JPS61247980A - 電源電圧検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、電源電圧検出装置、さらに詳細にはバッテリ
で給電される電子機器に用いられる電源電圧検出装置に
関する。

［開示の概要］ 本明細書及び図面は、電源電圧検出装置において、特定
負荷状態における電源電圧低下回数が所定数を越えた時
電源電圧が低下したと判断することにより確実に電源電
圧低下等の電源異常を検出することができる技術を開示
するものである。

［従来技術］ 電子タイプライタやコンピュータシステムの出力装置等
のような電子機器においては電源部にかかる負荷が比較
的小さい場合には電源部にＡＣ電源を用いず、直接バッ
テリ等の直流電流を用いる場合が多い、この場合バッテ
リへの充電を行なわない限り電源に負荷がかかる度にバ
ッテリは放電し、電源電圧は低下し最終的に負荷に足り
得る電圧を下まわってしまうことになる。この場合バッ
テリの電源電圧低下を知らせる手段を持たない場合には
、電源電圧低下に起因して起こる機器の誤動作に気づい
て初めてバッテリを交換しなければならないことを知る
。このために従来ではバッテリ等の電源電圧が低下した
ことを検知する手段を設け、電源電圧が規定値以下にな
ったことを検出して即座に警報を出す装置が知られてい
る。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしこのような従来の装置ではバッテリ等の蓄電量が
充分あるにもかかわらず、電源に大きな負荷が一時的に
かかり、それにより電源電圧が低下した場合でも電源電
圧異常と判断し警報を出してしまうという問題点があっ
た。

従って本発明はこのような問題点を解決するために成さ
れたもので、より適確に電源電圧の異常を検出できる電
源電圧検出装置を提供することを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ 本発明はこの問題点を解決するために、電源電圧と基準
電圧を比較し電源電圧低下を検出する手段と、特定負荷
状態における電源電圧低下回数を検出する手段とを設け
、特定負荷状態における電源電圧低下回数が所定数を越
えた時電源電圧が異常であると判断する構成を採用した
。

［作　用］ 本発明では、特定負荷状態になった時には必ず電源電圧
を検出するようにし、この時電圧が低下していればそれ
を計数し、この電圧低下回数が規定値に達した時初めて
実際に電源電圧が低下していると判断して警報を出し、
それにより電源を交換する時期をより適確に知らせるこ
とができるようになる。

［実施例］ 以下図面に示す実施例に従い本発明の詳細な説明する。

第１図には本発明に関わる電源電圧検出装置を採用した
電子機器の回路構成が図示されており、同図において符
号ｌで示すものはバッテリ等の直流電源である。この直
流電源ｌは制御部５並びに負荷１０〜１２に電源を供給
する。制御部５は電子機器の各駆動系を制御する中心部
であり、例えばマイクロプロセッサ（ＭＰＵ）、各処理
過程でのデータを格納しておくランダムアクセスメモリ
（ＲＡＭ）等から構成されているロジック部である。６
はＲＯＭで、第２図のフローチャートに従った制御プロ
グラムが格納されている。

−力量子機器が例えば電子タイプライタ等の場合は、負
荷ｌＯはキャリッジ駆動系、負荷１１はプラテン駆動系
、負荷１２はハンマ駆動系等であり、これらの負荷は制
御信号線、ｊ２　ｘ　＋　ｊ１２１　Ｊ　３を介しそれ
ぞれ制御部５に接続されており、これらの制御信号線を
介して制御部５から出される制御信号に基づき、それぞ
れの負荷ｌＯ〜１２が作動される。

この電源電圧ｌの電圧はコンパレータ２のマイナス入力
端子に入力され、またそのプラス入力端子には基準電圧
が印加されている。この基準電圧Ｖｒｅｆは電源ｌの電
圧が正常電位である時の電源電圧値Ｖより低く、電源電
圧Ｖが基準電圧まで低下すると電源電圧が異常であると
判断されるものである。このコンパレータ２の出力はア
ンドゲート３に入力され、このアンドゲート３の他方の
入力は例えば特定の負荷１１に入力された信号線ｊ！２
に接続されている。

尚本発明ではある特定負荷状態というのは、例えば負荷
１１が作動した場合を言い、電子機器が電子タイプライ
タで構成される場合はプラテン駆動系が作動している状
態をいう。

このアンドゲート３の出力はカウンタ４に接続され、そ
の計数状態が制御部５に入力される。

次にこのような構成の動作を、第２図のフローチャート
を参照して説明する。

まずステップＳｌにおいて負荷１１がかかっているか否
かが判断される。これは例えば制御部５から信号線ｊ２
２を介し負荷１１が駆動させた場合、信号線Ｊ２にハイ
レベルの信号が現われており、この信号を検出すること
により負荷１１がかかっているか否かが判断される。負
荷がかっている場合にはステップＳ２においてバッテリ
電圧が基準電圧以下か否かが判断される。電源電圧が。

この基準電圧を下まわっている場合にはコンパレータ２
の出力がハイレベルとなるので、アンドゲート３が導通
し、その出力がカウンタ４に入力され、カウンタは１だ
けインクリメントされる（ステップＳ３）、−力量源電
圧が基準電圧以上の場合にはコンパレータ２の出力はロ
ーレベルとなるのでアンドゲートから出力が発生せずカ
ウンタはインクリメントされない。

続いてステップＳ４においてカウンタ４の計数値が規定
回数Ｎに達したが否かが判断される。Ｎに達しない場合
にはステップＳｌに戻り以上の過程を繰り返す、−力量
源電圧低下回数がこのＮに達した場合には、電源電圧は
異常と判断され制御部５を介して警報が出される（ステ
ップＳ５）。

この警報手段が例えばアラームを鳴らしたり、図示した
ＬＥＤ或は液晶表示器を用いて行なわれる。

上述した実施例では負荷は駆動系とされているが、これ
に限定されず電子機器では駆動系以外の負荷となること
もあり得る。又複数の負荷がある場合、どの負荷を選択
するかは電子機器によって決まるものであり、又特定の
負荷状態として１つの負荷の作動状態に限定せず複数の
負荷作動状態を選ぶようにすることも可能である。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば特定負荷状態におけ
る電源電圧低下回数が所定数を越えた時電源電圧が異常
であると判断するようにしているので、電源にかかる負
荷によって偶然電圧低下があったとしても、それだけで
は電源異常と判断せず、複数回のチェックによって判断
するためより適確に電源の異常を検出できるという効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置を用いた電子機器の回路構成を示す
ブロック図、第２図はチェックシーケンスを示すフロー
チャート図である。 ｌ・・・バッテリ　　　　　２・・・コンパレータ３・
・・アンドゲート　　４・・・カウンタ５・・・制御部 ４１　寺ＰＡＩ≧１の顎Ｏ５る・不為−（１゛口１．、
り呵り第１図 ＜ｃ−ｔクシ−イー／１’ｒ？６’４”ＩＣＪ−’（４
上田第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ａ）電源電圧と基準電圧を比較し電源電圧低下を検出す
   る手段と、 ｂ）特定負荷状態における電源電圧低下回数を検出する
   手段とを備え、 特定負荷状態における電源電圧低下回数が所定数を越え
   た時電源電圧が異常であると判断することを特徴とする
   電源電圧検出装置。