핀 접착용 표면 처리 금속판, 복합 부재, 및 복합 부재의 제조 방법
JPS61278635A (ja) 合成樹脂被覆ばね
JPS59159844A (ja) 接着性オレフイン系重合体組成物
JPH01236259A (ja) 変性ポリオレフィン樹脂組成物
JPS624435B2 (ja)
JPS59138252A (ja) 易接着性樹脂組成物
JPH06306227A (ja) 低温流動性が良好なバインダー樹脂溶液組成物
JPS62194041A (ja) 合成樹脂被覆ばね
JP2000265134A (ja) 粘着テープ又はシート用プライマー組成物、及び粘着テープ又はシート
EP0683727A4 (en) THERMOPLASTIC OLEFINIC COMPOSITIONS.
JPS629135B2 (ja)
US5686529A (en) Painted polymeric articles having improved properties
JP2004195717A (ja) 熱可塑性エラストマー製基体とガラスとの接着積層体
JPS6145946B2 (ja)
EP0986609B1 (en) Painted polymeric articles having improved properties
JPH0245590B2 (ja)
JPS634872B2 (ja)
JPH0791520B2 (ja) ポリプロピレンと極性を有する異種材料との接着剤および接着方法
JP2000143903A (ja) 押出ラミネ―ト用樹脂組成物及びそれを用いた積層体
JPH075863B2 (ja) ポリオレフィンと極性を有する異種材料との接着方法