JPS61246934A - 光学ヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、例えば光デイスク装置等に用いられる光学ヘ
ッドに関する。

〔発明の技術゛的背景とその問題点〕

上記種の光学ヘッドとしては、従来、第８図および第９
図に示すように構成したものがある。すなわち、図中１
は半導体レーザー（光源）であり、この半導体レーザー
１から発せられたレーザー光束りはコリメートレンズ２
およびハーフプリズム３を順次通過した後対物レンズ４
によって情報記憶媒体５上に集束される。また、この情
報記憶媒体５から反射されたレーザー光束りは再び対物
レンズ４を通過してハーフプリズム３に戻される。

そして、このハーフプリズム３で反射されたレーザー光
束りは集光レンズ６およびシリンドリカルレンズ７を順
次介して４分割セル８ａ〜８ｂを備えた光検出器８上に
照射される。これにより、情報信号検出、トラックずれ
検出、および焦点ぼけ検出が行われるようになっている
。

また、上記光検出器８で検出されたトラックずれ検出信
号は信号処理回路９を介してトラッキング用駆動回路１
０に供給され、トラッキング用駆動回路１０はその信号
に応じてトラッキング用駆動装置１１１１を駆動し、対
物レンズ４をその径方向へ移動させる。また、上記光検
出器８で検出されたフォーカスずれ検出信号は信号処理
回路１２を介してフォー力ツシング用駆動回路１３に供
給され、フォー力ツシング用駆動回路１３はその信号に
応じてフォー力ッシング用駆動装Ｗ１１４を駆動し、対
物レンズ４をその光軸方向へ移動させるようになってい
る。

しかしながら、対物レンズ４を、その先軸方向に移動さ
せることによりフォー力ッシングを行ない、その径方向
に移動させることによりトラッキングを行うようにして
いる。

したがって、対物レンズ４をその光軸方向と径方向の２
方向にそれぞれ独立的に移動させる駆動装置が必要とな
り、その構造および調整が雌しい。

また、フォー力ッシングを対物レンズ４にて行なうと、
情報記憶媒体５についたごみ、傷、または外部からの振
動等でフォー力ツシング動作が行なえなくなり、瞬時に
対物レンズ４が動いて情報記憶媒体５と衝突する虞れが
ある。

〔発明の目的〕

本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、その目
的とするところは、トラッキングを集光手段にて、フォ
ー力ッシングを光源ブロックにてそれぞれ行なうことが
でき、以て、２方向への移動を行なうための駆動装置が
不用となり、その構造および調整が簡単となるばかりが
、集光手段をその光軸方向に移動させる必要がなく、フ
ォーカスずれを生じても集光手段が情報記憶媒体に衝突
する虞れがないようにした光学ヘッドを提供することに
ある。

〔発明の概要〕

本発明は、上記目的を達成するために、光源と、この光
源から発せられた光束を集光する集光レンズとを有し、
この集光レンズを通過した光束を収束光として射出する
ように構成した光源ブロックを光軸方向に移動させるこ
とにより、集光手段上の光軸から同一の距離にある点に
入射する光束の入射角を変化させ、これによりフォー力
ツシングを行なうようにしたことを特徴とするものであ
る。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図〜第７図を参照しなが
ら説明する。

第１図中２１は光源ブロックであり、この光源ブロック
２１は、発散性のレーザー光束りが発生される半導体レ
ーザー２１ａ（光源）と、この半導体レーザー２１ａか
ら発せられたレーザー光束りを集光する集光レンズ２１
ｂと、これら半導体レーザー２１ａおよび集光レンズ２
１ｂを一体的に支持するフレーム２１ｃとを有していて
、上記集光レンズ２１ｂを通過したレーザー光束りを収
束光として発する構成となっている。ここで、情報を情
報記憶媒体２２に書き込むに際しては、書き込むべき情
報に応じてその光強度が変調されたレーザー光束りが半
導体レーザー２１ａから発生され、情報を情報記憶媒体
２２から読み出す際には、一定の光強度を有するレーザ
ー光束りが半導体レーザー２１ａから発生される。そし
て、光源ブロック２１から発せられた発散性のレーザー
光束りはハーフプリズム２４に導かれ、このハーフプリ
ズム２４に導かれたレーザー光束しは、このハーフプリ
ズム２４を通過した後、対物レンズ（集光手段）２５に
入射され、この対物レンズ２５によって情報記憶媒体２
２に向けて集束される。ここで、光源ブロック２１は光
軸方向に移動可部に支持されており、また、対物レンズ
２５はその光軸に直交する方向（径方向）に移動可能に
支持されている。そして、光源ブロック２１および対物
レンズ２５がそれぞれ所定位置に位置されると、この対
物レンズ２５から発せられた集束性レーザー光束りのビ
ームウェストが情報記憶媒体２２上の所定のトラッキン
グガイド（図示しない。

）に投射され、最小ビームスポットがトラッキングガイ
ドに形成される。この状態において、光源プロツク２１
は合焦点状態に、対物レンズ２５は合トラック状態にそ
れぞれ保たれ、情報の書き込みおよび読み出しが可能と
なる。そして、情報を書き込む際には、光強度変調され
たレーデ−光束りによって情報記憶媒体２２上のトラッ
キングガイドにビットが形成され、情報を読み出す際に
は、一定の光強度を有するレーザー光束りが、トラッキ
ングガイドに形成されたビットによって光強度変調され
て反射される。

情報記憶媒体２２から反射された発散性のレーザー光束
しは、対物レンズ２５を介して再びハーフプリズム２４
に戻される。ハーフプリズム２４で反射したレーザー光
束りは、集光レンズ２６およびシリンドリカルレンズ２
７を順次介して第２図に示すような４分割セル２８ａ〜
２８ｄを備えた光検出器２８上に照射される。これによ
り、情報信号検出、トラックずれ検出、および焦点ぼけ
検出が行われるようになっている。

また、上記光検出器２８で検出されたトラックずれ検出
信号は信号処理回路２９を介してトラッキング用駆動回
路３０に供給され、トラッキング用駆動回路３０はその
信号に応じてトラッキング用駆動装置３１を駆動し、対
物レンズ２５をその径方向へ移動させる。また、上記光
検出器２８で検出されたフォーカスずれ検出信号は信号
処理回路３２を介してフォー力ツシング用駆動回路３３
に供給され、フォー力ツシング用駆動回路３３はその信
号に応じてフォー力ツシング用駆動装置３４を駆動し、
光源ブロック２１を光軸方向へ移動させるようになって
いる。

次に、対物レンズ２５をその径方向すなわちトラッキン
グ方向に移動させるトラッキング用駆動措置３１につい
て説明する。

第３図および第４図に示すように、対物レンズ２５は保
持枠３５に保持され、この保持枠３５は一端が固定され
た一対の平行板ばね３６．３６の他端に取付けられてい
る。したがって、対物レンズ２５は、矢印で示すように
、その径方向すなわちトラッキング方向に変位可能とな
っている。また、上記保持枠３５には可動磁性体３７が
設けられており、この可動磁性体３７の近傍にはこれを
取囲む状態でこの可動磁性体３７と共働する一対のヨー
ク３８．３８および一対の永久磁石３９゜３９が固定的
に配設されている。また、ヨーク３８．３８にはコイル
４０．４０が巻回されている。そして、コイル４０．４
０にトラックずれに対応した電流を流すことによって対
物レンズ２５をその径方向に所定量だけ移動させること
ができるようになっている。

次に、光源ブロック２１を光軸方向すなわちフォー力ツ
シング方向に移動させるフォー力ツシング用駆動装置（
光束状態変換手段）３４について説明する。

第５図および第６図に示すように、光源ブロック２１は
保持枠４１に保持され、この保持枠４１は一対の支持杆
４２．４２の一端に取付けられている。また、この支持
杆４２．４２の他端は中枠４３に固定されている。この
中枠４３は一対の渦巻状ばね４４，４４を介して外枠４
５に支持され、これにより光源ブロック２１は、矢印で
示すように、光軸方向に変位自在となっている。さらに
、中枠４３にはリング４６を介してコイル４７が装着さ
れ、一方、外枠４５には上記コイル４７と共働する永久
磁石４８およびヨーク４９．４９が取付けられている。

そして、コイル４７にフォーカスずれに対応した電流を
流すことにより光源ブロック２１をその光軸方向に所定
量だけ移動させることができるようになっている。

次に、フォー力ツシング動作について説明する。

第７図（ａ）に示す状態から、第７図（ｂ）に示すよう
に、光源ブロック２１を対物レンズ２５から遠ざけた場
合、対物レンズ２５を通過したレーザー光束りは対物レ
ンズ２５に近付いた位置で集光する。また、第７図（Ｃ
）に示すように、光源ブロック２１を対物レンズ２５に
近付けた場合、対物レンズ２５を通過したレーザー光束
りは対物レンズ２５から離れた位置で集光する。すなわ
ち、光源ブロック２１を光軸方向に移動させることによ
り、対物レンズ２５上の光軸から同一の距離にある点に
入射するレーザー光束りの入射角が変化し、これにより
レーザー光束りの対物レンズ２５によって集光される位
Ｉが光軸方向に前後する。

したがって、情報記憶媒体２２が対物レンズ２５に近付
いたときは、光源ブロック２１を対物レンズ２５から遠
ざけ、情報記憶媒体２２が対物レンズ２５から遠ざかっ
たときは光源ブロック２１を対物レンズ２５に近付ける
ことにより合焦点状態を保持することができる。

以上の構成によれば、光源ブロック２１を光軸方向に移
動させることにより、対物レンズ２５上の光軸から同一
の距離にある点に入射するレーザー光束の入射角を変化
させ、これによりフォー力ッシングを行なうようにした
ので、トラッキングを対物レンズ２５にて、フォー力ツ
シングを光源ブロック２１にてそれぞれ行なうことがで
きる。

したがって、それぞれの駆動装置３１．３４は１方向の
みへの移動を行なうものでよいため、その構造および調
整が簡単となる。また、対物レンズ２５をその先軸方向
に移動させる必要がないので、フォーカスずれを生じて
も対物レンズ２５が情報記憶媒体２２に衝突する虞れが
ない。

〔発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、集束光を用い情報
記憶媒体に対して少なくとも情報を読取ることが可能な
光学ヘッドにおいて、光源ブロックと、この光源ブロッ
クから発せられた光束を上記情報記憶媒体上に集光する
集光手段と、上記情報記憶媒体から射出された光束を検
出する光検出器と、上記集光手段上の光軸から同一の距
離にある点に入射する光束の入射角を変化させる入射角
可変手段とを具備し、上記光源ブロックは、光源と、こ
の光源から発せられた光束を集光する集光レンズとを有
し、この集光レンズを通過した光束を収束光として射出
する構成とし、上記入射角可変手段は、上記光源ブロッ
クを移動させる構成としたから、トラッキングを集光手
段にて、フォー力ッシングを光源ブロックにてそれぞれ
行なうことができ、以て、２方向への移動を行なうため
の駆動装置が不用となり、その構造および調整が簡単と
なるばかりか、集光手段をその光軸方向に移動させる必
要がなく、フォーカスずれを生じても集光手段が情報記
憶媒体に衝突する虞れがない等の優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第７図は本発明の一実施例を示すもので、第１
図は光学ヘッドを概略的に示す構成図、第２図は光検出
器を示す正面図、第３図はトラッキング用駆動装置を示
す平面図、第４図は同じくトラッキング用駆動装置を示
す断面図、第５図はフォー力ツシング用駆動装置を一部
断面にして示す平面図、第６図は同じくフォー力ツシン
グ用駆動装置を示す断面図、第７図はフォー力ツシング
動作の説明図、第８図および第９図は従来例を示すもの
で、第８図は光学ヘッドを概略的に示す構成図、第９図
は光検出器を示す正面図である。 ２１・・・光源ブロック、２１ａ・・・光？［Ｉ（半導
体レーザー）、２１ｂ・・・集光レンズ、２２・・・情
報記憶媒体、２５・・・集光手段（対物レンズ）、２８
・・・光検出器、３４・・・入射角可変手段（フォー力
ツシング用駆動装置）。 出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第１ｊｌｉｉｌ 第２図 １５Ｃ：ｊ６（１ 第３図 第４１！ａ 第５図 第６図 第７図 １ｃ 第８図 第９図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）集束光を用い情報記憶媒体に対して少なくとも情
   報を読取ることが可能なものにおいて、光源ブロックと
   、この光源ブロックから発せられた光束を上記情報記憶
   媒体上に集光する集光手段と、上記情報記憶媒体から射
   出された光束を検出する光検出器と、上記集光手段上の
   光軸から同一の距離にある点に入射する光束の入射角を
   変化させる入射角可変手段とを具備し、上記光源ブロッ
   クは、光源と、この光源から発せられた光束を集光する
   集光レンズとを有し、この集光レンズを通過した光束を
   収束光として射出する構成とし、上記入射角可変手段は
   、上記光源ブロックを移動させる構成としたことを特徴
   とする光学ヘッド。
2. （２）入射角可変手段は、光源ブロックをその光軸方向
   に移動させる構成としたことを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載の光学ヘッド。