JPS61270772A - 多色画像出力装置 - Google Patents

多色画像出力装置

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Publication number
JPS61270772A
JPS61270772A JP60112987A JP11298785A JPS61270772A JP S61270772 A JPS61270772 A JP S61270772A JP 60112987 A JP60112987 A JP 60112987A JP 11298785 A JP11298785 A JP 11298785A JP S61270772 A JPS61270772 A JP S61270772A
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JP
Japan
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Application number
JP60112987A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Yamashita
山下 充夫
Kiyoshi Tomimori
富森 清
Kiyoshi Hashimoto
清 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS61270772A publication Critical patent/JPS61270772A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、感光体の周囲に露光部と現像部゛とを色数に
応じて複数配置して多色画像を出力する装置に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 従来より、感光体上に静電潜像を形成する露光部と、こ
の静ff1l像を現像して可視像とする現像部とを一組
とする画像形成手段を色数に応じて複数配置し、多環1
1BISで形成した感光体上の各色の可視像を転写部で
用紙に転写して多色画像を出力する装置が提供されてい
る。
また、前記静電潜像を形成する方式としては、原稿を光
走査した際の反射光を感光体上に照射する方式と、上記
反射光をディジタル信号に変換してこの信号に基づき感
光体に照射すべきレーザビームを駆動制御する方式とが
ある。
両方式のいずれを採用する場合にあっても、各色に対応
する原稿反射光又はレーザビームを各色の光路長が同一
となるようにして感光体に導くためには、反射ミラーを
必要とするのが現状である。
ところで、この種の反射ミラーは鏡面にほこり等が自重
によって付着することがあり、このほこり等は画像形成
信号として供する前記原稿反射光又はレーザビームを損
ない画質に大きな影響を及ぼすことになってしまう。
[発明の目的1 本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、原稿反
射光又はレーザビームを反射して感光体に導くための反
射ミラーにほこり等が自重によって付着するこのない多
色画像出力装置を提供することを目的とするものである
[発明の概要] 上記目的を達成するための本発明の概要は、感光体の周
囲に、この感光体を帯電する帯電部、感光体上に静電潜
像を形成する露光部及び前記静電潜像を現像して可視像
とする現像部を一組とする画像形成手段を色数に対応し
て複数設け、各現像部で形成された感光体上の各色の可
視像を転写部で用紙に転写して多色画像を出力する多色
画像出力装置において、複数の画像形成手段の各露光部
を感光体の上半周のいずれかの位置に配置したことを特
徴とするものである。
[発明の実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。本
実施例は自動原稿送り装置を備えた2色レーザプリンタ
に関するものである。
第1図は本実施例装置の外観を示すもので、本装置は自
動原稿送り装置(オート・ドキュメント・フィーダ、以
下ADFと略記する)1と、後述するスキャナユニット
110.レーザプリントユニット(以下、LBPユニッ
トと略記する)300から成るプリンタ本体100と、
コントロールユニット400とから構成されている。
前記ADF1は、後述する原稿搬送部30を内蔵した原
稿カバー2と、原稿供給部3と、原稿トレー4とから・
構成されている。前記原稿カバー2は、把手部2Aの操
作により図示矢印方向に回動自在であって、自動原稿送
り機能を利用しない場合には、原稿を直接に露光ガラス
上に載置できるようになっている。また、この原稿カバ
ー2の上面には、後述するスキャナユニット110で読
み取られた画像を表示する液晶ディスプレイ(以下、L
CDと略記する)5と画像編集用の情報を入力するため
の第1の操作パネル6とが配置されている。
前記プリンタ本体100は、上面側にプリント情報を入
力するための第2の操作パネル101を備え、また、−
側面には給紙用の上段カセット321及び下段カセット
322を着脱自在に配置すると共に、他側面には排紙ト
レイ344を設けている。
そして、本実施例では、F記ADF1.プリンタ本体1
00及びコントロールユニット400を一体的に構成し
、各部材を独立した単体ユニットとしてこれらをケーブ
ル、画像バス等で接続する方式は採用していないため、
各部材の配置スペースが最小となり、かつ、側面パネル
等を共通に用いることができ装置の軽量化と低価格化と
を図ることができる。
ここで、本実施例装置の主要υ制御ブロックについて第
2図を参照して簡単に説明する。第2図において、CP
U401はこのレーザプリンタの制御を司どるもので、
このCPUパスラインには前記各種ユニット等のインタ
ーフェースとしてLCDインターフェース407.シリ
アルインターフェース408.スキャナインターフェー
ス409及びLBPインターフェース410がそれぞれ
接続されている。また、前記LCDインターフェース4
07.スキャナインターフェース409及びLBPイン
ターフェース410は、第1色、第2色イメージデータ
バスラインにそれぞれ接続されている。また、前記スキ
ャナインターフェース409を介して出力される第1色
イメージデータの画像処理として、第1色ページメモリ
403及び第1色ページメモリアドレスコントローラ4
04が設けられ、さらに、第2色イメージデータの画像
処理として、第2色ページメモリ405及び第2色ペー
ジメモリアドレスコントローラ406が設けらている。
そして、画像編集用の情報が前記第1の操作パネル6よ
り入力された際には、前記第1.第2色ページメモリア
ドレスコントローラ404.406が第1.第2色ぺ=
ツメモリ403.405のイメージデータの読み、@き
を制御して種々の画像編集を行うようになっている。
次に、上記各部の詳細について説明する。
先ず、前記ADF1の詳細を第3図、第4図(A)、(
B)を参照して説明する。
第3図において、ADFlの前記原稿供給部3は、原稿
載置台10と分離給送部15とから成っている。
前記原稿載置台10は、第4図(A)に示すように各種
原稿(例えばA5.B5.B4サイズ等)の幅に合せて
移動可能な原稿ガイド11.11を有している。この原
稿ガイド11.11は原稿載置台10の内部にそれぞれ
ラック12.12を具備している。また、原稿載置台1
0に載置される原稿の幅方向の中心線り上にはビニオン
13が回転自在に取り付けられている。このビニオン1
3は前記両ラック12.12と噛み合うようになってい
る。従って、一方の原稿ガイド11を原稿幅に合せて移
動させると、前記両ラック12.12とこれに共通なビ
ニオン13との作用によって他方の原稿ガイド11も同
一距離だけ移動し、両原稿ガイド11は前記中心線しに
対して常時対称的に移動するようになっている。また、
一方の前記ラック12の一側面側には下方に屈曲されて
屈曲部12Aが形成され、この屈曲部12Aの移動経路
には、第4図(A)、(B)に示すように各種原稿幅に
対応する位置に複数のスイッチ14A。
14B・・・を配置してなる原稿幅検出スイッチ14が
設けられている。そして、この複数のスイッチ14A、
14B、−・・のON、OFF状態の組み合せから、前
記IfL1i載置台10に載置された原稿の幅が検出さ
れるようになっている。
前記分離給送部15は、前記原稿載置台10に一括して
積層載置された原稿を順次一枚ずつ分離して給送するも
のである。この分離給送部15内には、積載された原稿
の上面に当接し、原稿枚数に応じて変位する原稿有無検
知スイッチ16が設けられている。また、原稿の下面と
当接して原稿を上方に押圧するストッパ17と、このス
トッパ17と対向して配置され、最上層の原稿を摩擦送
出する送り込みロー518が設けられている。一対のロ
ーラからなる分離給送O−ラ19は、この   “一対
のO−ラ間に給紙される複数の原稿を分離して一枚ずつ
給送するものである。この分離給送O−ラ19より供給
された原稿はレジストローラ20によって供給タイミン
グが制御されて送出されることになる。尚、レジストロ
ーラ20の後段には原稿検知スイッチ21が設けられ、
この原稿検知スイッチ21は通過する原稿をカウントす
ると共に、通過中の原稿長さを検知するようになってい
る。従って、前記原稿幅検知スイッチ14とこの原稿検
知スイッチ21とによって原稿の縦、横のサイズが自動
的に検知されるようになっている。
前記原稿カバー2に内蔵された前記原稿搬送部30は、
露光ガラス111上を移動する無端ベルトとこれを駆動
するO−ラ等から構成され、前記分離給送部15より分
離給送された原稿を露光ガラス111上に沿って所定の
原稿停止位置まで搬送するものである。尚、この分離給
送部15と原稿搬送部30とは、一枚の原稿を露光ガラ
ス111上に搬送し、露光終了機は前記プリンタ本体1
00での処理タイミングと同期して、この原稿を原稿ト
レイ4に排出搬送すると共に次の原稿の搬送駆動を行う
また、この原稿カバー2の上面には、前記LCD5と第
1の操作パネル6とが設けられている。
スキャナユニット110で読み取られた画像を表示する
ディスプレイ装置の一例であるLCD5を設けることに
より、画像の読み取り後であって、画像の複写を開始す
る前に複写すべき画像が正確に読み取られているかを目
視で認識することができ、無駄な複写動作を行うことを
防止することができる。従って、画像の傾きの有無の確
認あるいは後述する原稿読み取り領域の指定が正確に行
われたか否かの確認を複写前に行うことができ、従来の
ように複写後の画像を目視して確認するものに比べて用
紙の無駄な消費を大幅に低減することができる。尚、こ
のようなディスプレイ装置としてはLCD5に限らず種
々の表示方式を採用することができる。また、本実施例
のように原稿カバー2の上面に配置するようにしておけ
ば、オペレータがLCD5の画面を見易くなり、読み取
り画像の確認を容易に行うことができる。このように、
原稿カバー2の上面に配置する場合には偏平型のディス
ブレスが好ましく、LCD5の他にLED表示あるいは
プラズマ表示等の方式を採用してもよい。
次に、前記プリンタ本体100における前記スキャナユ
ニット110について、第3図、第5図及び第6図を参
照して説明する。このスキャナユニット110は、前記
露光ガラス111上の原稿に対して露光走査を行い、原
稿反射光を光電変換部120に入力するものである。即
ち、第3図に示すように、露光用光源112及び第1の
ミラー113は第1のキャリッジ116に取り付けられ
、第2のミラー114及び第3のミラー115は、第2
のキャリッジ117に取り付けられ、ガイド軸118に
沿って図示矢印方向に往復動可能となっている。そして
、光源112より照射され原稿の露光領域全体について
走査された原稿反射光は、レンズ119で集光されて光
電変換部120のC0D(チャージ・カップルド・デバ
イス)121に入射し、イメージデータに変換されるよ
うになっている。
ここで、このスキャナユニット110の制御ブロックを
第5図を参照して説明する。スキャナ部CPU130は
このスキャナユニット110の制御を司どるもので、そ
のパスラインに接続されたプログラムメモリ131はス
キャナユニット110での実行手順を記憶しているもの
である。キャリッジ駆動制御部132は、ステッピング
モータ等を駆動制御して前記第1.第2のキャリッジ1
16.117を駆動するもので、その速度は前記スキャ
ナ部CPLJ130からの拡大、縮小モード信号に応じ
て可変となっている。この第1.第2のキャリッジ11
6.117の移動速度を可変とすることで、原稿の送り
方向(副走査方向)の密度を可変として像の拡大、縮小
に供するようになっている。光源制御部133は、原稿
読取中に亘って前記露光用光源112を発光駆動するも
のである。ADFIIJtl1部134は、前記ADF
Iを駆動制御するものであって、また、前記原稿幅検知
スイッチ14及び原稿検知スイッチ21の出力に基づい
て原稿サイズをCPU130に伝送し、これによって原
稿読み取り領域の選定に供するようになっている。また
、原稿有無検知スイッチ16の出力に基づいて原稿が残
存しなくなった場合にはスキャナ動作の終了に供するよ
うになっている。
2値化処理制御部135は、前記光電変換部120に対
してデータ読み出しに必要なタイミング信号を出力し、
また、光電変換部120から出力されるドツト当り6ビ
ツトのディジタルデータを2値化処理するものである。
2値化処理されたイメージデータは、主制御部インター
フェース136を経由して前記スキャナインターフェー
ス409に送られ、第1.第2色イメージデータバスに
伝送されることになる。前記光電変換部120は、前記
CGD121と、この出力を増幅するアンプ122と、
アナログ−ディジタル変換を行うA/D変換器123と
から構成されている。そして、前記光源112より照射
され第1〜第3のミラー113.114,115で反射
された光はレンズ119を介して前記CCD121に入
射し、CCD121に蓄積された電荷がアンプ122で
増幅され、A/D変換器123でディジタル変換される
ようになっている。尚、A/D変換器123の出力は例
えば6ピツト/ドツトとなっている。また、この光電変
換部120では、前記副走査方向の密度が拡大、縮小モ
ードに応じて可変であるのに対し、各ドツトに対応した
クロックの速度は一定であり、主走査方向(原稿の幅方
向に相当する)の密度も一定(例えば16本/m)とな
っている。
尚、主走査方向に対する像の拡大、縮小については後述
する。また、このスキャナユニット110での原稿読取
動作中の主要タイミング信号を第6図に示す。同図にお
いて、rH3YNOJはa1走査方向の各ラインの同期
信号であり、rDATJはデータを示し、例えば8本の
データバスで読取中は2値化されたデータが8ビット単
位で出力される。rsTBOJは上記rDATJのスト
ローブ信号であり、rVsYNOJは副走査方向が原稿
読取領域にあることを示している。
次に、前記LBPユニット300について説明する。第
3図において、301はレーザビームによって情報を記
録するための感光体であり、この感光体301の周囲に
はその回転方向(図示矢印方向)に沿って順次、第1の
帯電器302.第1の現像器303.第2の帯電器30
4.第2の現像器305.剥離効率を上げるための除電
ランプ306、転写チャージャ307.剥離チャージャ
308及びクリーニング装置1309等が配置されてい
る。
また、310は前記感光体301上に2本のレーザビー
ムa、bを走査、変調して記録するためのレーザスキャ
ナユニットである。そして、このレーザスキャナユニッ
ト310より射出された前記レーザビームaは、第1の
反射ミラー311で反射されて感光体301のほぼ真上
から前記第1の帯電器302と第1の現像器303との
間の第1の露光部350で前記感光体301上に照射さ
れるようになっている。一方、レーザビームbは第2.
第3の反射ミラー312.323でそれぞれ反射され、
前記第2の帯電器304と第2の現像器305との間の
第2の露光部351で前記感光体301上に照射される
ようになっている。
前記レーザスキャナユニット310は、第7図に示すよ
うに、第1.第2のレーザダイオード314.315と
、この第1.第2のレーザダイオード314.315よ
り射出される前記レーザビームa、bはをそれぞれ平行
ビームとするコリメータレンズ316.317と、前記
レーザビームaの光路がレーザビームbと平行になるよ
うに直角に屈曲するプリズム318と、このレーザビー
ムa、bをそれぞれスキャンするポリゴンミラー319
と、第3図に示すようにこのポリゴンミラー319の後
段に配置されたt・θレンズ320とから構成されてい
る。
そして、図示しないレーザ駆動回路が作動すると、前記
第1.第2のレーザダイオード314゜315からのレ
ーザビームa、bの発光のON。
OFF及びその光量が制御され、これらのレーザビーム
a、bはコリメータレンズ316,317、   iプ
リズム318を介してポリゴンミラー319の一面に照
射され、ここで前記主走査方向にスキャンされる。その
後、このレーザビームa、bはf・θレンズ320を介
して第1の反射ミラー311又は第2.第3の反射ミラ
ー312.313で反射され、前記感光体301面を露
光して静電潜像を形成する。この静電潜像には、前記第
1.第2の現像器303.305によりそれぞれ異なる
色の現像剤が供給されて顕像化され(この動作について
詳細を後述する)、前記上段カセット321又は下段カ
セット322から給紙された用紙上にこの像を転写する
ようになっている。
ここで、前記感光体301に対する露光部の配置につい
て説明する。本実施例装置は2色レーザプリンタである
ため2ケ所に第1.第2の露光部350.351を設け
ている。そして、この感光体301に対する第1の露光
部350へのビーム入射方向と、感光体301に対する
第2の露光部351へのビーム入射方向との間の角度θ
(第3図参照)は、鋭角になるように前記第1.第2の
露光部350.351が配置されている。このように配
置した理由は次の通りである。即ち、感光体301の周
囲には上述したように種々の部位を配置しなければなら
ないため、第1.第2の露光部350.351を遠ざけ
て配置すると(ビーム交差角θを鈍角とする場合)、他
の部材の配置スペースが狭まってしまう。このために、
感光体301のドラム径を大きくしてスペースを確保し
なければならず、装置が大型となってしまう。従って感
光体301の周囲の空間を有効に利用するためには本実
施例のような配置が好ましい。さらに、このように配置
することによって第1.第2の現像器303.305は
ほぼ同一形状に構成することができ、部品の共通化等に
より低コスト化を図ることができる。また、第2色の現
像を行うためには第1の現像器303での現像後に第2
の帯電器304によって再帯電を行う必要があるが、こ
の再帯電は第1色現像後にできるだけ早く行う方が好ま
しい。従って、本実施例による露光部の配置によって再
帯電を早く行う点でも有利となる。
さらには、レーザビームa、bはその光路長を同一とし
なければならないため、第1.第2の露光部を近接して
配置するようにすればこのような光路長を同一とするた
めの設計も容易となる。また第1色目のデータが露光、
現像された近傍に第2色目のデータを印字する時は、感
光体301上の第1色目のデータ被露光部が、第2露光
部まで回転してくるのを持たねばならず、この間の時間
のズレΔtは角度θと感光体の角速度ω[deo/se
c]とにより、Δを一θ/ω[5eclとなる。このた
め、時間のズレΔtを小さくするためにはθを小さくし
た方が有利となる。
次に、この第1.第2の露光部350.351は第8図
(A>に示すように感光体301の上半周領域Aに設け
る方が望ましい。この理由は、先ずこの露光部と対向す
る位置に配置される前記転写チャージャ307を感光体
301の下方に設置できるからである。このようにすれ
ば像が転写される用紙はその自重を利用して搬送するこ
とができ、搬送機構の構成を簡易にすることができる。
もし、露光部を感光体301の下半周に配置すると、転
写チャージャ等が感光体301の上半周に配置されるこ
とになり、そうすると前記用紙をベルト等で挟持して搬
送しなければならない。しかし、このような構成は非常
に困難が多く、また、その構成も複雑になって好ましく
ない。次に、露光部を感光体301の上半周に配置すれ
ば、第8図(B)に示すように第1の反射ミラー311
の鏡面は下向きとすることができる。従って鏡面にほこ
り等が自重により付着することがない。鏡面へのほこり
の付着は画貢に大きな影響をもたらすため、この点でも
有利である。もし、露光部を感光体301の下半周に配
置するとすれば、第8図(B)に示すように反射ミラー
352の鏡面は上向きとせざるを待ず、はこり等の除去
に用するメインテナンスが煩雑となり好ましくない。
次に、用紙の給紙系及び排出系について第3図を参照し
て説明する。
前記上段セット321は、このカセット内より用紙を一
枚ずつ取り出すための上段給紙ローラ323と、このカ
セット内に用紙がなくなったことを検知する上段紙なし
スイッチ324と、上段カセット321の用紙サイズを
検知する上段カセットサイズ検出スイッチ325とを有
している。また、同様に前記下段カセット322も、下
段給紙ロー5326.下段紙なしスイッチ327及び下
段カセットサイズ検出スイッチ328を具備している。
さらに、前記上段カセット321の上方には、用紙を手
差し挿入可能な手差しガイド330が設けられ、この手
差しガイド330より挿入された用紙を検出するマニュ
アルフィードスイッチ331、このスイッチにより挿入
が確認された用紙を搬送するための手差し用給紙ロー5
332が配置されている。
この上段カセット321.下段カセット322又・は手
差しガイド330より給紙された用紙の搬送路先方には
レジストローラ340が配置されている。このレジスト
ローラ340は、前記感光体301上に現像された画像
と用紙との同期をとって、この用紙を前記転写チャージ
ャ307に送出するものである。この転写チャージャ3
07で画像が転写された用紙は、前記剥離チャージャ3
08を介して吸着ベルト341によって先方に排出され
、さらに、定着器342で熱と圧力とにより画像の定着
が行われた後に、排紙0−5343によって前記排紙ト
レイ344に搬出されるようになっている。
次に、上記LBPユニット300による2色印字作用に
ついて説明する。
2色カラーレーザプリンタのプロセスは感光体301の
一回転中に感光体301上に2色トナー像を形成してこ
れを用紙(普通紙)に転写するものである。即ち、第3
1!lに示すように帯電及び現像の各iutを色数だけ
感光体301の周囲に配置し、感光体301に2色トナ
ー像を形成した後、前記転写チャージャ307で用紙上
に2色のトナー像を一度に転写し、定着器342でトナ
ー像を定着して2色の印字が終了するようになっている
一方、感光体301上の未転写トナーはクリーニング装
置!309で回収atL、感光体301 e?lilr
Mした後に次のプリントサイクルに入るようになってい
る。
そして、本実施例では感光体301の位置回転で2色印
字画像を得るために、非接触現像方式を採用した。これ
は、従来の磁気ブラシ現像法のような接触現像方式では
第9図(A)に示すように感光体301上に最初に形成
された第1トナー像が、第9図(B)に示すように第2
の現像剤によって掻き取られたり、あるいは第9図(C
)に示すように第1.第2トナーが交り合って感光体3
01に付着することがあった。また、第10図に示すよ
うに感光体301上に付着して搬送される第1トナーが
、第2の現像器305内に混入して画質の大幅な劣化が
生ずることがあった。
また、非接触現像方式としては、磁性−成分現像剤を用
いる方法もあるが、黒色系の磁性粉を含有しているため
に彩度の高いカラートナーは得られず多色印字には不適
である。
そこで、本実施例では磁気ブラシにより鉄粉キャリアと
非磁性トナーを混合した二成分現像剤を用いている。即
ち、第11図に示すように二成分現像剤355をミキサ
356及び磁気ブラシ0−ル357で撹拌して摩擦帯電
する。そして、鉄粉キャリアの磁性により二成分現像剤
355を磁気ブラシロール357に吸着して回転搬送す
る。磁気ブラシを形成した二成分現像剤355はドクタ
ブレード358によって適当な層厚に規制され、非磁性
の現像ロール359にramされることになる。そして
、磁気ブラシロール357と現像ロール359との間に
直流バイアス電圧360を印加することにより、二成分
現像剤355中の非磁性トナー355Aだけを静電的に
現像O−ル359に分離する。この現像ロール359は
図示しないギャップ調整リングにより、前記感光体30
1との間に適切なギャップ(例えば200μm)を保持
している。また、前記非磁性トナー355Aは鉄粉キャ
リアとの摩擦でプラス帯電されているため、現像ローラ
359によって搬送される非磁性トナー355Aは、感
光体301上に電位が減衰されている静電潜像パターン
に飛翔して現像が行   〜われることになる。尚、現
像ロール359に摺擦された後の二成分現像剤355は
スクレーパ361によって掻き落され、再度の現像に使
用されることになる。また、図示しないトナー濃度セン
サによって二成分現像剤355のトナー11mが検知さ
れ、この検知に基づいてトナーホッパ(図示せず)より
トナーが補給されて常時一定のトナー濃度に管理される
ようになっている。
次に、多色印字の際の混色防止について第12図(A)
〜(D)及び第13図(A)〜(D)を参照して説明す
る。第12図(A)〜(D>は混色の発生を示す概略説
明図である。感光体301上を一様に帯電(第12図(
A)図示)した後、第1露光を行うと露光部の表面電位
はVsまで減衰し、ここに第1トナーが付着して第1現
像が行われる(第12図(B)図示)。その後、第2露
光を行うとこの露光部も表面電位Vsまで減衰される(
第12図(C)図示)。そして、この状態で第2現像を
行うと、第2トナーは第2露光部の他に第1露光部をも
現像して混色が発色してしまう(第12図(D)図示)
。この現像は、第1露光部の電位が第2現像時の現像開
始電位よりも低いために発生する。
この混色問題を解決するためには、第1露光部の表面電
位を露光前の表面電位に復帰させる必要がある。このと
き、未露光部の表面電位を変化しないようにする必要が
ある。この相反する要素を満たすために、本実施例では
交流と直流の電圧を重畳するコロトロン・コロナ放電チ
ャージャを第2の帯電器304として使用した。
このチャージャを用いた混色防止プロセスを第13図(
A)〜(D)を参照して説明する。
(1)第1の帯電器302で感光体301を均一にプラ
ス帯電する(第13図(A>参照)。
(2第1のレーザダイオード314からのレーザビーム
aによって第1露光を行い、表面電位V、1の露光部に
第1トナーを付着して第1現像を行う(第13図(B)
参照)。
(3)第2の帯電器304で再帯電を行い、第1露光部
の表面電位を未露光部の表面電位とほぼ等しい電位vs
2まで持上げる(第13図(C)参照)。
(4)第2のレーザダイオード315からのレーザビー
ムbによって第2露光を行い、この第2露光部に第2ト
ナーを付着して第2現像を行う(第13図(D)参照)
。この際、第1露光部の表面電位は、第2現像時の現像
開始電圧よりも高くなっているため、上述したような混
色の発生がない。
次に、前記レーザスキャンユニット310におけるレー
ザスキャンの詳細について説明する。第14図はレーザ
スキャナユニット310より感光体301へのレーザス
キャンを説明する概略斜視図である。尚、同図に示す各
部材については、第3図又は第7図の同一符号を付しそ
の詳細な説明を省略する。このレーザスキャンにおいて
は、画質に大きな影響を及ぼす2つの問題がある。即ち
、第1のレーザダイオード314からのレーザビームa
による感光体301上の主走査方向の走査開始点をSt
+走査終了点をElとし、第2のレーザダイオード31
4からのレーザビームbによる走査開始点を32.走査
終了点をE2とすると、第15図(A)、(B)に示す
問題がある。第15図(A)は、両走査開始点St 、
82が同一線上とならずに差dを生ずることを示してい
る。これは、第1.第2のレーザダイオード314.3
15からのレーザビームa、bがポリゴンミラー319
に入射する以前に平行でない場合に生ずる。
一方、第15図(B)は第1.jli2のレーザビーム
314,315によるレーザビームa、bの主走査方向
の走査長がJl 、 J!2と相違することを示してい
る。これは、f・θレンズ320を通過した後のレーザ
ビームa、bが感光体301を露光するまでの露光長に
差がある場合に生ずる。
本実施例では、上記の2つの問題を解決すべく以下のよ
うに構成されている。
ここで、先ず前記LBPユニット300・とLBPイン
ターフェース410との間の入出力関係を第16図、第
17図を参照し゛て説明する。このLBPユニット30
0とLAPインターフェース410との間の信号は、制
御信号と画*E係の信号とに大別される。      
            1制御信号としては、前記L
BPインターフェース410からLBPユニット300
に対するプリント命令等のコマンド信号があり、LBP
ユニット300からLBPインターフェース410に対
しては、このLBPユニットの状態を示すステータス信
号例えばプリントレディ信号等がある。
画像関係の信号としては、LBPユニット300からL
APインターフェース410に対しては、第17図から
も示すように主走査方向に対するビデオクロック信号と
、副走査方向に対する水平同期信号とがあり、これらは
それぞれ印字領域に対応して発せられ、また、2色分の
信号に対応して第1.第2のビデオクロック信号、第1
.第2の水平同期信号となっている。また、LBPイン
ターフェース410は第1.第2のビデオクロック信号
、第1.第2の水平同期信号に基づいてLBPユニット
300に対して第1.第2のとデオデータ信号を出力す
るようになっている。
前記LBPユニット300の制御系ブロックとしては、
前記第1.第2のビデオクロック信号及び第1.第2の
水平同期信号を発生させると共に、前記第1.第2のビ
デオデータ信号に基づいて第1、第2のレーザダイオー
ド314,315を駆動する印字制御部370(詳細を
後述する)を有している。この印字制御部370は、マ
イクロコンピュータ371のI10ポート372に接続
されている。前記マイクロコンピュータ371は、前記
印字制御部370の他に印字動作に必要な各種センサ、
モータ筈の入出力装置と接続される前記I10ポート3
72と、LAPユニット300の動作プログラムを記憶
するROM374と、データを記憶するRAM375と
、クロックを発生するタイマ376と、これら各部の制
御を司どるスキャナCPU373とから構成されている
次に、前記印字制御部370の一例を第18図に示すブ
ロック図及び第19図に示すタイミングチャートを参照
して説明する。第18図は、一つの光検出素子200で
レーザビームa、bの走査開始点を検出し、上述した問
題点の一つである2本のレーザビームa、bの感光体3
01への走査開始位11Et 、E2の位置ずれを補、
正する回路である。
第18図において、光検出素子200はレーザビームa
の水平同期位置を検出するもので、その出力である水平
同期検出信号S1はフリツノフロップ201のセット端
子に接続されている。このフリツプフロツプ201のQ
出力はラインスタート信号S2として4進カウンタ20
2のリセット端子Rに入力する。また、この4進カウン
タ202のクロック端子には発振器(O20)203の
発振出力83  (1/4ドツトに対応する1/4クロ
ツクである)が入力するようになっている。4進カウン
タ202のQ出力であるクロック信号S4はビデオフ0
ツクとして供するものであり、前記水平同期検出信号S
1と同期しており、また、前記発振出力S3を4分周し
た1クロツク(1ドツトに対応する)の精度で出力され
る。
一方、前記フリップ70ツブ201のQ出力であるライ
ンスタート信号S2はカウンタ204゜205A、20
6Aのリセット端子Rに入力し、また、4進カウンタ2
02の出力であるクロック信号S4はカウンタ205B
、206Bのクロック端子Cpに入力するようになって
いる。前記カウンタ204はモノステープルタイマであ
り、カウンタ205A、206Aはプリセット可能なプ
ログラマブルカウンタである。そして、前記カウンタ2
04の出力S5は水平同期位置を検出する目的と、レー
ザの光量安定回路のサンプルパルスを発生させるために
、前記水平同期検出信号S1に対応して周期的に発生す
るサンプルタイマ信号である。また、前記カウンタ20
5Aは水平方向のレフトマージンを、前記カウンタ20
6Aは水平方向のライトマージンを設定するためのカウ
ンタである。
また、カウンタ205Aの出力S6はインバータ207
Aを介してアンドゲート208Aの一方の入力端子に入
力し、カウンタ206Aの出力S7が前記アンドゲート
208Aの他方の端子に入力するようになっている。そ
して、このアンドゲート208Aの出力と前記4進カウ
ンタ202の   ゛出力S4とを2人力とするアンド
ゲート209Aの出力8日が、前記第1ビデオクロツク
信号として前記LBPインターフェース410に出力さ
れるようになっている。
また、前記アンドゲート208Aの出力と前記第1ビデ
オデータ信号とを2人力とするアンドゲート210Aが
設けられている。このアンドゲート210Aの出力と、
前記カウンタ204の出力S5をインバータ211を介
した信号とを2人力とするオアゲート212Aの出力が
、第ル−ザドライブ信号S9として供するようになって
いる。
そして、この第ル−ザドライブ信@Sgは、第ル−ザ駆
動回路213Aを介して前記第1のレーザダイオード3
14を発光駆動するようになっている。
一方、第2包中字を行う駆動制御系は、第18図に示す
前記カウンタ205A、206A、インバータ207A
、アンドゲート208A、209A、21OA、オアゲ
ート212A及び第ル−ザ駆動回路213Aのサフィッ
クスrAJをサフィックスrBJとした同一構成を有し
ている。そして、カウンタ205B、206Bはそれぞ
れプログラマブルであって、カウンタ205Bの出力S
 1oによって水平方向のレフトマージンを設定し、カ
ウンタ206Bの出力Soによって水平方向のライトマ
ージンを設定するようになっている。また、第2ビデオ
クロツク信号812及び第2ビデオドライブ信号S 1
3は、第1包中字の場合と同様にしてカウンタ204.
カウンタ205B及びカウンタ206Bの信号Ss 、
S+o、Soに基づいて作成されるようになっている。
尚、第1ビデオクロツク信号Sgを出力するための前記
カウンタ205A、206A、インバータ207A、ア
ンドゲート208A、209Aを第1ビデオクロック発
生回路420とする。また、第2ビデオクロツク信@S
12を出力するための前記カウンタ205B、206B
、インバータ207B、アンドゲート208B、209
8を第2ビデオクロック発生回路421とする。
このように、本実施例にあっては2種のレーザビームa
、bの水平同期検出を1つの光検出素子200によって
達成することができる。従来は2種のレーザビームa、
bの水平同期検出を各々独立した2つの光検出素子で行
うようにしていたので、部品点数の増大と共に、2つの
光検出素子の位置調整に時間がかかり煩雑であった。従
って、本実施例によれば部品点数の減少により装置のコ
ストダウンを図ることができ、かつ繁雑な調整作業も要
せず組立て性の向上を図ることができる。
また、第10図(A)に示すようにレーザビームa、b
の走査開始点S1.S2にズレdが生じた場合には、前
記第1.第2ビデオクOツク発生回路420.421で
これを容易に補正することも可能となる。即ち、第1色
レーザビームaの水平方向のレフトマージンを設定する
カウンタ205A、又は、第2色レーザビームbのレフ
トマージンを設定するカウンタ205Bのいずれかのプ
リセット値を可変することにより、第1色レーザビーム
aの走査開始点E1を遅らせるか、あるいは第2色レー
ザビームbの走査開始点E2を早めるかしてこのズレd
をなくすことができる。従って、ポリゴンミラー319
への入射前にレーザビームa、bを正確な平行ビームと
する煩雑な光学的調整を要せずに容易にこのズレdの補
正が可能となる。
次に、前記副走査方向に関する第1.第2水平同期信号
317,820を出力する構成を第18図に示すブロッ
ク図及び第20図に示すタイミングチャートを参照して
簡単に説明する。第1′水平同期信号Sf7を出力する
構成としてカウンタ215A。
216A、インバータ217A、アンドゲート218A
、219Aが設けられている。同様に、第2水平同期信
号S21を出力する構成としてカウンタ215B、21
6B、インバータ217B、アンドゲート2188.2
198が設けられている。
ここで、第1水平同期信号SrIの出力について説明す
ると、前記カウンタ215A、216Aはプリセット可
能なブ0グラマプルカウンタであって、カウンタ215
Aはトップマージンの設定を、カウンタ216Aはボト
ムマージンの設定を行うようになっている。そして、カ
ウンタ215A、216Aのゲート端子Gにはページト
ップ信号S14が入力し、クロック端子Cpには前記フ
ィリップフロック201の出力であるラインスタート信
号S2が入力する。そして、この優の動作は前記第1ビ
デオクロツク信号S8の作成と同様にして第1水平同期
信号S17を作成することができる。尚、第2水平同期
信号S +oの作成についても屑様である。
次に、第10図(B)に示す走査長の不一致をも補正す
ることのできる前記印字制御回路370の他の構成例を
第21図〜第23図を参照して説明する。第21図は前
記印字制御回路370の他の構成例を示すブロック図で
あり、同図に示す10ツクが第18図に示すブロックと
相違する点は、4進カウンタ220とセレクタ230を
付加したことである。そして、前記4進カンウタ202
からの前記第1クロツク信号S4が1クロツクの精度で
発生するのに対し、新たに付加された4進カウンタ22
0は、同期的に1/4クロツクずつ引き延ばした第2の
クロック信号S4’ を発生し、このようなりロック信
号によってトータル的にはビデオクロックの数を減らし
走査長の短いビームをみかけ上引き延ばすようにしてい
る。前記セレクタ100は第1.第2のクロック信号S
a 、 84′を入力し、走査長の短いビームには前記
第2のクロック信@84′を選択して出力するものであ
る。
そして、このようにしてビームの走査長を補正する走査
長補正手段242は、本実施例ではビームの走査長に応
じて前記第1.第2のクロック信号Sa 、 Sa ’
 を基準クロックとして出力する基準クロック発生回路
234と、この基準クロックを前記第1.第2のビデオ
クロック発生回路240.241に選択して出力するセ
レクタ230とで構成している。
ここで、前記走査長補正手段242における前記4進カ
ウンタ202.222及びセレタク230の詳細を第2
2図及び第23図を参照して説明する。第22因におい
て、221はプリセット可能なN進カウンタであり、前
記光検出素子220で水平同期検出信号S1が出力され
てから発振器203の発振出力S3をカウントするもの
であり、前記N進カウンタ221のプリセット値は例え
ば同図に示すディツブスイッチ222により任意に設定
できるようになっている。シフトレジスタ223、ナン
トゲート224.ノアゲート225及びインバータ22
6は前記N進カウンタ221に所定の動作を与えるゲー
ト回路である。シフトレジスタ223のクロック端子C
pには前記発振出力S3が、リセット端子Rには前記ラ
インスタート信号S2が入力するようになっており、そ
のQo、Q1出力は前記ナントゲート224に2人力し
、Q2出力は前記N進カウンタ221のCI。
GE端子に入力する。また、前記ノアゲート224の出
力とインバータ226の出力とはナントゲート225に
2人力し、このナントゲート225の出力はN進カウン
タ221のLD端子に入力するようになっている。尚、
前記インバータ226はN進カウンタ221のCO端子
よりキャリーを入力するようになっている。ここで、第
23図に示すようにラインスタート信号S2がレジスタ
223、N進カウンタ221のリセット端子Rに入力債
、発振出力$3がレジスタ223.N進カウンタ221
のり0ツク端子Cpに入力すると、ノアゲート225の
出力Sn、レジスタ221のQ2出力822は同図に示
す信号としてこのN進カウンタ221に入力し、このN
進カウンタ221のCO端子にはキャリー出力Sβが発
生することになる。そして、このキャリー出力S23は
前記インバータ226を介して反転されて4進カウンタ
を構成するJK型フリツプフOツブ(以下JK−F−F
と略記する>227.228の一方のJK・F−F22
7のJ、に端子に入力するようになっている。尚、他方
のJK−F−F228のJ、に端子は常時ハイレベルと
なっている。ここで、このJK−F−F227.228
はJ、に端子が共にハイレベルのときにり0ツク入力の
立上りでトグル動作を行い、J、に端子が共にローレベ
ルのときには前の状態を保持するものである。そして、
このJK−F−F227.22Bのリセット端子Rには
前記ラインスタート信号S2が入力するようになってい
るので、このラインスタート信号S2の入力に同期して
JK−F−F227.22Bは動作を開始し、JK−F
−F227のクロック入力である前記発振出力S3を4
分周することになる。そして、前記JK−F−F227
のJ、に端子が共にローレベルのとき(N進カウンタ2
21のキャリーが発生したとき)には、発振出力S3の
1りOツク分(1/4ドツトに対応)だけトグル動作を
中断することになる。この結果、後段のJK−F−F2
28の出力は、第23図に示すように通常動作時のパル
ス間隔を「1」としたとき、キャリー発生時にはN1/
4Jとなり、1/4クロツクでけ引き延ばされることに
なる。
一方、前記カウンタ202は2つのJK−F−F202
A、202Bによって構成され、そのJ。
K端子は常時ハイレベルとなっているため、そのQ出力
は第23図に示すように正確に4分周されたクロックと
なる。
両4進カウンタ202,220の出力を入力するセレク
タ230は、前記4進カウンタ220の出力を入力する
アンドゲート231.234と、前記4進カウンタ20
2の出力を入力するアンドゲート232.233を有し
ている。そして、アンドゲート231.233の他方の
入力はスイッチ235を「開」としたときにハイレベル
が入力し、スイッチ235を「閉」としたときにはロー
レベルが入力するようになっている。一方、アンドゲー
ト232.234の他方の入力は、スイッチ235を「
開」としたときにインバータ236の作用によってO−
レベルが入力し、スイッチ235を「閉」としたときに
はハイレベルが入力するようになっている。また、前記
アンドゲート231.232の出力を2人力するオアゲ
ート237と、前記アンドゲート233.234の出力
を2人力するオアゲート238が設けられている。
従って、前記スイッチ235を「r#」としたときには
、オアゲート237は前記4進カウンタ、220の出力
である第2のクロック信号84′を出力し、オアゲート
238は前記4進カウンタ202の出力である第1のク
ロック信号S4を出力することになる。また、スイッチ
235を「閉」としたときには逆にオアゲート237よ
り第1のクロック信号S4が出力され、オアゲート23
8より第2のクロック信@84′が出力されることにな
る。このような、スイッチ235の切り換えによって第
2のクロック信号Sa’ を走査長の短いレーザビーム
のビデオクロックとして用いれば、感光体301上での
走査長を長くすることができる。
例えば、正規の走査長が200m++であるレーザビー
ムの一方が1mg短い場合の補正について説明する。解
像度が12本/jIIIの場合には走査長差1−を補正
するために、走査長の短いビームのビデオクロッ信号を
2400パルス(200x12)につき12パルスだけ
引き延ばせばよいゎここで、N進カウンタ221のクロ
ック入力である発振出力S3は1/4ビデオクロツクで
あるから、N進カウンタ221のプリセット値は50カ
ウントする毎に1キヤリーが発生するような値に設定す
ればよい。このようにすれば、第10図(B)に示示す
ような走査長の差は補正でき・る。尚、N進カウンタ2
21のプリセット値は、ビームの走査長。
2ビームの走査長差及び解像度に応じて適宜に設定すれ
ば、走査長差を補正することができる。
次に、本装置における各種画像編集機能についで説明す
る。
先ず、前記第1.第2の操作パネル6.101の一例を
第24図を参照して説明する。
画像編集情報を入力するための前記第1の操作パネル6
は、第24図に示すような各種キーを備えている。合成
モード選択キー50は、前記ADF1より順次供給され
る複数の原稿の画像を、1枚の用紙に合成して出力する
モードを選択するキーである。また、ADFlを利用し
ない場合には、前記露光ガラス111上に順次載置され
る原稿の画像を、1枚の用紙に合成して出力するモード
が選択される。また、1枚の用紙に画像を合成すべき原
稿枚数を入力する原稿枚数入力手段として第1のテンキ
ー56が備えられている。尚、図示5      i7
は第1のテンキー56によって入力された原稿枚数を表
示する枚数表示器である。画像消去モード選択キー51
は、原稿全体の画像でなくその一部の画像を抽出して用
紙に複写する場合に選択されるキーである。そして、原
稿の抽出領域を指定する手段としては、例えばLCD5
の周囲に付された座標5Aを用いて抽出領域の座標を前
記第1のテンキー56を介して入力するようになってい
る。尚、上記手段により前記合成モードが選択された際
の複数枚の原稿に対する抽出領域の指定が可能であると
共に、1枚の原稿についての抽出領域の分割指定もでき
るようになっている。出力位置指定モード選択キー52
は、上段カセット321又は下段カセット322等から
給紙される用紙に対して原稿イメージを形成する位置を
指定するモードを選択するキーである。そして、用紙の
画像形成装置指定手段としては、前記座標5A及び第1
のテンキー56を兼用するようになっている。
画像消去モード選択キー53は、原稿の画像を一部消去
する場合に選択されるキーである。特に、前記合成モー
ドが選択された際には、複数の原稿の輪郭線を消去する
のに有効である。尚、画像消去領域の指定手段としては
、前記座標5A及び第1のテンキー56が兼用される。
枠付はモード選択キー55は、前記画像消去モードの選
択によって原稿の輪郭線を消去した後に新たな輪郭線を
付加する場合に選択されるキーである。ページ付はモー
ド選択キー55は、用紙にページを付す際に選択される
キーである。本実施例ではページ付はモードとして2種
類あり、一つは、前記合成モードの際に1枚の用紙に形
成された複数の原稿の画像に対応して原稿入力順にペー
ジを付すモードである。他の一つは、用紙の出力順にペ
ージを付すモードである。前者のモードを選択する際に
はこのページ付はモード選択キー55の押下の後に、「
入力順」選択キー55Aを押下する。後者のモードを選
択する際にはページ付はモード選択キー55の押下後に
、[出力順J選択キー55Bを押下する。
次に、プリント情報等を入力する前記第2の操作パネル
101について説明する。第24図において、150は
複写動作を開始するスタートキーであり、151は同一
原稿イメージを複写すべき用紙枚数を入力する用紙枚数
入力手段の一例である第2のテンキーである。この第2
のテンキー151で入力された用紙枚数は枚数表示器1
52に表示され、また枚数をキャンセルするためのキャ
セルキー153が設けられている。154は上段カセッ
ト321を選択するカセット選択キーであり、155は
下段カセットを選択するカセット選択キーである。15
6はプリンタの各種状態を表示するLCD表示器であり
プリンタの待機状態。
用紙のサイズ情報、ジャムの発生、トナーの補給等を模
式的に表示するようになっている。
また、157はオート倍率モード選択キーであり、この
キーが押下されると原稿画像と用紙との大きさに基づい
て原稿画像が自動的に拡大又は縮小されるようになって
いる。158は倍率指定キーであり、このキーの押下後
に前記第2のテンキー151で数値を選択することによ
り、所望の拡大倍率又は縮小倍率に設定できるようにな
っている。159は所定の原稿サイズ、用紙サイズに合
せた縮小又は拡大モードを選択するキーである。
次に、前記第1の操作パネル6への入力情報に基づいて
各種の画像編集動作を行うページメモリアドレスコント
ローラについて説明する。尚、本実施例では2色の画像
形成を行うために第1色。
第2色ページメモリアドレスコントローラ404゜40
6を設けているが、これらは共に同一構成を有するもの
である。第25図は第1色イメージメモリアドレスコン
トローラ404の一例を示すプロツク図である。
このページメモリアドレスコントローラは、前記ページ
メモリのアドレス及びリード信号/ライト信号を制御す
るものである。
先ず、ページメモリのアドレス制御について説明する。
本実施例に示すページメモリアドレスコントローラは、
ページメモリを効率良く使用するために設けられたもの
である。ページメモリのアドレスは、主走査方向のカウ
ントとしてリード信   !(号/ライト信号が、副走
査方向のカウントとして水平同期信号(H8YNC)信
号が与えられることにより決定されるのが通常である。
ところで、このような制御によってページメモリのアド
レス指定を行う場合のページメモリの主、副走査方向の
区切の良い数は、1024,2048.4096.81
92.・・・と2の倍数となる。ところが、実際に使用
される主走査方向の数は上記の数に近くなることが少な
く、本装置の場合も主走査幅は約5000ビツト(約6
25バイト)であり、副走査幅は約7000 (約87
5バイト)である。
従って、このアドレス空間を満足するには、8192X
8192ビツト(1024バイト×1024バイト)の
アドレス空間が必要となり、メモリ素子及びカウンタ素
子共に無駄が多くなってしまう。
本実施例装置は上記無駄を最小限にするために、XW 
(TP)I、Iラスタ423. 加減算器424゜ラッ
チ回路425.アドレスカウンタ426及びアドレスト
ランシーバ427から成るアドレス制御ブロックを設け
ている。ここで、XWとは出力用紙の幅(主走査方向の
幅)に相当する値であり、前記上段、下段カセットサイ
ズ検出スイッチ325.328の出力に基づいて前記C
PtJ401がこのXWを決定しCPUバス、データト
ランシーバ420及びコマンドボート421を介して前
記XW(TP)レジスタ423にセットする。また、読
み出し/Iき込みの開始アドレス(TP)を同様にして
XW (TP)レジスタ423にセットすると、上記の
アドレス制御ブロックがH8YNC信号を入力すること
によりTP+XWXN (Nは整数)の数がアクセスさ
れ、主走査方向の開始アドレスがアクセスされるように
なっている。また、画像バスよりリード信号(PRDC
)またはライト信号(PWTC)がり0ツクレシーバ4
40を介してライン制tIll/クロック発生器437
に入力すると、ここでリード信号、ライト信号に同期し
たライト/リードクロックが発生し、このり0ツクによ
って主走査方向のアドレスが順次更新されるようになっ
ている。このようにアドレス指定することにより、アド
レスはほとんど空のない連続した一次元の数になり、メ
モリ素子、カウンタ素子も最小限の数で済むことになる
。尚、複数枚の原稿画像を1枚の用紙に形成する合成モ
ードが選択された際には、各原稿に応じて所定位置に開
始アドレス(TP)を設定すればよい。
次に、ページメモリのデータを部分的に読み出し、又は
部分的にデータの書き換えを制御するブロックについて
説明する。このために、XNレジスタ430.XNカウ
ンタ431.YNレジスタ432及びYNカウンタ43
3が設けられている。
XN、YNはそれぞれ画像メモリ上の領域を指定する主
走査方向、副走査方向の値でありこれらの値はCPU4
01のIQIIIIによりコマンドボート421を介し
て前記XNレジスタ430.YNレジスタ432にセッ
トされる。このXN、YNの値は前記リード/ライトク
ロックをカウントするXN、YNカウンタ431,43
3にセットされ、XNカウンタ431はリード/ライト
クロックをXNカウントしたらキャリーを出力して副走
査方向のけた上げを行う。そして、XN、YNカウンタ
431,433より共にキャリーが出力されたら、アク
セス範囲の指定が全て終了したことになる。この際、ラ
イン制御/クロック発生器437の出力に基づいてステ
ータストランシーバ439よりページエンド信号(PG
END)が画像バスに出力されアクセス範囲のデータが
オールクリアされるようになっている。
尚、本実施例ではページメモリ内の特定のデータを消去
するばかりでなく、特定のデータを書き込むことも可能
である。この際、上記と同様にしてデータ書き込み位置
を指定するTP、XN及びYNをセットした後、第26
図に示すDMA (ダイレクト・メモリー・アクセス)
コントローラ411に対して書き込むべきデータが格納
されているデータアドレスとデータ長とをプログラムし
、DMA動作をイネーブルにすることによりこのデータ
がページメモリ上に書き込まれるようになっている。尚
、書き込むべきデータは前記プログラムメモリ402に
格納されるようになっている。
この場合のデータとしては、キャラクタ、記号の他特定
のパターン等でもよく、具体的にはページ符号又は原稿
の輪郭線等がある。
マスクレジスタ434.マスクカウンタ435はページ
メモリのある範囲の画像データを無効にする際に使用さ
れるものであり、マスクレジスタ434に所定範囲に応
じたアドレスをセットすると、その範囲のデータが強制
的に零にされるようになっている。
アドレスレジスタ436は、現在このページメモリアド
レスコントローラによってアクセスされているアドレス
をCPU401にWt識させるために設けられたもので
あり、このアドレスはデータトランシーバ420.CP
CIバスを介してCPU401に転送されるようになっ
ている。
尚、ライン制御レシーバ438はライン同期信号(NX
LIN)を、バスコントロールレシーバ441はデータ
ハイイネーブル信号(DHENB>及びイメージディス
エイプル信@(IMDIS)をそれぞれ入力して前記ラ
イン制御/クロック発生器437に転送するものである
次に、画像メモリとしての前記ページメモリについて説
明する。第1色、第2色ページメモリ403.405は
第26図に示すような構成となっている。このページメ
モリ403は、前記ページメモリコントローラ404か
ら出力されるアドレス信号に従って、1又は2Mバイト
のデータを格納でるようになっている。メモリ素子とし
ては、256にピットのダイナミックラムを64個使用
し、2Mバイトのメモリ空間を有している。通常使用さ
れるバスは画像バスであり、ページメモリアドレスコン
トローラ404,406.印字制御部370等の各コン
トロール信号によってコントロールされた画像データが
この画像バスよりデータバッファ403Aを介してリー
ド/ライトされるようになっている。また、前述したD
MAモード(ページ符号又は原稿の輪郭等を閤き込む場
合等のモード)に限りCPUバスよりデータバッファ4
03Bを介してデータが書き込まれるようになっている
次に、前記スキャナインターフェース409の構成を第
28図〜第30図を参照して説明する。
このスキャナインターフェース409は、CPU401
からのコントロール信号をスキャナユニット110に伝
えると共に、スキャナユニット110の状態をCP U
 401側に伝え、また、読み込んだ画像データを縮小
、拡大してページメモリ403.405に伝える役割を
果すものである。即ち、第28図に示すようにCPUバ
スよりアドレス信号をアドレスコード変換部450に入
力し、データをバストランシーバ458に入力し、前記
アドレスに従って各種データを基本コマンドレジスタ4
52.コマンドレジスタ453のいずれかに書き込み、
又は、ステータスバスレシーバ454、基本ステータス
レシーバ455のいずれかに書き込まれたスキャナユニ
ット110のステータスデータを前記パストランシーバ
458.CPUバスを介してCPU401に読み込むよ
うになっている。このようにして、スキャナユニット1
10にコマンドを送ったり、CPU401にスキャナユ
ニット110の状態を読み込むようになっている。また
、このスキャナインターフェース409とスキャナユニ
ット110との間のインターフェース信号中、パストラ
ンシーバ457を介して入出力されるデータ(IDAT
)はバス構造となっており、タイミグ生成部451より
スキャナユニット110に伝えられるステータス信号(
IsDAT)及びコマンド信号(ICMO)の2つの信
号の状態により3つの状態を持つ。即ち、スキャナユニ
ット110のステータスデータ、スキャナユニット11
0へのコマンドデータ及びスキャナユニット110が読
み取った画像データの3つの状態を持つ。また、この各
種データの授受のタイミングはスキャナユニット110
から出力されるビジー信号(l5BSY)とタイミング
生成部451より出力されるライト信号(IWR)等に
よりコントロールされるようになっている。尚、割込F
/F459はCPU401に割込信@(INTO)を出
力するものである。
前記パストランシーバ457を介して入力され蓼 たスキャナユニット110からの画像データは、画像処
理部456に出力され、ここで画像の拡大、   ゛縮
小(主走査方向に関する処理)とトリミング(画像抽出
)が行われて画像バスに送出されることになる。
この画像処理部456の詳細を第29図を参照して説明
する。この画像処理部456は2つのラインメモリ46
0,461を有し、この2つのラインメモリ460,4
61に対して交互に読み書きすることにより画像の拡大
、縮小を行うようになっている。尚、このラインメモリ
460,461には画像データをシリアルデータとして
読み国きする必要があるため、パラレルに入力される画
像データをパラレル−シリアル変換器(以下、P−S変
換器という)462でシリアルに変換し、ラインメモリ
460.461より読み出された画像データをシリアル
−パラレル変換して(以下、S−P変換器という)46
3でパラレルに変換器画像バスに出力するようになつい
る。
そして、前記ラインメモリ460,461に読み書きす
るためのアドレス信号、ライト/リードタイミング信号
と、P−8変換各462.8−P変換器463の変換タ
イミングを設定するタイミング信号を出力する各種ブロ
ックが設けられている。書き込みタイミング生成回路4
64、読み出しタイミング生成回路465は、ストロー
ブ(ST8)信号を入力する毎に8ビツトの画像データ
に対応する8つのクロックと、これを遅延させたクロッ
クとの2種のクロックを出力する。そして、このクロッ
クを前記P−8変換器462.S−P変換器463のタ
イミング信号とし、また、タイミングセレクタ467を
介して前記ライト/り一ドタイミング信号として用い、
さらにアドレス信号の生成に供するようになっている。
前記アドレス信号を生成するブロックとして、ラインメ
モリアドレスカウンタ用パラメータレジスタ468.小
数カウンタ部469.小数アドレスカウンタ整数部47
0.整数アドレスカウンタ471及び2つのアドレスセ
レクタ472.473が設けられている。前記ラインメ
モリアドレスカウンタ用パラメータレジスタ468は、
前記小数カウンタ部469に対してカウントすべき拡大
または縮小倍率を設定し、小数アドレスカウンタ整数部
470及び整数アドレスカウンタ471に対しては初m
mを設定するようになっている。小数カウンタ部469
は、拡大、縮小倍率を前記クロック毎に加算して小数部
の和のキャリーを出力する。例えば0.7倍の場合には
3つ目のクロックまでキャリーが出力されるが、4つ目
のクロックではキャリーは出力されない。(0,7X3
−2.1.0.7x4−2.8となり小数部のけた上げ
がない)。小数アドレスカウンタ整数部470は、前記
小数カウンタ部469にキャリーが生じたときのみカウ
ントが進むようになっている。
一方、整数アドレスカウンタ471は前記りOツク毎に
カウントが進むようになっている。
そして、データの縮小時には小数アドレスカウ゛ンタ整
数部470の出力をアドレスに用いてラインメモリ47
2又は473にデータを書き込むことにより数個に1個
ずつデータを欠落して書き込み、読み出しアドレスを前
記整数アドレスカウンタ471により行って縮小データ
を生成する。一方、データの拡大時には整数アドレスカ
ウンタ471によってラインメモリ471又は473に
データをそのまま書き込み、読み出しアドレスを前記小
数アドレスカウンタ整数部470によって行うことによ
り数個に11Jずつ同じデータを連続して読み出して拡
大データを作成するようになっている。そして、このた
めに前記小数アドレスカウンタ整数部470.整数アド
レスカウンタ471の出力をそれぞれ入力してラインメ
モリ460゜461に選択して出力するアドレスセレク
タ472.473が設けられいる。尚、このアドレスセ
レクタ472.473でのアドレスの選択は拡大。
縮小タイミングコントローラ474の出力に基づいて行
われる。
ここで、データの縮小、拡大動作を第30図(A)、(
8)に示すタイミングチャートを参照して説明する。第
30図(A)はラインメモリ460.461へのデータ
書き込み動作を示すタイ     1ミングチヤートで
あり、第30図(B)はラインメモリ460.461か
らのデータ読み出し動作を示すタイミングチャートであ
る。データ008〜001は書き込みタイミング生成部
464からのクロックCPによってシリアルデータとさ
れている。また、小数カウンタ部469は前記クロック
CPの立上り時からキャリーを出力し、例えば7つ目の
クロックではキャリーが出力されないような縮小倍率と
なっている。従って、小数アドレスカウンタ整数部47
0は、前記小数カウンタ部469よりキャリーが出力さ
れている同のみ書き込みアドレスを順次更新することに
なるがキャリーが出力されない場合には書き込みアドレ
スを更新せず、データ002.DOIに対して共通のア
ドレスADS+6を指定することになる。このため、ラ
インメモリ上には同一アドレスデータDO2,001が
連続して書き込まれる結果、データ002が消去されて
データの欠落が行われることになる。そして、このデー
タの読み出しは、第30図(B)に示すようにクロック
CPに対応して更新される整数アドレスカウンタ471
のアドレスによって行われるため、数個に1個ずつデー
タが欠落した縮小データが生成されることになる。
データの拡大時は、第30図(A>に示すようにクロッ
クCPに対応して更新される整数アドレ、スカウンタ4
71のアドレスによってラインメモリ460又は461
に書き込みが行われる。従って、データDO8〜DOI
がそのままラインメモリに書き込まれることになる。そ
して、このラインメモリからのデータの読み出しを小数
アドレスカウンタ整数部470のアドレスに基づいて行
う。
例えば、第30図(B)に示すように小数カウント部4
69が6つ目のクロックCPでキャリーが出力されない
拡大倍率となっていると、このキャリーが出力されない
局に小数アドレスカウンタ整数部470はアドレスを更
新せずに同一のアドレス(ADS+5>を2回転連続し
て指定し、この結果同じデータが3!統して読み出され
てデータの拡大が行われる。
尚、以上の拡大、縮小動作は主操作方向の画像を拡大、
縮小する場合であり、D1操作方向の画像の拡大、縮小
は前述したようにキャリッジ116゜117のスキャン
スピードを変えることによって行われる。また、等倍モ
ードの時には小数カウント部469に等倍モード信号が
入力し、小数アドレスカウンタ整数部470は整数アド
レスカウンタ471と同じアドレスを出力する結果、拡
大。
縮小が実行されないようになっている。
次に、この画像データ処理部456における画像抽出(
トリミング)について説明する。このトリミングはデー
タの始まり位置とデータの終りの位置とを規定すること
により画像抽出領域のデータを抽出することにより行う
。データの始まり位置の設定は、書き込み、読み出しア
ドレスのそれぞれの最上位ビットをメモリ素子のチップ
セレクト端子に接続し、そのビットが1になってから後
に婁き込み、読み出しが可能となるように設定して行う
。データの終りの位置の設定は、アドレス次に、この画
像データ処理部456における画像抽出(トリミング)
について説明する。このトリミングはデータの始まり位
置とデータの終りの位置とを規定することにより画像抽
出領域のデータを抽出することにより行う。データの始
まり位置の設定は、書き込み、読み出しアドレスのそれ
ぞれの最上位ビットをメモリ素子のチップセレクト端子
に接続し、そのビットが1になってから後に書き込み、
読み出しが可能となるように設定して行う。データの終
りの位置の設定は、アドレスコンパレータ475にアド
レスを設定し、このアドレスコンパレータ475によっ
て前記P−8変換器462の後段に設けられたゲート4
76又は、前記S−P変換器463の前段に設けられた
データセレクタ478を制御して行う。尚、このアドレ
スコンパレータ475は前記整数アドレスカウンタ47
1のアドレスを入力して動作を行うようになっている。
従って、画像の縮小モードとトリミングとが併せて行わ
れる場合には、データの読み出し時に前記整数アドレス
カウンタ471が用いられるため、この読み出されたデ
ータをセレクトするデータセレクタ478がアドレスコ
ンパレータ475によって制御されることになる。一方
、画像の拡大モードとトリミンクが合せて行われる場合
には、データの磨き込み時に整数アドレスカウンタ47
1が用いられるため、書き込むべきデータを事前にセレ
クトするゲート476がアドレスコンパレータ475に
よって制御されることになる。
上記のトリミング動作は主走査方向について行われ、副
走査方向のトリミングは次の様にして行われる。即ち副
走査方向パラメータレジスタ480、アドレスカウンタ
481.アドレスコンパレータ482及びゲート483
が設けられている。
この構成は上述した主走査方向のトリミングブロックに
対応している。そして、前記アドレスカウンタ481の
最上位ビットは、水平同期信号(MH8YN)とスロー
プ信号(MSTB)のための前記ゲート483に接続さ
れており、このビットが1にならないと両信号が画像メ
モリに出力されないようになっている。このことによっ
て、別走査方向のデータの始り位置が規制される。
また、副走査方向のデータの終りの位置は、前記アドレ
スコンパレータ482にデータの終りの位置に対応する
値をセットして行なう。そしてアドレスカウンタ482
によって上記値以上のアドレスがカウントされると、ア
ドレスコンパレータ482は前記データセレクタ478
を制御してデータを強制的に零にするようになっている
。このことによりページメモリへは零のデータが磨き込
まれて副走査方向のトリツクが行なわれる。
次に、前記LBPインターフェース410について第3
1図を参照して説明する。このLBPインターフェース
410は、CPu401からのコントロール信号をLB
P300に伝えると共に、LBP300の状態をCPL
I410に伝え、ページメモリー401.405の画像
データをLBP300に伝える役割を果すものである。
即ちCPUバスよりアドレス信号をアドレスレシーバ4
85、アドレスデコーダ486を介して入力し、このア
ドレス信号に従ってCPUバス上のデータ或いはLBP
300のデータを各レジスタに取り込み、この各レジス
タの内容をCPu1401が読み取ることによりLBP
300ヘコマンドを送ったリ、LBP300の状態を読
み込んだりする。各レジスタとしては、プリンタコマン
ドレジスタ490、プリンタステータレジスタ491.
コマンドレジスタ492及びステータスレジスタ493
が設けられている。またCPUバス上のデータはデータ
トランシーバ487を介して入力され、LBP300か
らのプリント要求信号(PREQ)。
プリントリディ信号(PRDY)等はレシーバ489を
介して入力され、プリント信号(PRT)等はドライバ
495を介してLspaooに出力されるようになって
いる。また、このLBPインターフェース410とLB
P300との間でトランシーバ488を介してやり取り
されるデータDAT8〜DAT1はバス構造となってお
り、後述するタイミングコントロール回路499より出
力されるステータス信号(DSTA)、コマンド信号(
DCOM)の2信号の状態により3つの状態を持つ。即
ち、LBP300のステータス信号。
LBP300へのコマンド信号、LBP300への画像
信号の3つの状態を持つ。そして、この3つの状態のう
ちのいずれか−を決定する前記タイミングコントロール
回路499は、バスインターフェース494からのり−
ド/ライト信号、コマンドレジスタ492からのコマン
ド情報、トランシーバ498及びレシーバ489からの
同期信号等に基づいてLBP300に各種信号を出力す
るようになっている。また画像バスからの画像信号はデ
ータレシーバ496.データラッチ回路497、バスト
ランシーバ488を介してLBP300に伝えられるよ
うになっている。
次に本実施例装置による各種画像編集動作について説明
する。
く画像合成モード〉 先ず、複数枚の原稿画像を1枚の用紙上に合成して形成
する画像合成モードについて第32図を参照して説明す
る。このモードは、第1の操作パネル6上の合成モード
選択キー50を押下することにより選択される。このキ
ー50が押下されると、複数枚の原稿が順次連続してス
キアナユニット110で読み取られて光電変換部120
でディジタル信号に変換される。尚、ADFIを利用す
る場合には複数枚の原稿が順次1枚ずつ自動給紙されて
1枚ずつ読み取られADFIを利用しない場合には原稿
1枚毎に原稿カバー2を開閉して露光ガラス111上に
人手によって原稿を載置し、原稿を1枚ずつ読み取る。
例えば、第32図に示す原稿Pt 、P2 、Pa 、
Paの画像を上記のようにして順次一枚ずつ読み取る。
このようにして読み取られた画像は前記スキャナインタ
ーフェース409を介して画像バス上に転送され、単色
複写の場合に書込制御手段である第1色ページメモリア
ドレスコントローラ404のアドレス制御によって画像
メモリである第1色ページメモリ403に書込まれる。
この際、第1色ページメモリアドレスコントローラ40
4は、各原稿画像に応じて画像メモリ403上のトップ
アドレスTPt〜TP4を第32図に示すように設定し
、この画像メモリ403上の異なるアドレスに各画像を
書込む。そして、この画像メモリ403の内容がLBP
インターフェース410を介してLAPユニット300
の印字制御部370に転送され、第1のレーザダイオー
ド314を発光駆動して感光体301上に合成画像の静
電潜像を形成する。その後は、上述したLAPユニット
300の動作に基づいて、第32図に示すように1枚の
用紙T上に4枚分の原稿イメージが形成されることにな
る。このような合成モードによって、複数枚の原稿画像
を一回の画像形成動作で1枚の用紙に形成でき複写処理
時間が短縮され、かつ用紙の消費量も低減される。尚、
ADFlを備えないものについては露光ガラス111上
に複数枚の原稿を一括載置することによっても画像の合
成を行なうことができるが、2枚以上の原稿を一度に載
置できない場合は例えばA3サイズの原稿を複数枚合成
する際等には、この合成モードが便宜となる。また、A
DFlを利用してこの合成モードを選択した際には、A
DFlより順次連続給紙される複数枚分の原稿毎に合成
動作を行ない、原稿有無検知スイッチ16で原稿無しの
検知が成されるまで上記動作を連続して行なうことがで
き、オペレータの負担が大幅に軽減される。
また、このような、合成モードを選択した際には複数枚
の原稿画像をそれぞれ縮小して一枚の用紙に形成するこ
とが便宜となる。そこで、オート倍率モード選択キー1
572倍率指定キー158又は倍率選択キー159を利
用して画像メモリ403に原稿画像を縮小して書き込み
、所定サイズの用紙に合成画像を形成することができる
。尚、画像の縮小については前述したように主走査方向
のデータをスキャナインターフェース409の画像処理
部456で縮小し、副走査方向のデータはキャリッジ1
16.117のスキャン速度を可変して、縮小する。
く画像合成モード十合成原稿枚数可変〉上述した画像合
成モードは合成すべき原稿枚数を装置で固定して行うこ
ともできるが、合成すべき原稿枚数を可変とした方が実
用的である。本実施例装置では合成モード選択キー50
の押下後に原稿枚数入力手段としての第1のテンキー5
6を操作することによりこの合成すべき原稿枚数を所望
に設定できるようになっている。そして、この第1のテ
ンキー56によって指定された複数枚の原稿を順次読み
取ってこれを一枚の用紙に形成することになる。尚、書
込制御手段である第1色ページメモリアドレスコントロ
ーラ404は、指定された原稿枚数に応じてトップアド
レスTPを設定して、複数枚の原稿画像を画像メモリ4
03の異なるアドレスに書き込み指定することになる。
く画像合成モード十合成原稿枚数、出力用紙枚数可変〉 所定枚数の原稿を一枚の用紙に合成する画像形成動作を
複数の出力用紙に連続して行うことができればざらに実
用的である。本実施例装置では、第2の操作パネル10
1上に出力用紙枚数入力手段である第2のテンキー15
1を設けて、同一合成画像を形成して出力すべき用紙枚
数を可変としてる。尚、レーザスキャナユニット310
は、画像メモリ403に書込まれた複数枚の原稿画像デ
ータに基づいて、感光体301の一回転毎に指定された
枚数分だけの潜像形成を連続して行い、上段カセット3
21又は下段カセット322より給紙される用紙に対し
て複写動作が連続して行われる。従って、各原稿の読み
取りは一回だけでよい。
く画像抽出領域指定と画像形成位置指定〉例えば、第3
3図に示す原稿Pの有効画I&Dtを抽出し、出力用紙
Tの所定位置に倍率Mで縮小して画像D2を形成するた
めの動作について説明する。原稿Pの抽出画像D1は、
−隅の座標位置XI 、Ytと画像サイズのAt 、a
tで特定される。また、出力用紙■への画像D2の画像
形成位置は、画像P2の一隅の座標X2 、Y2で特定
される。そこで、上記座標、サイズを指定するための一
例として、例えばLCD5に第34図に示す情報を表示
し、各情報に対応する数値の入力をカーソル5Bで要求
することができる。即ち、第1の操作パネル6上の画像
抽出モード選択キー51及び出力位置指定モード選択キ
ー52が選択されたら、CPU401の制御に基づいて
前記しCD5に上記の表示を行う。そして、カーソル5
Bの位置に対応する情報を第1のテンキー56を介して
入力することにより、画像抽出領域と画像形成位置との
指定を行うことができる。上記のようにして画像抽出領
域が指定されたら、読み取り画像をスキャナインターフ
ェース409の画像データ処理部456において、前述
した縮小動作とトリミング動作を併せて行う。また、画
像形成位置が指定された場合には、書込制御手段である
イメージメモリアドレスコントローラ404でトップア
ドレスTPを所定に設定して指定された画像形成位置に
対応する画像メモリ403上のアドレスに書き込む。こ
の後、この画像メモリ403の内容に基づいて画像形成
動作を実行すれば、第33図に示すような画像D2を用
紙T上に形成することができる。
く画像合成モード十画像形成位置指定〉本実施例では、
上述した画像形成位置の指定を前記画像合成モードの際
にも行うことができる。
即ち、第35図に示すように順次読み取られる原1i 
P t〜P4の各画像について画像形成位置を指定し、
各画像を並び変えて用紙Tに形成することができる。こ
の際、合成モード選択キー50の押下後に第1のテンキ
ー56を操作して合成すべき原稿枚数を設定する。その
後、画像形成位置指定モード選択キー52を押下すると
、第34図に示す画面がLCD5上に表示される。尚、
画像抽出モ6−ド選択キー51が選択されない場合には
第34図にrREAD’Jに関する情報は表示されない
そして、この表示に従って、第1のテンキー56を操作
して各原稿P1〜P4毎に画像形成位置座標X2 、Y
lを指定すればよい。このような指定によって書込制御
手段であるページメモリアドレスコントローラ404は
、画像メモリ40に対する各原稿画像のトップアドレス
を前記多座11AX2゜Ylに従って決定する。この結
果、第35図に示すように原稿の入力順とは異なった用
紙T上の位置に各画像を合成して形成することができる
〈一枚の原稿画像の抽出領域分割指定〉一枚の原稿Pに
第36図に示すように複数の画像がある場合に、この各
画像を異なる用紙T1゜T2.丁3にそれぞれ抽出して
形成するモードである。この際、画像抽出モード選択キ
ー51を押下して第34図に示すrREADJの表示を
LCD5上に行い、座標X1.Yl及びサイズA1゜8
1を第1のテンキー56を介して入力して原稿P内の画
像rAJの抽出領域を指定する。その後、例えば再度画
像抽出モード選択キー51を押下して同様に原稿P内の
画像rBJ、rCJの抽出領域を順次指定する。このよ
うにして分割指定が行われると、CPU401はスキャ
ナユニット110をスキャナインターフェース409を
介して駆動制御し、同一原稿Pに対して分割数だけ連続
して画像の読み取りを行う。そして、書込制御手段であ
るページメモリアドレスコントローラ404は、前記各
読取動作毎に分割指定された順序に従って画像のトリミ
ングを行い、メモリ403に抽出された画像を書き込む
ことになる。さらに、LBPユニット300でのこの画
像メモリ403内の内容に基づいて異なる用紙上に順次
画像形成動作を行い、第36図に示すような抽出画像r
AJ 。
r8J、rcJをそれぞれ異なる用紙Tt 、 T2 
T3上に形成することができる。尚、このような分割指
定と併せて画像形成位置の指定及び/または縮小、拡大
モードの選択を行うこともできる。
くオード倍率モード〉 次に、第2の操作パネル101上に設けられたオート倍
率モード選択キー157の操作に基づく、画像の複写倍
率を自動的に設定するモードについて説明する。
複写倍率を自動的に設定するためには、少なくとも原稿
画像のサイズと出力用紙のサイズとを事前に検知する必
要がある。ADFlを利用する場合には、前記原稿幅検
知スイッチ14と原稿スイッチ21とによって原稿の縦
、横のサイズが検知される。また、画像抽出モードを選
択した場合には、第33図に示す画像抽出領域のサイズ
A1゜81人力により検知できる。一方、出力用紙のサ
イズは、上段、下段カセット321.322の種類を判
別して用紙サイズを検知する上段カセットサイズ検出ス
イッチ325又は下段カセットサイズ検出スイッチ32
8によって検知される。そして、CPU401はこれら
のサイズ情報をCPUバスを介して入力して原稿、出力
用紙のサイズを事前に検知することができる。そして、
前記オート倍率モード選択キー157が押下された際に
は、CPU401が前記サイズ情報から複写倍率を算出
することができる。そして、CPU401はスキャナイ
ンターフェース409を介してスキャナユニット110
におけるキャリッジ116.117のスキャンスピード
を前記複写倍率に基づいて制御し、副走査方向の拡大又
は縮小動作を行う。
また、スキャナインターフェース409の画像データ処
理部456に前記複写倍率の情報を送って主走査方向の
拡大、縮小動作を行う。このようにして、オート倍率モ
ードに基づく画像形成動作が行なわれる。また、このよ
うなオート倍率モードは前記合成モードと併せて行なう
ことも可能である。合成モードの場合には合成すべき原
稿のそれぞれについて複写倍率が自動的に設定されるこ
とになる。
〈合成モード+原稿輪郭消去モード〉 複数枚の原稿画像を1枚の用紙に形成する際には、この
各原稿の輪郭線が用紙上に形成されて見栄えの悪い複写
となってしまうことがある。本実施例装置では前記画像
消去モード選択キー53を押下後に第1のテンキー56
で輪郭領域を指定することによりこの領域の画像データ
を画像メモリ403上に強制的に零とすることができる
。例えば、第37図に示すように原稿の輪郭領域■、■
■、■を消去する場合には、第25図に示す書込IIm
手段であるページメモリアトレートコント0−ラ404
のコマンドボート421に対してCPU401よりXN
1.XN2.YNl、YN2とトップアドレスTPz〜
TP4を与え、各レジスタ423,430.432に順
次設定する。
領域■のデータをオールクリアする場合には、前記各レ
ジスタ423,430.432にTPz。
XN1.YNIをそれぞれ設定し、前記コマンドボート
421の特定ピットに割り付けられたオールクリアコマ
ンドを「1」にセットすることにより動作が開始される
。ページメモリアドレスコント0−5404は、先ずア
ドレストランシーバ427を介して画像バスにTPlの
アドレスを出力し、また同時にデータバスを無効にする
画像バス上の信号を「1」にセットし、さらに画像メモ
リ403に対する書き込み信号を出力する。次に、アド
レストランシーバ427からのアドレスを順次更新しな
がら書き込み信号を出力し、この動作がXN1回、繰り
返されるとXNカウンタ431よりキャリーが出力され
る。そうすると、YNカウンタ433が1つだけ更新さ
れ、アドレスはTPt +xwの値にセットされる。上
記の動作をYNカウンタ433がYNI回カウントする
まで行い、この値をカウントするとYNカウンタ433
よりキャリーが出力され、前記領域■のオールクリア動
作が、終了する。領域■〜のについても同様にTP2〜
TPa 、XN1.XN2.YNl。
YN2を設定して行うことができる。さらに、合成モー
ドの場合には各原稿の輪郭領域をトップアドレスとXN
、YNとで設定することにより、各原稿の輪郭線を画像
メモリ403上で消去することができる。
〈輪郭線書込モード〉 上記のようにして合成すべき原稿の輪郭線を消去した後
に、画像メモリー403上で各原稿の輪郭線を新たに書
き込むことができる。この際、画像消去モード選択キー
53.第1のキー56で消去すべき輪郭領域を指定した
後に、輪郭書込モード選択手段としての枠付はモード選
択キー54を押下する。そうすると、上述した輪郭領域
の消去動作に、続いて、この領域に新たな輪郭線の書き
込みが行われる即ち、輪郭線の書き込み位置はCPU4
01よりコマンドボート421を介して各レジスタにT
P; XN、YNを設定し、さらにCPU401は第2
6図に示すDMAコントローラ411に対して書き込む
べきデータが格納されているデータアドレスとデータ長
とをプログラムし、DMA動作がイネーブルされる。D
MAコントO−ラ411は指定された画像メモリ403
上のアドレスを自動的にアクセスして輪郭線上に対応す
るアドレスに「1」を書き込んで枠付けを行なうことに
なる。
くベージ付はモード〉 上述したDMAコントローラ411は、種々のデータを
画像メモリ上に書き込むことが可能であり、原稿の輪郭
線のみに限らない。例えば、出力用紙にページ符号を付
するようにすることもできる。ページ符号としての数字
は、例えば前記プログラムメモリ402の下位のメモリ
に格納されており、DMAコントローラ411はこのペ
ージ符号情報をプログラムメモリ402より読み出して
画像メモリ403上に書き込むことができる。ページ符
号の書き込みモードとしては2種類ある。
一つは、第1の操作パネル6上のページ付モード選択キ
ー55と「入力順」選択キー55Aとを押下することに
より、第38図に示すように合成モードの際の各原稿の
画像形成領域に対応する位置にページ符号を付するモー
ドである。他の一つは前記ページ付モード選択キー55
と「出力順」選択キー55Bとを押下することにより、
第39図に示すように用紙の出力順にページ符号を付す
モ−ドである。
前者の「入力順」モードの際には、CPU401は出力
用紙のサイズと合成原稿枚数とから第38図に示す各ト
ップアドレスTPz〜TP4及びページ符号形成領域の
サイズXN、YNを検知でき、この各データをページメ
モリアドレスコントローラ404の各レジスタ423,
430.432にコマンドボート421を介して設定し
、その後は前記DMAコントローラ411によって画像
メモリ403上に各ページ符号を書き込むことができる
後者の「出力順」モードの際にも、出力用紙のサイズか
らページ符号形成域のトップアドレスTP及びサイズX
N、YNを検知でき、これらのデータをコマンドボート
421を介して各レジスタ423.430.432に設
定し、DMAコントローラ411の動作によって出力順
にページ符号を付することができる。
尚、上述した「入力順」モード、「出力順」モードを併
せて行うことも可能であり、さらには画像形成位置指定
モード、トリミング又は拡大、縮小モードと併せて行う
こともできる。
尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく
、本発明の用紙の範囲内で種々の変形実施が可能である
[発明の効果]  ) 以上説明したように、本発明によれば各露光部を感光体
の上半周に配置することによってこの露光部に光を導く
ための反射ミラーの鏡面を下向きとして配置することが
でき、この鏡面にほこり等が自重によって付着すること
を防止できる。従って、原稿反射光又はレーザビーム等
を損なわずに反射することができ、はこり等に基づく画
質の劣化が生ずることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例装置の外観斜視図、第2図は
実施例装置の主I!制御ブロック図、第3図は実施例装
置の概略断面図、第4図(A)。 (B)はそれぞれ原稿載置台の一部切欠平面図、概略断
面図、第5図はスキャナユニットの制御ブロック図、第
6図はスキャナユニットでの原稿読み取りの主要タイミ
ング信号を説明する概略説明図、第7図はレーザスキャ
ナユニットの概略断面図、第8図(A)、(B)はそれ
ぞれ感光体の露光部の配置例を示す概略説明図、第9図
(A)。 (B)、(C)は2色印字を接触現像方式で行う際の欠
点を説明する概略説明図、第10図は2色印字を接触現
像方式で行う際のトナーの混入を説明する概略説明図、
第11図は非接触現像方式による現像装置の一例を示す
概略断面図、第12図(A)〜(D)は多色印字の際の
混色の発生原理を示す説明図、第13図(A)〜(D)
は混色の発生を解決する原理を説明するための概略説明
図、第14図はレーザスキャナユニットの概略斜視図、
第15図(A)はレーザビームの走査開始点のズレを示
す説明図、第15図(B)はレーザビームの走査長の不
一致を示す説明図、第16図はLBPユニットとLBP
インターフェースとを示すブロック図、第17図はLB
PユニットとLBPインターフェースとの間の信号を示
す概略説明図、第18図はLBPユニットの印字制御部
の一例を示すブロック図、第19図は第18図に示す印
字制御部でのレーザビーム走査問始点のズレの補正動作
を説明するタイミングチャート、第20図は前記印字制
御部での副走査方向に関する水平同期信号形成動作を説
明するタイミングチャート、第21図は前記印字制御部
の他の例を示すブロック図、第22図は第21図に示す
印字制御部の4進カウンタ及びセレクタの詳細ブロック
図、第23図はレーザビームの走査長の不一致を補正す
る動作のタイミングチャート、第24図は第1.第2の
操作パネルの概略説明図、第25図はページメモリアド
レスコントローラのブロック図、第26図はDMAコン
トローラのブロック図、第27図は画像メモリのブロッ
ク図、第28図は、スキャナインターフェースのブロッ
ク図、第29図は第28図に示す画像データ処理部の詳
細ブロック図、第30図(A>、(B)はそれぞれ画像
データ処理部でのデータの拡大、縮小を説明するもので
あり、第30図(A)はラインメモリへの書き込み時の
タイミングチャート、第30図(B)はラインメモリか
らの読み出し時のタイミングチャート、第31図はLB
Pインターフェースのブロック図、第32図は画像合成
モードを説明する概略説明図、第33図は画像抽出指定
と画像形成位置指定のための各種情報を示す概略説明図
、第34図は第33図に示す情報を入力するための情報
を要求する表示例を示す概略説明図、第35図は合成モ
ードの画像形成位置指定モードを説明する概略説明図、
第36図は画像抽出領域の分割指定モードを説明する概
略説明図、第37図は原稿の輪郭を消去するモードを説
明する概略説明図、第38図は合成モードの際に原稿入
力順に対応したページ符号を付すモードを説明する概略
説明図、第39図は出力用紙の出力順にページ符号を付
すモードを説明する概略説明図である。 301・・・感光体、 302.304・・・帯電部、 303.305・・・現像部、 307・・・転写部、 350.351・・・露光部、 A・・・感光体の上半周。 第6図 第8図 (A) 第9図 (A) $1 ビー4& (C) 第37図 XN

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光体の周囲に、この感光体を帯電する帯電部、
    感光体上に静電潜像を形成する露光部及び前記静電潜像
    を現像して可視像とする現像部を一組とする画像形成手
    段を色数に対応して複数設け、各現像部で形成された感
    光体上の各色の可視像を転写部で用紙に転写して多色画
    像を出力する多色画像出力装置において、複数の画像形
    成手段の各露光部を感光体の上半周のいずれかの位置に
    配置したことを特徴とする多色画像出力装置。
JP60112987A 1985-05-24 1985-05-24 多色画像出力装置 Pending JPS61270772A (ja)

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JP60112987A JPS61270772A (ja) 1985-05-24 1985-05-24 多色画像出力装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8456588B2 (en) 2008-06-03 2013-06-04 Panasonic Corporation Liquid crystal display backlight and liquid crystal display device using same

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