JPS61238025A - 液晶防眩鏡の製造方法 - Google Patents

液晶防眩鏡の製造方法

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JPS61238025A
JPS61238025A JP60079843A JP7984385A JPS61238025A JP S61238025 A JPS61238025 A JP S61238025A JP 60079843 A JP60079843 A JP 60079843A JP 7984385 A JP7984385 A JP 7984385A JP S61238025 A JPS61238025 A JP S61238025A
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JP
Japan
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liquid crystal
mirror
crystal cell
quarter
wavelength plate
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Pending
Application number
JP60079843A
Other languages
English (en)
Inventor
Koetsu Hibino
光悦 日比野
Yasuhiro Otsuka
康弘 大塚
Hideaki Ueno
秀章 植野
Shigeki Hamaguchi
浜口 茂樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は液晶防眩鏡の製造方法の改良に関し、詳しくは
、液晶セル表面へ貼り付ける1/4波長板の改良に関す
る。
本発明の方法によって製造した液晶防眩鏡は、干渉縞の
発生が有効に防止され、耐久性が良好であり、車載のル
ームミラー等として有用である。
[従来の技術] 近年、反射鏡の鏡面の前方(光源に近い側をいう)側に
液晶セル及び1/4波長板を配置した液晶防眩鏡の開発
が進められている。
これは、液晶セルと1/4波長板とを組み合わせて光透
過率可変部材として機能させ、該光透過率可変部材によ
って、反!)lIの光反射率を変化させるものである。
なお、前記光透過率の制御は、液晶層への印加電界を制
御することによって行なう。
従来、かかる液晶防眩績は、公知の方法(例えば特開昭
57−171318号に開示されている方法)によって
製造した液晶セルの表面に1/4波長板を貼り付け、こ
れを反射鏡基板と重ね合わせ、両者の周辺部に付着させ
た接着剤を硬化させ、両者を固着して製造している。
しかし、従来の方法によって製造した液晶防眩績は、高
温等の苛酷な条件下に長時間晒されると、干渉縞を発生
し易く、また、耐久性に欠けるという欠点を有する。
第4図は、従来の方法によって製造した液晶防眩績にお
いて、干渉縞が発生し、また、耐久性が劣化する理由を
説明する図である。
即ち従来は、1/4波長板2を貼り付けた液晶セル1と
反射鏡基板3とを、第4図(A)のように、「そり」の
ない状態で重ね合わせ、これらを接着剤5で固着してい
る。
したがって、製造後において低温状態に晒されると1/
4波長板2が収縮して、第4図(B)のように液晶セル
1がそり、液晶セル1と反射鏡基板3との間隔が中心部
において広がる。
一方、逆に高温状態に晒されると、第4図(C)のよう
に1/4波長板2は膨張して、液晶セル1と反射鏡基板
3との間隔は、周辺部において広がる。
このように低温状態と高温状態とで、前記中心部及び前
記周辺部の間隔の変化が大きく、このため干渉縞が発生
し易く、また、接着剤5に無理な応力が加わるため耐久
性が劣化するものと考えられる。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、上記した欠点の解消を企図して案出されたも
のであり、干渉縞の発生が防止され、耐久性の良好な液
晶防眩績を製造する方法を提供するものである。
[問題点を解決するための手段及び作用]本発明は、液
晶セルへの1/4波長板の貼り付けに先だち、該1/4
波長板を加熱し、冷却するものである。
即ち本発明は、 液晶セルの基板表面に1/4波長板を貼り付け、該1/
4波長板を貼り付けた表面を内側として、前記液晶セル
と反射鏡基板とを重ね合わせて荷重を印加し、 前記液晶セルと前記反射鏡基板との間の所定部位に介在
させた接着剤を硬化させて、該液晶セルと該反射鏡基板
とを一体的に固着する液晶防眩績の製造方法において、 前記1/4波長板の前記液晶セル表面への貼り付けに先
だち、該1/4波長板を加熱した後冷却することを特徴
とする液晶防眩績の製造方法である。
液晶セルとしては、公知の方法によって製造された公知
のゲストホスト型(GH型〉の液晶セルを用いることが
できる。
液晶セルは、174波長板と組み合わせることによって
、光透過率可変部材として機能する。
ここに、1/4波長板は、入射光の位相を1/4波長変
化させる機能を有する。1/4波長板としても公知のも
のを用いることができる。
該1/4波長板の前記液晶セルへの貼り付けに先だち、
該1/4波長板を、所定時間、所定温度に加熱し、その
後、冷却して、該174波長板を熱収縮させる。ここに
、前記所定時間、前記所定温度、及び前記冷却は、前記
1/4波長板の熱収縮率が飽和するに充分な値及び方法
であればよい。
なお、加熱温度と、熱収縮率が飽和するに要する加熱時
間との関係の一例を第3図に示す。
こうして用意した1/4波長板を前記液晶セルの表面に
貼り付けた後、該液晶セルを反射鏡基板と重ね合わせて
荷重を印加しつつ、所定部位に付着させた接着剤を硬化
させて両者を固着させる。
ここに所定部位とは、液晶セル周辺部のように、反射映
像の映出に寄与しない部位をいう。なお、反射鏡基板と
しても、真空成膜法等の公知の方法によって鏡面を形成
した、公知の反射鏡基板を用いることができる。
[実施例] 以下、本発明を具体的実施例に基づいて詳しく説明する
(液晶防眩鏡の製造) 以下の手順で本発明の液晶防眩鏡を、前記印加荷重を0
〜160kgの間で20kg間隔で変化させて9種類、
各種類についてそれぞれ27個づつ、合計243個製造
した。
第1図は製造工程の説明図である。
(1)液晶セル1の製造 従来公知の方法によってホモジニアス配列のゲストホス
ト(GH)型液晶セル1を製造した。
透明基板としては、ガラス(200mmX50mm)を
、液晶としてはネマチック液晶を、染料としてはアント
ラキノン系の染料をそれぞれ用いた。また、両透明基板
の内端面全面には、真空成膜法によって透明電極を形成
し、その上には印刷法によって配向膜を形成した。
(2)1/4波長板2の熱処理及び冷却1/4波長板2
(厚さ200μ二波長約550nm)を100℃の恒温
槽中に1時間放置した後、該恒温槽から取り出し、室内
に1時間放置し、室温まで冷却した。かかる熱処理及び
冷却処理によって、前記1/4波長板は充分に熱収縮し
た。
(3)1/4波長板2の貼り付は 上記各液晶セル1の表面に、上記1/4波長板2を粘着
剤を用いて貼り付けた。なお1/4波長板2の大きさは
194mmX44mmであり、上記液晶セル1の各辺よ
りそれぞれ3mmの内側となる大きさである。
(4)鏡面31の形成 反射鏡用の各ガラス製の基板30 (200mmx50
mm)の一方の表面に真空成膜法によってアルミニウム
膜から成る鏡面31を形成して反射鏡基板3とした。
(5)荷重印加 上記各液晶セル1と上記反射鏡基板3とを、前記1/4
波長板及び前記鏡面31が内側となるようにして重ね合
わせ、これを3組直列にして、第1図に示すように組付
は用型9に、ゴム弾性板状体7を介してセットして荷重
を印加した。
印加荷重の大きさは、O〜160kgの範囲で20kQ
間隔で変化させ、また、印加荷重の大きさが同一の試料
を各27個づつ製造した。
(6)固着 前記荷重を印加しつつ、粘度450ボイズのエポキシ系
接着剤5を、前記液晶セル及び反射鏡基板の外周部に塗
布し、これを14時間室温下に放置して硬化させ、両者
を固着させた。
(評価) 以上のようにして製造した各液晶防眩鏡について、干渉
縞の発生数を、製造直後、及び、高温放置試験(85℃
; 1000時間)後についてそれぞれ評価した。
製造直後における干渉縞の発生は、いずれの液晶防眩鏡
についても認められなかった。
高温放置試験後における干渉縞の発生数は第2図に示す
。なお、第2図において従来品とは、上記実施例の製造
工程において、1/4波長板の加熱及び冷却を行なわな
かったものであり、他の工程は、該実施例と同様とした
ものをいう。
第5図かられかるように、本実施例の方法によると、前
記印加荷重を従来より太きく100kQ程度としても、
干渉縞の発生はない。
高温放置試験後においても、上記したように干渉縞が発
生しにくい理由は、上記した1/4波長板の熱処理及び
冷却処理によって、該1/4波長板が飽和状態まで熱収
縮し、このため、上記高温放置試験後もほとんど熱収縮
せず、したがって、液晶セルと反射鏡基板との間隔がほ
とんど変化しないためであると考えられる。また同様の
理由により、液晶セルと反射鏡基板とを固着している接
着剤5には無理な応力がほとんど加わらず、したがって
耐久性も良好である。
[発明の効果] 以上型するに本発明は、液晶セルに1/4波長板を貼り
合わせるに先だち、1/4波長板を加熱した後冷却して
、飽和状態まで熱収縮させるものである。
実施例に述べたところからも明らかなように、本発明で
は、1/4波長板を加熱、冷却して飽和状態まで熱収縮
させた後、液晶セルに貼り付け、該液晶セルと反tJJ
鏡基板とを固着している。このため製造後において液晶
防眩鏡の周囲の温度条件が変動しても1/4波長板はほ
とんど熱収縮しない。このため液晶セルと反射鏡基板と
の間隔はあまり変動しない。したがって干渉縞の発生は
防止され、また、耐久性も良好である。
したがって、自動車のルームミラー等として最適である
【図面の簡単な説明】
第1図は組付は用型によって液晶防眩鏡を保持し、荷重
を印加する説明図である。第2図は本実施例の方法によ
って製造した液晶防眩鏡及び従来の方法によって製造し
た液晶防眩鏡の高温放置試験後における干渉縞の発生数
を示すグラフである。 第3図は1/4波長板の加熱時間と熱収縮率との関係を
示すグラフである。第4図は従来の方法によって製造し
た液晶防眩鏡に干渉縞の発生する機構を説明する図であ
る。 1・・・液晶セル     2・・・1/4波長板3・
・・反射鏡基板    9・・・組付は用型特許出願人
   トヨタ自動車株式会社代理人     弁理士 
大川 窓 向      弁理士 藤谷 修 同      弁理士 丸山明夫 第2図 殉皇(kg) 時間(/fr−) 第4図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液晶セルの基板表面に1/4波長板を貼り付け、 該1/4波長板を貼り付けた表面を内側として、前記液
    晶セルと反射鏡基板とを重ね合わせて荷重を印加し、 前記液晶セルと前記反射鏡基板との間の所定部位に介在
    させた接着剤を硬化させて、該液晶セルと該反射鏡基板
    とを一体的に固着する液晶防眩鏡の製造方法において、 前記1/4波長板の前記液晶セル表面への貼り付けに先
    だち、該1/4波長板を加熱した後冷却することを特徴
    とする液晶防眩鏡の製造方法。
  2. (2)前記1/4波長板の加熱温度は、40℃〜120
    ℃である特許請求の範囲第1項記載の製造方法。
  3. (3)前記1/4波長板の加熱は、恒温槽中で行なう特
    許請求の範囲第1項記載の液晶防眩鏡の製造方法。
  4. (4)前記1/4波長板の加熱時間は1分〜90分であ
    る特許請求の範囲第1項記載の液晶防眩鏡の製造方法。
JP60079843A 1985-04-15 1985-04-15 液晶防眩鏡の製造方法 Pending JPS61238025A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014109306A1 (ja) * 2013-01-10 2014-07-17 住友化学株式会社 光学部材貼合体の製造方法及び光学部材貼合体

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014109306A1 (ja) * 2013-01-10 2014-07-17 住友化学株式会社 光学部材貼合体の製造方法及び光学部材貼合体
JP5869704B2 (ja) * 2013-01-10 2016-02-24 住友化学株式会社 光学部材貼合体の製造方法
TWI596388B (zh) * 2013-01-10 2017-08-21 住友化學股份有限公司 光學部件貼合體之製造方法

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