JPS61245917A - ロ−ラレベラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分計〉 本発明は、圧延機で圧延さｎた金属帯板に繰返し曲げを
与えることによって内部残留応力を除去し、その形状を
矯正するローラレベラに関するものである。

〈従来の技術〉 通常、圧延機で圧延さｎた板製品は、その製錬や圧延経
緯の他に不均一な温度分布等に起因して、圧延時または
冷却時に板材の長手方向および幅方向にｋｒて内部残留
応力が不均一となり、その結果、中伸びや耳波あるいは
片波等の局部歪みを生じ、形状不良の欠陥が発生Ｔる。

そこで、これらの歪みを板材の熱間または冷間状態で矯
正するため、各種の形式のｏ　−ラレベラが使用さｎて
いる。こｎらのローラレベラは、複数個のローラが帯板
を挾んでその進行方向に沿って上下に千鳥状に配置さｎ
。

帯板を通板しながら上下方向に繰返し曲げを与えて帯板
各部の曲率を均一化させた後、繰返し曲げの曲率を零と
することにより、帯板の歪みを矯正すると共に残留応力
を除去するものである。

第３図は、このような従来のローラレベラの一例として
、最も広く使用さｎている四段式ｏ　−５レベラの構造
を示して詣り、このローラレベラでは上下に千鳥状に配
列したそｎぞｎ複数個の同一径、同一ピッチの上レベリ
ングロールｌと同じく同一径、同一ピッチの下レベリン
グロール２とで帯板Ａを挾み、該帯板Ａを図中、左方向
に送り込んで上下方向に繰シ返し曲げを与えるようにし
ている。上下のレベリングロール１．２はそｎぞｎ上下
のバックアップａ−ル３，４で押圧力が補償さｎて−Ｊ
３ｂ、帯板の矯正条件に応じて圧下量（上下のレベリン
グロール１，２の重なり量、すなわちインターメツシュ
）’Ｆｅ１−ル＋支持しているホルダ５を傾斜するなど
して所要値に設定して矯正を行うものである。そして、
従来のローラレベラは薄板用、厚板用そｎぞｎ専用機と
なってお９１分けて設置さｎている。

因に、第３図においていえば、帯板人の材質：１００’
ｆ／−経材、板厚：Ｔ＝５ｗ以上、ピッチ：Ｐ＝２８０
ｍ、レベリングロール直径：　ｄ＝２７０■、圧下刃：
６００ｔである。

（発明が解決しようとＴる問題点〉 レベリングロールの直径ｄおよびレベリングクールのピ
ッチＰは、被矯正材である帯板Ａの仕様から、レベリン
グロール軸、駆動系の伝達トルク、バックアップロール
の負荷容量および薄板材に対Ｔる矯正効果を考慮して可
能な限９小さなレベリングロール径ｄおよびレベリング
ロールピッチＰを選定する必要がある。しかし、厚板材
では矯正反力が大きくなるため、レベリングロール軸、
駆動系の伝達トルク、バックアップロールの負荷容量を
大きくとる必要があシ、レベリングロール径ｄおよびレ
ベリングロールピッチＰｆ小さくすることができない。

したがって、取シ扱う板厚の範囲が非常に広い場合には
、１台のローラレベラで薄板材から厚板材まで矯正する
ことは困難である。このため、前述した如く、従来のロ
ーラレベラは薄板用、厚板用の２台に分けて設置さｎて
いる。

したがって、ローラレベラを２台設置するためには広い
スペースが必要となり、スペース上で２台のローラレベ
ラを設置することが不可能となるという問題がある。ま
た、２台設置するには設備費が高くなるという問題もあ
る。

本発明は、上記問題点に鑑みてなさｎたものであシ、１
台で薄板材にも厚板材にも適用できるようにして、設置
スペースの縮減、設備費の低減化を図ったローラレベラ
を提供Ｔることを目的とするものである。

く問題点を解決するための手段〉 上記問題点を解決するため、本発明の構成は、帯板を上
下から挾圧する複数個のレベリングロールを配するロー
ラレベラにおいて、前記レベリングロールの径を少なく
とも・２種にすると共に、６径ごとに前記帯板の進行方
向に沿って順に配したことを特徴としている。

〈作　　　用〉 上記構成とすることによシ、直径の異なるレベリングロ
ールを大きさの順に配置し、薄板材は小レベリングロー
ル側から通板し、厚板材は大レベリングロール側から通
板させて矯正を行うようにしたものである。

く実　施　例〉 以下、本発明の実施例を、本発明に係る機構擬念図であ
る第１図および第２図に基づいて説明Ｔる。

第１図（ａ）、　Ｑ））は、本発明に係る第１実施例を
示すもので、同図に詔いて、小径レベリングロール１１
は４本、中径レベリングクール１２は３本、大径レベリ
ングロール１３は４本の合計レベリングクール１１本の
ローラレベラが示さｎている。軽負荷でレベリングする
薄板材Ｂは小径レベリングロール１１側から通板するが
、強圧下をかける必要のあるレベリングロールは、収入
側から３〜４本程度であり、その他のレベリングロール
については僅かに大きなものであっても矯正効果におい
ては影イがない。

重負荷でレベリングする厚板材Ｃは大径レベリングロー
ル１３側から通板するが、負荷の大きいレベリングロー
ルは、収入側から３〜４本種度である。中径レベリング
ロール１２および小径レベリングロール１１は基本的に
は強変上の問題で強圧下をかけることはできないが、軽
圧下で使用する程度であｎば強度的に特に問題はない。

矯正効果の面では大径レベリングロール１３に中径レベ
リングロール１２および小径レベリングロール１１を加
えた有効クール本数が７〜９本権度で運転す几ば矯正効
果も充分得ることができる。すなわち、坂出側の小径レ
ベリングロール１１の数本については圧下量かけず無負
荷の状態で運転する。

以上により、１台のａ−テレベラで薄板材、厚板材の両
者の矯正が可能とすることができる。

なお、本実施例におｈては、板材Ｂ、　　Ｃの材質：１
００Ｋｒ／−板材、板厚：　Ｔｔ＝　５〜ｌＯ■、Ｔコ
；２〇−以上、ピッチ：ｆ”、＝２８０−１Ｐｚ２９０
　ｗｍ、Ｐ事＝３００■ｖ　Ｐ４　””’　３１５−＊
ロール径：　Ｄｔ＝２７０−、　Ｄｘ＝　２９０φ、Ｄ
ｓ；３１５φ、圧下刃：薄板材、１００〜３００ｔ、厚
板材、最大２０００　ｔである。

第２図（ａ）、　（ｂ）ｆｉ第２実施例を示すもので、
同図において、小径レベリングロール２１は６本、中径
レベリングロール２２は３本、大径レベリングロール２
３は４本の合計レベリングミー４１３本のａ−テレベラ
が示さｎている。この第２実施例にお−ても、その作用
効果は第１実施例と同様である。そして、この第２実施
例においては、板材Ｂ、Ｃの材質：１００Ｋｔ／−経材
、板厚：　Ｔｓ＝　５〜１Ｏ−１Ｔ冨＝２０−以上、ピ
ッチ：Ｐｓｔ＝２８０電。

Ｐｓｓ＝　　２９５ｍ、　　Ｐｔｓ　＝３２５ｍｍ、　
　ＰＩ３　＝３４０箇、ロール径二Ｄ４＝　２７０φ、
Ｄｓ＝３００φ。

Ｑ、＝３３Ｑφ、圧下刃：薄板材、１００〜３００ｔ、
厚板材、最大２０００　ｔである。

以上の２実施例においては、レベリングロール径を大中
小の３種類とした例を示しているが、２ｗ１類、４種類
等で４よく、マた、レベリングロールごとに変えてもよ
いものである。また、レベリングロールの数は、１１本
と１３本の場合を示したが、とｎにおいてもそｎらの本
数に限定さｎるものではない。なお、圧下量をホルダ８
傾斜して調整するようにすｎば、操作が簡単で至便であ
る。

〈発明の効果〉 以上述べた如く、本発明によｎば、１台のａ−テレベラ
で薄板材、厚板材の両方の矯正が可能となシ、設置スペ
ースの縮減、設備費の低減等の効果が得らｎる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は、本発明に係る第１実施例の薄板の場合
の機構概念図、第１図伽）は厚板の場合の機構概念図、
第２図（ａ）は第２実施例の薄板の場合の機構概念図、
第２図（ｂ）は厚板の場合の機構概念図、第３図は従来
のａ−テレベラの機構概念図である。 また１図中の符号で、１１は小径レベリングロール、１
２ｔ；！中径レベリングロール、１３は大径レベリング
ロール、２１は小径レベリングｃｔ　−ル、２２Ｆｉ中
径レベリングａ−ル、２３は大径レベリングロール、Ｂ
は薄板材、Ｃは厚板材である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 帯板を上下から挾圧する複数個のレベリングロールを配
   するローラレベラにおいて、前記レベリングロールの径
   を少なくとも２種にすると共に、各径ごとに前記帯板の
   進行方向に沿つて順に配したことを特徴とするローラレ
   ベラ。