JPS61275942A - エミユレ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はエミュレータに関し、特に対象のプログラムの
チェックを行う際の、変更や修正の方法、未作成部分の
代行機能に関するものである。

（従来の技術） 従来より、対象のマイクロプロセッサをエミュレータ方
式で作動させ、その動作テストを行うマイクロプロセッ
サデバッガがある。このようなマイクロプロセッサデバ
ッガにおいて、チェックを行っている対象のマイクロプ
ロセッサで実行するためのプログラム（チェックプログ
ラムという）にバグがあった場合、ソースファイルの修
正を行い、アセンブル、リンク等を経てチェックを再開
するという正統的な修正方式による゛と時間がかかる。

そこで、小修正ならば、エミュレータ上のＲＡＭ（ラン
ダム・アクセス・メモリ）に格納されているチェックプ
ログラムを機械語レベルで直接変更し、チェックを続行
している。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、従来のエミュレータにおいては次のよう
な問題があった。

ターゲットのプログラムを機械語レベルで変更するため
、変更前の語数と変更後後の語数を一致させなければな
らず、手間のかかることが多い。

場合によっては語数がどうしても一致しないこともある
。

また、未作成部分のプログラム（例えばサブルーチンプ
ログラム）の代行を行うプログラムを追加するのも大変
である。

本発明の目的は、この様な点に鑑み、ターゲットプログ
ラムのバグの一時的な修正が容易にできるようにすると
共に、未作成部分のプログラムを代行するプログラムの
追加を容易にし、ターゲットにプログラム未作成部分が
在ってもプログラムのチェックが可能なエミュレータを
提供することにある。

（問題点を解決するための手段） この様な目的を達成するための本発明では、ターゲット
ＣＰＵの実行したアドレスを検出する実行アドレス検出
器と、あらかじめ設定したアドレスと前記実行アドレス
検出器からの出力を比較し、一致したときはターゲット
ＣＰＵの動作を停止させてホストＣＰＵへ一致を知らせ
るアドレス比較器を具備し、一致したアドレス毎にエミ
ュレータのコマンドを組合せたプログラムを起動するこ
とができるようにしたことを特徴とする。

（実施例） 以下図面を用いて本発明の詳細な説明する。第１図は本
発明に係るエミュレータの一実施例を示す構成図である
。図において、１は中央処理装置く以下ホストＣＰＵと
呼ぶ）、２はアドレスを設定し同時にその設定アドレス
を表示する表示部を有する設定器、３は修正や未作成部
分のプログラムが作成されたときにこれを格納しておく
ホストメモリ、５はターゲットＣＰＵ７の実行アドレス
を検出する実行アドレス検出器、４は実行アドレス検出
器から与えられるアドレスと、設定器２で設定されたア
ドレスとを比較し一致しているか否かを検出するアドレ
ス比較器、６はターゲットＣＰＵ７で実行するプログラ
ムが格納されたメモリである。

このような構成における動作を第２図のメモリマツプを
参照して次に説明する。

（１）設定器２に、修正を加えたいアドレス（第２図に
おいて、被チエツクプログラムＰのアドレスＡｄｌから
アドレスＡｄ２までのアドレス）、あるいは未作成部分
のアドレス（アドレスＡｄ３）を設定する。

（２）設定されたアドレスは、ホストＣＰＵ１によりア
ドレス比較器４に設定される。

（３）設定器２より、エミュレータのコマンドを用いて
、修正の手続、又は未作成の手続をプログラムし、（２
）で設定されたアドレスと対応させて登録する （４）登録された手続（第２図に示すアドレスＡｄ１〜
Ａｄ２に対応した手続であるプログラムＰ１、アドレス
Ａｄ３に対応した手続であるプログラムＰ２）は、ホス
トｃｐｕｉによりホストメモリ３に格納される。

（５）ターゲットＣＰＵ７をスタートさせると、実行ア
ドレス検出器５によりターゲットＣＰＵ　７の実行アド
レスがアドレス比較器４へ出力される。

（６）アドレス比較ｌ１１４は、実行アドレス検出器５
より送られて来るアドレスと、ｒｌ）、（２）により設
定されたアドレスの比較を行う。

（７）アドレスの一致が検出されると、アドレス比較器
は一致信号を出し、ターゲットＣＰＵを一時停止させ、
ホストＣＰＵヘアドレスの一致があったことを知らせる
。

（８）ホストＣＰＵ１は、どのアドレスの一致が起った
のかをアドレス比較器より読出し、そのアドレスに対応
した手続をホストメモリ３より読み出してその手続を続
行する。

（９）通常、手続の最後にはターゲットＣＰＵを再スタ
ートそさせるコマンドが記述されているため、ホストＣ
ＰＵが一連の手続を実行した後ターゲットＣＰＵが再ス
タートし、チェックを行うプログラムが続行される。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、アドレス比較器
へ設定したアドレスに一致する毎にホストＣＰＵへ信号
が入り、エミュレータのコマンドで記述したプログラム
の起動がかけられるようになっているので、バグの一時
的な修正や、未作成部のプログラムの代行機能を作成し
実行させるのが容易となる。また、エミュレータのコマ
ンドで記述されるので、再利用もしやすい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るエミュレータの一実施例を示す構
成図、第２図はメモリマツプを示す図である。 １・・・ホストＣＰＵ、２・・・設定器、３・・・ホス
トメモリ、４・・・アドレス比較器、５・・・実行アド
レス検出器、６・・・ターゲットメモリ、７・・・ター
ゲットＣＵ０ 第１図 第Ｚ図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ターゲットＣＰＵの実行したアドレスを検出する実行ア
   ドレス検出器と、 あらかじめ設定したアドレスと前記実行アドレス検出器
   からの出力を比較し、一致したときはターゲットＣＰＵ
   の動作を停止させてホストＣＰＵへ一致を知らせるアド
   レス比較器 を具備し、一致したアドレス毎にエミュレータのコマン
   ドを組合せたプログラムを起動することができるように
   したことを特徴とするエミュレータ。