JPS61256185A - タイル焼成用敷台 - Google Patents

タイル焼成用敷台

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JPS61256185A
JPS61256185A JP9843885A JP9843885A JPS61256185A JP S61256185 A JPS61256185 A JP S61256185A JP 9843885 A JP9843885 A JP 9843885A JP 9843885 A JP9843885 A JP 9843885A JP S61256185 A JPS61256185 A JP S61256185A
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JP
Japan
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base
firing
tile
accessory
figures
Prior art date
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Pending
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JP9843885A
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English (en)
Inventor
基 佐藤
宏 加藤
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、タイル焼成時にあって、役物タイルの成形素
地載置用として、焼成炉内を通過する台車上に置かれる
敷台に関するものである。
〔従来の技術〕
第9図は、焼成炉の一例を示すスレッドキルン1の部分
縦断面図である。同図に示す如(、スレッドキルン1は
、焼成炉(図示せず)を貫通して敷設された案内レール
2.2上を台車3が摺動できるようになっている0台車
3は、案内レール2゜2上にスライドプレート4.4を
介して載置された台板9と、該台板9上に敷並べられた
耐火断熱レンガ5とよりなる。このスレッドキルン1で
のタイルの焼成は、タイルが通常の平物タイル6である
場合には、前記耐火断熱レンガ5上にそのまま平物タイ
ル6を載置し、炉内を通過させることで行っている。ま
たタイルが役物タイル7である場合には、耐火断熱レン
ガ5上に敷台8を載置し、該敷台8上に役物タイル7を
載せて炉内を通過させることで行っている。これは、役
物タイル7をそのまま耐火断熱レンガ5上に載置して焼
成すると、焼成時に軟化し、自重により変形するためで
ある。
前記敷台8は、通常炭化珪素と窒化珪素及びアルミナ等
の1種又は2種以上の混合物を主成分とする耐熱原料の
粉末を、板状に成形して高温で焼成することにより製造
している。また特殊なものとしてコープイライト、ムラ
イト質の材料を板状に成形して高温で焼成するか、或い
は耐熱性無機繊維を主体とする混合物を単に板状に成形
するだけのものもある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、炭化珪素と窒化珪素及びアルミナ等の1種又
は2種以上の混合物を主成分とするものは、耐熱性が優
れているとはいえず、焼成時に亀裂を発生し、寿命が短
いという欠点があった。またコープイライト、ムライト
質の材料で製造するものは、この材料からなる敷台がタ
イル焼成用の熱を吸収し、役物タイルの焼成ができない
という欠点があった。更に、耐熱性無機繊維を主体とす
る混合物で製造したものは、該敷台8の表面はガラス化
されるが、裏面はガラス化の程度が小さいため、焼成時
にその表面8a側と裏面8b側との熱膨張収縮する度合
が太き(異なり、反り等の大きな変形を生じ、これが軟
化状態の役物タイル7へ影響を及ぼして該役物タイル7
に反り等の変形を発生させるという欠点があった。
また従来の敷台8にあっては、その上面8aがフラット
であるため、役物タイル7の裏面7bと密着し、焼成熱
が該裏面7bへ伝達され難いという問題があった。この
ため、役物タイル7の表面7aと裏面7bとの焼成温度
が不均一となり、焼はムラの発生原因となっていた。焼
はムラは役物タイル7に反り等の変形を生じさせるもの
である。
要するに、従来の敷台8はそれ自身の焼成時の熱膨張収
縮による変形の問題と、役物タイル7の表面7a及び7
bとの間に焼はムラを発生させるという問題があり、役
物タイル7が反り等によって変形する欠点があった。
本発明は従来の敷台の上記欠点に鑑みてこれを改良除去
したものであって、役物タイルの表面と裏面との焼成温
度を均一にすることができ、且つ敷台自身に変形の生じ
ないものを提供せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の問題点を解決するための手段は、タイル焼成時
に役物タイルの成形素地載置用として使用される敷台の
少なくとも一つの表面に複数の凹凸を設けている。
〔作 用〕
本発明の作用は、第F図乃至第8図の実施例で明らかな
如く、敷台10の表面10aに溝11及び凸部12を含
む凹凸13を形成することにより、焼成時に敷台10に
発生する熱膨張収縮が溝11及び凸部12を含む凹凸1
3により分散され、敷台10の反り等の変形が防止され
る。またこれらの凹凸13により、凸部12間の凹部1
4及び溝11を通じて役物タイル15の裏面15b側へ
焼成熱が効率よく伝達され、役物タイル15の表面15
aと裏面15bとの均一焼成が可能である。従って、役
物タイル15自体の焼はムラがなく、これに起因する反
り等の変形がない。
以下に本発明の構成を図面に示す実施例に基づいて説明
すると次の通りである。
〔実施例〕
第1図乃至第6図は、敷台10の表面10a (11に
溝11を形成して凹凸13とした場合の実施例を示すも
のである。第1図に示す如く、この場合、短辺方向と平
行な溝11を4個形成している。この敷台10の使用方
法は、第2図に示す如く、役物タイル15を載置して焼
成に備える。この載置状態は従来と変わるところはない
。而して、この第2図に示す状態の敷台10をスレッド
キルン1における台車3上に載置して役物タイル15を
焼成すると、敷台10の表面10a側は炉内雰囲気に曝
されており、裏面10b側は耐火断熱レンガ5と接合し
ているので、表面10a側と裏面10b側との間に温度
差を生じる。
このため、表面10a Illが裏面tab側に比較し
てより多く収縮し、変形しようとする。然しながら、本
敷台10にあっては、谷溝11により表面10a側の収
縮が分断され、更には第3図に示す如く、谷溝11のそ
れぞれの間隔が増えることによって前記収縮を吸収緩和
するようになる。従って、敷台10の表面10a側全体
が収縮する度合は従来の場合に比較して著しく減少し、
表面10aの平坦度は殆ど変わらない、つまり、この敷
台10にあっては、敷台10自体の焼成時の変形を防止
することが可能であり、軟化状態の役物タイル15に反
り等の変形を与えることがない。
また前記溝11は、第4図に示す如く、炉内雰囲気を直
接役物タイル15の裏面15b側へ案内する通路として
作用し、焼成時のタイル表面15a及び15bの焼成温
度を均一にする。つまり、役物タイル15の表面15a
側と裏面15b側との焼はムラを防止することが可能で
ある。
更に本実施例にあっては、前記溝11の深さhを下記の
如く限定することで、政情11の有する効果を最大限に
発揮するようにしている。すなわち、政情11の深さh
を、敷台10の高さHに対して5〜70%の範囲とし、
好ましくは25〜40%の範囲としている。5%未満で
あると、本発明の直接目的とする焼成時の敷台10自体
の熱膨張収縮による変形を防止すること及び役物タイル
15の表面15aと裏面15bとの焼成温度の不均一を
なくす効果が得られないからである。また前記深さhの
割合が70%を越えると、敷台10自体の強度が弱くな
り、欠けや割れ等が発生するからである。
ところで、本実施例の敷台10は、その原料を限定する
必要はなく、従来の炭化珪素と窒化珪素及びアルミナ等
の1種又は2種以上の混合物を主成分とするもの、コー
ジライト質、ムライト質の材料を原料とするもの、耐熱
性無機繊維を主体とする混合物で成形するもの等であっ
てもよい。この実施例では前記役物タイル裏面15bの
焼成温度を可及的に表面15a側の焼成温度と等しくす
るために、該役物タイル15の原料を下記の如く選択し
てその熱伝導自体をも向上させている。すなわち、耐熱
性無機繊維と無機結合剤を主体とし、その嵩密度を低く
抑えてポーラスなものとしている。嵩密度の範囲は、0
.2〜0.5g/aJが適当である。耐熱性無機繊維と
しては、セラミックファイバー。
シリカファイバー、アルミナ、ムライト結晶質ファイバ
ー等が適当であり、少なくとも一種類が使用される。無
機結合剤としては、シリカゾル、アルミナゾル、ベント
チイト、カオリン、モンモリロナイ[・専の通常用いら
れるものが使用可能である。
嵩密度を限定した理由は、これが0.2g/cd未満で
あると、敷台10自体の強度が弱くなり、重量の比較的
重たいタイルの載せ台としての使用に耐え得ないからで
ある。また嵩密度が0.5g/dを越えると、敷台10
自体の重量が重くなり過ぎ、その取扱いに不便を生じ、
更には敷台10自体の蓄熱量が太き(なって熱効率が悪
(なるからである。
嵩密度が前記範囲にあるときは、敷台10は強度及び熱
効率に優れたものとなり、また取扱いが便利である。し
かもポーラスなものであり、熱の通りが良い、この結果
、焼成時にあって該敷台10から役物タイル15の裏面
15b側への熱の通りが良くなり、前記タイル表裏面の
焼成温度を可及的に均一にする働きをする。
このように本実施例にあっては、!111を設けること
で敷台10自体の変形を防止し、また役物タイル150
表裏面の焼成温度を、可及的に均一にすることで焼はム
ラに起因するタイル自体の変形をも防止することが可能
である。そして、敷台10の材料及び嵩密度と溝11の
大きさを限定することにより、上述の効果を最大限に発
揮することが可能である。
ところで、溝11の形状は上述の実施例に限定されるも
のではなく、第5図及び第6図に示す形状のものであっ
てもよい、第5図の図(a)乃至図(〜はそれぞれ異な
る溝11の形状を示す敷台10の平面図、第6図の図(
al乃至図(hlは第5図の図(al乃至図(Nに対応
する敷台10の側面図である。その他の構成並びに溝1
1の深さhを限定した変形実施例、材料を限定しない基
本的な実施例及び材料を1限定した変形実施例等につい
ての効果は、前記実施例の場合と同じである。
次に、第7図の図(al乃至図(C)及び第8図の図t
a+乃至図(C1を参照して敷台表面に凸部12を形成
し、敷台表面を凹凸13とした実施例を説明する。第7
図の図(al乃至図(C1はそれぞれ凸部形状の異なる
敷台10を示す平面図であり、第8図の図(δi乃至図
(C1は第7図の図(al乃至図(C1に対応する敷台
10の側面図である。第7図の図(a)及び第8図の図
falに示す実施例は、敷台10の表面10aに複数の
凸部12を配列し、各凸部列の間に凹部14を形成した
ものである。また第7図の図山)及び第8図の図(bl
に示す実施例は、敷台10の表面10aに凸条12を設
け、各凸条工2の間に凹部工4を形成したものである。
更に第7図の図(C1及び第8図の図fc)に示す実施
例は、短辺方向の全幅にわたる鋸歯状の凸部12及び凹
部14を設けて凹凸13を形成したものである。これら
の各実施例にあって、前記各凸部12が焼成時の敷台1
0の変形を防止することと、各凹部14から炉内雰囲気
が直接役物タイル15の裏面側へ対流等により接触し、
熱の通りを良くすることは、前述した実施例の場合と同
じである。従って、ここでの説明は省略する。
ところで、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、適宜の変更が可能である0例えば、溝11及び凸部
12は敷台10の強度が許す範囲内においてその側面及
び裏面等へ形成してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明にあっては、敷台表面に凹凸
を形成することにより、焼成時の敷台表裏面の熱膨張収
縮差を吸収緩和することができ、反り等の変形を防止す
ることができる。このため、敷台が役物タイルに変形を
与える等の悪影響は全くない。また敷台表面の凹部を通
して炉内雰囲気が役物タイル裏面へ導入され、該凹部へ
導入された炉内雰囲気及び敷台自体の熱伝導を通じて役
物タイル裏面を加熱焼成することができるので、役物タ
イル表裏面の焼成温度を可及的に均一にすることが可能
である。従って、焼はムラの発生が皆無となり、優れた
品質の役物タイルを焼成できる。
【図面の簡単な説明】
第F図乃至第8図は本発明に係るものであり、第1図は
溝を形成した敷台を示す斜視図、第2図は該敷台に役物
タイルを載置した状態を示す斜視図、第3図は焼成時の
敷台の熱変形を示す側面図、第4図は焼成時の炉内雰囲
気が溝を通じて役物タイル裏面へ導入される状態を示す
斜視図、第5図の図(al乃至図(目はそれぞれ溝の形
状を変形した実施例を示す敷台の平面図で、第6図の図
+al乃至図(闇は第5図の図fa+乃至図(h)に対
応する敷台の側面図、第7図の図(a)乃至図(C1は
それぞれ凸部を形成した変形実施例を示す敷台の平面図
、第8図の図(al乃至図(C)は第7図の図(a)乃
至図tc+に対応する敷台の側面図、第9図はスレッド
キルンの縦断面図である。 15・・・役物タイル   10・・・敷台11・・・
溝       12・・・凸部13・・・凹凸   
   14・・・凹部特許出願人   株式会社イナッ
クス 代 理 人   弁理士 内田敏彦 第1図 1ち 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、タイル焼成時に役物タイルの成形素地載置用として
    使用される敷台であって、少なくとも一つの表面に複数
    の凹凸を設けたことを特徴とするタイル焼成用敷台。
JP9843885A 1985-05-09 1985-05-09 タイル焼成用敷台 Pending JPS61256185A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9843885A JPS61256185A (ja) 1985-05-09 1985-05-09 タイル焼成用敷台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9843885A JPS61256185A (ja) 1985-05-09 1985-05-09 タイル焼成用敷台

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Publication Number Publication Date
JPS61256185A true JPS61256185A (ja) 1986-11-13

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ID=14219785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9843885A Pending JPS61256185A (ja) 1985-05-09 1985-05-09 タイル焼成用敷台

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6453897U (ja) * 1987-09-28 1989-04-03
JPH02149337A (ja) * 1988-11-30 1990-06-07 Shin Etsu Chem Co Ltd 気固相反応容器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5150836U (ja) * 1974-10-17 1976-04-17

Patent Citations (1)

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