JPS61259931A - ラベル貼着装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、ラベル貼着装置に関し、特にテーパ壜等の容
器にラベルを貼着するのに好適なラベル貼着装置に関す
る。

「従来の技術」 従来一般のラベル貼着装置は１回転自在に設けたラベル
貼りドラムと、このラベル貼りドラムに設けたラベル保
持部と、このラベル保持部にラベルを供給する供給機構
とを備えており、上記ラベル保持部で保持し元ラベルを
容器に貼着するようにしている。

ところで、容器がテーパ壜等のようにその外周面が傾斜
している場合には、容器又はラベル保持部を傾かせてラ
ベルが容器外周面に密着できるようにする必要があるが
、それだけではラベルは容器外周面に傾いて貼着される
ようになるので、予めラベルを傾かせて容器に貼着する
必要がある。

このため従来は、ロールラベルにおいてはラベルを傾い
た状態で印刷し、そのラベルをグイカットロールで傾い
た状態で打抜いてラベル保持部に保持させたり、或いは
枚葉ラベルの場合にはそのラベルマガジンを傾かせ、傾
いた状態でラベルを取串してラベル保持部に保持させる
ようにしてぃ　　　“た。

「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、ロールラベルにラベルを傾いた状態で印
刷すると一定の長さ内に印刷できるラベル数が少なくな
るばかりでなく、その傾きを微少に調整することが不可
能になる。また、いずれの場合であってもラベル保持部
は傾いたラベルを保持するようになり、しかもそのラベ
ル傾きは容器の外周面の傾斜の度合で変化するので、容
器の種類を変更した場合等にはラベル保持部へのラベル
の供給状態が変動し、安定した受渡しを常に確保するこ
とが困難になる虞があった。

１問題点を解決するための手段」 本発明はそのような享情に鑑み、上記ラベル保持部をラ
ベル貼りドラムに回転可能に設け、上記供給機構からラ
ベル保持部に供給されたラベルを、そのラベル保持部の
回転により所要量回転させてから容器に貼着するように
したものである。

「作用」 そのような構成によれば、ラベル保持部へ供給するラベ
ルは容器の外周面の傾斜角度が代わっても常に一定の状
態でラベル保持部に供給することが可能となり、しかも
ラベル保持部の回転量を調整するだけで容易に種々の容
器に適正な状態でラベルを供給貼着することができるよ
うになる。

「実施例」 以下図示実施例について本発明を説明すると、第１図に
おいて、ｌは図示しない供給リールに巻かれたロールラ
ベルで、その供給リールから引出されたロールラベルｌ
はラベルの供給機構を構成するダイカットロール２．２
に供給され、このダイカットロール２．２によって所要
形状のラベル３が打抜かれる。そして打抜かれたラベル
３はラベル貼りドラム４に設けたラベル保持部５に供給
されて負圧等の手段により保持され、他方、ラベル３が
打抜かれたラベル抜粕６は図示しない巻取リリールに巻
取られる。

上記ラベル保持部５に水平状態で吸着されたラベル３は
、その状態のまま糊付はローラ７を通過してその裏面に
糊が塗布され、次にそのラベル３は上記ラベル保持部５
の回転によって上記水平状態から所要の角度に傾斜され
る。

一方、搬送コンベヤｌＯによって搬送される容器１１は
図示しないタイミングスクリュウによって各容器１１間
に所要の間隔があけられるとともに、上記ラベル貼りド
ラム４の回転に同期される。そして各容器１１は、ラベ
ル貼りドラム４に設けたラベル保持部５との接触部にお
いて、そのラベル保持部５と固定された円弧状のプレッ
シャーパッド１２との間に挟持されて回転されるように
なり、これにより上記ラベル保持部５によって水平状態
から所要角度だけ傾斜されたラベル３は、糊の接着力で
容器１１の外周面に貼着される。

このとき、上記容器１１は、第２図に示すようにテーバ
状に形成されており、本実施例では鉛直面内で移送され
るラベル３とその容器１１の外周面とを接触させるため
に、各容器１１を傾けて搬送している。そして容器１１
の外周面にラベル３を貼着して空となったラベル保持部
５は元の水平状態に復帰され、再び上記ダイカー／　）
ロール２から供給されるラベル３を保持する。なお、上
記容器１１の代わりにラベル貼りドラム４を傾けてもよ
いことは勿論である。

然して、上記ラベル保持部５はラベル貼りドラム４の外
周面等間隔位置に複数個設けてあり、第２図に示すよう
に各ラベル保持部５は、ラベル貼りドラム４を構成する
回転板１３に放射方向に配設して回転自在に軸支した回
転軸１４の先端に取付けている。そして各回転軸１４の
末端部にウオームホイール１５を取付け、各ウオームホ
イール１５をそれぞれウオームＩＢに噛合させている。

また、上記各ウオーム１６は鉛直方向に配設して上記回
転板１３に軸支した回転軸１７に取付けてあり、さらに
各回転軸１７の上端部に取付けたレバー１８の先端にカ
ムフォロワ１９を設けて、各カムフォロワ１９をラベル
貼りドラム４の上方に配設固定したカム板２０のカム溝
２１内に係合させている。

したがってラベル貼りドラム４が回転されると、上記カ
ム溝２１の形状に従ってカムフォロワ１８およびレバー
１８を介して回転軸１７が回転されるようになり、これ
により回転軸１７に取イζ１けたウオーム１６、および
これに噛合したウオームホイール１５を介して回転軸１
４が回転されるので、上記ラベル保持部５を回転させる
ことができる。

さらに第１図に示すように、上記カムフォロワ１３は上
記レバー１８に摺動自在に設けて通常はばね２２により
所定の位置に保持するようにしてあり、カムフォロワ１
９をその所定の位置に保持した状態としたときに、上記
ラベル保持部５を水平状態から最大傾斜角度まで傾斜さ
せることができるようにしている。

そしてラベル保持部５をＥ記最大傾斜角度まで傾斜させ
た際に、ラベル３の傾斜角度が大きすぎて容１ｉｔｌｌ
のテーパの角度と適合せずにラベル３がその容器１１に
斜めに貼着されてしまうような場合には、上記回転板１
３に設けたストッパポルト２３を調整し、レバー１８の
揺動角度位置を規制してラベル３が容器１１に正しく貼
着できるようにしている。そしてその際には、ストッパ
ポルト２３で揺動を規制されたレバー１８に対し、上記
ばね２２に抗してカムフォロワ１８をそのレバー１８に
対して相対変位させることができるようにしている。

なお、上記実施例ではロールラベルｌからラベル３を打
抜くようにしているが、１枚ずつに分離された枚葉ラベ
ルを用いることができることは勿論であ′る。またラベ
ル保持部５で吸着したラベル３を直接容器１１に貼着す
る代わりに、ラベル保持部５で吸着したラベル３をその
ラベル保持部５の回転により所要の角度に傾斜させてか
ら適当な受渡しドラムに受渡し、この受渡しドラムから
容器に貼着するようにしてもよい。

また、上記実施例では容器１１のテーパの度合に応じス
トッパポルト２３でラベル貼着部５の回転角度を調整す
るようにしているが、その駆動源としてステッピングモ
ータ等のサーボモータを用い、容器に貼着したラベルの
傾きを適宜の検出器で検出してそれをフィードバックさ
せることにより、自動的に適正なラベル貼着部５の回転
角度を得るようにしてもよく、そのようにすればそのた
めの調整作業が容易となる。

さらに、上記実施例ではテーパ壜等の容器１１にラベル
３を正しく貼着するためにそのラベル保持部５を回転さ
せているが、通常の容器の場合であっても本発明を利用
することができる。すなわち、特にラベル３の縦横比が
大きい場合には、ロールラベルに縦方向にラベルを印刷
しておき。

縦方向でラベル保持部５に供給したラベルをそのラベル
保持部５で９０度回転させて横方向とし、その状態で容
器に貼着することができる。このようにすれば、一定の
長さのロールラベルに多数のラベルを印刷することがで
きるようになる。そのようなロールラベルへの縦方向の
ラベルの印刷は、容器がテーパ壜等の容器の場合であっ
てもよいことは勿論である。

「発明の効果」 以上のように、本発明によれば、ラベル保持部の回転に
よりラベルを傾斜させることができるので、ラベルの傾
斜角度を変更した場合でもラベルの供給機構からラベル
保持部へのラベルの供給は実質的に同一条件とすること
ができ、安定した受渡しを行なうことができるという効
果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の−・実施例を示す平面図、第２図は縦
断面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転自在に設けたラベル貼りドラムと、このラベル貼り
   ドラムに設けたラベル保持部と、このラベル保持部にラ
   ベルを供給する供給機構とを備え、上記ラベル保持部で
   保持したラベルを容器に貼着するようにしたラベル貼着
   装置において、上記ラベル保持部をラベル貼りドラムに
   回転可能に設け、上記供給機構からラベル保持部に供給
   されたラベルを、そのラベル保持部の回転により所要量
   回転させてから容器に貼着することを特徴とするラベル
   貼着装置。