JPS6123811Y2 - - Google Patents

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JPS6123811Y2
JPS6123811Y2 JP14870281U JP14870281U JPS6123811Y2 JP S6123811 Y2 JPS6123811 Y2 JP S6123811Y2 JP 14870281 U JP14870281 U JP 14870281U JP 14870281 U JP14870281 U JP 14870281U JP S6123811 Y2 JPS6123811 Y2 JP S6123811Y2
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JP
Japan
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multiplier
zero
circuit
amplifier
switch
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JP14870281U
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JPS5857762U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電力計のオートゼロ回路に係るもの
である。電力計には従来から種々の掛算回路を使
用したものが知られているが、被測定電路の交流
電圧と交流電流とを掛算して得られて直流成分が
電力に相当するから、掛算回路が有する直流オフ
セツト電圧の変動が測定誤差に直接影響を及ぼ
す。したがつてデジタル表示式電力計のように高
い分解能を有する測定器にあつては零点が変動す
れば使用者に明らかに認知されて不信感を与える
し、外部から人的操作によつて定期的に零点調整
を行なうことは長時間に亘る記録や長時間の積算
電力測定の場合には実行困難である。この考案は
このような従来装置の欠点にかんがみて零点の外
部からの調整を不要とした零点の安定な電力計を
提供することを目的とするもので、電圧に比例し
た入力と、電流に比例した入力とを掛算する掛算
器と、該掛算器の出力を増幅する増幅器と、上記
掛算器の入力の一方または双方を遮断しかつ入力
を零とするスイツチ回路と、該スイツチ回路によ
り上記掛算器の入力が零とされたとき上記増幅器
の出力が供給される積分器とを有し、該積分器の
出力を負帰還となるように上記掛算器に供給する
電力計のオートゼロ回路において、 上記増幅器の帰還抵抗回路には、上記スイツチ
回路により上記掛算器の入力が零とされたときに
該増幅器の増幅度が大となるように動作する帰還
抵抗切替スイツチが設けられていることを特徴と
するものである。
次に図面を参照しつゝこの考案の実施例を説明
する。第1図はこの考案による回路構成の一実施
例を示し、被測定電路の電圧e、電流iはPT
1、CT2を介して掛算器5により乗算による電
力演算され増巾器6によつて出力e0することは従
前と同様である。而してこの考案では測定信号周
波数より充分に高い周波数の矩形波発振器10に
よつて駆動されるように接続した電子スイツチ
3,4,7,8を備え、電子スイツチ3,4の組
はスイツチ回路Aを、電子スイツチ7はスイツチ
回路Bを、電子スイツチ8はスイツチ回路Cを構
成し、これらスイツチ回路によつて通常の電力演
算モードとオートゼロモードとに交互高速切替さ
れる。
通常の電力演算モードにおいてはスイツチ回路
Aの電子スイツチ3とスイツチ回路Bの電子スイ
ツチ7がON、スイツチ回路Aの電子スイツチ4
とスイツチ回路Cの電子スイツチ8はOFFとな
る。したがつてこの時は第2図に示すような回路
構成となり、掛算器5には電圧e、電流i成分が
入力され、乗算され、増巾器6により1+
{R2R3/(R2+R3)}/R1倍され電力値を出力す
る。なおこの出力e0は平滑されてA/D変換器又
は記録計に供給されるものである。このとき積分
器9は後述するように以前までのオートゼロ期間
にサンプリングした積分電圧値をホールドし掛算
器の零点調整端子に入力して零点を補正するので
ある。
一方オートゼロモード切替時にはスイツチ回路
Aの電子スイツチ4、スイツチ掛算器Cの電子ス
イツチ8がON、スイツチ回路Aの電子スイツチ
3、スイツチ回路Bの電子スイツチ7はOFFと
なつて第3図に示すような回路構成となる。即ち
電圧または電流の何れか又は双方共信号が遮断さ
れて回路コモンに接続され、掛算器出力は増巾器
6により少く共前記電力演算モードよりも充分大
きい増巾度1+(R2/R1)をもつて増巾され、そ
の出力を積分器9に入力してオフセツト値をサン
プリングする。一般に増巾器の入力を零とし、こ
の時の増巾器出力を積分器に供給し、積分器の出
力によつて前記増巾器の零点変動補正を行なうこ
とは従来公知であるが、この考案においては増巾
器の帰還抵抗値の大きさを増大するようにスイツ
チ回路を構成し直流オフセツトを拡大して積分器
のコンデンサに供給することにより極めて僅かな
直流オフセツト変動でも適確に補正可能とするも
ので、更に増巾器の帰還回路を遮断して増巾器が
コンパレータとして作動する様に構成して無限大
に近い増巾度を得るようにすることもできるので
ある。
又積分器9の積分定数CR4は矩形波発振器10
の発振周期は勿論のこと、測定信号の周期により
充分大きなものとして掛算器5の零点調整端子に
入力するものと、且つその極性は負帰還となる様
に定める。第4図は各部の波形を示し、電流及び
電力出力の斜線部は電力演算モード、その他部分
がオートゼロモードを示す。
以上詳述したようにこの考案はスイツチング機
構と、増巾器増巾度の増大手段との組合により電
力演算モードでは通常の電力演算を行ない、オー
トゼロモードでは掛算器5、増巾器6で発生する
零点変動を増巾し、積分器で平滑化して直流レベ
ルで掛算器の零点を自動的に補償可能としたもの
で、従来方式より最終桁約1桁以上の零点の安定
度が得られ、零点移動による測定誤差が小さいほ
か、外部からの零調整を不要とし、長時間記録、
積算を可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による一実施例の回路構成
図、第2図は該実施例の電力演算モードにおける
回路構成図、第3図は該実施例のオートゼロモー
ドにおける回路構成図、第4図は該実施例の各部
の電圧波形図を示す。 1……PT、2……CT、3,4,7,8……電
子スイツチ、5……掛算器、6……増巾器、9…
…積分器、10……矩形波発振器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電圧に比例した入力と電流に比例した入力とを
    掛算する掛算器と、該掛算器の出力を増幅する増
    幅器と、上記掛算器の入力のいずれか一方または
    双方を遮断しかつ入力を零とするスイツチ回路
    と、該スイツチ回路により上記掛算器の入力が零
    とされたとき上記増幅器の出力が供給される積分
    器とを有し、該積分器の出力を負帰還となるよう
    に上記掛算器に供給する電力計のオートゼロ回路
    において、 上記増幅器の帰還抵抗回路には、上記スイツチ
    回路により上記掛算器の入力が零とされたときに
    該増幅器の増幅度が大となるように動作する帰還
    抵抗スイツチが設けられていることを特徴とする
    電力計のオートゼロ回路。
JP14870281U 1981-10-06 1981-10-06 電力計のオ−トゼロ回路 Granted JPS5857762U (ja)

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JP14870281U JPS5857762U (ja) 1981-10-06 1981-10-06 電力計のオ−トゼロ回路

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JP14870281U JPS5857762U (ja) 1981-10-06 1981-10-06 電力計のオ−トゼロ回路

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Publication Number Publication Date
JPS5857762U JPS5857762U (ja) 1983-04-19
JPS6123811Y2 true JPS6123811Y2 (ja) 1986-07-16

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