JPS612591A - 陶板画の製造方法 - Google Patents

陶板画の製造方法

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JPS612591A
JPS612591A JP12418584A JP12418584A JPS612591A JP S612591 A JPS612591 A JP S612591A JP 12418584 A JP12418584 A JP 12418584A JP 12418584 A JP12418584 A JP 12418584A JP S612591 A JPS612591 A JP S612591A
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raised
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ceramic
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JP12418584A
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Inventor
Noboru Mikami
登 三上
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M1/00Inking and printing with a printer's forme
    • B41M1/26Printing on other surfaces than ordinary paper
    • B41M1/34Printing on other surfaces than ordinary paper on glass or ceramic surfaces

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Printing Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)  産業上の利用分野 この発明は装飾効果および生産性の向上を目的とする陶
板画の製造方法に関するものである。
(2)従来の技術 古来、陶磁器、はうろう等のセラミック基質の表面に絵
具や色彩用釉薬類を毛筆や刷毛等で塗るか、または転写
するかした後焼成し、多彩な図柄を付けて装飾的効果を
高める方法は広く採用されている。また、色彩のみなら
ず図柄に凹凸を与え、立体感を伴う装飾的効果の向上の
ために、基材の成形時(たとえば素焼前またはほうろう
引き前)に彫刻、切削、注型もしくはプレス等の方法が
用いられて来たこともよく知られている。さらに、近時
、繊維素パルプに、焼成すれば陶磁器になるセラミック
原料の微粉末が50〜95重量%になるよう定着させた
厚み約0.15〜1.0mm程度の比較的薄い素材が開
発され、この素材の着色は言うに及ばず、エンボス加工
または貼り合わせ等による凹凸の形成方法も次第に広く
利用されるようになって来た。
(3)発明が解決しようとする間頓点 しかし、前記したような従来の技術はいずれも平面的な
図柄のみでは単調であり、また凹凸を付けてさらに色彩
を付けるには手間がかかり生産性は決して良くない。し
たがって、この発明は色彩感とともに立体感の優れた陶
板画を生産性良く製作することをその技術的課頓とする
ものである。
(4)  問題を解決するための手段 上記問題点を解決するために、この発明はセラミック質
からなる基材面に、1種もしくは2種以上の陶芸用絵具
、色彩用釉薬もしくは土インキによる下絵を描き、さら
に土インキによる厚盛りの画線部または浮上り模様を4
5〜80メツシュのシルクスクリーン(粗目スクリーン
)を用いて描いた後、1300°c12を下で焼成する
ことを特徴とする陶板画の製造方法を提供するものであ
り、以下その詳細を述べる。
まず、この発明の下地塗りを施した基材とは、陶磁器、
はうろう、または、焼成すれば陶磁器になるセラミック
原料の微粉末を定着させた繊維素パルプ抄造品等のいず
れであってもよい。このような基材表面に所望する色を
付けたいときは、たとえば下絵用絵具(釉薬)類を微粉
(250〜300メツシュ程度)にし、これを水性オイ
ルもしくは油性オイルで練って、150〜225メツシ
ュ程度のシルクスクリーン(細目スクリーン)を用いて
塗れば、筆や刷毛を使って塗布したときのような刷毛目
(筋)が現われることなく均一なものが得られる。なお
、重ね塗りを行なっても支障が起こらない程度にまで基
材を乾燥しておくことは言うまでもない。
つぎにこのような下地塗りを施した基材面上に描かれる
下絵には陶芸用絵具、色彩用釉薬もしくは土インキ(焼
成すれば溶融して窯業原料となる −天然土壌、岩石、
鉱物や人工の鉱物、結晶などの無機物質原料と無機質顔
料との混合物)が用いられ、前記の下地塗りのときと同
様、筆や刷毛等で描いても何ら支障はないが、均一性お
よび生産性の上からは、シルクスクリーン法によるのが
好ましい。この際のシルクスクリーンも絹その他合成繊
維または金属繊維を交織した200〜225メツシュ程
度の網目のものであり、これに■厚手の紙力堕殊なフィ
ルムを希望する図柄模様に合わせて切り抜いて型紙を作
る方法、■原稿図柄模様を特殊クレヨンでスクリーン面
に直接描き、全面にクルー(にかわ)を流すと、クレヨ
ン部にはグルーが浸入せず、裏面から油でクレヨンを洗
い落として型を作る方法、■スクリーンに直接ゼラチン
感光液を塗って露光(焼付け)および現像して型を作る
方法、■カーボンティッシュ(こ原稿図柄を焼き付けて
、スクリーン上に転写して型を作る方法など従来広く採
用されている方法のいずれかを用いてマスキングを施し
たものである。このようなシルクスクリーンに使用する
絵具、釉薬、土インキ等は250〜300メツ−シュの
粉末を練ったものが最も良好な作業性を示し、スクイー
ジ(へら)を往復させないで一度に刷り込むと区画線も
鮮明になって好ましい。また、2種以上の下絵を描くと
きは、前の下絵の乾燥した後につぎの下絵を刷り込むこ
とは言うまでもない。
このようにして1種もしくは2種以上の下絵が描き終わ
ると、厚盛りの画線部または浮上り模様を形成するため
の工程に移る。この際のスクリーンは45〜80メツシ
ュ程度の粗い網目のものでマスキングの厚さも下絵刷り
のときよりも厚くし、スクリーン全体の機械的強度を増
加するために、たとえばウレタン加工のような補強を施
しておくとよい。このようなスクリーンを使用して土イ
ンキ等をスクイージで一方向に刷り込み、乾燥および刷
り込みを適宜(たとえば3〜5回)繰り返えすと厚盛り
されて浮き上った図柄模様が描かれる。
下塗り、下絵、厚盛り等によって凹凸のある図柄模様の
形成が終わった基材は充分乾燥させた後であれば比較的
短時間(たとえば30分以内)に200°C前後まで昇
温可能であるが、200℃を越える頃から、素材中の有
機物(たとえば糊剤等のバインダー類や繊維素パルプ等
の燃焼または分解が始まるので、600℃前後まで除徐
に昇温する。この間、燃焼等による発煙は少なくとも4
00℃前後になるまでに終わることが望ましい。600
℃前後になると10〜30分間保持して、脱炭を完了さ
せ、それ以後は1時間150℃以下の速度でたとえば1
200〜1300℃まで昇温させる。
厳密な温度調整(昇温速度および到達温度等の調整)は
当然のことながら、使用素材の種類、製品の寸法、窯詰
め量、焼成雰囲気の種類等に応じて適宜行なわれるもの
であり、たとえばゼイル錐(SK7〜9)または光高温
計で測温すればよい。
焼成が終われば徐冷し、炉温か100℃以下になるまで
充分冷却した後、焼成品の窯出しを行なう。
(5)作 用 この発明の陶板画の製造方法に用いる各素材は、膨張係
数、収縮係数が同一もしくは近似しているほど冷却過程
におけるひび割れ等による損壊の危険が少なくなるが、
重ね塗りされた素材間の結合力を増大するために融点の
低い釉薬(たとえば透明鉛釉等)を画素材間に予め下引
きしておくこと、さらには′、下絵または厚盛り図柄模
様を刷り終わった後、融点の低い釉薬をその上から押え
塗りしておくことなどは、この発明によって得られる陶
板画の実質的および装飾的効果を一層高めるのに役立つ
のである。
(6)  実施例 焼成すれば陶磁器になる窯業原料として使用されている
無機物質と媒溶剤原料等を粉砕し、これを繊維素パルプ
とともに抄造して、前記無機粉末が約78重量鳴定着し
た東洋パルプおよび8鉄鉱業両社の開発による「陶紙」
を基材1とした。また、これと同じ「陶紙」の原料を粉
砕し、100メツシュ全通の粉末に整粒し、こ゛れを原
料として次の厚盛り用土インキ2種類(AおよびB)を
調製した。すなわち、 Aインキ: 原料粉末(66%)を水性オイル(日向社製:NP−7
またはNP−11)(14%)、珪酸ソーダ2.7%水
溶液(20%)とともに攪拌した混合液。
Bインキ: 原料粉末(32,3%)とボンチャイナ(1,4%)と
「陶紙」を500℃で脱炭した粉末(32,3%)に水
性オイル(前記と同じ)(14%)および珪酸ソーダ2
.7%水溶液(20%)を加えて混合攪拌したもの。
である。
さらに、下絵用インキとして次のもの(C)を調製した
。すなわち、 Cインキ: 1250〜1280℃に耐えられる市販の下絵用釉薬を
250〜300メツシュの微粒子粉末に整粒し、オイル
(前記水性オイルもしくは4246 (l5EKYU)
のような油性オイルでもよい)でといたもの。この際焼
成後の発色の程度が同等になるように、オイルの添加量
を変化させるが、通常の場合、8〜30%の範囲にある
である。
また、シルクスクリーンはテトロン繊維を交織した45
〜80メツシュ(粗目)のものを厚盛り用に、150〜
200メツシュ(細目)のものを下絵用に使用し、いず
れもジアゾタイプのスクリーンコート(乳剤)を用いて
マスキングを行ない、ウレタン補強をした。
以上の諸準備を終えて次に示すような手順で陶板画を作
製した。
〔実施例1〕 前記の「陶紙」を第1図に示す基材1とし、その表面に
透明で融点の低い鉛釉(ダンカン社製:LPG−01)
を細目スクリーンを用いて塗布し、下地塗り2を設けた
。つぎに、下地塗り2が乾燥した後、Cインキと細目ス
クリーレとを使って第2図に示すように下絵3の図柄模
様を描き、下絵3が乾燥し次第、再び前記鉛釉をその上
に塗って第3図に示すような押え塗り4を形成した。押
え塗り4の乾燥が終われば第4図に示すように、B−イ
ンキと粗目スクリーンとを用いて厚盛り図柄模様5を刷
り込み、充分乾燥させた後、電気炉に移し、約20分間
で200℃まで昇温させた後、昇温速度を小さくして4
00℃付近でパルプの燃焼による発煙のないことを確認
しながら約600 ’Cまで上昇させ、約30分間60
0℃前後に保持して基材1中の脱炭を行なった後1時間
150 ”C程度の速度で1280℃まで上昇させた。
約1o分間この温度に保持した後電気炉の電源を切り、
−夜放置後製品を炉外に取り出した。得られた製品(第
5図)は色彩コントラストが鮮明であり、また厚盛りの
凹凸による立体的変化も優れたものであり、従来の方法
と比較して生産性(特にシルクスクリ−ン法の採用によ
る土インキの刷り込みにおいて)が著しく向上すること
が明らかとなった。
〔実施例2〕 実施例1において、下地塗り2および押え塗り4を行な
わず、また、Bインキの代わりにAインキを用いたこと
以外は実施例1と全く同様の操作を行なって陶板画の作
製を試みた。鉛釉による下地塗り2および押え塗り4が
省略されたため、得られた作品の表面光沢は実施例1の
ものよりは劣ってはいたが、それなりの異った色調およ
び立体感をもった作品を得ることができた。
〔実施例3〕 イタリアンタイルを基材とし、1050℃に耐えられる
下絵用西洋釉薬(ダンカン社製)を実施例1におけると
同様細目スクリーンを使って下絵を描き、その上に原料
粉末65%、ボンチャイナ35%の割合で混合した粉末
66%と水性オイル14%、珪酸ソーダ2.7%水溶液
20%を混合した土インキで厚盛り図柄を粗目スクリー
ンを用いて描いた後1000〜1130℃で焼成し、コ
ントラストの良好な立体感のある陶板を得た。。
(7)効果 この発明の陶板画の製造方法は、前述したように、陶磁
器、はうろう、「陶紙」のようにセラミック質からなる
基材に応用されるものであり、「陶紙」のように可換性
のある基材を用いるならば、焼成前に円錐状(たとえば
ランプシェード状)に成形することも可能であって、用
途が拡大されるばかりでなく、シルクスクリーン印刷技
法を利用するために、幾多の異った図柄模様がきわめて
容易に、しかも鮮明に描かれ、凹凸も形成されることに
なるので、陶板画、レリーフ、銘銘皿等美術的なものの
ほか、タイル様の内外装用建築材用にも応用することが
できる。以上のように、この発明は従来の方法では類を
見ない高度の生産性を有し、広い範囲で活用され得るも
のであるから、その意義はきわめて大きいものであると
言える。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図はこの発明の陶板画の製造方法の手順の一例
を模式的に示す断面図である。 1・・・基材、2・・・下地塗り、3・・・下絵、4・
・・押え塗り、5・・・厚盛り図柄模様

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. セラミック質からなる基材面に、1種もしくは2種以上
    の陶芸用絵具、色彩用釉薬もしくは土インキによる下絵
    を描き、さらに、土インキによる厚盛りの画線部または
    浮上り模様を45〜80メッシュのシルクスクリーンを
    用いて描いた後、1300℃以下で焼成することを特徴
    とする陶板画の製造方法。
JP12418584A 1984-06-14 1984-06-14 陶板画の製造方法 Pending JPS612591A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5699733A (en) * 1996-09-25 1997-12-23 Industrial Technology Research Institute Screen printing on film coated substrates

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58213687A (ja) * 1982-06-01 1983-12-12 株式会社イナックス デザインタイルの施釉技法

Patent Citations (1)

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