JPS6124405Y2 - - Google Patents

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JPS6124405Y2
JPS6124405Y2 JP1980190628U JP19062880U JPS6124405Y2 JP S6124405 Y2 JPS6124405 Y2 JP S6124405Y2 JP 1980190628 U JP1980190628 U JP 1980190628U JP 19062880 U JP19062880 U JP 19062880U JP S6124405 Y2 JPS6124405 Y2 JP S6124405Y2
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JP
Japan
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molding
adhesive
plate glass
leg
frame
Prior art date
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JP1980190628U
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JPS57111615U (ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のフロントガラス、リアガラス
など、板ガラスを接着剤により固定する構造に関
する。
既知の通り、車体開口フレーフへ板ガラスを装
着した場合、そのガラス周縁の装飾はモールによ
つて行なわれるが、通常では車体外表面あるいは
ガラス面上への接着剤のはみ出し防止のため上記
モールにより接着部が密閉された構造となつてい
る(新編・自動車工学ハンドブツク:図書出版社
発行を参照)。
こうして密閉した場合、板ガラス、モール等の
組みつけ状態はよくなるが、板ガラスとフレーム
との間に介在された接着剤が硬化しにくくなり、
結局のところ、板ガラスや他の部品までが長時間
安定しないことになる。
本考案は上記の問題点に鑑み、モール本来の機
能を損わせることなくこれに通気性をもたせてガ
ラス接着剤の硬化を促進させるようにしたもので
ある。
以下本考案の構成を図示の実施例により説明す
る。
本考案の1実施例を示した第1図において、1
は車体窓枠が後部扉窓枠などのフレームであり、
このフレーム1は開口部2が形成された取付部3
と、該取付部3よりアングル状に折曲された折曲
部4と、さらに該折曲部4から折り曲げられた立
ち上がり部5を有している。
6は板ガラス、7はダムラバー、8は接着剤で
ある。
9はゴム、プラスチツク等よりなる溝形の係止
部材であり、この係止部材9の外面には凹凸条1
0が形成されている。
11はゴム、プラスチツク等よりなるモールで
あり、このモール11は膨頭状の鍔部12と、該
鍔部12の裏面より突設された脚部13とよりな
り、該脚部13には凹凸条14,15が形成され
ている。
さらに上記モール11における鍔部12によび
脚部13には、こられ両部12,13を互いに連
通させる通気部A1,A2が部分的に形成されてい
る。
なお、上記における通気部A1,A2は連続気泡
のゴム、プラスチツク等よりなり、これら通気部
A1,A2を除いたモール11の残部は通気性のな
いゴム、プラスチツクよりなる。
第1図に示した本考案の実施例では、通常の接
着剤塗布か、あるいは両面接着テープなどにより
ダムラバー7が板ガラス6の裏面へあらかじめ取
りつけられると共に接着剤8もその近傍へ塗布さ
れ、さらに板ガラス6の周縁には保護部材9が嵌
着あるいは接着される。
こうして各部材がセツトされた上記板ガラス6
は、フレーム1の開口部2を閉じるように取付部
3へ押圧され、このとき板ガラス6側の接着剤8
は取付部3へも接着する。
一方、モール11はその脚部13が板ガラス6
の周縁と折曲部4との間に嵌めこまれる。
このとき、脚部13の凹凸条14は板ガラス周
縁にある保護部材9の凹凸条10と掛り合うよう
になり、他側の凹凸条15は折曲部4に対して圧
接状態となる。
上記のようにして所定の組付装着が完了したと
き、通気部A1,A2を介して外気が接着剤8側へ
と導入され、さらには接着剤8側に滞留しがちな
内気が外部へと放出され、こうした空気流通性に
より接着剤8は早期に硬化する。
つぎに本考案に他実施例を第2図により説明す
ると、この実施例のモール11では、鍔部12の
裏面より突設された脚部13を、先端に折曲片1
6のあるL字形(鉤形)とし、さらに該脚部13
の下側(外周側)に複数の舌片17を突設したも
のであり、そしてこの実施例では、鍔部12の下
方および舌片17に前述したと同様の通気部
A1,A2を設定してある。
この第2図の実施例では、鍔部12の一部、折
曲片16を有する脚部13により板ガラス6の周
縁が受承できるので、前述した係止部材9が省略
できる。
その他の点は第1図の実施例を略同じである
が、この第2図の実施例では脚部13の折曲片1
6を省略することもある。
第3図は更に異なる本考案実施例で、この実施
例においてはモール11全体が通気性材料で成形
されていると共に車体に両面接着テープ19等で
固着されたモール脚部13先端と係合する保持部
材18に接着剤の流止機能も併せ持たせたもので
ある。
尚、この実施例における脚部先端と保持部材の
形状は逆でもよい。
以上説明した通り、本考案は、車体の開口部を
有するフレームに接着剤を介して板ガラスが装着
されている自動車用板ガラスの支持構造におい
て、モールは膨頭状の鍔部と該鍔部の裏面より突
設された脚部とを備え、これら鍔部および脚部に
は、通気性材料からなる通気部が設けられ、当該
モールの脚部が板ガラスの周縁とフレームとの間
に装着され、上記接着剤による接着箇所が通気部
を介して外部と連通していることを特徴としてい
る。
したがつて本考案の場合、通気部を介してガラ
ス接着剤の硬化が促進され、板ガラス、その他の
部品が早期に安定した取付状態となる。
しかも上記通気部は溝などによるものでなく、
通気性材料により構成されているから、モールと
フレームとの間に隙間が生ぜず、したがつてモー
ルには隙間に起因した装飾機能の低下がない。
他にもモールの脚部により板ガラスが安定して
支持でき、スペーサの介在も不要とするので都合
よい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案支持構造の1実施例を示した断
面図、第2図、第3図はそれぞれ同上の他実施例
を示した断面図である。 1……フレーム、2……開口部、6……板ガラ
ス、8……接着剤、11……モール、12……鍔
部、13……脚部、A1,A2……通気部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の開口部を有するフレームに接着剤を介し
    て板ガラスが装着されている自動車用板ガラスの
    支持構造において、モールは膨頭状の鍔部と該鍔
    部の裏面より突設された脚部とを備え、これら鍔
    部および脚部には、通気性材料からなる通気部が
    設けられ、当該モールの脚部が板ガラスの周縁と
    フレームとの間に嵌着され、上記接着剤による接
    着箇所が通気部を介して外部と連通している自動
    車用板ガラスの支持構造。
JP1980190628U 1980-12-27 1980-12-27 Expired JPS6124405Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980190628U JPS6124405Y2 (ja) 1980-12-27 1980-12-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980190628U JPS6124405Y2 (ja) 1980-12-27 1980-12-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57111615U JPS57111615U (ja) 1982-07-10
JPS6124405Y2 true JPS6124405Y2 (ja) 1986-07-22

Family

ID=29995032

Family Applications (1)

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JP1980190628U Expired JPS6124405Y2 (ja) 1980-12-27 1980-12-27

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JP (1) JPS6124405Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6117843Y2 (ja) * 1980-04-25 1986-05-31

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Publication number Publication date
JPS57111615U (ja) 1982-07-10

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