JPS61247914A - 角速度センサ - Google Patents

角速度センサ

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JPS61247914A
JPS61247914A JP60088581A JP8858185A JPS61247914A JP S61247914 A JPS61247914 A JP S61247914A JP 60088581 A JP60088581 A JP 60088581A JP 8858185 A JP8858185 A JP 8858185A JP S61247914 A JPS61247914 A JP S61247914A
Authority
JP
Japan
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saw
electrode
angular velocity
piezoelectric substrate
voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP60088581A
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English (en)
Inventor
Hajime Tachikawa
立川 肇
Hiroo Nakamura
啓夫 中村
Toshiya Shinozaki
篠崎 利也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は回転体に設置して、その角速度を検出する角速
度センサに関するものであり、特に、表面弾性波(以後
、SAI!’と略称する。)を利用したものに関する。
〔発明の背景〕
最近、自動車や自走式ロボットなどの分野において、回
転体の角速度を検出する角速度センサへの要望が高まり
ている。中でも振動式のものが、軽量、長寿命、低ヒス
テリシス、低消費電力などの利点から注目されている。
この振動式角速度センサとしては、ニスニーイー テク
ニカル ペーパー シリーズ830727(198五4
゜12−15 )における、エイレス著による[ソリッ
ドステート センサ チクノロシイ アンドアプリケー
ジ、ンズJ (RichartL O,Ayraz :
5olitL−5tata  5ensor  Tec
hnology  and  Applica−tio
nz  、  S  A  E Technical 
 Paper  5ariiz、B50727゜Apr
il : l 12−1519851と題する文献にシ
イ”(紹介されている。これらの振動式角速度センサの
中でも、特開昭58−174854号公報やセンサデバ
イスハンドブック(19B五It 15 : P195
〜P194)に記載されているものは、二対の圧電素子
を使用した音叉形状が採用されており、互いに位相が1
80度異なった同一の振幅1周波数で駆動されているの
で、直線的な振動や加速度、また駆動用圧電素子が発生
する音響振動の影響が取シ除かれ、精度の高い角速度の
信号が得られる。
また、SAWを利用したものについても、1980ウル
トラソニツクス シンポジウム(P6B7〜P691)
における、レオ著による「ジャイロスコーピ。
ク エフェクト イン サーフェイス アコウスティク
 ウェーブズJ 〔Binngl Y、Lao:Gyr
oz−copie Effect in 5urfac
e Acoustic Waves、1980Ultr
azoniez Sympoziμtx、 P6B7〜
P691〕と題する文献において紹介されている。この
方式は伝搬媒質となるシリンダの所定箇所から円周に沿
り°  て、時計回り、反時計回シに5ATL’を進行
させ、互いに逆方向の5AIL’間の位相差から角速度
を求めるというものである。この場合にも、軽量。
長寿命、低ヒステリシスなどの利点を見込むことができ
る。
しかしながら、前者、すなわち特開昭58−17485
4号公報のFIG 、1〜FIG。3に示されるような
振動式角速度センサは構造が複雑で量産性に難があった
。特に4枚の圧電素子の固着に高い精度が要求されると
いう問題があシ、4枚の圧電素子の特性を均一にし、そ
して1対の圧電素子を接着する接着材の量と形状を他の
1対と合わせる必要があった。また、後者は理論的には
角速度の検出が可能であるが、速度分散性(伝搬速度が
周波数によって変る性質)を示すので使用する5AIL
’の周波数安定度が極めて高くなければならず、実用化
することが困難であった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、前記した従来の角速度センサの問題点
を解決し、構造が簡単で量産性にすぐれた角速度センサ
を提供することである。
〔発明の概要〕
前記の目的を達成するために1本発明は圧電基板の上面
と下面に表面弾性波を発生させる駆動用電極と、発生し
た表面弾性波を反射するグレーティングと、表面弾性波
に働くコリオリの力を検出するための検出用電極を設け
る。特に、上面と下面に設ける駆動用電極およびグレー
ティングを、圧電基板の中心面に対して面対称となる位
置に設けるととによって、エネルギーの無駄な消費を避
け、コリオリの力の検出効率を向上させる。
〔発明の実施例〕
まず、本発明に関する角速度検出の原理について説明す
る。
第4図は三次元座標における質量隠の物体Mの振動を表
わす図である。図において、X軸とY軸からなるx−y
平面がこの平面の原点Oを通シ、かつx−y平面に垂直
なZ軸の回りに角速度Ωで回転するものとする。またX
−Y平面上の位置(ae# y ) Kある物体Mが半
径方向、つま9、A −,4’方向に振幅r、角周波数
Wで変位しているとすると、この変位θは次式で示すこ
とができる。
θ= r  sin (wt )          
  ”…−や (11そして、この振動によって物体H
には次式で表わされるコリオリの力Fcが働く。
Ft、−2風(v、×Ω)−−−−−−−−−+21こ
こで、襲は物体MがX−Y平面を動く速度ベクトルであ
シ、言は角速度ベクトルである。したがって、シと7の
ベクトル積であるので、A−7方向の振動に対するコリ
オリの力nはB−B′方向に働き、その大きさFcは次
式で表わされる。
=218出二匹C旦 t =2寓Ωr w coo(wt)     =−=・−
(31この弐において、m、r、wは単なる大きさを示
すものであるが、角速度Ωは向きによシ正負の値をもり
ている。したがって、コリオリの力Fcは変位θに対し
て、その位相が角速度Ωの向きKよって9度遅れ、また
は9度進みとなる。
一方、もともとのA−7方向の振動における半径方向の
力!、は次式のように表わされる。
d!θ F)=−tttx = −7+1 r w” pin(wt )     
 −−−114+さらに、角速度Ωによる遠心力FCL
はR= 5rLl−y”とすると、次式で表わされる。
FCZ == rigΩ” (R+r zis(+at
))  砂e鎧・・畳・・・(5)したがって、A −
,4/方向に発生している力FTは、FT ” FA+
FCL = −m r (w”−〇すsin(wt)十nhRQ
”  ”・−・+6)の式で表わされる。ここで Il
+>Ωと設定し、力FTの交流分を抽出すると、その力
PTAは次式のように表わされる。
FTl中−n+ r w” pin(wt)=F4  
     ・・・・・・・・・(7)したがって、力P
TAは変位0に対して、その位相が180度ずれている
そこで、力PTAを基準としてコリオリの力FCをみる
と、その位相φは角速度Ωの向きによって鈴鹿進み、ま
たは9度遅れとなっているので、この位相φを検出する
ことにより角速度Ωの向きが検出できる。また、コリオ
リの力Fcにおいて、r、wが一定であれば、その振幅
から角速度Ωの大きさが検出できるわけである。
なお、コリオリの力FCの振幅を力PTAの振幅によっ
て割算すると、 (2鶏Ωrw’)÷(罵rw”)=2−   ・・・・
・・・・・(81が得られる。さらに、力111のti
n(wt)からWを抽出して掛算すると、振幅rと角周
波数Wの変動Kかかわらず角速度Ωの大きさを検出でき
る。
次に、以上の原理を5AFE’デバイスに適用すること
を検討し、第5図に示す一構成によって動作確認を行な
ったので、これについて説明する。
第5図において、圧電基板lの表面lO上にS、4F発
生のための駆動用電極2.3がS、4Fの1波長間隔で
くし形に蒸着されている。また、検出用電極4,5がS
AWの1波長間隔でくし形に蒸着されている。さらに、
グレーティング6 、6’、7 、7’がSAI!’の
一波長の整数倍の間隔でアレイ構成に蒸着されている。
駆動用電極2.3間に所定の交流電圧が印加されると、
圧電基板lの表面10上にSAWが発生し、この発生し
たSAT!’はグレーティング6.6′と7,7′によ
って反射されるので定在波となる。図中においてはSA
Wの一部分を波形8によって示している。なお、図中の
矢印は第4図に対応させた角速度Ω、A−!方向、B−
1方向を示すものである。
今、駆動用電極2,3間に所定の交流電圧が印加された
とすると、5AWsが発生し、検出用電極4,5のそれ
ぞれの先端方向の質量がA−!方向に振動する。この状
態において、矢印で示した方向に角速度Ωの回転が加わ
ると、前記した(3)式で表わされるコリオリの力がB
 −B/方向に発生する。したがって、おる時点−1に
おいてB方向にコリオリの力が働いたとし、検出用電極
4の先端部分αの体積が圧縮されて正の電荷(+9)を
電極4に発生させると、検出用電極5の先端部分すの体
積は伸張されて負の電荷(−9)を電極5に発生させる
。この電荷qはコリオリの力に比例(q ccFに )
するものである。そして、検出用電極4,5間の静電容
量をCとすると、 Vso=q/C・・・・・・・・・(9)で表わされる
電圧VSOが検出用電極4,5間に発生する。なお、第
5図において、電極4,5のそれぞれの先端から5AW
8までの距離は、角速度Ωが発生していない状態(Ω=
0)において、5AW(D、波長間隔にすることが効果
的である。また、第5図に示したSAW’デバイスは金
属製Iくツケージに収められ、このパッケージ内は真空
にされるものである。この理由は、圧電基板lの誘電率
と、圧電基板lの周囲の誘電率の差に比例した力が基板
10表面10に垂直に働くため、真空にした方がA −
、(/方向に大きな力が発生することと、圧電基板lの
表面lOから放射される音響振動が取シ除けることであ
る。
さらに、角速度Ωが0(ゼロ)の場合において、圧電基
板lの表面10上に生じている5ATF(定在波)自身
によっても検出用電極4,5間の1゜に部分の体積に伸
張(歪み)が生じ、検出用電極4,6に電荷が生じる。
しかし、これらの電荷は同一符号(かつ、2倍の周波数
)となるため、検出用電極4,5間の電圧を検出するこ
とに対しては問題とならない。
ところで、レイリー波のような進行する5Al(定在波
ではない。)においては、ある粒子に着目すると、一般
にその変位成分は波の進行方向に平行な成分Ulと、こ
れに垂直な深さ方向の成分U、からなる。そして、成分
UlとUtとの位相差が9度であるので、表面lOの粒
子においては進行方向に対して逆回転する楕円軌道を画
く。
なお、となり合う粒子の回転は位相差をもっておシ、こ
れKよって表面10に凹凸が生じるわけである。また深
さ方向に対しては、SAW’の波長λ。07程度の深さ
のところから正回転する楕円軌道に変化する。そして、
深さ方向のエネルギー分布は表面における大きさから指
数関数的に減少する。その減少の仕方は表面を中心部に
置き換えて考えた場合の中骨効果に類似している。粒子
の変位軌道を第6図に示す。第6図において、1は圧電
基板であり、lOは圧電基板10表面、l】は5AIL
’の進行方向を示す矢印、12は表面10にある粒子の
変位軌道であり、13は表14は深さふの位置にある粒
子の変位軌道である。
そして、おのおのの変位軌道12〜14に記載した矢印
は回転の方向を示すものである。第5図において述べた
よりな定在波は、第6図の矢印l】の方向に進行するS
AWと矢印1】と反対方向に進行するSAWの合成とし
て表わされる。その結果、粒子はほぼ表面lに垂直な深
さ方向の変位成分Utだけとなり、第5図のA −A’
力方向振動する。ただし、成分Utも0となる位置が表
面lに平行な方向にんごとに発生する。いずれにしても
、駆動用電極2,3から供給されたエネルギーは深さ方
向にも供給されるわけであり、波長λ0の深さまでに、
そのエネルギーの95チ程度が粒子の振動(および熱)
に変換されている。
なお、為の深さまでに、そのエネルギーの75%程度が
変換されている。
しかしながら、第5図に示した構成では検出用電極4,
5間のごく表面におけるB−8’方向の振動だけが有効
となるため、つまり、第6図における粒子の変位軌道1
2に関する部分だけが有効となるため、コリオリの力の
検出効率が悪く、エネルギーを無駄に消費していた。
さて、以下に本発明の一実施例を第、1図によシ説明す
る。
第1図は本発明の角速度センサにおけるSAWデバイス
であって、第5図と同一構成要素については同一番号を
記載したものである。ただし、SAWの伝搬速度が速く
なっているので、波長λが第5図の場合の波長λ。より
長くなっておシ、寸法が大きくなっている。図中のK)
はSAYデバイスの上面図であシ、(ロ)は(イ)のD
−ff断面図で、(ハ)は下面図である。圧電基板1の
上面10にSAW発生のための駆動用電極2,3がSA
Wのi波長(λ/2)間隔でくし形に蒸着されている。
また、検出用電極4,5がSAWの1波長λ間隔でくし
形に蒸着され、かつ、グレーλ ティング6、.6’、 7 、7’が5AW(Q丁の整
数倍の間隔でアレイ構成に蒸着されている。さらに本発
明においては、下面10′の位置に圧電基板1の中心面
に対して面対称となるように駆動用電λ 極22 、23がi間隔でくし形に蒸着され、また、検
出用電極u、25がλ間隔でくし形に蒸着され、かつ、
グレーティング26 、26’ 、 27 、27’が
区の整数倍の間隔でアレイ構成に蒸着されている。そし
て、圧電基板lの厚さaは−λ〜−λ程度に設定してい
る。
電極間の電気的接続に関しては、駆動用電極2と22を
接続し、駆動用電極3と詔を接続する。
また検出用電極5と筋を電気的に接続し、検出用電極冴
はこのSAWデバイスる収める金属製パッケージ(図示
せず)に接地する。駆動用電極2,3間に所定の交流電
圧が印加されると、圧電基板1の上面lOに5ATE’
が発生し、この発生したS、fFはグレーティング6.
6′と7,7′によりて反射されるので定在波となる。
同様に、駆動用電極22 、23間にも所定の交流電圧
が印加されるので、下面1ゲにSAWが発生し、この発
生したSAWはグレーティング26,2ダと27,2τ
によって反射されるので定在波となる。図中の右側に第
4図に対応させた角速度Ω、A−1方向、B −E1方
向を示す矢印を付記したが、各電極の位置が圧電基板l
の中心面に対して面対称となっているので、上面lOの
ある位置Pの粒子がA方向に変位したとすると、面対称
の位置P′(下面1σ上)の粒子は!方向に変位する。
今、駆動用電極2,3間に所定の交流電圧が印加された
とすると、上面10にSAWが発生し、検出用電極4,
5のそれぞれの先端方向の質量がA −A’力方向振動
する。この状態において、矢印で示した方向に角速度Ω
の回転が加わると、コリオリの力がB −B’力方向発
生する。したがって、ある時点1.においてB方向にコ
リオリの力が働いたとし、検出用電極4の先端部分の体
積が圧縮されて、正の電荷(十q)を電極4に発生させ
ると、検出用電極5の先端部分の体積は伸張されて負の
電荷(−q)を電極5に発生させる。この電荷qはコリ
オリの力に比例するものである。同様に、駆動用電極=
、23間に2゜3間と同一の交流電圧が印加されるので
、下面1ゲにSAWが発生し、検出用電極ア、25のそ
れぞれの先端方向の質量が7−A方向に振動する。
角速度Ωの回転が加わると、コリオリの力がI−B方向
に発生する。したがって、時点t、では1方向にコリオ
リの力が働き、検出用電極部の先端部分の体積が圧縮さ
れて、正の電荷(+q)を電極部に発生させ、また、検
出用電極スの先端部分の体積は伸張されて負の電荷(−
q)を電極部に発生させる。この結果、検出用電極4゜
冴間にコリオリの力に比例した電圧が発生する。
なお、第1図において、電極4 、5 、u、2Bのそ
れぞれの先端からSAWまでの距離は、角速度Ωが発生
していない状態において、SAWλ 07間隔にすることが効果的である。また、角速度Ωが
0の場合に生ずるSAW自身による電荷の影響は第5図
の説明と同じ理由によシ問題とならない。さらに、第1
図の実施例においては外乱振動を自己吸収することがで
きる。すなわち、外乱振動によって、検出用電極4,5
間の粒子と検出用電極ス、25間の粒子にB方向の外力
が加わったとすると、検出用電極4の先端部分の体積が
圧縮されて、正の電荷(+ q’ )を電極4に発生さ
せるが、検出用電極Uの先端部分の体積も圧縮されて、
正の電荷(+9’)を電極部に発生させるので、検出用
電極4,24間には電圧を生じない。
次に、第1図におけるSAWの粒子の変位軌道を第2図
に示し説明する。第2図は5AFE’が発生している上
面lOの位置Pと下面lゲの位置?の間における粒子の
変位軌道を示すものであって、(イ)は駆動用電極2,
3によって生じ、矢印11の方向に進む進行波に関する
ものであシ、(ロ)は駆動用電極22 、23によって
生じ、矢印1】の方向に進む進行波に関するものである
。また、に)は駆動用電極22 、23によって生じた
ものが、グレーティング27 、27’によって反射さ
れて矢印11′の方向に進むもの、つまシ反射波に関す
るものである。(ホ)は駆動用電極2,3によって生じ
たものが、グレーティング7.7′によって反射されて
矢印11′の方向に進む反射波に関するものである。そ
して、(ハ)は(イ)、(ロ)の進行波とに)、(ホ)
の反射波を合成した定在波に関するものである。
図中のイ)では、上面10において粒子は進行方λ 向に対して逆回転する楕円軌道を画き、−程度の深さの
ところから正回転する楕円軌道に変化する。そして、深
さ方向のエネルギー分布は上面lOにおける大きさから
指数関数的に減少する。
15は上面lOにある粒子の変位軌道であり、16はλ
   λ 上面10から深さ5”’−4(中心面)の位置にある粒
子の変位軌道、17は下面1ゲにある粒子の変位軌道で
ある。そして、変位軌道15〜17に記載した矢印は回
転の方向を示すものである。なお、実際には下面1a’
による反射が生じるものであるが、ここでは説明を簡単
にするために述べないことにする。以下、仲1〜(ホ)
に関しても同様でb7)。
図中の(ロ)では、駆動用電極器が電極2に対し、駆動
用電極詔が電極3に対して面対称に設けられているので
、粒子の変位軌道も面対称になシ、深さ方向のエネルギ
ー分布も同様に面対称となる。五8は下面ro’に6る
粒子の変位軌道であり、λ   λ 19は下面lグから深さi〜7(中心面)の位置にある
粒子の変位軌道、加は上面10にある粒子の変位軌道で
ある。図示するように、上面lOにある粒子の変位軌道
器は楕円形状が異なるものの、変位軌道15と同じ方向
に回転する。下面1G’の場合も同様に、変位軌道18
は変位軌道17と同じ方向に回転する。また、中心面の
位置にある粒子の変位軌道19は楕円形状が変位軌道1
6と同一で異なる方向に回転する。この結果、(イ)と
−)を合成した進行波における粒子の変位軌道は、上面
10と下面lゲにおいてはよシ大きな楕円軌道を画き、
中心面においては図の横方向(矢印11 、1)’の方
向)の直線軌道を画く。このことは、圧電基板lの表面
10 、10’ではSAWとなり、中心面では縦波とな
って進行することを表わしている。
図中のに)は、仲)に示した進行波に対する反射波での
変位軌道であり、変位軌道1&′は軌道18に対応し、
変位軌道1vは軌道is Fcs変位軌道20′は軌道
器に対応したものである。また同様に、図中の(ホ)は
、(イ)に示した進行波に対する反射波での変位軌道で
あり、変位軌道lダは軌道15 K対応し、変位軌道1
6′は軌道1s K s変位軌道17′は軌道17に対
応したものである。(イ)、(ロ)、(:4.(ホ)は
同一位置における変位軌道を示すものであり、これらの
変位軌道の合成が実際の変位軌道となる。
この状態を図中の(ハ)に示しているが、図示の如く、
上面10と下面10′の粒子の変位軌道21 、21’
は圧電基板lの表面(xo、xcr)に対して垂直な(
深さ)方向の直線軌道を画く。これは定在波を示すもの
である。なお、変位の方向は軌道21と軌道21’では
逆になる。そして、圧電基板1の深さ方向における粒子
の質量のほとんど全てが振動し、その振動がコリオリの
力の検出に有効となるので、エネルギーの無駄な消費が
なく、コリオリの力の検出効率が高いものとなる。
次に、第1図に示したSAWデバイスを駆動し、そして
角速度Ωを検出するための一回路構成を第3図に示して
説明する。
第3図において、四は第1図のSAWデバイスである。
JAFデバイス29の駆動用電極2(および22)は弱
度移相器32と発振用回路31に接続され、駆動用電極
3(および23)は弱度移相器32に接続される。弱度
移相器32はブリッジ回路と差動増幅器(図示せず。)
から構成されるもので、ブリッジ回路の一辺が駆動用電
極2゜3に接続される。9度移相器32の差動増幅器の
出力電圧VI2は発振用回路31と5.(Fバンドパス
フィルタ33に供給される。この結果として、発振用回
路31と弱度移相器32およびSAWデバイス9は自動
を発振器を構成するものである。
なお、発振用回路31は自動利得制御回路と差動出力製
増幅器を内蔵するものであって、この差動出力型増幅器
の一方の出力電圧’/1が前述の駆動用電極2と、9度
移相器32のブリッジ回路の第1の結線部に供給され、
他方の出力電圧F7’1が弱度移相器32のブリッジ回
路の第2の結線部に供給されるものである。このような
構成の自励型発振器は、SAWデバイス四を水晶発振子
に置き換えれば公知のものである。
また、SAWデバイス四の検出用電極翼はパッケージ2
81C接地され、検出用電極4はインピーダンス変換器
351IC接続される。インピーダンス変換器部の出力
電圧VS1は増幅器36に供給され、増幅器36の出力
電圧VS2はSAWバンドパスフィルタ34に供給され
る。SAWバンドパスフィルタあの出力電圧F53は同
期検波器37の掛算器側に供給される。一方、SAWバ
ンドパスフィルタ33の出力電圧VI3は掛算器J、3
9および周波数−電圧変換器43に供給される。掛算器
側は電圧VS3とVI3を掛算して、出力電圧VS4を
同期検波器370ローパスフイルタ40に供給する。ロ
ーパスフィルタ40は出力電圧VS5を割算器42に供
給する。掛算器39は電圧VIBを二乗して出力電圧V
I4をローパスフィルタ41に供給し、ローパスフィル
タ41は出力電圧VI5を割算器42に供給する。割算
器42は電圧VS5を電圧VI5で割算して出力電圧V
S6を掛算器偏に供給する。
そして、周波数−電圧変換器43は電圧VI3の周波数
Iを電圧V、JIC変換して掛算器祠に供給する。
掛算器Iは電圧VS6とr!を掛算して出力電圧VOを
出力端子45に供給する。なお、SAWバンド/寸スラ
スフィルタ3334は同一構成であって周波数f(また
は角周波数w = 2πf)の成分だけを出力するもの
である。また、掛算器圀、39も同一構成であり、さら
にローパスフィルタ菊、41も同一構成である。
今、第3図の回路構成に電力が供給されたとすると、5
Arrデバイス29はSAWを発生し、共振周波数fで
振動する。このとき、駆動用電極2,3間には第4図で
述べた式(6)で表わされる力FTJIC対応する電圧
VIOが発生している。つまり、 F、 6 oc−m r (J−Ω”)sin(wt)
+nrRΩ!となってお9、この電圧J’70が9度移
相器32によりて、匍度遅れ位相にされる。したがりて
、電圧VI2は次式で表わされる。
Vl2 o1!:tz r (w”−Ωり cot(w
t)+rmRΩ!この電圧VI2はSAWバンドパスフ
ィルタssヲ通って、次式で表わされる電圧VI3とな
る。
Vl 3 ae rnr (w”−〇すcap(wt)
一方、角速度Ωによるコリオリの力Fcによって検出用
電極4,24間に電圧VSOが発生する。
この電圧VS’Oはインピーダンス変換器工によって低
インピーダンスに変換され、電圧rslとして増幅器s
eK供給される。増幅器36は電圧”51を増幅して電
圧Fj2を、5,4FバンドパスフイルタUに供給し、
SAFバンドパスフィルタUは周波数fの成分である電
圧VS3を出力する。ここで、説明を簡単にするために
1駆動用電極2゜3間の質量(す、SAWの振幅(デ)
と同じ値に検出用電極4,5間の質量、SAWの振幅が
なっているとすると、電圧VS3は式(31で表わされ
るコリオリの力FcK対応し、次式で表わされる。
VB2 DC2@rwQaO#(wt)掛算器郭は電圧
VSBと’13を掛算し、次式で表わされる電圧VS4
をローパスフィルタ40に供給する。
VB2 ocsr(vl−jl”) cap(wt) 
・2rxrwΩC6# (w t )= ’l −一(
w”−〇すwQcop” (wQ= 2.2.2< 、
t−ΩすWΩ−、(l−1−CaJP(2af))= 
yi” 、+1(,1−ΩすWΩ(1+eoz(2wt
 ) )ローパスフィルタ40は角周波数(2w)よシ
も低い角周波数成分を通過させるものである。したがっ
て、ローパスフィルタφの出力電圧VS5は次式で表わ
される。
VB2 oc yi”r”(w”−〇すWΩところで、
第4図で説明したように、検出する角速度Ωに対して周
波数fを十分高い値に設定すると、つtb、W〉Ωに設
定すると、(−一が)は−に近似できる。例えば、Ω=
(LO1汐−Cとした場合に、!=10MH2とすれば
、w=2xf5 であシ、2πを360° と置き換え
るとWは約6.3X10’7pgcになる。したがって
、近似しても問題は生じない。そこで前記の式は次式で
表わされる。
VB2 oCm”r”−〇 ここで、質量風はSAWデバイス四の形状等で定まる値
であり、SAWの振幅rと角周波数−が一定であれば、
電圧VS5によって角速度Ωを検出できるわけである。
しかし、発振用回路31の自動利得制御回路によって(
tars”)を一定にするように試みても検出する角速
度Ωが小さい場合に対しては十分に一定にすることは実
際上困難であった。そこで、第3図の回路構成において
は掛算器39、ローパスフィルタ41、割算器42、周
波数−電圧変換器43、掛算器Uからなる補正回路を加
えている。
さて、掛算器39は電圧VI3を二乗して電圧VI4を
ローパスフィルタ41iC供給し、ローパスフィルタ4
1は電圧VI4から角周波数(2りよりも低い角周波数
成分だけを通過させる。したがりて、ローパスフィルタ
41の出力電圧VI5は次式で表わされる。
F75ccHm”r”(w”−Ωす! 中−風!、!W4 割算器42は電圧VS5をこの電圧VI5で割算し、次
式で表わされる電圧VS6を掛算器祠に供給する。
V56cxcrm”r”−Ω/+m272 m+4=2
8 一方、周波数−電圧変換器43は電圧VI3の周波数f
に比例した電圧r!を掛算器祠に供給する。
したがってrlは次式で表わされる。
FJF oc w 掛算器祠は電圧VS6とr、を掛算して電圧VQを出力
端子45に出力する。電圧Voは次式で表わされる。
rOOl−2−・W = 20 よって、電圧Voは角速度Ωにのみ比例する電圧となる
。(角速度Ωの向きは電圧Voの符号で示される。) なお、第3図の説明の過程において、駆動用電極2,3
間の質量(TI&)、SAWの振幅(r)と検出用電極
4,5間の質量(的、SAWの振幅(rつが同じ値にな
っているものとしたが、これらの関係は定数をXl、X
、とすると、m=f1m’  、  r=にrl のように表わされ、異なる値であっても何ら問題を生じ
ない。
また、第3図において、9度移相器32の出力電圧VI
2を発振用回路31に供給したが、SAWバンドフィル
タ33の出力電圧VI3を発振用回路31に供給するよ
うにして、自励型発振器を構成してもよい。
次に、本発明の第2の実施例を第7図に示し、簡単に説
明する。
第7図は本発明の角速度センサにおける第2のSAWデ
バイスであって、第1図と同一物は同一番号とする。図
において、第1図と異なる点はガード用電極5G 、 
51 、5ゲ、51′を圧電基板1の上面lOおよび下
面1G’に蒸着したことである。
ガード用電極父は駆動用電極2,3と検出用電極4の間
に設けられ、グレーティング6.6’。
7.7′の方向に対して、SAWの波長λの整数倍の長
さで蒸着される。また、ガード用電極5ゲは圧電基板1
の中心面に対して面対称の位置に設けられる。同様に、
ガード用電極51は駆動用電極2,3と検出用電極5の
間に設けられ、グレーティング6 、6’ 、 7 、
7’の方向に対して、SAWの波長λの整数倍の長さで
蒸着され、ガード用電極51′は圧電基板lの中心面に
対して面対称の位置に設けられる。それぞれのガード用
電極50 、 W 、 51 、51’は、このSAW
デバイスを収める金属製パッケージに接地する。
このようなガード用電極50 、50’ 、 51 、
51’を設けると、駆動用電極2 、3.22,23か
ら検出用電極4 、5.24.25へ直接つながる電気
的結合の影響が取シ除かれる。なお、グレーティング6
.6’、7,7’の方向の、ガード用電極50 、51
などの長さをSAWの波長λの整数倍に設定した理由は
、グレーティング6〜7′の方向に対して傾いた方向に
進行するSAWの影響がほぼ取り除けるためである。
次に、第1図または第7図に示したSAWデバイスから
角速度Ωを検出するための第2の回路構成を第8図に示
し、簡単に説明する。なお、説明の重複を避けるために
、5AFI’デバイスの検出用電極からSAWバンドパ
スフィルタuiでの構成を示す。この他の回路構成は第
3図と同一である。
第8図において、第3図と同一物は同一番号とする。四
は第1図または第7図のSAWデバイステする。SAW
デバイス四の検出用電極腕はパッケージ四の接地をはず
して、(SAWデバイスを収める金属製パッケージへの
接地をはずす。)インピーダンス変換器52に接続する
検出用電極5(および25)はSAWデバイスを収める
金属製パッケージ部に接地する。検出用電極4はインピ
ーダンス変換器35に接続される。
インピーダンス変換器35と52の出力電圧は差動増幅
器53に供給され、差動増幅器53の出力電圧はSAW
バンドパスフィルタ34に供給される。
SAWバンドパスフィルタU以後は第3図と同様である
。このような回路構成にすると、インピーダンス変換器
35 、52の特性が相殺されて、より安定な検出が可
能となる。
次に、本発明の第3の実施例を第9図に示し、簡単に説
明する。
第9図は本発明の角速度センサにおける第3のSAWデ
バイスであって、第7図と同一物は同一番号とする。図
において、第7図と異なる点は検出用電極5,25とガ
ード用電極51 、51’を取シ除いたことと、検出用
電極4.uの先端方向に振動吸収材54 、54’を塗
布したことである。
検出用電極5,25を取シ除いても、検出用電極4.2
4間にはコリオリの力に対応した電荷が得られる。この
理由は検出用電極4の先端部分の体積が圧縮されて正の
電荷(+ q’ )を電極4に発生させるときには、検
出用電極腕の先端部分の体積が伸張されておシ、負の電
荷(−q’ )を電極腕に発生させているためである。
また、振動吸収材54 、54’によりて、E −B’
力方向スプリアスがほぼ除去できる。
なお、第1図、第7図、第9図において、検出用11t
極4 、5.24.25の幅を細くすると、面対称とな
る電極間の静電容量が小さくなって検出電圧が大きくな
る。また、グレーティング部。
2σ、rr、rfは電極(金属)を蒸着するもの(スト
リップ型)としたが、グループ型やイオン打込み型でも
効果はかわらない。さらに、検出用電極4 、5.24
.25のB−E方向の長さは、SAYの波長λの整数倍
が好ましい。
さらに、本発明の第4の実施例を第10図に示し、簡単
に説明する。
第10図は本発明の角速度センサにおける第4のSAW
デバイスでありて、第7図と同一物は同一番号とする。
図において、第7図と異なる点は検出用電極ス、25を
、グレーティング27゜λ ゴの方向へSAWの一波長(−)ずらして蒸着したこと
である。このずらした検出用電極を図中に55 、56
で示す。検出用N極間は電極5と電気的に接続するとと
もに、このSAW’デバイスを収める金属製パッケージ
に接地する。また検出用電極56は電極4と電気的に接
続する。検出用電極56が電極4に対してグレーティン
グ71λ nの方向に丁ずれているので、電極56に発生する電荷
は電極4に発生する電荷と同相になる。
この利点は電極4,56間の静電容量と、電極5゜55
間の静電容量がなくなることである。
なお、第1図、第7図、第9図、第10図に示したよう
に、駆動用電極2の裏側に電極22を設け、駆動用電極
3の裏側に電極囚を設けるとともに、電極2と22、電
極3と囚を電気的に接続しているので、圧電基板lのS
AW発生部分においては圧電基板1の上面10tたは下
面10’にほぼ平行な電界しか発生せず、つまυ、面1
G 、 10’に垂直な方向の電界がほとんどないので
、スプリアスの発生が少なくなる。
また、圧電基板1の厚さδを一λ〜Tλとして説明して
きたが、■λ〜λとしても本発明は効果を有する。
なお、第10図において、検出用電極腕、25をグレー
ティング27,2τの方向にずらした電極55゜閏を示
したが、グレーティング26,2ダの方向へλ ずらしてもよく、ずらす長さも丁の奇数倍であれば、有
効である。
また、SAWデバイスの各電極、グレーティングについ
ては、図中に2対の場合だけを示したが、何対にするか
は設計上の問題である。
さらに1検出用電極4と5.24と郷、および55と5
6の先端方向の部分、つまり、中央部分にアレイ構成の
電極を蒸着して、検出用N極間のインピーダンスを下げ
てもよく、これも単に設計上の問題である。
なお、SAW’デバイスの駆動用電極とグレーティング
の位置を圧電基板の中心面に対して面対称の位置に設け
ることが好ましいが、上面または下面の一方の駆動用電
極とグレーティングを、個々に、あるいは共に、発生す
る5AWO伝搬方向に波長λの整数倍でずらして配置し
ても効果がある。同様に、上面または下面のどちらか一
方の駆動用電極をi波長(λ/2)の整数倍でずらして
配置し、これらの駆動用電極への印。
加電圧を逆極性にしても良い。つまシ、圧電基板の上下
面における粒子の変位方向が逆となるように駆動用電極
を設ければ効果がある。
また、第7図、第1O図のガード用電極50と51゜お
よびlと51′は、それぞれをつないで1本の電極とし
てもよく、その場合には駆動用電極、グレーティングに
対して角度を持たせる必要がある。ただし、1本の電極
にすると、発生する5ITE’に若干の擾乱が生じる。
、 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、1枚の圧電基板
の上面と下面に、表面弾性波を発生させる駆動用電極と
、発生した表面弾性波を反射するグレーティングを、そ
れぞれ圧電基板の中心面に対して面対称となる位置に設
けるとともに、表面弾性波に働くコリオリの力を検出す
るための検出用電極を圧電基板の上面と下面に設ける構
成を採用しているので、構造が簡単で量産性にすぐれ、
かつエネルギーの利用率の高い角速度センサを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による角速度センサの第1の実施例を示
す構成図、第2図は第1図における圧電基板の粒子の変
位軌道を示す模式的な断面図、第6図は第1図の5AF
E’デバイスを用いた第1の回路構成を示すブロック図
、第4図は本発明の詳細な説明するための図、第5図は
本発明による角速度センサの原理的な構成を示す斜視図
、第6図はレイリー波における粒子の変位軌道を示す模
式図、第7図は本発明の第2の実施例を示す構成図、第
8図は第1図のSAMJ’デバイスを用いた第2の回路
構成を示すブロック図、第9図は本発明の第6の実施例
を示す構成図、第10図は本発明の第4の実施例を示す
構成図である。 図において、 1・・・圧電基板     2 、3.22.23・・
・駆動用電極6 、6’ 、 7 、7’ 、26.2
8’、27.27’・・・グレーティング4 、5 、
u、25.55.56・・・検出用電極筒 1 図 婢2 図 姉3 図 篇4図 騎 550 第 6 図 第 712] 第8図 曽 第9図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 圧電基板と、前記圧電基板の上面および下面に
    設けられ、表面弾性波を発生する複数の駆動用電極およ
    びこの表面弾性波を反射するグレーティングと、前記圧
    電基板の上面および下面に設けられ、前記表面弾性波に
    働くコリオリの力を検出する複数の検出用電極を有する
    ことを特徴とする角速度センサ。
  2. (2) 特許請求の範囲第1項記載の角速度センサにお
    いて、駆動用電極およびグレーティングが、前記圧電基
    板の中心面に対して面対称となる位置に設けられている
    ことを特徴とする角速度センサ。
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