JPS61244675A - 自動車の前部車体構造 - Google Patents
自動車の前部車体構造Info
- Publication number
- JPS61244675A JPS61244675A JP8774085A JP8774085A JPS61244675A JP S61244675 A JPS61244675 A JP S61244675A JP 8774085 A JP8774085 A JP 8774085A JP 8774085 A JP8774085 A JP 8774085A JP S61244675 A JPS61244675 A JP S61244675A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel apron
- reinforcement
- door
- longitudinal direction
- impact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、自動車の前部車体構造に関し、更に詳しくは
、自動車の車体前部におけるホイールエプロンおよびド
アの補強構造に関するものである。
、自動車の車体前部におけるホイールエプロンおよびド
アの補強構造に関するものである。
（従来技術）
自動車の車体前部において、ホイールエプロン補強用の
ポイールエプロンレインフォースメントがフロントドア
上端に設けたインパクトバーと同一線上になるように配
設して、自動車玉突時における衝撃荷重を車体後方へ伝
え、車室の変形を防止するようにしたものが提案されて
いる（実公昭５４−３４５２号公報参照）。
ポイールエプロンレインフォースメントがフロントドア
上端に設けたインパクトバーと同一線上になるように配
設して、自動車玉突時における衝撃荷重を車体後方へ伝
え、車室の変形を防止するようにしたものが提案されて
いる（実公昭５４−３４５２号公報参照）。
ところが、上記公知例の如くドアインパクトバーをドア
の上端に配設すると、ドア中央部の強度が不足し、側方
からの衝撃力に弱くなり、側突時における車室変形に対
処しきれないという問題がある。
の上端に配設すると、ドア中央部の強度が不足し、側方
からの衝撃力に弱くなり、側突時における車室変形に対
処しきれないという問題がある。
（発明の目的）
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、自動車玉
突時における衝撃エネルギーを有効に車体後方に伝えて
、車室変形を防止するとともに、自動車側突時における
車室変形にも対処し得るようにすることを目的とするも
のである。
突時における衝撃エネルギーを有効に車体後方に伝えて
、車室変形を防止するとともに、自動車側突時における
車室変形にも対処し得るようにすることを目的とするも
のである。
（目的を達成するための手段）
本発明では、上記目的を達成するための手段として、エ
ンジンルームの側壁を形成するホイールエプロン外面に
設けられ、後端がフロントドアを開閉自在に支持するヒ
ンジピラーの上下方向略中央部に固定されて車体前後方
向に延びる閉断面を形成するホイールエプロンレインフ
ォースメントと、前記フロントドア内部に設けられ、そ
の前後端に接合され且つドアの上下方向中央部で車体前
後方向に延びるインパクトバーとを略同一線上に位置せ
しめている。
ンジンルームの側壁を形成するホイールエプロン外面に
設けられ、後端がフロントドアを開閉自在に支持するヒ
ンジピラーの上下方向略中央部に固定されて車体前後方
向に延びる閉断面を形成するホイールエプロンレインフ
ォースメントと、前記フロントドア内部に設けられ、そ
の前後端に接合され且つドアの上下方向中央部で車体前
後方向に延びるインパクトバーとを略同一線上に位置せ
しめている。
（作 用）
本発明では、上記手段によって次のような作用が得られ
る。
る。
（１）ホイールエプロンレインフォースメントとドアイ
ンパクトバーとを同一線上に位置せしめたことにより、
自動車側突時の衝撃エネルギーが有効に車体後方に伝え
られる。
ンパクトバーとを同一線上に位置せしめたことにより、
自動車側突時の衝撃エネルギーが有効に車体後方に伝え
られる。
（２） ドアインパクトバーをフロントドアの上下方向
略中央部に配置したことにより、フロントドアが側方か
らの衝撃力に強くなる。
略中央部に配置したことにより、フロントドアが側方か
らの衝撃力に強くなる。
（実施例）
以下、添付の図面を参照して、本発明の好適な実施例を
説明する。
説明する。
本実施例の自動車は、車体１の前部においてエンジンル
ームの側壁を形成するホイールエプロン３が車体後方に
向うに従って高くなるような構造を有している。
ームの側壁を形成するホイールエプロン３が車体後方に
向うに従って高くなるような構造を有している。
該ホイールエプロン３の上部外面には、ホイールエプロ
ン３の剛性強化のために車体前後方向に延びる板状のレ
インフォースメンドパネル４糸接合されている。該レイ
ンフォースメンドパネル４は、その上端縁に突設した横
向きフランジ部４ａの一部（即ち、前端部）をホイール
エプロン３の上端縁に突設した横向きフランジ部３ａに
接合するとともに、その全面をホイールエプロン３の前
後端間に全面接合することによって取付けられている。
ン３の剛性強化のために車体前後方向に延びる板状のレ
インフォースメンドパネル４糸接合されている。該レイ
ンフォースメンドパネル４は、その上端縁に突設した横
向きフランジ部４ａの一部（即ち、前端部）をホイール
エプロン３の上端縁に突設した横向きフランジ部３ａに
接合するとともに、その全面をホイールエプロン３の前
後端間に全面接合することによって取付けられている。
前記レインフォースメンドパネル４の前端から所定間隔
を隔てた後方には、該レインフォースメンドパネル４と
共に車体前後方向に延びる第１の閉断面７を形成する第
１のホイールエプロンレインフォースメントロが接合さ
れている。該ホイールエプロンレインフォースメントロ
は、その上端縁に突設した横向きフランジ部６ａを前記
レインフォースメンドパネル４上端の横向きフランジ部
４ａに接合するとともに、その前端縁および下端縁に延
設された縦向きフランジ部６ｂおよび６ｃを前記レイン
フォースメンドパネル４に接合することによって取付け
られており、その後端縁６ｄは、フロントドア２を開閉
自在に支持するヒンジピラー５に固定されている。なお
、このホイールエプロンレインフォースメントロには、
補強リブ８および作業穴９が形成されている。
を隔てた後方には、該レインフォースメンドパネル４と
共に車体前後方向に延びる第１の閉断面７を形成する第
１のホイールエプロンレインフォースメントロが接合さ
れている。該ホイールエプロンレインフォースメントロ
は、その上端縁に突設した横向きフランジ部６ａを前記
レインフォースメンドパネル４上端の横向きフランジ部
４ａに接合するとともに、その前端縁および下端縁に延
設された縦向きフランジ部６ｂおよび６ｃを前記レイン
フォースメンドパネル４に接合することによって取付け
られており、その後端縁６ｄは、フロントドア２を開閉
自在に支持するヒンジピラー５に固定されている。なお
、このホイールエプロンレインフォースメントロには、
補強リブ８および作業穴９が形成されている。
このホイールエプロンレインフォースメントロの接合に
より、ホイールエプロン３の剛性が更に強化される。
より、ホイールエプロン３の剛性が更に強化される。
更に、前記ホイールエプロンレインフォースメント６の
前端から所定間隔を隔てた後方であって、前記レインフ
ォースメンドパネル４の後部上方位置には、前記ホイー
ルエプロン３と共に車体前後方向に延びる第２の閉断面
１１を形成する第２のホイールエプロンレインフォース
メントＩＯが接合されている。該ホイールエプロンレイ
ンフォースメントＩＯは、その上端縁および下端縁に突
設された横向きフランジ部１０ａおよび１０ｂをホイー
ルエプロン３上端の横向きフランジ３ａおよびレインフ
ォースメンドパネル４上端の横向きフランジ部４ａにそ
れぞれ接合するとともに、その前端縁に延設した縦向き
フランジ部１０ｃをホイールエプロン３に接合すること
によって取付けられており、その後端縁１０ｄは前記ヒ
ンジピラー５に固定されている。従って、この第２の閉
断面１１は、前記第１のホイールエプロンレインフォー
スメントロとレインフォースメンドパネル４との間に形
成された第１の閉断面７とレインフォースメンドパネル
４上端の横向きフランジ４ａを介し′て上下に重合せし
められている。なお、この第２のポイールエプロンレイ
ンフォースメントＩＯにも、補強リブ１２および作業穴
１３が形成されている。
前端から所定間隔を隔てた後方であって、前記レインフ
ォースメンドパネル４の後部上方位置には、前記ホイー
ルエプロン３と共に車体前後方向に延びる第２の閉断面
１１を形成する第２のホイールエプロンレインフォース
メントＩＯが接合されている。該ホイールエプロンレイ
ンフォースメントＩＯは、その上端縁および下端縁に突
設された横向きフランジ部１０ａおよび１０ｂをホイー
ルエプロン３上端の横向きフランジ３ａおよびレインフ
ォースメンドパネル４上端の横向きフランジ部４ａにそ
れぞれ接合するとともに、その前端縁に延設した縦向き
フランジ部１０ｃをホイールエプロン３に接合すること
によって取付けられており、その後端縁１０ｄは前記ヒ
ンジピラー５に固定されている。従って、この第２の閉
断面１１は、前記第１のホイールエプロンレインフォー
スメントロとレインフォースメンドパネル４との間に形
成された第１の閉断面７とレインフォースメンドパネル
４上端の横向きフランジ４ａを介し′て上下に重合せし
められている。なお、この第２のポイールエプロンレイ
ンフォースメントＩＯにも、補強リブ１２および作業穴
１３が形成されている。
上記構成により、ホイールエプロン３は、該ホイールエ
プロン３とレインフォースメンドパネル４とのみが接合
された前端部と、ホイールエプロン３に接合されたレイ
ンフォースメンドパネル４に更に第１のホイールエプロ
ンレインフォースメントロが接合されて第１の閉断面７
を形成している中間部と、前記レインフォースメンドパ
ネル４の後部上方においてホイールエプロン３に第２の
ホイールエプロンレインフォースメント１０が接合され
て前記第１の閉断面７と上下に重合する第２の閉断面１
１を形成している後端部とが段階的に剛性強化された状
態で補強されている。
プロン３とレインフォースメンドパネル４とのみが接合
された前端部と、ホイールエプロン３に接合されたレイ
ンフォースメンドパネル４に更に第１のホイールエプロ
ンレインフォースメントロが接合されて第１の閉断面７
を形成している中間部と、前記レインフォースメンドパ
ネル４の後部上方においてホイールエプロン３に第２の
ホイールエプロンレインフォースメント１０が接合され
て前記第１の閉断面７と上下に重合する第２の閉断面１
１を形成している後端部とが段階的に剛性強化された状
態で補強されている。
かかる車体構造の自動車が正文すると、その際の衝撃エ
ネルギーは、ホイールエプロン３において剛性の異なる
前端部、中間部および後端部において順次効果的に吸収
され、ヒンジピラー５へ作用する衝撃力が大巾に緩和さ
れるのである。
ネルギーは、ホイールエプロン３において剛性の異なる
前端部、中間部および後端部において順次効果的に吸収
され、ヒンジピラー５へ作用する衝撃力が大巾に緩和さ
れるのである。
一方、前記ヒンジピラー５にヒンジ１４．１４を介して
開閉自在に支持されたフロントドア２内部には、その前
後端で接合され且つドア２の上下方向略中央部で車体前
後方向に延びるインパクトパー１５が設けられている。
開閉自在に支持されたフロントドア２内部には、その前
後端で接合され且つドア２の上下方向略中央部で車体前
後方向に延びるインパクトパー１５が設けられている。
該インパクトパー１５は第３図図示の如く、ドアアウタ
パネル１６の内面に充填材２４を介して当接する平板部
材Ｉ５ａと断面ハツト状の樋状部材１５ｂとで閉断面１
７を形成し、該閉断面１７の前後方向中央部に補強部材
１８を介設して構成されており、フロントドア２に作用
する前後方向あるいは側方からの衝撃に耐えるべき補強
作用をなすものである。
パネル１６の内面に充填材２４を介して当接する平板部
材Ｉ５ａと断面ハツト状の樋状部材１５ｂとで閉断面１
７を形成し、該閉断面１７の前後方向中央部に補強部材
１８を介設して構成されており、フロントドア２に作用
する前後方向あるいは側方からの衝撃に耐えるべき補強
作用をなすものである。
而して、前記第１のホイールエプロンレインフォースメ
ントロと、フロントドア２のインパクトパー１５とは、
略同一線上に位置せしめられている。
ントロと、フロントドア２のインパクトパー１５とは、
略同一線上に位置せしめられている。
かく構成することによって、自動車玉突時の衝撃エネル
ギーがホイールエプロンレインフォースメントロおよび
インパクトパー１５を介して車体後方へ有効に伝えられ
ることとなり、車室変形が未然に防止されるのである。
ギーがホイールエプロンレインフォースメントロおよび
インパクトパー１５を介して車体後方へ有効に伝えられ
ることとなり、車室変形が未然に防止されるのである。
図面中、符号１９はサイドフレーム、２０はダッシュパ
ネル、２１はサイドシル、２２はサスペンションタワー
、２３はドアインナパネルである。
ネル、２１はサイドシル、２２はサスペンションタワー
、２３はドアインナパネルである。
（発明の効果）
叙上の如く、本発明によれば、ホイールエプロンを補強
するポイールエプロンレインフォースメントと、フロン
トドアを補強するインパクトパーとが略同一線上に位置
するように設けたので、自動車玉突時における衝撃エネ
ルギーがホイールエプロンレインフォースメントおよび
インパクトパーを介して車体後方に有効に伝えられるこ
ととなり、車室変形を未然に防止することができるとい
う優れた効果がある。
するポイールエプロンレインフォースメントと、フロン
トドアを補強するインパクトパーとが略同一線上に位置
するように設けたので、自動車玉突時における衝撃エネ
ルギーがホイールエプロンレインフォースメントおよび
インパクトパーを介して車体後方に有効に伝えられるこ
ととなり、車室変形を未然に防止することができるとい
う優れた効果がある。
又、インパクトパーをフロントドアの上下方向中央部に
配置しているので、フロントドアが剛性強化されること
となり、車体側方からの衝突による単室変形を防止する
こともできる。
配置しているので、フロントドアが剛性強化されること
となり、車体側方からの衝突による単室変形を防止する
こともできる。
第１図は、本発明の実施例にかかる自動車の前部車体構
造を示す概略側面図、第２図（イ）、（ロ）。 （ハ）は第１図のＡ、−Ａ、Ｂ−Ｂ、Ｃ−Ｃ拡大断面図
、第３図は第１図のＤ−Ｄ拡大断面図である。 ２・・・・・フロントドア ３・・・・・ホイールエプロン ５・・・・・ヒンジピラー ６・・・・・ホイールエプロンレインフォースメンド ア・・・・・閉断面 １５・・・・インパクトバー ｅ） 区 へ 派
造を示す概略側面図、第２図（イ）、（ロ）。 （ハ）は第１図のＡ、−Ａ、Ｂ−Ｂ、Ｃ−Ｃ拡大断面図
、第３図は第１図のＤ−Ｄ拡大断面図である。 ２・・・・・フロントドア ３・・・・・ホイールエプロン ５・・・・・ヒンジピラー ６・・・・・ホイールエプロンレインフォースメンド ア・・・・・閉断面 １５・・・・インパクトバー ｅ） 区 へ 派
Claims (1)
- １、エンジンルームの側壁を形成するホイールエプロン
と、フロントドアを開閉自在に支持するヒンジピラーと
、前記ホイールエプロン外面に設けられ、後端が前記ヒ
ンジピラーの上下方向略中央部に固定されて車体前後方
向に延びる閉断面を形成するホイールエプロンレインフ
ォースメントとからなり、前記フロントドア内部には、
その前後端に接合され且つドアの上下方向略中央部で車
体前後方向に延びるインパクトバーが設けられており、
前記ホイールエプロンレインフォースメントとインパク
トバーとが略同一線上に設けられていることを特徴とす
る自動車の前部車体構造。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8774085A JPS61244675A (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | 自動車の前部車体構造 |
| US06/854,592 US4669777A (en) | 1985-04-23 | 1986-04-22 | Front body structure for front engine type motor vehicle |
| EP86105638A EP0200154B1 (en) | 1985-04-23 | 1986-04-23 | Front body structure for front engine type motor vehicle |
| DE8686105638T DE3672665D1 (de) | 1985-04-23 | 1986-04-23 | Vorderwagenaufbau fuer ein frontmotorfahrzeug. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8774085A JPS61244675A (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | 自動車の前部車体構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61244675A true JPS61244675A (ja) | 1986-10-30 |
| JPH0565397B2 JPH0565397B2 (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=13923322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8774085A Granted JPS61244675A (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | 自動車の前部車体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61244675A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4692516B2 (ja) * | 2007-06-01 | 2011-06-01 | 日産自動車株式会社 | 車体前部骨格構造 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS543452U (ja) * | 1977-06-10 | 1979-01-10 |
-
1985
- 1985-04-23 JP JP8774085A patent/JPS61244675A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS543452U (ja) * | 1977-06-10 | 1979-01-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0565397B2 (ja) | 1993-09-17 |
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