JPS6123784Y2 - - Google Patents

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JPS6123784Y2
JPS6123784Y2 JP16579U JP16579U JPS6123784Y2 JP S6123784 Y2 JPS6123784 Y2 JP S6123784Y2 JP 16579 U JP16579 U JP 16579U JP 16579 U JP16579 U JP 16579U JP S6123784 Y2 JPS6123784 Y2 JP S6123784Y2
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JP
Japan
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supernatant liquid
valve
measuring tube
sludge
cleaning
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JP16579U
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JPS55100152U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、汚泥の沈でん率を測定する汚泥沈で
ん計に係り、特に測定管の汚れを洗浄する機能を
持つ汚泥沈でん計に関するものである。
従来、この種の汚泥沈でん計は第1図のように
構成されている。すなわち、1は汚泥液2を貯留
する例えば下水処理場のばつ気層である。3は、
ポンプでこのばつ気層1から被測定用サンプルを
測定管4へ採取する為のものである。この測定管
4は、ガラス管で構成され、その上部には、サン
プルのレベルを検出するレベル計5が取着されて
いる。また、測定管4の下部には、サンプル排出
用の弁6,7が順に設けられている。
また、この測定管4には、2種類の内部洗浄機
構が設けられている。その1つは、測定管4の上
部から洗浄弁8の開放により水道水を流し洗浄す
る機構、他の1つは、測定管4の下部から空気弁
9及び前記弁6を介して空気を挿入して洗浄する
機構である。
10,11は、測定管4を介して対向配置され
た光源と受光器である。この両者は、サーボ機構
12により測定管4に沿つて移動可能に構成され
ている。また、このサーボ機構12は、ポテンシ
ヨメータ13を介して信号処理回路14に接続さ
れている。この信号処理回路14は、前記光源1
0及び受光器11が汚泥沈でん界面位置15を検
出したときに、その移動を停止させる機能及びそ
の移動量を界面レベル位置信号として出力する機
能を有している。なお、15aは沈でん部、15
bは上澄液部である。
次に、この動作を説明する。ばつ気槽1の中の
汚泥2をポンプ3により測定管4の中に採取す
る。この採取量をレベル計5で測定し、測定管中
の所定のレベルまでサンプル液を採取する。採取
されたサンプル液は時間の経過とともに汚泥沈で
ん部15aと上澄液部15bに分かれていき汚泥
沈でん界面15が形成される。所定時間経過後、
光源10および受光器11により構成される光電
スイツチをサーボ機構12により駆動して汚泥沈
でん界面を検出して、サーボ機構12に接続され
たポテンシヨメータ13により界面15の位置信
号を発生させる。そして、この位置信号を信号処
理回路14により沈でん率に変換して、測定値と
して出力する。
上記の測定が終了すると排出弁6および7
を開いてサンプル液を排出する。次にサンプル液
を排出した後、測定管の内壁に付着した汚れが次
回の測定に悪影響を及ぼさないように測定管内を
洗浄する。この洗浄のために水道水(市水道,工
業用水道など)に接続された洗浄弁8を開いて洗
浄水を測定管4の中に流し込んで排出弁6,
7を通して排水する。また洗浄効果を増すため
に、排出弁7を閉じ、排出弁6を開いた状態
で洗浄水を測定管4の中に入れ、さらに空気弁9
を開いて、空気を導入して測定管内4の中でバブ
リングさせる場合もある。そして、洗浄後排出弁
7を開いて洗浄水を排水する。
上記の一連の動作はシーケンス制御回路(図示
してない)により制御されて自動的に進行するよ
うになつている。
しかしながら、この装置は洗浄水として水道水
を用いるため下記ような欠点を有する。
(1) 設置場所が制約される。すなわち水道のない
ところには設置できない。
(2) 水道水の配管が必要なため設置工事費が高価
になる。
(3) 一度設置すると、水道水の配管があるため移
動することが簡単にできない。
(4) 水道水を使用するので運転コストが高価にな
る。
本考案は、上記点に対処して成されたもので、
水道水を使用することなく測定管の洗浄が行な
え、設置場所に制約されることのない汚泥沈でん
計を提供しようとするものである。
すなわち、本考案は、汚泥液を測定管内に採取
してその沈でん率を検出する汚泥沈でん計におい
て、前記測定管に連通された配管系内に設けら
れ、前記測定管内で分離された上澄液を通過させ
る上澄液採取用の排出弁と、この排出弁を介して
供給される上澄液を貯留する上澄液貯留タンク
と、このタンクと前記測定管との間に設けられた
配管系内に設置され、前記タンク内の上澄液を測
定管内に洗浄液として通過させる洗浄弁とを備
え、測定管内で分離された上澄液を排出弁を介し
てタンク内に採取し、このタンク内の上澄液を洗
浄弁を介して前記測定管内に洗浄液として供給
し、水道水を用いることなく測定管内を洗浄する
ようにして初期の目的を達成した。
以下、本考案の一実施例について第2図を参照
して説明する。なお、この一実施例では、従来例
と同様の測定管を用いたので、同一部分には同一
符号を付しその詳細な説明は省略する。
16は、サンプル液を排出する弁6,7間の配
管途中に設けられた上澄液通過検出部である。こ
の検出部16は、例えば透明なガラス管16a
と、その外側に対向配置された光源と受光器とか
らなる光電スイツチ17とから構成されている。
また、この検出部16と前記弁7との間には、前
記光電スイツチ17により開放する上澄液採取用
の排出弁18に連結された配管が接続されてい
る。この配管は、弁18を介して上澄液貯留タン
ク19内で開放されている。このタンク19に
は、上澄液を前記洗浄弁8に連結された洗浄水ポ
ンプ20に接続された配管が開放されている。な
お、前記光電スイツチ17は、弁18を開放する
とともに弁7を閉塞する機能を有している。
そして、ポンプ3により採取されたサンプルの
汚泥界面15の位置を測定し、サンプルを排出す
ると次のようにして上澄液だけ前記タンク19内
へ採取される。
つまり、弁6,7が開放され、サンプルが沈で
ん部15aから順に排出されて上澄液が前記検出
部16を通過すると、前記光電スイツチ17が作
動し、弁18が開放し弁7が閉塞される。したが
つて、上澄液は、弁18を介して前記タンク19
内に採取される。そして、シーケンス制御回路か
らの洗浄命令を受けて、前記ポンプ20が作動し
タンク19内の上澄液を吸い上げるとともに前記
弁8を開放し、測定管4上部から上澄液を供給し
て洗浄する。そして洗浄後、前記弁7を開放し、
弁18を閉塞して、洗浄に使用された上澄液を排
出する。この場合、光電スイツチ17が上澄液通
過により動作するが、例えば沈でん部通過時の信
号(0信号)の後の通過信号(1信号)のみで、
弁18開放、弁7閉塞、また通過信号の後の通過
信号で、弁18閉塞、弁7開放となるように構成
すれば良い。また、時間的に弁18,弁7を復帰
させることも可能である。
なお、本考案はこの一実施例に限らず以下の如
く種々変形可能である。
(1) 上澄液通過検出部を排出配管の途中に設けず
に、測定管4の底部21の位置に設けて、この
部分を上澄液が通過しはじめてから一定時間後
(上澄液が排出弁7,18の分岐点まで到達す
るに充分な時間を経過した後)排出弁7を閉じ
排出弁18を開いて上澄液を採取するようにし
てもよい。
(2) 前記のように、特別に上澄液通過検出部を設
けることなしに、測定した沈でん率の値に応じ
て、サンプル液排出開始後適当な時間を経過し
た後に排出弁7を閉じて、排出弁18を開いて
上澄液を採取するように制御しても良い。例え
ば沈でん率40%のときはサンプル液排出開始後
4秒後に、沈でん率30%のときは3秒後に排出
弁7を閉じ弁18を開くように制御する。
(3) 上澄液貯留タンク19内に活性アルミナ、活
性炭などの吸着剤を入れておき、採取した上澄
液中に残つている微細な汚泥粒子を吸着させて
浄化するようにしてもよい。
(4) 上澄液貯留タンク19に図示してあるのとは
別の上澄液取出口を設けて、この上澄液を他の
計器の洗浄に使用するようにしてもよい。
(5) ピストン22を上方に移動させてサンプル液
を排出する方式の汚泥沈でん計においては第3
図に示すように、排出の最初の過程において上
澄液を排出弁23を通して採取し、汚泥沈でん
がきたことを光電スイツチ24により検出し
て、排出弁23を閉じ、排出弁25を開いて、
沈でんを上澄液とは分離して排出すれば良い。
本考案は、このように構成したので、設置場所
に制約されることがなく、任意の場所に設置で
き、また容易に移動することができる。また、水
道配水を利用しないので、配管施設工具が不要と
なり、設置作業が容易となるばかりか水道水の制
約となるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の汚泥沈でん計を説明する為の構
成図、第2図は本考案の一実施例を説明する為の
構成図、第3図は本考案の変形例を説明する為の
概略構成図であり、図中1はばつ気層、2は汚泥
液、4は測定管、6,7は弁、8は洗浄弁、16
は上澄液通過検出部、17は光電スイツチ、18
は排出弁、19は上澄液貯留タンク、20は洗浄
ポンプである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 汚泥液を測定管内に採取してその沈でん率を検
    出する汚泥沈でん計において、前記測定管に連通
    された配管と、この配管の途中に設けられ、前記
    測定管内で分離された上澄液を通過させる上澄液
    採取用の排出弁と、この排出弁を介して供給され
    る上澄液を貯留する上澄液貯留タンクと、このタ
    ンクと前記測定管との間に設けられた配管の途中
    に設置され、前記タンク内の上澄液を測定管内に
    洗浄液として通過させる洗浄弁とを具備したこと
    を特徴とする汚泥沈でん計。
JP16579U 1979-01-08 1979-01-08 Expired JPS6123784Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16579U JPS6123784Y2 (ja) 1979-01-08 1979-01-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16579U JPS6123784Y2 (ja) 1979-01-08 1979-01-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55100152U JPS55100152U (ja) 1980-07-12
JPS6123784Y2 true JPS6123784Y2 (ja) 1986-07-16

Family

ID=28801165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16579U Expired JPS6123784Y2 (ja) 1979-01-08 1979-01-08

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JPS55100152U (ja) 1980-07-12

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