JPS61273402A - 倉庫出庫方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 搭載手段を出材口まで搬送して出材し、再び異なる搬送
路を経て入庫する自動倉庫システムの出庫方式であって
、出材した品目の次の出庫指令が到着している時には、
搭載手段を短絡路へ送って再び出材口へ搬送させること
により出庫効率の向上を可能とする。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、搭載手段１例えばパレットに搭載した格納物
を出庫して搬送路によって出材口へ搬送して小村する自
動倉庫の出庫方式に係り、特に小村した品目に次の自材
指令が到着している時は、パレットを短絡路へ送ること
により出庫効率を高めることができる倉庫出庫方式に関
するものである。

近来、倉庫の自動化が進展し、特にクレーンによってパ
レットを運搬して格納／出庫する自動立体倉庫が普及し
てきた。

更にこのような倉庫の出庫口からパレットを出庫しコン
ベアで出材口まで搬送して小村し、再びそのパレットを
別のコンベアで搬送して入庫口がら入庫するループ式の
自動比相システムも行われている。

この場合に同じ品目の出庫指令が繰り返される場合があ
るので、効率良く出庫できる方法が望まれている。

〔従来の技術〕

第５図において、３は部品１が搭載されたパレット２が
格納されるパレット倉庫、４ａ、４ｂはコンベア、５ａ
＋５ｂ＋−・・は出材口を示す。

従って出庫指令によってパレット倉庫３よりパレット２
が出庫されると、パレット２はコンベア４ａによって出
材口５ａ＋５ｂ１’−の何れかへ送られる。

この時、コンベア４ａと出材口５ａ、５ｂ、−・−との
分岐点には図示省略したガイドレバーが設けられていて
、出庫指令で指定された出材口５ａ＋５ｂ、−・−の何
れかへ誘導される。

そこでオペレータによってパレット２より部品１の指定
された数量が小村されると、パレット２は送り出されて
コンベア４ｂによって再びパレット倉庫３へ送られて入
庫し空欄へ格納される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のように従来方法では、出材後のパレット２はその
品目の部品１の次の出庫指令の有無に関わらず、無条件
にパレット倉庫３の空棚へ格納されるので、出庫指令が
きている場合には再度出庫することになって、時間の無
駄が生じ出庫効率が低下するという問題点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理プロ７り図を示す。

図において、６は第１の搬送路及び第２の搬送路を前記
出材口以外の個所で接続し前記搭載手段の搬送が可能な
短絡路、 １１は出庫すべき格納物の出庫指令を記憶する記憶部、 １２は記憶部１１に記憶された出庫指令に基いて該当す
る格納物が搭載された搭載手段が出庫された時に、記憶
部１１に同じ品目の格納物の次の出庫指令の存在の有無
を検索する検索部である。

従って検索部１２による検索により同じ品目の出庫指令
が存在する時は、出庫された格納物の搭載手段を短絡路
６へ送るように構成されている。

〔作用〕

出庫指令に基いて該当する品目の格納物が出庫した時に
、検索部１２によって記憶部１１に記憶されている出庫
指令中に、今出庫した品目と同じ品目の格納物の出庫指
令がきているかどうかを検索して、出庫指令があればそ
の品目の格納物を搭載した搭載手段を短絡路６へ送って
、再び出材口へ搬送することにより、出庫時間が短縮し
出庫効率を高めることができる。

〔実施例） 以下、本発明の一実施例を第２図のブロック図及び第３
図のフローチャートを参照して説明する。

企図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

第２図において、第１図に対応するものは１点鎖線で囲
んで示している。

主制御部７は、各部を制御して部品ｌのパレット２によ
る出庫／格納等の動作を遂行せしめると共に、入出庫に
よる格納部品１の更新数量を演算する機能を有する。

キーボード８は、自動倉庫システムの起動／停止釦、格
納／出庫指令釦、及びデータ入力釦等を備えている。

ディスプレイ９はキーボード８から入力されるデータ、
及び格納／出庫動作中の部品名２部品コ−ド、及びパレ
ット２の格納アドレス等が表示される。

格納データファイル１０は、部品毎の部品コード。

数量、及びパレット２の棚アドレス等をファイルするメ
モリである。

出庫指令メモリｌｌａは、図示省略したコントロールセ
ンタ、或いはキーボード８から順次入力される出庫指令
信号、及び部品コード、数量等の出庫要求データを記憶
する。通常複数の出庫指令が纏めて入力される。

出庫指令検索部１２ａは、出庫指令メモリｌｌａに記憶
された出庫指令に基いて該当する部品１が搭載されたパ
レット２が出庫された時に、出庫指令メモ１月１ａに同
じ部品１の次の出庫指令の存在の有無を検索する機能を
有する。

搬送方向制御部１３は、出庫指令検索部１２ａからの「
有」信号によって起動し、センサＳｔ　、　ｈの検出信
号によって切換機構１４．１５を駆動制御する。

切換機構１４は、コンベア４ｄを搬送されてきたパレッ
ト２を搬送方向制御部１３の指令によりバイパスコンベ
ア６ａへ送り込む機構である。

切換機構１５は、バイパスコンベア６ａを搬送されてき
たパレット２を搬送方向制御部１３の指令によりコンベ
ア４Ｃへ送り込む機構である。

クレーン駆動制御部１６は、キーボード１１からの起動
指令によって起動し、主制御部７から送られる格納／出
庫指令、及びパレット２のアドレスに従ってクレーン１
７の駆動を制御する。

センサＳ、、Ｓｔは、コンベア４ｄから分岐するバイパ
スコンベア６ａの分岐点、及びバイパスコンベア４ｃへ
合流するバイパスコンベア６ａの合流点の手前に夫々設
けられ、搬送方向制御部１３の起動を条件にパレット２
の通過を検出する。

このような構成及び機能を有するので、パレット倉庫３
に格納されている部品ｌの出庫方法を第３図のフローチ
ャートによって説明すると、■まずコントロールセンタ
、或いはキーボード８より、出庫指令信号、及び出庫要
求データが入力されて出庫指令メモリｌｌａに記憶され
る。

■該当する出庫指令の順番がくると、主制御部７の出庫
起動信号によって、出庫要求データが出庫指令メモリｌ
ｌａより出力して、ディスプレイ９に表示され、格納デ
ータファイル１０を参照して該当部品１のパレット２の
アドレスが読み出されてクレーン駆動制御部１６に送ら
れてクレーン１７が駆動してパレット２が出庫する。

■出庫されたパレット２は指定された出材口５ａ＋５ｂ
、　−・−ヘコンベア４Ｃによって送られる。

■オペレータによって部品１の必要量が山村されて、パ
レット２はコンベア４ｄへ送り出される。

■すると、出庫指令検索部１２ａは出庫指令メモリ１１
ａに全出庫した部品１の次の出庫指令が存在するかどう
かを検索する。

■検索の結果、その部品１の次の出庫指令が存在した時
は、“有”の信号によって搬送方向制御部１３が起動し
、コンベア４ｄ＠２１送するパレット２がセンサＳ、に
検出され、検出信号によって搬送方向制御部１３は切換
機構１４を駆動させてパレット２をバイパスコンベア６
ａへ送り込む。

■バイパスコンベア６ａを搬送されたパレット２はセン
サＳ２によって検出され、検出信号によって搬送方向制
御部１３は切換機構１５を駆動させてパレット２をコン
ベア４ｃへ送り込み、再び指定された出材口５ａ＋５ｂ
、・−・の何れかへ送られて山村される。

■検索の結果、その部品ｌの次の出庫指令が存在しない
時は、パレット２はコンベア４ｄに搬送されてパレット
倉庫３へ送られて格納される。

このようにして次の出庫指令がある部品１のパレット２
はパレット倉庫３へ入庫せずにバイパスコンベア６ａへ
送って再び出材口５ａ＋５ｔ）＋’−へ送ることによっ
て出庫効率を高めることができる。

また第４図に異なる実施例を示しおり、第２図と同一符
号は同一対象物を示す。

第４図が第２図で説明した実施例と異なるのは、短絡路
にバイパスコンベア６ａとパレットプール部６ｂを設け
て、次の出庫指令がきていても直ぐに出材口５ａ、５ｂ
、・−・へ送らずに、パレット２をパレットプール部６
ｂにプールしておき、その出庫指令の順番がきた時にパ
レット２をパレットプール部６ｂより送′り出すように
したことである。この場合のパレット２はバイパスコン
ベア６ａに沿って列外に並べてプールされ、バイパスコ
ンベア６ａ上への復帰が図示省略したリフトによって迅
速に行われるように構成されている。

即ち、第４図において、パレットプールメモーリ１９は
、パレットプール部６ｂにプールされたパレット２のプ
ール位置を搭載されている部品１の部品コード対応に記
憶するメモリである。

プールパレット検索部２０は、出庫指令メモリ１１ａよ
り出庫指令データが出力される都度、パレットプールメ
モリ１９に記憶されているパレット２のプール位置を部
品コードによって検索する。

従って上記実施例と同様に次の出庫指令が存在する時に
パレット２がバイパスコンベア６ａ上に送られると、パ
レットブール部６ｂにプールされ、パレットプールメモ
リ１９にプール位置が記憶される。

出庫指令が出庫指令メモリｌｌａより出力する都度、パ
レットプールメモリ１９がプールパレット検索部２０に
よって検索され、該当するパレット２があればバイパス
コンベア６ａに載せられて指定された出材口５ａ、５ｂ
＋−・・の何れかへ送られる。

このようにして次の出庫指令があれば、パレット２をパ
レット倉庫３へ入庫させずにプールしておいて迅速に送
り出すことができ、出庫時間が短縮されて出庫効率を高
めることができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、出庫時間を短縮す
ることができ、出庫能率を高めることができるという効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明の実施例を示すブロック図、第３図は第
２図のフローチャート、 第４図は本発明の異なる実施例を示すブロック図、 第５図は従来例の説明図である。 図において、 １は部品、　　　　　　　２はパレット、３はパレット
倉庫、　　４８〜４ｄはコンベア、５ａ１５ｂ＋−は出
材口、　　　６は短絡路、６ａはバイパスコンベア、６
ｂはパレットブール部、７は主制御部、　　　　８はキ
ーボード、９はディスプレイ、　　１０は格納データフ
ァイル、１１は記憶部、　　　　　ｌｌａは出庫指令メ
モリ、１２は検索部、　　　　　１２ａは出庫指令検索
部、１３は搬送方向制御部、　１４．１５は切換機構、
１９はパレットプールメモリ、 ２０は゛プールパレット検索部、 Ｓ、、Ｓ、はセンサを示す。 条　３　図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）品目毎に格納物が搭載された搭載手段を出庫して
   第１の搬送路により出材口へ搬送し、出材口において該
   格納物の少なくとも一部を出材した後、再び該搭載手段
   を第２の搬送路によって入庫する自動倉庫システムにお
   いて、 前記第１の搬送路及び第２の搬送路を前記出材口以外の
   個所で接続し前記搭載手段の搬送が可能な短絡路（６）
   を設けると共に、 出庫すべき格納物の出庫指令を記憶する記憶部（１１）
   と、 該記憶部（１１）に記憶された出庫指令に基いて該当す
   る格納物が搭載された搭載手段が出庫された時に、前記
   記憶部（１１）に該出庫された品目の格納物の次の出庫
   指令の存在の有無を検索する検索部（１２）とを備え、 該検索部（１２）による検索により前記出庫された品目
   の格納物の出庫指令が存在する時は該格納物の搭載手段
   を前記短絡路（６）へ送ることを特徴とする倉庫出庫方
   式。
2. （２）前記短絡路（６）は、複数個の前記搭載手段を格
   納する格納部を備えることを特徴とする特許請求の繊維
   該１項に記載の倉庫出庫方式。