JPS6124262Y2 - - Google Patents

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JPS6124262Y2
JPS6124262Y2 JP684481U JP684481U JPS6124262Y2 JP S6124262 Y2 JPS6124262 Y2 JP S6124262Y2 JP 684481 U JP684481 U JP 684481U JP 684481 U JP684481 U JP 684481U JP S6124262 Y2 JPS6124262 Y2 JP S6124262Y2
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JP
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housing
stopper
opening
container
top button
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JP684481U
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JPS57120459U (ja
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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、芳香剤などの揮発性の液体を密閉
して保存し、必要に応じて蓋を開閉し蒸発した揮
発性液体を空気中に分散させる、揮発性液体を収
納する容器に関するものである。
従来、揮発性液体を収納する容器の例として、
容器本体に揮発性液体を保存し、容器本体の口部
に取り付けた蓋の一部を回転させることにより蓋
を開閉させる方式のものが知られている。
しかしながら、この例の容器においては、例え
ば蓋の回し方によつて開口部の開度が左右される
ため、蓋の回し方の加減が難しいという問題があ
つた。
本考案は前記の問題を考慮して提案されたもの
で、容器本体の口部に、開口部と移動支持片とを
有するハウジングを取り付け、この開口部を密閉
する栓体をばねなどによつて上方に付勢するよう
に取り付けるとともに、前記移動支持片と係合す
る複数の頚部を形成されたトツプボタンに支持さ
せ、この頚部を択一的に移動支持片と係合させる
ことによつて栓体を任意の位置にロツクすること
を特徴として、容器の外蓋を押すことによつて容
易に開けることが可能で、トツプボタンを押すこ
とによつて容易に開度の調整や容器を閉じること
が可能な、揮発性液体を収納する容器を提供する
ことを目的とするものである。
以下、この考案を図面に示す一実施例に基づい
て説明する。
第1図は各部品を組み立てた状態を示し、また
第2図は各部品を分解した状態を示すものであ
る。
図中符号1で示すものは、例えば芳香剤などの
揮発性液体を収納する容器本体で、この容器本体
1の口部2はその外周に雄ねじ3が形成されてお
り、口部2に挿入された中栓4には繊維状の芯5
が支持されている。
また、容器本体1の口部2にはハウジング10
が取り付けられており、このハウジング10は合
成樹脂などによつて一体成形されたもので、口部
2の雄ねじ3に螺合される雌ねじ11が形成され
た内筒12を持つており、この内筒12の上方に
は口部2と連通する開口部13を持つ円板14が
形成され、この円板14の下面には中栓4の上面
と密接するシール突起15が形成され、さらに円
板14の上方には開口部13と同心に、内筒12
より若干大きな外径を持つ短円筒16が一体に形
成されている。そしてこの短円筒16の上部には
相互に周方向に間隔をおいて複数個の移動支持片
17が一体に形成されており、この移動支持片1
7は上部が外側へ屈折されその内側に傾斜面18
が形成されるとともに、その屈折部の内側には上
面が傾斜し下面が水平な頚部19が形成されてい
る。また、前記内筒12の外側には円板14と一
体に外筒20が形成されており、この外筒20の
下部外側面には複数個の下面が水平なガイド突起
21が形成されている。
前記ハウジング10の内側には、ハウジング1
0の開口部13を開閉する栓体30が上下動自在
に挿入されており、この栓体30は合成樹脂など
によつて筒状に一体成形されたもので、その下方
には開口部13を閉塞するテーパー部31が形成
され、外周部には上面が傾斜し下面が水平な突出
部32が形成され、中央部には開口部13と連通
された孔33が形成されている。
そして前記栓体30はハウジング10の短円筒
16内に配されたコイルばね40により上方に付
勢され、開口部13の上方に支持されている。
さらにハウジング10と栓体30との間には、
前記栓体30の上面と密接し、かつこの栓体30
を保持し、ハウジング10の移動支持片17と係
合して栓体30を開口部13を閉塞する状態にロ
ツクするトツプボタン50が取り付けられてお
り、このトツプボタン50は合成樹脂などによつ
て一体成形されたもので、その上部には円板51
と、この円板51と一体の円筒状の頭部52とが
形成され、頭部52の下端には栓体30の上面に
密接させられるフランジ53が形成され、このフ
ランジ53の下方には円筒状の胴部54が形成さ
れ、胴部54の下端内周には前記栓体30の突出
部32と係合する、下面が傾斜し上面が水平な突
出部55が形成され、さらに前記胴部54の外周
には、ハウジング10の頚部19と係合する、上
面が水平で下面が傾斜した複数の頚部56,5
6,56、が上下方向に間隔をもつて形成され、
胴部54の下部外周にはフランジ57が形成さ
れ、このフランジ57には複数の脚58が相互に
一定の間隔をもつて形成されている。
そして、ハウジング10、トツプボタン50な
どの各構成部品には外蓋60が被せられており、
この外蓋60は合成樹脂などによつて一体成形さ
れたもので、その上部にはトツプボタン50の頭
部52が挿通される開口部61を持つた円板62
が形成され、この円板62の下面には栓体30が
上昇したときにトツプボタン50のフランジ53
の上面と接する突出部63が形成されるととも
に、この円板62の下面でかつ前記突出部63の
外側には、ハウジング10の傾斜面18と摺動し
移動支持片17を外方へ広げる突出部64が形成
され、これら突出部63,64のさらに外側には
円板62と一体に円筒状の胴部65が形成されて
いる。また、この胴部65には側面を貫通する通
気孔66が形成され、下部内側面にはハウジング
10のガイド突起21と摺動するガイド溝67が
形成され、このガイド溝67の下端にはガイド突
起21の下面と係合する下面が傾斜し上面が水平
な突出部68が形成されている。
以上のように構成された、揮発性液体を収納す
る容器について、その作用を第1図〜第5図を参
照して説明する。
第1図はこの容器の「全閉」の状態を示してお
り、容器本体1の口部2と連通されたハウジング
10の開口部13は、栓体30のテーパー部31
によつて閉塞されている。そして、栓体30はハ
ウジング10の頚部19とトツプボタン50の上
部の頚部56とが係合することにより開口部13
を閉塞されるようにロツクされている。この「全
閉」の状態においては、容器本体1に収納されて
いる芳香剤などの揮発性液体は、芯5を介して上
方より気化し、栓体30およびトツプボタン50
の内部に滞留している。また、栓体30の上面が
コイルばね40の付勢力によりトツプボタン50
のフランジ53の下面に密接され、かつ前述のよ
うに開口部13が栓体30によつて閉塞されてい
るので、栓体30およびトツプボタン50の内部
に滞留している気化した揮発性液体は、容器外の
空気中に分散することができない。
次いで、第3図のように外蓋60を矢印イの方
向へ押し下げると、外蓋60のガイド溝67とハ
ウジング10のガイド突起21とが摺動すること
により均一に降下し、かつ外蓋60の突出部64
がハウジング10の傾斜面18を押し移動支持片
17ご矢印ロの方向へ移動させて、ハウジング1
0の頚部19の下面とトツプボタン50の頚部5
6の上面との係合を解除する。このようにして栓
体30のロツクが解除され、栓体30はコイルば
ね40の付勢力によりトツプボタン50とともに
矢印ハの方向へ上昇し、第4図の状態になる。
すなわち、第4図は容器の「全開」の状態を示
しており、矢印ハの方向へ付勢された栓体30お
よびトツプボタン50は、トツプボタン50のフ
ランジ53の上面と外蓋60の突出部63の下面
とが接触する迄上昇し、停止する。そして、栓体
30がトツプボタン50とともに上昇した後、外
蓋に加えていた矢印イ方向の力を解除すると、ハ
ウジング10の移動支持片17は、自己の弾性に
より矢印ニの方向へ復元し、傾斜面18と外蓋6
0の突出部64とが摺動して、外蓋60は矢印ハ
の方向に若干上昇する。このとき、栓体30は開
口部13と間隔をもつて上方に支持されているの
で、芯5を介して気化した揮発性液体は、開口部
13、トツプボタン50の各脚58間の間隙、各
移動支持片17間の間隙、および外蓋60の通気
孔66を通つて容器外の空気中に分散する。
次いで、この容器の開度を狭める場合の操作に
ついて説明する。すなわち、第5図に示すように
トツプボタン50の下部の頚部50がハウジング
10の頚部19と摺動接触して移動支持片17を
第5図の矢印ロの方向に押し広げる。次いで、移
動支持片17は自己の弾性により矢印ニの方向に
復元し、頚部19,56のそれぞれの水平面を係
合させ、栓体30と開口部13との間隙が前記
「全開」の状態より若干狭められた状態となつて
トツプボタン50をロツクする。さらに開度をせ
ばめる場合は、再びトツプボタン50を矢印イの
方向に押し下げらればよい。
また、この容器を「全閉」の状態にする場合
は、トツプボタン50を矢印イの方向へ押し下
げ、栓体30をハウジング10の開口部13に挿
入し、テーパー部31によつて開口部13を閉塞
させ、第1図の状態とするのである。
なお、容器本体1の雄ねじ3とハウジング10
の雌ねじ11による取り付け方法に代えて、容器
本体1の口部2の外周に突起を形成し、ハウジン
グ10の内筒12の内周に凹部を形成し、これら
を嵌合することによつてハウジング10を容器本
体1に取り付ける方法を採用しても良い。
以上の説明で明らかなように、この考案は、揮
発性液体を収納する容器の容器本体の口部に取り
付けられ口部と連通する開口部を持ちかつ上方に
周方向に間隔を持つ複数の移動支持片が形成され
たハウジングと、このハウジングに上下動自在に
挿入されハウジングを閉塞するとともにばねによ
つて上方に付勢された栓体と、この栓体に接触し
前記ハウジングの支持片にロツクされ栓体の上動
を段階的に制限する上下方向に間隔を持つ複数の
頚部が形成されたトツプボタンと、前記ハウジン
グに被せられハウジングの支持片を変形させる突
出部を持つ外蓋とを備えることを特徴として、ト
ツプボタンまたは外蓋を択一的に押す操作によつ
て容易に蓋の開閉をすることができるとともに、
トツプボタンを押す操作によつてトツプボタンに
形成された複数の頚部の一つと移動支持片の頚部
とを係合させて蓋の開度を調整することができる
ので、揮発性液体を収納する容器の開閉操作およ
び開度調整操作が容易になるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は各部品を組み立てたときの容器の「全閉」の
状態を示す左半分を省略した断面図、第2図は各
部品の分解斜視図、第3図は容器の操作を示す左
半分を省略した断面図、第4図は容器の「全開」
の状態を示す左半分を省略した断面図、第5図は
容器の開度を調整する操作を示す左半分を省略し
た断面図である。 1……容器本体、5……芯、10……ハウジン
グ、13……開口部、15……シール突起、16
……短円筒、17……移動支持片、18……傾斜
面、19……頚部、21……ガイド突起、30…
…栓体、31……テーパー部、32……突出部、
40……コイルばね、50……トツプボタン、5
3……フランジ、56……頚部、58……脚、6
0……外蓋、61……開口部、63……突出部、
64……突出部、66……通気孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器本体の口部に取り付けられ口部と連通する
    開口部を持ちかつ上方に周方向に間隔を持つ複数
    の移動支持片が形成されたハウジングと、このハ
    ウジングに上下動自在に挿入されハウジングの開
    口部を閉塞するとともにばねによつて上方に付勢
    された栓体と、この栓体に接触し前記ハウジング
    の支持片にロツクされ栓体の上動を段階的に制限
    する上下方向に間隔を持つ複数の頚部が形成され
    たトツプボタンと、前記ハウジングに被せられハ
    ウジングの支持片を変形させる突出部を持つ外蓋
    とを備えた揮発性液体を収納する容器。
JP684481U 1981-01-21 1981-01-21 Expired JPS6124262Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP684481U JPS6124262Y2 (ja) 1981-01-21 1981-01-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP684481U JPS6124262Y2 (ja) 1981-01-21 1981-01-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57120459U JPS57120459U (ja) 1982-07-27
JPS6124262Y2 true JPS6124262Y2 (ja) 1986-07-21

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ID=29805116

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JP684481U Expired JPS6124262Y2 (ja) 1981-01-21 1981-01-21

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR860001259Y1 (ko) * 1984-05-26 1986-06-27 김원철 발향제 용기
JPS6145941U (ja) * 1984-08-29 1986-03-27 株式会社葛飾プレス工業所 芳香剤を収納した容器体
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JP7194966B2 (ja) * 2018-08-23 2022-12-23 株式会社三谷バルブ 噴射ユニット、および、噴射容器

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JPS57120459U (ja) 1982-07-27

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