JPS61238792A - 置換ポリシリレン化合物 - Google Patents

置換ポリシリレン化合物

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JPS61238792A
JPS61238792A JP8093085A JP8093085A JPS61238792A JP S61238792 A JPS61238792 A JP S61238792A JP 8093085 A JP8093085 A JP 8093085A JP 8093085 A JP8093085 A JP 8093085A JP S61238792 A JPS61238792 A JP S61238792A
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Sunao Imaki
今木 直
Yuuki Takuma
詫摩 勇樹
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は置換ポリシリレン化合物に関する。
詳しくは本発明はジアリールホスフィノアリール基がケ
イ素原子上に置換した構造を有する新規なポリシロキサ
ン化合物、シクロポリシロキサン化合物又はポリシルア
ルキレン化合物に関するものである。
〔従来の技術〕
錯体触媒を用いる工業的に重要な反応としてオキソ反応
、水素化反応、酸化反応、低重合反応、ヒドロシリル化
反応等が知られている。これらの反応においては用いる
触媒の金属成分も重要な役割を示すが、それと共に使用
される配位子も触媒作用に重大な影響を及ぼす。即ち、
配位子により反応の活性及び選択性が大きく変化するこ
とは良く知られている。ことに、水素化反応およびオキ
ソ反応においては選択性が大きな問題であり、その向上
のための配位子の設計および合成が盛んに行なわれてい
る。
錯体触媒反応に使用される代表的な配位子の一群として
檻々のホスフィン化合物が知られており、これまでにも
トリプルキルホスフィンやトリアリールホスフィンのよ
うな単純なモノホスフィ7類のほかに、分子中に複数の
配位リン原子を有するポリホスフィ/類、或いはリン原
子以外の異種原子を有する置換ホスフィン類などの種々
のホスフィン化合物が提案されている。
上記異種原子を有する置換ホスフィンとしてケイ素原子
を含有するホスフィ/化合物が知られている。例えば特
開昭≠2−j2/り弘号公の反覆単位よシ本質上成る非
線状の重合体ホスフィンを開示している。該重合体ホス
フィンを製造するための原料モノマーとしては3官能性
のトリアルコキシシラン化合物が用いられてい。
る。上記公報は上記重合体ホスフィンを錯体触媒の不均
一化のための配位子として、或いは生成物と錯体触媒と
を分離するための配位子として使用することを開示して
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の通り錯体触媒反応に配位子として使用するホスフ
ィ/化合物が種々提案されているが、その有効性は反応
或いは反応物の種類にも依存し、あらゆる反応及び反応
物に有効な配位子は知られていない。従って反応及び反
応物の種類によって更に有効な配位子を開発することが
強く望まれている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、均−辰錯体触媒反応、特に水素化反応に
おいて選択性を向上、維持するのに有効な新規配位子の
検討を鋭意性なってきたとコロ、ジアリールホスフィノ
基がフェニレン基を介してケイ素原子に置換した構造を
有する特定の化合物が有効であることを見出して本発明
に到達した。
即ち本発明の目的は新規な置換ポリシリレノ化合物を提
供することにるり、その要旨は、一般式(I): (式中、nは0−20の整数を示す。R1は置換基を有
していてもよいアリール基を示し、相互に異なっていて
もよい。R2は置換基を有していてもよいアルキル基又
はアリール基を示し、相互に異なっていてもよい。) で表わされる化合物、 一般式(If) : (式中、mは3〜ioの整数を示し R1及びR2はそ
れぞれ前記と同様のものを示す。)で表わされる化合物
、及び 一般式(■): (式中、1は/−/Qの整数を示し、R1及びR2はそ
れぞれ前記と同様のものを示す。)で表わされる化合物
、 からなる群から選ばれた置換ポリシリレン化合物、に存
する。
以下、本発明につき詳細に説明する。
本発明の置換ポリシリレン化合物は、ジアリールホスフ
ィノアリール基がケイ素原子上に置換し九構造、詳しく
は一般式(■〕: (式中 R1及びR2はそれぞれ前記と同様のものを示
す。) で表わされる置換シリレノ基を有する化合物である。
前記一般式(11〜(■)(従って一般式(■))にお
いて基R1は置換基を有していてもよいアリール基を表
わし、具体例としてはフェニル基、ナ7f11’tss
  ト’)ル基、グーフルオロフェニル基、4’ −(
トIJ 7 n、オロメチル)フェニル基、ti−−(
トリメチルシリル〕フェニル基、≠−7ミノフエニル基
等が挙げられる。上記各一般式中のジアリールホスフィ
ノアリール基はこれらのアリール基を組合せることによ
って形成され、具体例としては1)−(ジフェニルホス
フィノ)フェニル基s rn−C’)−yエニルホスフ
(/)7エ二ル基、0−(ジフェニルホスフィ/)7x
二”tss  p  (シナ7チルホスフイノ)フェニ
ルIIs  p  Cビス(弘−メチルフェニル〕ホス
フィノ〕フェニル基sp  Cビス(弘−トリメチイノ
〕フェニル基s  p  (ビス(弘−フルオロフェニ
ル)ホスフィノコフェニル基、p  (ビス(弘−アミ
ノフェニル)ホスフィノコフェニル基等が挙げられる。
また前記一般式(I)〜(lI[)において基R2は置
換基を有していてもよいアルキル基又はアリール基を表
わす。該アルキル基としては通常、炭素数が/−10,
好ましくはt−弘のアルキル基が挙げられ、具体例とし
てはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等が挙
げられる。また該アリール基としては基R1につき前記
したのと同様のアリール基が挙げられる。
次に一般式(11、(It)及び(III)の化合物の
各々についてより詳細に説明する。
一般式(I)のポリシロキサ/化合物において、nは0
,20の整数であるが、好ましくはO〜よの整数でろる
。該ポリシロキサン化合物の具体例としては一般式(■
): で表わされる化合物が挙げられる。
まず上記一般式(■においてn = Qの場合の化合物
は、例えば、O,Kaborn、 ”Organo日1
Qcon00mpOund8″  +  Butter
worth日 5cientificPublicat
ions (London)、 p221r(/91r
O)に記載された一般的なアルコキシシランの加水分解
方法に従い、例えば次式によって合成することができる
。〔但し、p  (ジフェニルホスフィノ)フェニル基
t(dp)と略記することとし、以下同様とする。〕 (ap)         (dp)  (dp)該反
応に際して酸又は塩基を存在させると反応は加速される
。生成物の取り出しは蒸留その他の常法((よることが
できるが、通常、反応後に溶媒を留去するのみでもかな
りの純度の生成物を取得することができる。
なお上記加水分解反応の原料であるアルコ吃2シランは
例えば、c、 Fia’bOrn 、前掲書、pgσ〜
33に記載されたグIJ 、=ヤール試薬又はアルキル
リチウムを用いる一般的なSl−0結合の生成反応に従
い、例えば次式によって合成することができる。(式中
、Xは]・ロゲン原子を表わす。) OC,all aa3− Si −QC,H。
(dp) 上式の反応においてジアルキルジアルコキシシランをジ
フェニルホスフィノフェニルハライドと等モル量又は過
剰に用いればケイ素原子にジフェニルホスフィノフェニ
ル基が1個置換した目的化合物が収率よ〈得られる。こ
の際、生成物の分離は蒸留等の常法によることができる
次に前記一般式(V)においてn≧lの場合の化合物は
、例えば(!、 Kaborn 、前掲書、p10〜J
JK記載されたグリニヤール試薬又ハアルキルリチウム
を用いる一般的な5i−0結合の生成反応に従い1例え
ば次式によって合成することができる。(式中、Xはハ
ロゲン原子を表わす。〕 X    0H3X 上式の反応において原料のモル比に特に制限はないが、
両者をほぼ化学量論量、即ちジフェニルホスフィノフェ
ニルハライド2モルに対してジハロゲノポリシロキサ/
約1モルの割合で用いるのが好ましい。試薬としてアル
キルリチウムを用いる場合には特に−70〜−io℃程
度の低温で反応を行なうのが好ましい。生成物の取り出
しは常法に従い、例えば加水分解、抽出に続いて蒸留又
は再結晶をすることによって行なうことができる。
なお上記反応の原料であるα、a−ジハロゲノポリシロ
キサンは、例えばV、 Bmt 。
−Organosilicon Compounds”
、Academic  Press(New York
 ) 、 p弘A(/り+1)  の記載に従い、次式
によって合成することができる。
CH。
1     COH3)zBl(OC4H5)z一般式
(U)のシクロポリシロキサン化合物において、mは3
〜10の整数であるが、好ましくは3〜!の整数である
。該シクロポリシロキサン化合物の具体例としては一般
式(■):で表わされる化合物が挙げられる。
上記一般式(VI)  の化合物は、例えばC!、Ka
bOrn、前掲書、P2JOに記載された一般的なジア
ルコキシシランの加水分解方法に従い、例えば次式によ
って合成することができる。
上式の反応に際して酸又は塩基を存在させると反応は加
速される。生成物の取り出しは、反応後に抽出及び溶媒
留去分桁なうのみでもかなりの純度の生成物を取得する
ことができるが、更に再結晶を行なって純度を高めるこ
ともできる。
な2上記加水分解反応の原料であるジアルコキシシラン
は例えば、 Q、KabOrn、前掲書、P10〜33
に記載されたグIJ ニヤール試薬又はアルキルリチウ
ムを用いる一般的な81−C! 結表わす。) H3 −+ C4H,O−Si −00,H。
(dp) 上式の反応においてアルキルトリアルコキシシランをジ
フェニルホスフィノフェニルハライドと等モル量又は過
剰に用いれば目的化合物が収率よく得ら扛る。生成物の
取り出しは蒸留等の常法によることができる。
一般式(III)のポリシルアルキレン化合物ニおいて
、1は/〜IQの整数であるが、好t(2くは/〜!の
整数である。該ポリシルアルキレン化合物の具体例とし
ては一般式(■):で表わされる化合物が挙げられる。
上記一般式(■)の化合物は例えば0. Eaborn
前掲書、p10〜33に記載されたグIJ ニヤール試
薬又はアルキルリチウムを用いる一般的な5i−C結合
生成反応に従い、例えば次式にょって合成することがで
きる。(式中、Xはハロゲン原子を表わす。) !        ! (dp)    CeLp) 生成物の取り出しは例えば塩分離及び溶媒留ルアルカン
は、例えばグリニヤール試薬を用いる5i−C結合生成
反応により次式によって合成することができる。(式中
、Xはハロゲン原子を表わす。) 本発明の一般式(1)、 (n)又は(2)で表わされ
る置換ポリシリレン化合物は例えば均一系錯体触媒反応
の配位子成分として使用することができる。
体を形成させてから反応系に供給してもよい。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例により更に具体的に説明するが1
本発明はその要旨を超えない限り以下の実施例によって
限定されるものではない。
■ ((11))     キサンの合成 p−ブロムフェニルジフェニルホスフィン/ Of (
0,02りJmol)、金属マグネシウム(Mg)Q。
7♂y (0,0J2mo1)およびメチルトリエトキ
シシラy !、7uf(0,0J2rno1)を乾燥テ
トラヒドロフラン(THF’)/弘!−に混合し、窒素
気流中で2時間加熱還流した。混合液中ではMg  が
徐々に溶解して暗褐色の均一溶液に変化し、反応終了時
には透明な黄色溶液に変化した。次に蒸−留を行なって
/ 弘0〜/ 4 j℃/、/、OmmHgの留分(大
部分は〜/62℃)をとり、tJ!f(収率!7%)の
メチル・ジェトキシ〔p−(ジフェニルホスフィノ)フ
ェニルコシランを得た。そのスペクトル分析データは次
の通りである。
NMR: 0.6 ppm (8; J H)、/、j
 ppm(t;4H)、4’−1ppm  (q ;”
)s  7・p〜g−OT:+prn  Crn;tp
H)。〔100MH2゜0014、外部基準〕 工 R:  30410,2りto、tzりo、i弘1
0./≠3よ。
/1400,1270.//70.//Jj、//10
゜1oto、りto、♂D0,771.7IO,700
cm ’(KBr) 次に/3.♂!tのメチル・ジェトキシ〔p−(ジフェ
ニルホスフィノ)フェニルコシラン、p−トルエンスル
ホン酸O1り?、およヒ水ハ3dをto7のTHFに混
合し、窒素気流下で1時間加熱還流したのち、72時間
生成する水を共沸留去しなから72時間加熱還流した。
続いて溶媒を留去し、得られた無色の固体をs#′ベン
ゼン−エタノール系からμ回結晶(固体)化精製を行な
い液体クロマトグラフィーによってほぼ単一物質からな
る固体り、/ fを得た。この固体はNMR,工R1お
よびMass  スペクトルより/、J、j、7−テト
ラメチルー/、!、j、7−テトラキス(p”(ジフェ
ニルホスフィノ)フェニルコシクロテトラシロキサ/で
ある事を確認した。収率11%、上記スペクトル分析の
データは次の通りである。
N M R: 0.3〜0.rppm (SJ本;lコ
H)、7.2S 7・りppm(m;jAH)。 (7
00MHz 、d・−アセトン、外部基準〕 I R:  30弘0./It!、/1710./1A
3j、/270゜1t3r、1o7o、1oto、to
o、’yro。
700c!lL−’、[KBr] 製造例コ p−ブロムフェニルジフェニルホスフィンj、Of (
0,0/117 mob )、Mg O,,36t お
よびジメチルジェトキシシランj、、2j fを乾燥T
HF30−に混合し、窒素気流中3時間加熱還流しした
。次に蒸留を行ない/31−/乙!’C//、θmmH
g の留分tとシ、3.り/9(収率ニア3%)ノシメ
チル・エトキシ・Cp−(ジフェニルホスフィノ)フェ
ニル〕シランヲ得り。ソノスペクトル分析データは次の
通りである。
NMR: O,jppm (8; 6 H)、バー2p
pm (t ; z H)、4’−Oppm(q ;j
H)、7.弘〜♂、Oppm (m;/!H)。(A 
OMH21d’−アセトン、外部基準〕 I  R:  3030,2960./j♂j、/11
?0,14AJ!。
13りr、txt、o、1ito、/13o、1tto
1oto、り60,130,7り0 、7!0 、7Q
Ocm−’(neat ) 次にジメチル−エトキシ(p−(ジフェニルホスフィノ
)フェニルコシラン0.4A7 t 1a2゜O,! 
dおよび2 N −HCl、 0.0!−をアセトンO
,j11tlに混合し室温にて20時間攪拌した。つい
で溶媒を留去し乾燥することによって、定量的にテトラ
メチル−/、3−ビス〔(p−ジフェニルホスフィノ)
フェニルクジシロキサン0、弘!ttmた。ベンゼン−
エタノール系から再結晶を行なって精製品(融点12〜
ra℃)を得た。
このものハNM1’j、  工Rスペクトルにより構造
を確認した。該スペクトル分析のデータは次の通りであ
る。
NMR: o、弘ppm (s t ’ H) s 7
.コ〜♂、Oppm (m;λIf H) (A OM
Hz 、  d”−アセト/、 外部基準〕 工 R:  3oグO,コタグ0.l!り0,1グ10
,1≠弘O1/260.//J!、10!0./I10
.13j、100゜730 、700ca  (nea
t )製造例3 (dp)  CHs(ap) ヘー’f−9l fルーl、!−ビス[p−(ジフェニ
ルホスフィノ)フェニル〕トリシロキサンの合成 窒素気fi下、p−7”ロモフェニルジフェニルホスフ
イ:y j、Of (0,0/1IL7 mob )を
乾燥ジエチルエーテル3Q−に溶解し、−70℃に冷却
した。次にn−ブチルリチウム(n−BuLi)//d
 (t 、J7 mmo1/lJ )を滴下し、リチウ
ム化した。
反応液は一旦室温まで放置攪拌しく2.!時間程度)、
再度−20℃に冷却し、ヘキサメチル−した。室温で一
昼夜攪拌後、水及びベンゼンを加え、塩を分離し、有機
層を乾燥及び濃縮する事により!、62 f (定量的
)の無色粘稠の油状物を得た。このものはNMRl 工
RおよびMaθ8スペクトルによりヘキサメチル−1,
!−ビス(p−(ジフェニルホスフィノ)フェニル〕ト
リシロキサンの構造を確認した。該スペクトル分析のデ
ータは次の通りである。
NMR:θ、/ppcn(S;4Hハ0.jppm (
日;jH)、7.2〜Ir、Qppm (m ; 21
 H)。〔1QOMHz。
d6−アセト/、外部基準〕 x  R:  3oto、2yto、tsyo、tar
o、taao。
t2to、tt4to、1ioo、toto、r4to
、too。
740.700cm−” (neat)製造例弘 (dp)   CHs  (dp) オクタメチル−/、7−ビス〔p−(ジフェニルホスフ
ィノ)フェニルコテトラシロキサンの合成 窒素気流下s p7”ロモフェニルジフェニルホスフィ
ン!、θf (0,0/4t7 mo:L )を乾燥ジ
エチルエーテル30−に溶解し、−70℃に冷却した。
次にn −BuLi  / / ttl (/、37 
mmol/m/)を滴下し、リチウム化した。反応液は
一旦室温まで放置攪拌しく−2,j時間程度)、再度−
20℃に冷却し、オクタメチル−/、7−ジクロルテト
水及びベンゼンを加え、塩を分離し、有機層を乾燥・濃
縮することにより6.22f(定量的)の無色粘稠の油
状物を得た。このものはNMRlIFI、およびMas
s  スペクトルによジオクタメチル−/、7−ビス(
:p−(シyエニルホスフイノ)フェニルコテトラシロ
キサンの構造を確認した6該スペクトル分析のデータは
次の通りである。
NMR: 0./ppm(8;/JH)、0−jppm
(8;4H)、7、、!SIr、Oppm (m;、2
rH) (100MHz 。
d6−アセトン、外部基準〕 工R: 3060..2り60 、 /J−90、/4
#0 、 /14110 。
txtso、1ttt−o、1too、toto、ga
o、goo。
7tθ、 700 cm−’ (neat )製造例! (dp)     (dp)     ニル)シリル〕
エタンの合成窒素気流中、p−ブロモフェニルジフェニ
ルホスフィン2.Of%MgO,/≠32 および/、
2−ビス(ジメチルクロルシリル)エタン0.t32f
を乾燥THF/j−に混合し、10時間加熱還流した。
Mgは徐々に溶解し、液は褐色から反応終了時には黄色
に変化し、塩が析出した。次に濾過により塩を分離し、
溶媒を留去して粗結晶を得た。粗結晶はベンゼン−エタ
ノール系から再結晶[5て精製し、/、3jtc収率ニ
ア0%)の無色柱状結晶(融点ist〜trt℃)を得
た。このものはNMR,工RおよびMass  スペク
トルにより/、2−ビス〔ジメチル(p−ジフェニルホ
スフィノフェニル)シリル〕エタンの構造を確認した。
該スペクトル分析のデータは次の通りである。
NMR: O,jppm (g; A H)、0jpp
rn (S ;弘H)。
7、J 〜F、θppm(m;2J’H)。(/(70
MHz。
d6−ア七ト/、外部基準〕 工 R:  3o4co、2り20 、/j10 、/
l/170 、/’130 。
12よ0 、 / /20 、ざ20.ざ10,77j
、71LL!。
qoo>  I:KBr) 使用例1 100ml容積のフラスコにコバルト(It)7 セー
y−ルアセトナートニ水和物よりtq(o、2mm01
 )及びテトラメチル−/、3−ビス[p−(ジフェニ
ルホスフィン)フェニル〕シシロキサ7372■(0,
6mmol )を仕込み、系内分充分に窒素で置換した
後、クロルベンゼア20rrtlを添加した。クロルベ
ンゼンのけん温溶液にトリエチル。
アルミニウムの10.0wt%トルエン溶液0.AOt
ttl(0,≠A mmol )を氷冷下に攪拌しなが
ら滴下した。
更ニエチルアルミニウムセスキクロリドの10、Owt
% トルエン溶go、り47 (0,3’A mmol
 )を滴下し、最後にインブレン0.3ml (3,0
mmol)を添加し、系内を水素で置換した後、水冷下
で激しく攪拌しながら常圧で水素を導入した。導入開始
後水素吸収が始まり、水添反応が進行した。
反応開始を公債に水素吸収量が理論量の約ざ0%となっ
た。この時点で反応液の分析を行ない、インプレy(工
F)の反応率並びに生成物である3−メチル−7−ブテ
ノ(3MB/)、2−メチル−l−ブテン(2MB/)
、ノーメチル−2−ブテノ(2MB2)及びコーメチル
ブタン(2MB)の合計量中の各生成物の比率を求めた
ところ、次の結果が得られた。
工P 反応率  12% 3MB/生成比f、11% 、2MB/   tt     コチ 2MB2  tt    /7チ 更に水添反応を続行したところ、反応開始71分後に理
論量の水素吸収が観察された。この時点で反応液を分析
したところ、次の結果が得られた。
IP 反応率 700% 3MB!生成比率 7t% 2MB/   x     3% 2MBコ  〃   2/% 使用例コ 触媒成分としてコバルト(It)アセチルアセトナ−ト
ニ水和物!りmty (0,,2mmol )、/ 、
!、!F、7−チトラメチルー/、J。!、7−テトラ
キス〔p−(ジフェニルホスフィノ)フェニル〕シクロ
テトラシロキサン3g弘■(0,3mmol )、トリ
エチルアルミニウムの10゜Owt% トルエン溶液0
.AOtd(0,弘6 mmol )、及びエチルアル
ミニウムセスキクロリドの10.Owt%  トルエン
溶液O0り6−(0・3弘mmol )  を用いて使
用例1と同様に反応を行なわせた。
反応開始7分後に水素吸収量が理論量の約10%となっ
た。この時点で反応液の分析を行なったところ、次の結
果が得られた。
IP反応率    22% JMB/生成比率  7タチ 2 M B /   p     ≠チ2MB2   
p    / 7% 更に水添反応を続行したところ、反応開始71分後に理
論量の水素吸収が観察された。この時点で反応液の分析
を行なったところ1次の結果が得られた。
工P反応率     100% 3MB/生成比率   7/% λMB/   p      弘、7チ2MBコ  〃
     2≠チ 2MB   tt      O,Jチ〔発明の効果〕 本発明の新規な置換ポリシリレン化合物は均一系の錯体
触媒反応、例えば水添反応やオキソ反応、においてホス
フィン系配位子として使用することができ、特に反応の
選択性の向上に有効である。
特許出願人 三菱化成工業株式会社 代 理 人  弁理士 長谷用   −ほか1名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    ( I ) (式中、nは0〜20の整数を示す。R^1は置換基を
    有していてもよいアリール基を示し、相互に異なつてい
    てもよい。R^2は置換基を有していてもよいアルキル
    基又はアリール基を示し、相互に異なつていてもよい。 ) で表わされる化合物、 一般式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    ・・・(II) (式中、mは3〜10の整数を示し、R^1及びR^2
    はそれぞれ前記と同様のものを示す。)で表わされる化
    合物、及び 一般式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    (III) (式中、1は1〜10の整数を示し、R^1及びR^2
    はそれぞれ前記と同様のものを示す。)で表わされる化
    合物、 からなる群から選ばれた置換ポリシリレン化合物。
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EP0699685A2 (en) * 1994-09-02 1996-03-06 The Dow Chemical Company Diphosphines

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