JPS61277347A - 圧縮機のモ−タ絶縁紙 - Google Patents

圧縮機のモ−タ絶縁紙

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JPS61277347A
JPS61277347A JP11810985A JP11810985A JPS61277347A JP S61277347 A JPS61277347 A JP S61277347A JP 11810985 A JP11810985 A JP 11810985A JP 11810985 A JP11810985 A JP 11810985A JP S61277347 A JPS61277347 A JP S61277347A
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JP
Japan
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insulating paper
compressor
motor
slot
paper material
Prior art date
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Pending
Application number
JP11810985A
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English (en)
Inventor
Satoru Oikawa
及川 覚
Hiroyoshi Sato
佐藤 洋悦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、冷凍機用もしくは空気調和機用における圧縮
機のモータ絶縁紙の改良に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来より、冷凍機用もしくは空気調和機用の圧縮機は、
第1図に示すようにして構成される。すなわち、密閉容
器1の内部にはNvJ圧縮機本体2が収容される。この
電動圧縮機本体2は、回転軸3の上部に電動機部4、下
部に圧縮機部5が〜体的に連設されてなるものである。
上記電動機部4は、回転軸3に嵌着されるロータ6と、
このロータ6の外周面に狭少の間隙を存し密閉容器1に
嵌着される後述するステータ7とからなる。上記圧縮機
部5は、主軸受8と副軸受9との間に介設されるシリン
ダ10内にリング11が偏心回転する、いわゆるロータ
リ一式のものである。
上記ステータ7は第3図ないし第5図に示すように、内
周縁に沿って多数の溝部であるスロット部12・・・が
設けられる略円環状の薄肉金属板を多数枚積1!−L、
てなり、上記スロット部12には束状に巻装された巻線
13が挿入される。この巻線13はステータ7の上下端
部から突出し、コイルエンド部13aを形成する。また
、スロット部12の周面と上記巻4113との間には、
それぞれスロット絶縁紙14が介設され、かつ各スロッ
ト部12の開口部はクサビ絶縁115によって閉塞され
る。これらスロット絶縁紙14とクサビ絶縁紙15とで
、モータ絶縁紙Sが構成される。
上記各絶縁紙14.15は、第6図に示すようになって
いて、スロット絶縁紙14は断面略U字状に曲成され、
その上下端部は逆方向に折曲されてなる。そしてこの絶
縁紙14の素材は、一般にPET (ポリエチレンテレ
フタレート)が使用されていて、この耐熱使用限界温度
は電気絶縁法によってE種が120’ C,8種が13
0″Cと定められている。この濃度以上に絶縁紙14が
さらされると多量のオリゴマが発生し、圧縮機部5の微
少間隙やパイプを詰らず原因となるとともに絶縁紙14
の絶縁耐圧の劣化が生じる。
したがって、圧縮機の冷媒吐出温度や、冷凍サイクルに
おける冷媒の凝縮温度を調節して8!温度以下に抑制し
なければならず、たとえばファンによる圧縮機の冷却や
、冷凍サイクルにおいて液インジェクション回路を設け
るなどの手段を採用しなければならない。このため、圧
縮機および冷凍サイクル配管の構造が複雑になり、コス
ト高の要因となっている。
また近年、圧縮機の高速回転化や高温使用の要求が大と
なり、圧縮機の耐熱温度、すなわちモータ絶縁紙Sの耐
熱使用温度の限界を高く保持しなければならない傾向に
ある。
なおモータ絶縁紙Sとしては、耐熱使用限界温度が15
5°CであるE種、iso’cであるH種、180°C
以上である0種のように、高温の耐熱材料があるが、こ
れらは全てが使えるものではなく、耐溶剤性に優れたも
のでないと冷凍、空調用圧縮機に使えない。よって、一
般的には耐溶剤試験を各種の溶剤を用いて行ない使用可
否を決めている。
しかるに、圧縮機用のモータ絶縁紙Sとしては、冷媒と
潤滑油との中で溶解しなければよいことは周知である。
そこで、シールドチューブ内に冷媒および潤滑油と種々
の素材(ここでは7種類)を収容密封し、それら素材の
溶解性を確認した。その結果を、表1に示す。なお、絶
縁紙の溶剤抽出試験はクロロホルムもしくはキシレンを
使用するのが一般的である。
表 1 (イセ1し、×二浴ける。C):俗けない)さらにまた
、現在使用されている絶縁紙自動挿入線をもって、使用
可能な機械的強度のものと、コストの点を考慮した。そ
れによると、上記PE1(ポリエーテルイミド)は機械
的強度がやや弱く、現状の絶縁紙自動挿入機では第6図
に示す折曲げ部Bに割れが発生し易いものであった。ま
た、ETFE (ポリエチレンチフッ化エチレン)は素
材変形し易く(伸び大)自動挿入は不可能であり、ざら
にPI(ポリイミド)はコストの点で非常に効果なため
、ここでは対象外とした。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情に着目してなされたものであり、その
目的とするところは、冷媒および潤滑油に浸されること
なく、機械的強度を保持し、耐熱温度限界を上昇させた
圧縮機のモータ絶縁紙を提供しようとするものである。
〔発明の概要〕
すなわち本発明は、互いに耐熱温度の異なる第1の絶縁
紙素材と第2の絶縁紙素材を密着して構成し、電動機部
に用いたことを特徴とする特許のモータ絶縁紙である。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。
圧縮機は先に第1図にもとすいて説明したので、同図を
適用し、ここでは新たな説明は省略する。電動機部4の
ステータ7の形状構造も、先に第3図ないし第5図にも
とづいて説明したものと同一でよいが、スロット部12
には第2図に示すスロット絶縁紙20を使用しなければ
ならない。
すなわち、スロット絶縁紙20の形状および寸法は従来
のものと同一でよいが、その構成は、第1の絶縁紙素材
20aと、第2の絶縁紙素材20bとを重ね合せて密着
固定する。上記第1の絶縁紙素材20aは機械的強度の
優れたPETからなり、図における上下端縁に沿って第
2の絶縁紙素材20bを被包するように折曲する。第2
の絶縁紙素材20bは耐熱性の優れたPEIを採用する
。当然、これら第1.第2の絶縁紙素材20a、201
)は互いに耐熱温度が異なる。そして、これらは通常の
板厚の半分のものを使用すればよい。
しかして、このようにして構成されるスロット絶縁紙2
0を絶縁紙自動挿入機にかけて上記スロット部12に挿
入しても、第1の絶縁紙素材20aの機械的強度が大で
あるところから、割れなどが生じることがなく、円滑な
挿入が可能である。また、実際の使用にあたっては、ス
ロット絶縁紙20が高温にざらされても第2の絶縁紙素
材20bが耐熱性に浸れているところから、オリゴマ発
生を抑制できる。換言すれば、圧縮機の耐熱使用限界温
度を高くすることができる。
なお上記実施例においては、スロット絶縁紙20のみ第
1の絶縁紙素材20aと第2の絶縁紙素材20bとを重
ね合せて構成したが、これに限定されるものではなく、
上記クサビ絶縁紙15を同一の構成に換えてもよいこと
、勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、現在用いられてい
る絶縁紙自動挿入機にそのまま適用可能なモ〜り絶縁紙
であり、圧縮機の耐熱使用限界温度を高くすることがで
きるとともに従来必要だった冷却ファンやインジェクシ
ョン回路が不要となり、これにともなうセット構造およ
び冷媒配管の簡略化が可能となって、コストの低減化を
得られるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な圧縮機の縦断面図、第2図は本発明の
一実施例を示すスロット絶縁紙の斜視図、第3図は一般
的なステータの平面図、第4図はその組立て説明図、第
5図は本発明の従来例を示すスロット部の横断平面図、
第6図はそのモータ絶縁紙の斜視図である。 4・・・電動機部、20a・・・第1の絶縁紙素材、2
0b・・・第2の絶縁紙素材、12・・・スロット部。 出願人代理人  弁理士 鈴江武彦 fJ1図 第3図 第4図 第6 第5図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧縮機の電動機部に用いられるものにおいて、互
    いに耐熱温度の異なる第1の絶縁紙素材と第2の絶縁紙
    素材を密着して構成したことを特徴とする圧縮機のモー
    タ絶縁紙。
  2. (2)上記絶縁紙素材は、電動機部におけるスロット部
    の絶縁として用いられることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の圧縮機のモータ絶縁紙。
  3. (3)上記第1の絶縁紙素材はPEI(ポリエーテルイ
    ミド)、第2の絶縁紙素材はPET(ポリエチレンテレ
    フタレート)であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項もしくは第2項記載の圧縮機のモータ絶縁紙。
JP11810985A 1985-05-31 1985-05-31 圧縮機のモ−タ絶縁紙 Pending JPS61277347A (ja)

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JP11810985A JPS61277347A (ja) 1985-05-31 1985-05-31 圧縮機のモ−タ絶縁紙

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JPS61277347A true JPS61277347A (ja) 1986-12-08

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ID=14728240

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6065204A (en) * 1998-06-25 2000-05-23 Reliance Electric Industrial Company Slot cell insulating system and method
JP2003342557A (ja) * 2003-03-17 2003-12-03 Toshiba Kyaria Kk 冷媒、冷媒圧縮機および冷凍装置
JP2013236468A (ja) * 2012-05-09 2013-11-21 Toyota Motor Corp 回転電機用膨張シート、回転電機用膨張シートを用いた回転電機用ステータおよび回転電機用ステータの製造方法

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