JPS61256000A - 注ぎうる洗剤及び漂白剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性
剤及び懸濁された有機過酸化物を含む注ぎうる洗剤及び
漂白剤水性組成物に関する。

〔従来の技術） 上述のタイプの組成物は、オランダ国特許第２７８．２
８３　＠明細書に開示される。実際に広く用いられ９て
いる粉末から顆粒までの種々の形の洗剤及び漂白剤組成
物に比べて、上述のタイプの液状組成物は調製及び使用
に関して大きな利点を有する。その調製は、コストを増
す造形工程を要さず、またその液体形が取扱い及び調合
を容易にし、粉じんの問題をなくする。上述のオランダ
国特許明細書は、漂白成分として一般式％式％ Ｒ−０−０−Ｒ（こＬでＲ及びＲ１は有機残基を示す）
の懸濁された有機過酸化物を提案する。また記載される
組成物ｐＨは、少くとも７でなければならず、アルカリ
性組成物が好ましいとされる。しかしこれらの組成物は
、実際において通常の貯蔵条件下で安定でない、すなわ
ち活性酸素の許容できない損失が起るという欠点を持つ
。従って、これら組成物は、実際の使用において受は入
れられていない。

本発明は、この欠点を解決することを意図するものであ
る。

（発明の構成） 本発明に従う組成物は、アニオン性界面活性剤が線状ア
ルキルベンゼンスルホン酸塩であり、非イオン性界面活
性剤がエトキシル化脂肪アルコールであり、有機過酸化
物が８〜１３個の炭素原子を含む脂肪族過二酸（ペルオ
キシジカルボン酸）であり、組成物のｐＨが３．５〜４
．１に設定されていることを特徴とする。

未公開のラーロツパ特許出願第０．１８０．３４２号は
、２〜５の範囲のｐＨを持ち、アルキルベンゼンスルホ
ン酸塩、エトキシル化脂肪アルコール、懸濁された過酸
及び電解質を含む液状水性漂白組成物を開示する。その
実施例ＩＶ及びＶは、４．５のｐｌ＋を持つ組成物を開
示する。本発明に従う組成物がこのヨーロッパ特許出願
に開示されていないという事実に加えて、本発明の組成
物はこのヨーロッパ特許出願の組成物に比べて、より良
い貯蔵安定性を示す。このことは、後記の実施例で示さ
れる。

本組成物は貯蔵安定である。すなわち、４０℃で２週間
の貯蔵後にそれは、その活性酸素含母を完全に又は事実
上完全に保持する。本組成物の注ぎうる性質は、任意の
特定の要求に従って調節できる。実際目的のために、２
０℃でブルックフィールド回転粘度計（ＲＶタイプ；２
０ｒｐＨｌ）で測定した組成物の粘度は、好ましくは、
１〜１２００１１１Ｐａ、Ｓ　１好ましくは５０−＞　
５００ｍＰａ、　Ｓである。

本組成物に含まれるべき線状アルキルベンゼンスルボン
酸塩及びエトキシ化脂肪アルコールは、洗剤組成物にお
いて通常用いられている物質である。好ましい線状アル
キルベンゼンスルホン酸塩は、アルキル鎖中に１１〜１
４個の炭素原子を持つものである。適当なエトキシル化
脂肪５．２　　　　　　アルコールとしては、３〜１５
の平均エトキシル化度を持つエトキシル化Ｃ８〜Ｃ１８
アルコールが挙げられる。用いられるべき界面活性剤の
量は、望む注ぎ性（流動性）によって変りうる。

本発明の組成物は一般に、組成物の重こに基いて計算し
て２〜２０重母％の線状アルキルベンゼンスルホン酸塩
及び５〜３０ｉｉ％のエトキシル化脂肪アルコールを含
む。

本発明に従い用いられる漂白剤は、８〜１３個の炭素原
子を含む脂肪族ペルオキシジカルボン酸である。ここで
ペルオキシジカルボン酸という言葉は、モノペルオキシ
ジカルボン酸及びジペルオキシジカルボン酸の両者を包
含する。これら過酸の混合物、又は異る鎖長の過酸の組
合せも用いうる。用いられるペルオキシジカルボン酸が
、ジペルオキシジカルボン酸から実質主成ることが好ま
しい。本発明に従うジペルオキシジカルボン酸の例とし
て、１．１２−ジペルオキシドデカンニ酸及び１，１３
−ジペルオキシトリデカンニ酸が挙げられる。特に、１
，１２−ジペルオキシドデカンニ酸（以下ではＤＰＤＡ
とも言う）が好ましい。本発明に従う組成物で用いられ
るべきペルオキシジカルボン酸の母は一般に、組成物の
重１に基いて計算して、組成物が０．１〜４重研％、好
ましくは０．１〜３重母％の量の活性酸素を含むような
母でおる。懸濁されたペルオキシジカルボン酸粒子の沈
降を防ぐために、その平均大きさは有利には１〜１００
ミクロンの間で選ばれる。ペルオキシジカルボン酸は、
自体公知の化合物であり、ジカルボン酸を硫酸の影響下
で過酸化水素と反応させることにより作ることができる
。

満足な貯蔵安定性を得るために、本発明の組成物で用い
られる水の質が重要である。蒸溜水又は脱イオン水によ
り好ましい結果が達成されうる。

その存在がペルオキシジカルボン酸の分解をひぎ起しう
る金属イオンを錯体化するために、組成物に金属イオン
封鎖剤を入れることも有利であろう。この封鎖剤（これ
は過酸の酸化作用に感受性であってはならない）の例と
して、ジピコリン酸、ヒドロキシエチリデン　ジホスホ
ン酸、ピロリン酸アルカリ金属塩及びホスホン酸が挙げ
られる。本組成物で用いうる封鎖剤の量は一般に、組成
物重量に対して０〜１重量％、好ましくは０．０１〜１
重母％の範囲である。

組成物のｐ旧ま極めて重量である。それは、３゜５〜４
．１に設定されなければならない。４．１より高いｐＨ
では、得られた組成物の貯蔵安定性が低い。３．５より
低いｐｔ＋では、得られた組成物は、たとえば洗濯機中
で水により希釈された洗液のｐＨがあまりに低い故に洗
浄及び漂白目的にあまり適さない。

本組成物は、水で希釈されると僅かの酸性を示すにも拘
らず、汚れた洗濯物の取扱いにおいて極めて効果的に用
いることができる。このことは、上記目的のためには中
性ないしアルカリ性条件が必要であると従来一般に考え
られていた点から見て驚くべきことである。

本組成物は更に、種々の一般に用いられる添加物を含む
ことができる。そのような添加物の例としては、汚れ沈
着防止剤、螢光及び光学的プライドナー又は増白剤、香
料及びヒドロトープ性物質が挙げられる。その選択はも
らろん、組成物の望む特性、及び他の成分との相溶性に
依存する。これに関係して、ベルオキシルボン酸の酸化
作用の故に酵素及び特定の酸化されやすいプライドナー
又は増白剤のようないくつかの添加物は、本組成物にそ
のままで含めることができない。しかし、そのような物
質は、たとえば洗濯段階の間に溶解する固体の洗浄作用
物質の形であることができる適当なコーティングを予め
施されることができる。その後では、組成物へのこれの
添加は、もはや問題ない。

本組成物は、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活
性剤及び任意の他の成分の、酸性化した（ｐ］１約２）
水中混合物に攪拌下に、細かく分割されたペルオキシジ
カルボン酸を加え、その後、得た組成物のｐＨをたとえ
ば水酸化ナトリウムで望むｐＨに調節することによって
簡単に調製できる。

以下の実施例は本発明を例示するものである。

実施例中のパーセント値は総て、重量パーセントである
。

実　施　例１ 本発明に従う三つの組成物を、貯蔵の間の活性酸素損失
についてテストした。下記の表は、組成物の成分のパー
セント及び関係する特性、及びテスト結果を示す。また
表は、オランダ国特許第２７６、２８３号明細書の実施
例４に従う組成物について行われた比較テスト（組成物
Ａ）のテスト結果をも示す。

テスト結果は、本発明の組成物が４０’Ｃで満足な貯蔵
安定性を示すことを示している。この温度において、従
来技術の組成物Ａは完全に分解し、これはまた激しい泡
形成を伴った。テスト結果から、組成物Ａは３２℃でで
も劣悪な貯蔵安定性を示すことが明らかである。

組成物３に対応するいくつかの組成物に、多数の添加物
を加え、その後、上述と同じようにして貯蔵安定性を測
定した。下記の添加物を、カッコ内に示す量で用いた。

４０℃で１ケ月の貯蔵後に、これら組成物の総では僅か
数（ａ　ｆｅｗ　＞パーセントの活性酸素損也 失を示した。

実　施　例２ 実施例１の組成物３の１２０ｄを用いて、家庭洗濯物か
らしみ（ｓｔａｉｎｓ）及びにごれスポット（ｄｉｒｔ
ｙ　５ｐｏｔｓ　）を除去する能力について実際的条件
下でテストした。比較テストは、二つの市販入手できる
組成物（以下では組成物Ｂ及びＣという）の推奨されて
いる量を用いて行った。

組成物Ｂは、約３７％の水、約４０％の界面活性剤及び
また酵素及び光学的プライドナーのような他の物質を含
む液状界面活性剤濃厚物である。

この組成物の１２０ｄを用いた。組成物Ｃは、約１４％
の界面活性剤、約１９％のポリリン酸塩、約１５％のナ
トリウム　アルミニウム　シリケート、約２３％の硫酸
ナトリウム、約９％の過ホウ酸ナトリウム・４Ｈ２０、
約４％のデトラアセチルエチレンジアミン及びまた酵素
及び伯の添加物を含む粉末の洗浄及び漂白剤である。こ
の組成物の１３１ｄを用いた。

各テストにおいて、お基タオル、シーツ、枕カバー及び
下着を含む合計２１６の物品を、９゜ＧＨの水通水を用
いてＡＥＧ−Ｔｕｒｎａｍａｔ洗濯機で洗った。最高洗
濯温度は６２℃、合計洗濯時間（加熱を含め）は５９分
間であり、水の量は１９．１１であった。洗濯工程に続
いて洗濯物を５ｘ１７．ｌ！の冷水ですすぎ、乾燥した
。次に、お基タオル、シーツ及び枕カバーを４等分して
きれいなものの数を数えることにより、洗濯物をパネル
により評価した。両面を評価したので、完全にぎれいな
物品の評点は８点である。下着は完全にきれいな下着と
比較した。完全にきれいな下着の評点は８点であり、完
全にぎれいではない下着の評点はＯと８の間である。

テストした三つの組成物の各々について、１２回のテス
トの評点を平均した。本発明の組成物の評点は６．８、
組成物Ｂは６．５、組成物Ｃは６．９であった。これら
の結果は、本発明に従う組成物の有効性が優秀であるこ
とを示す。

４０℃の最高洗濯温度で上のテストを繰返して、同様の
評価を得た。

実　施　例３ この実施例では、本発明の組成物をヨーロッパ特許出願
箱０．１６０．３４２号の組成物と、貯蔵安定性につい
て比較した。下記のものを含む組成物を調製した。

１００ｇのドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム（８
５％、残部は硫酸ナトリウム及び少しの塩化ナトリウム
から実質上酸る）、 ｉｏｏｇのエトキシル化（７゜５ＥＯ）Ｃ１２〜Ｃ１４
脂肪アルコール、 ５ｇのＤｅｑｕｅｓｔ　２０１０　（前述）、２４３ｇ
ＤＰＤＡ　（５，１％の活性酸素含量を持つ水性ペース
ト）、　　　　゛ ５５７ｇの水。

この組成分をいくつかに分け、各々を異るｐＨに設定し
た。得た組成物の貯蔵安定性は、４０℃に１．３及び４
週間貯蔵した後に残留した活性酸素のパーセントを測定
することにより決定された。結果を下Ｊ己に示す。

表の結果は、ヨーロッパ特許出願箱０．１６０，３４２
号の組成物と比べて本発明の組成物の良好な貯蔵安定性
を明瞭に示している。

出願人ニアクシ・ナームローゼ・ フエンノートシャップ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤及び
   懸濁された有機過酸化物を含む注ぎうる洗剤及び漂白剤
   水性組成物において、アニオン性界面活性剤が線状アル
   キルベンゼンスルホン酸塩であり、非イオン性界面活性
   剤がエトキシル化脂肪アルコールであり、有機過酸化物
   が８〜１３個の炭素原子を含む脂肪族ペルオキシジカル
   ボン酸であり、組成物のｐＨが３．５〜４．１であるこ
   とを特徴とする組成物。 ２、組成物の重量に基づいて計算して、線状アルキルベ
   ンゼンスルホン酸塩の量が２〜２０重量％であり、エト
   キシル化脂肪アルコールの量が５〜３０重量％であり、
   ペルオキシジカルボン酸の量は組成物が０．１〜４重量
   ％の活性酸素を含むようなものである特許請求の範囲第
   １項記載の組成物。 ３、ペルオキシジカルボン酸が１，１２−ジペルオキシ
   ドデカンニ酸である特許請求の範囲第１項又は第２項記
   載の組成物。