JPS61240506A - 照明器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は照明器具、特にプレート状の照明器具に関する
。

〔従来の技術〕

従来の平板状の照明器具はいずれもガラス板の裏側にお
いた光源から光を投射しガラス板前面に光を照射するも
のであり、ガラス板裏側に光源を埋め込むためのスペー
スを確保する必要があるため照明器具の奥行きはガラス
板の厚さに少くとも光源の収納スペースを加えた大きさ
となる。そのため例えば狭い場所に取付けたり、あるい
は例えば家庭の階段に取り付ける常夜燈の如く壁面から
の出っ張りができるだけ小さくなることが望まれるよう
な場合にそのような要求を十分満足し得るものではなか
った。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明が解決すべき課題は上述の如き従来技術に鑑み厚
さの薄い照明器具を如何にして実現するかということに
ある。即ち、本発明の目的は実質上ガラス板の厚さに等
しい照明器具を提供することである。

斯かる目的を達成するために本出願人はまず、光源をガ
ラス板の板厚内に埋め込み横方向から板厚内に光を投射
することに着眼し、この横方向からの光を反射面により
ガラス板前面から外部に照射する構想を創作したもので
ある。

Ｃ問題点を解決するための手段〕 上述の如き課題を実現するために本発明に係る照明器具
は背面が反射面となったプレー１〜状の光の通路手段と
、該プレートの面に略平行な方向に通路手段内に光を投
射する少くとも１個の光源とを有し、上記通路手段内に
は光を反射して通路手段の前面から射出せしめる背面側
から前面側に凹んだ多数の窪みが凹設され、これら窪み
はその各々の投影面積内に含まれる光束が相互に重複し
ないように所定パターンで配列されている。

〔実施例〕

以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施例につ
き詳細に説明する。

本発明に係る照明器具は基本的には通路手段を構成する
板ガラス１１と光源３３とから構成されている。板ガラ
ス１１は好ましくは平板であるが使用目的に応じ湾曲板
としてもよい。またその外現輪郭は用途、使用目的等に
応して短形、円形、だ円形、多角形、その他任意の形状
とすることができる。板ガラス１１の背面には反射面（
鏡面）１３が形成され板ガラス１１の内部を通る光を内
部に反射する。仮ガラス１１の背面にはまた内方に凹ん
だ多数の窪み１５が形成される。窪み１５の形状は角錐
、半球あるいは不規則な凸凹形状等任意の形状とするこ
とができる。また、その形状、大きさ、深さはすべての
窪みが同一となるよ・うにしてもよいしあるいは不規則
となるようにしてもよい。窪み１５は通常の窓ガラス等
の凹凸面ガラスと同様の方法で製造することができる。

本発明によれば多数の窪み１５は第４図に示す如くその
投影面積内に含まれる光束Ｓ１　、Ｓ２　　。

Ｓ３．Ｓ４・・・が相互に重複しないように配列される
。即ち、各光束Ｓ、、Ｓ２・・・内には１個の窪め１５
のみが存在する。これは各光束が夫々の窪みに確実に到
達するようにするためである。そして各光束の到達距離
が相互に異なるように窪みを配置するのが好ましい。そ
うすることによりガラス板の全体から光が照明されるよ
うになる。またこれとは別に、窪み１５を意図的に局部
的に配置することによりガラス板１１の例えば中心部の
みとかあるいは四つの隅部のみが明るくなるようにする
こともできる。窪み１５の配置パターンはこのように装
飾的な配慮あるいは照度の観点から任意に決めることが
できる。

第２，３図に示す如く光ａ３３がらの光束は窪み１５に
ぶつかりそこで反射され、ガラス板１３の前面から外部
に射出される。窪み１５の角度、高さ、形状、大きさを
適当に変えることにより光の射出位置及び方向を変える
ことができる。一般的には例えば装飾用としては規則正
しい照明よりもむしろ不規則的照明の方が装飾効果が大
きいと考えられるので窪み１５の配置、大きさ、形状は
人為的に作為を加えるよりも不規則の方が好ましい。

′光源３３は本発明によればガラス板１１の一例部に形
成した凹所２Ｉ内に組み込まれる。光源としては小さく
て光量の大きな例えばハロゲンランプを利用することが
できる。ランプ３３は交換可能とするためにホルダ３５
のねじ孔３７にねし込む雄ねじ軸３４を有し、ホルダ３
５にねじ込むことによりねじ孔３７の底部の端子４３を
介してホルダ３５に連結した電源コード４１に電気的に
接続されるようになっている。ホルダ３５自身は例えば
ガラス板１１の凹所２１内に着脱自在に圧入される。こ
れとは別に凹所２１の入口部にナンド部材（図示せず）
を固設し、ホルダ３５をそのナツト部材にねじ込み式に
してもよい。

ガラス板の背面の反射面は例えばアルミ箔を全面コーテ
ィングすることにより形成し得る。アルミ箔１３は窪み
１５内にもコーティングされそれにより窪み１５の斜面
を有効な反射面とする。更にまた、ガラス板１１の背面
最外層をアルミ箔１３の上から補強ガラス層２２により
被覆することもできる。ガラス板１１はくもりガラス、
すりガラス、あるいは透明ガラスでもよく、あるいはそ
の前面に適当な彩色を施したり、模様や絵を画いておく
ことにより、装飾的効果を一層高めることができる。

光源３３としてはハロゲンランプの代りに通常の豆電球
あるいは螢光灯を用いることもできる。

また、ガラス板１１の厚さは例えば５１１程度のものを
用いることができる。

更にまた、本発明によれば第５図に示す如く光源３３を
ガラス板１１の両側に設けた対称形状とすることも可能
である。この場合に窪みは必ずしも対称的に配列する必
要はないが、対応光源に対する窪みの投影面積に含まれ
る光束は互いに重複しないという条件は満足するもので
ある。

窪みは第４図に示す如く隣接する窪みの光束ｓ、、ｓ２
　＋Ｓｌ　　、ｓ、・・・がすき間なく境接するように
配置することにより窪みの配置密度を高めることができ
かつ光源からの光束を有効に利用でき照明器具としての
全体的照度を高めることができる。

第６図は本発明の更に別の実施例を示すもので、第６図
においては光の通路手段はホルダ３５により隔てられた
一対の薄いガラス板１１Ａ、ＩＩＢにより構成され、こ
れらガラス板１１Ａ、ＩＩＢ間の空間２６には空気ある
いは不活性ガスが満たされる。

ボルダ３５の厚さＷが第２．３図に示す実施例のガラス
板１１の厚さに略相当する。背面ガラス板１、ＬＡの内
面には窪み１５が形成される。窪み１５はガラス板１１
Ａと一体的に形成してもよいしあるいはアルミ箔１３に
より別部品として形成しガラス板１１Ａに固着してもよ
い。窪み１５をガラス板１１Ａに直接形成する場合には
ガラス板１１Ａの背面を反射面とすべく適当な材料でコ
ーティングすることが必要である。その他の構成は第１
〜４図に示す実施例と同様である。尚、第６図の実施例
においても第５図の如く光源を両サイドに配置してもよ
いことは勿論である。

ガラス板１１　、　］１．Ａ　、　ＩＩＢはガラスの代
りに耐熱プラスチックあるいは陶磁器等を用いることも
可能である。

〔発明の効果〕

以」二に記載した如く本発明によれば光源はプレートの
側方からプレートの面と略平行な方向に光通路内に光を
投射するようにしたため、従来の如くガラス板背部から
光を投射するものに比しガラス板厚方向の寸法を小さく
することができる。また投射光はプレート内に形成した
多数の窪みによってプレート正面から外部に出射される
ため、例えば従来の電気スタンドの笠に相当するものを
本発明のガラス板で作ることにより、いわば電球のない
筒部のみの電気スタンドが得られる。また本発明の照明
器具は自動車の天井に取り付ける車内燈や、家庭で用い
る壁掛燈、あるいは常夜燈としても用いることができ小
型でかつ装飾効果の大きな照明器具として極めて有用で
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る照明器具の正面図、第２図及び第
３図は第１図のｎ−ｎ線及びｎｒ−ｍ線に沿う断面図、
第４図は本発明における光束と窪みとの配置関係を説明
する図、第５図は第１図の変形実施例を示す図、第６図
は本発明の別の実施例を示す第２図と同様の図。 １１・・・ガラス板、　　１３・・・反射面、１５・・
・窪み、　　　　　３３・・・光源。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 背面が反射面となったプレート状の光の通路手段と、該
   プレートの面に略平行な方向に通路手段内に光を投射す
   る少くとも１個の光源とを有し、上記通路手段内には光
   を反射して通路手段の前面から射出せしめる背面側から
   前面側に凹んだ多数の窪みが凹設され、これら窪みはそ
   の各々の投影面積内に含まれる光束が相互に重複しない
   ように所定パターンで配列されることを特徴とする照明
   器具。