JPS6125348A - デ−タ通信網の通信速度決定通知方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、データ通信網に収容されたデータ端末機器の
通信速度決定通知方法に関する。特に、データ伝送にお
いて端末装置や通信処理装置の相互間の通信速度を予め
通知して、データ通信の通信速度を決定するデータ通信
網の通信速度決定通知方法に関する。

〔従来の技術〕

データ通信網を介して行うデータ通信において、そのデ
ータ端末機器間の通信速度の設定は種々の方法が実施さ
れているが、最も一般的なものとしては、データ通信網
に収容されるデータ端末機器類で相互に通信する可能性
のあるものは、すべて同一の通信速度に統一して運用さ
れている。

また、他の方法では電話回線等を通し事前に接続先と打
ち合わせを行い、両データ端末装置の通信速度を設定し
てから実際のデータ通信を行っている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、通信速度を統一して運用する方法は、データ
通信速度がデータ通信網に事前に設定されるために、デ
ータ端末機器間で通信速度を予め互いに通知する必要は
ないが、統一する通信速度はデータ端末機器類のすべて
が動作可能な共通速度にしなければならなかった。すな
わち、データ端末機器類の中に低速度のみ動作可能な端
末があるときには、統一の通信速度はこの端末に合′わ
せで低速度に設定しなければならなかった。したがって
、高速通信が可能なデータ端末機器の相互間の通信では
、この低速の統一速度により制限されてしまい、データ
端末機器類を効率的に運用することができない問題点が
あった。

また、事前に電話回線等を通じ接続先と打ち合わせを行
う方法は、その作業および操作が煩雑で自動的な運用が
不可能であった。

本発明は、このような従来の問題点に着目してなされた
もので、データ伝送を開始する前に相互に運用可能な通
信速度を互いに通知することにより、高速−低速端末間
の通信では低速の端末側に合わせて低速で通信を行い、
高速−高速端末間の通信ではできる限り高速で通信を行
うことができる方法を提供し、上記問題点を解決するこ
とを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、データ通信網に収容されるデータ端末機器類
に通信速度を変えた特定の情報を送受信できる手段を備
えたことを特徴とする。

すなわち、通信速度の異なる複数のデータ端末機器が接
続されたデータ端末相互間で、データ通信の開始に先立
って通信速度を決定し通知する方法において、送信デー
タ端末から特定コードを高速から低速の順に複数の異な
る通信速度で順次送信し、受信データ端末では、この特
定コードが自己のデータ端末機器の通信速度に合致する
通信速度で受信されたときに、応答用特定コードをその
通信速度で返信し、送信データ端末では、この応答用特
定コードの通信速度を識別してこの通信速度を以降の通
信速度と決定し、さらに受信データ端末に宛ててこの決
定した通信速度で確認用特定コードを送信することを特
徴とする。

〔作用〕

本発明は、データ端末機器間でデータ通信を開始する前
に、このデータ端末機器が通信可能な通信速度で特定情
報を相互に送受信することにより、互いの通信速度を相
互に通知して決定し、実際のデータ伝送を行う際の通信
速度のミスマツチ等を防ぐことができる。

〔実施例〕

以下、本発明通信速度決定通知方法を実施するための実
施例方式を図面に基づいて説明する。

本発明方法を実施するためには、通信速度の変更、特定
情報の送受信等は、データ処理機能をもつインテリジェ
ント端末やパーソナルコンピュータをデータ端末機器と
して使用する場合では、はとんどプログラム処理（ソフ
トウェア処理）のみの追加変更で対応することができる
が、以下の説明においては、明確化を計るためにハード
ウェアを外部に用意して運用した実施例により本発明方
法を説明する。

第１図は、本発明方法を実施するための装置の一実施例
を説明するブロック構成図である。第１図（ａ）は、デ
ータ通信網に収容されるデータ端末装置およびその付属
装置を示し、これらの装置は第１図（ｂ）に示すように
データ通信網を介して対向で接続された状態にある。

第１図において、接続路切替回路１０１は通信網接続路
１０２とデータ端末機器１０３の間にあって、通信網か
らデータ通信径路をデータ端末機器１０３側か、あるい
は特定コード送信回１ｉ１１０４および特定コード受信
回路１０５側へ切り替えるものである。

特定コード送信回路】０４は通信速度切替回路１０６の
出力が接続されている。

中央制御回路１０７は特定コード送信回路１０４および
特定コード受信回路１０５と相互に接続され、またその
出力は接続路切替回路１０１、通信速度切替回路１０６
に入力され、さらに通信速度表示装置１０８が接続され
ている。

特定コード送信回路１０４は特定のデータコードを発生
させる機能をもち、通信速度切替回路１０６から送出さ
れてくるクロック周期に従い、特定コードを送出する際
の通信速度が変化するようになっており、その送出制御
は中央制御回路１０７からの制御信号により行われる。

特定コード受信回路１０５は通信網から伝送されてきた
データ内より予め定められた特定のデータコードを検出
する機能をもち、その検出結果は中央制御回路１０７へ
送出される。

通信速度切替回路１０６は中央制御回路１０７により制
御され、指示されたクロック周期が水晶振動子およびク
ロック周波数分周回路を用いて作成され、特定コード送
信回路１０４ヘクロソク周期を送出する機能をもつ。

通信速度表示装置１０８は、特定コード受信回路１０５
で受信した情報により、中央制御回路１０７が認識した
通信相手先のデータ端末機器の通信速度を表示するもの
で、本実施例ではデータ端末機器の扱い者に対して通信
速度をディスプレー表示するだけの機能を持つものとす
る。

次に本発明方法を実施するための装置の動作および実際
の運用について説明する。

発信端末側では、データ通信路が設定された時点で、自
己のデータ端末機器が通信可能な通信速度の内で、通信
速度の速い順から通信速度切替回路１０６および特定コ
ード送信回路１０４により、特定コードを着信端末側へ
送信する。この特定コードが発信端末側と着信端末側と
で遺り取りされる。

第２図はこの動作を説明するタイムチャートである。Ａ
、Ｂ、Ｃは特定コードの種類を表し、付属する数字１〜
３は通信速度の違いを示し、若番がより速い通信速度を
表す。

着信端末側では、発信端末側から送信されてくる情報が
特定コード受信回路１０５で監視され、自己端末の通信
可能な速度の特定コードＡｔが識別される。特定コード
Ａアが識別されると、中央制御回路１０７は、直ちに応
答用特定コードＢを識別できた通信速度（Ｂ２）で発信
端末側へ返信するように、通信速度切替回路１０６およ
び特定コード送信回路１０４を制御する。

発信端末側では、着信端末側と同様に応答用特定コード
Ｂｔがいずれの通信速度で返信されたかを監視しており
、着信端末側からの情報は自己の通信可能な速度の速い
ものより順次照合チェックされて、着信端末側の通信速
度が識別される。識別できた時点で発信端末側は着信端
末側へ対して送信していた特定コードＡ、〜Ａ、を停止
し、識別した着信端末側の通信速度と同一の通信速度で
確認用特定コードＣｔを送信する。

着信端末側は確認用特定コードＣが、自己の送信してい
る応答用特定コードＢと同一の通信速度で返信されてき
たことを識別する。すなわち、通信速度が互いに認識さ
れたことを示す。

その後に、両端末の通信速度表示装置１０８はそれぞれ
通信速度を表示する。

〔発明の効果〕

本発明は、以上説明したように特定コードを送受信する
ことにより、両端末に共通でしかも最も速い通信速度を
相互において確実に認識することができる。

したがって、本発明の通信速度決定通知方法により、通
信速度を予め設定する必要がなく、容易にしかもより効
率的なデータ通信を実現できる効果がある。

特に、データ通信網に収容されるデータ端末機器類の数
が多くなり、そのデータ端末機器類の通信速度も多岐に
わたる場合では、本発明の通信速度決定通知方法は極め
て有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法を実施するための装置の一実施例を
示すブロック構成図。 第２図は発信端末側と着信端末側との間で送受される信
号のタイムチャート。 １０１・・・接続路切替回路、１０２・・・通信網接続
路、１０３・・・データ端末機器、１０４・・・特定コ
ード送信回路、】０５・・・特定コード受信回路、１０
６・・・通信速度切替回路、１０７・・・中央制御回路
、１０８・・・通信速度表示装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）通信速度の異なる複数のデータ端末機器が接続さ
   れたデータ端末相互間で、 データ通信の開始に先立って通信速度を決定し通知する
   方法において、 送信データ端末から特定コードを高速から低速の順に複
   数の異なる通信速度で順次送信し、受信データ端末では
   、この特定コードが自己のデータ端末機器の通信速度に
   合致する通信速度で受信されたときに、応答用特定コー
   ドをその通信速度で返信し、 上記送信データ端末では、この応答用特定コードの通信
   速度を識別してこの通信速度を以降の通信速度と決定し
   、さらに上記受信データ端末に宛ててこの決定した通信
   速度で確認用特定コードを送信する ことを特徴とするデータ通信網の通信速度決定通知方法
   。