JPS6122962A - ドツトプリンタヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、アマチアを電磁力によって駆動し、このアマ
チアの変位によって印字ワイヤを駆動して印字動作を行
なうドツトプリンタヘッドに関するＯ 背景技術 第５図は、先行技術のドツトプリンタヘッドの一部分の
断面図であり、第６図は第５図のドツトプリンタヘッド
の動作状態を説明するための図である。第４図およびｖ
Ｊ５図を用いて先行技術のドツトプリンタヘッドを説明
する。ドツトプリンタヘッドは、周方向に等間隔に配置
された複数の目−り１を含む。ヨーク１は略Ｅ字状の形
状を有し、半径方向内方（第５図の右方）の内方脚部２
と、内方脚部２よりは半径方向外方（第５図の左方）の
中央脚部３と、中央脚部３よりは半径方向外方の外方脚
部４とを含む。中央脚部３を巻回してコイル１５が設け
られる。

甘−り１の第５図の上方には上部ヨーク５が設けられ、
この上部ヨーク５は、各ヨーク１の外方脚部４にそれぞ
れ磁気結合される側部ヨーク６を含む。上部ヨーク５の
第５図の下方の表面に永久磁石７が接着剤などで固定さ
れる。永久磁石７の第５図の下方表面には、各ヨーク１
に対応して磁極片８がそれぞれ固定される。

ヨーク１と磁極片８との間にはアマチア９が設けられる
。アマチア９の一方の端部は、ヨーク１の中央脚部３の
第５図の上方の磁極面上当接し、アマチア９はこの当接
部を支点として角変位自在に設けられる。アマチア９の
他の端部付近には、アマチア９を第５図の下方に付勢す
る調整ばねｌＯが設けられる。アマチア９によって駆動
される印字ワイヤ１１は、頭部１２を含む。印字ワイヤ
１１が挿通する案内部材１３と、印字ワイヤ１１の頭部
１２との間には、印字ワイヤ１１を第５図の上方に付勢
する復帰ばね１４が設けられる。

ヨーク１が無励磁の状態では、永久磁石７からの磁束は
矢符Ａ、Ｂで示される方向に流れる。このときアマチア
９は、磁極片８の第５図の下方の第１磁極面８ａに吸引
され固定されている。また印字ワイヤ１１の頭部】２は
、復帰はね１４のばね力によって第５図の上方に押圧さ
れ、アマチア９の第５図の下方表面に当接している。

コイル１５が通電されヨーク１が励磁されると、矢符Ｃ
，Ｄ、Ｅおよび矢符Ｃ，Ｆで示される複数の磁束の流れ
が発生する。矢符Ｃ，Ｄ、Ｅで示される磁束の流れは、
永久磁石７からの磁束の流れを打ち消し、永久磁石７に
よってアマチア９に作用する吸引力を極めて低減する。

また矢符Ｃ，Ｆで示される磁束の流れは、ヨーク１の内
方脚部２の第２磁極向２ａによるアマチア９に対する吸
引力を発生する。したがってアマチア９は、内方脚部３
との当＃ａ部を支点にして、第５図の時計回りに角変位
する。このように角変位したアマチア９は、印字ワイヤ
１１の頭部１２を第５図の下方に押圧し、このようにし
て印字動作が行なわれる。

アマチア９が角変位を開始して、予め定めた時間が経過
するとコイル１５の電流は消勢される。

アマチア９の角変位が最大になると、アマチア９は仮想
線１００で示される状態になる。

ｂｌいて、永久磁石７による吸引力などによって、アマ
チア９は第５図の実線で示される状態に復帰する。

以上のようにしてドツトプリンタヘッドは印字動作を継
続する。

ここでアマチア９が上述した復帰動作を行なうとき、ア
マチア９と印字ワイヤ１１との復帰の速さホ、アマチア
９が速いため、前記復帰動作においてはアマチア９と印
字ワイヤ１１の頭部１２とが離反し、続いて前記頭部１
２がアマチア９と衝突する。この衝突の衝激によって、
印字ワイヤ１１が第５図の下方に撥ね返り、第６図に示
すように、不必要な印字動作を行なうという問題があつ
在Ｏ 第５図の調整はね１０のばね力を変化させると、アマチ
ア９の復帰する力も変化する。第６図（２）〜第６図（
４）は、前記ばね力がそれぞれ１２０ｇ重、１４０ｇ重
、１６０ｇ重の場合の印字ワイヤ１１の変位の状態を示
している。第６図で示されるように、印字ワイヤ１１の
前述したはね返りは、調整ばね１０のばね力を変化させ
ることによって変動するが解消することはできなかった
。

目　　　的 本発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、印字ワイ
ヤの動作が確実な改良されたドツトプリンタヘッドを提
供することである。

実施例 第１図は本発明の一実施例のドツトプリンタヘッド２０
の一部分の断面図である。＠２図はｌ！Ｊ１図示の一部
分を含むドツトプリンタヘッド２０の一部断面を示す平
面図である。第３図はドツトプリンタヘッド２０の停止
部材付近の分解斜視図である。＄４図はドツトプリンタ
ヘッド２０の作動状態を説明するため９図である。第１
図〜ｖ１４図、を用いてドツトプリンタ２０を説明する
。ドツトプリンタヘッドの軸線Ｈの周方向に沿って等間
隔に略Ｅ字状の形状を有するヨーク２１が配設される。

ヨーク２１は、軸＋１１ＨＫ関して半径方向内方の内方
脚部２２と、内方脚部２２よりは半径外方の中央脚部２
３と、中央脚部２３よりは半径方向外方の外方脚部２４
とを含む。中央脚部２３を巻回してコイル２５が設けら
れる。

ヨーク２１の第２図の上方には上部ヨーク２６が設けら
れる。上部ヨーク２６は、各ヨーク２１と対応し、各ヨ
ーク２６の外方脚部と磁気結合される側部ヨーク２７を
含む。

上部月−り２６の第２図の下方表面には、軸線Ｈに関し
て環状の永久磁石２８が固定されて設けられる。永久磁
石２８の第２図の下方表面には、永久磁石２８と同心の
円環状の磁極片２９が固定されて設けられる。

磁極片２９とヨーク２１との間にはアマチア３０が設け
られる。アマチア３ｏの一端部は、ヨーク２１の中央脚
部２３の第１磁極面２３ａと当接し、隅端部３０ｂを°
支点として角変位自在に設けられる。アマチア３ｏの半
径方向と平行な平面による切断面は、第１図示のように
なり、その第１図の下方面忙殺差部３０ｃが設けられる
。この段差部３０ｃは、アマチア３ｏの前記隅端部３０
ｂを支点とする角変位が予め定められる程度を超えると
、中央脚部２３の一端部に当接して、前記隅端部３０ｂ
は中央脚部２３から遊離す・る。

このときアマチア３０は、段差部３０ｃの前′記、当接
部を支点として角変位するが、その復帰時において後述
するようにアマチア３ｏに作用する永久磁石２８からの
吸引力による角加速度が、前記隅端部３０ｂを°支点と
する場合よりも大きくなっている。したがってアマチア
３０の角変位量が大きくなっても、前述したように復帰
時のアマチア３０の角加速度を大きくできるので、復帰
時間を短くするようにできる。

アマチア３０はドツトプリンタヘッド２０の半径方向内
方に延在し、その他の端部を第２図の下方に付勢する調
整ばね３１が設けられる。調整ばね３１のばね力は、調
整ねじ３２によって規制される。調整ばね３１はその頭
部３１ａＫよってアマチア３０と当接し、アマチア３ｏ
を第２図の下方に付勢する。

各アマチア３０に対応して、軸＠Ｈの周方向に印字ワイ
ヤ３３が設けられる。印字ワイヤ３３の基端部（第２図
の上方端部）には頭部３４が設けられる。頭部３４を第
２図の上方に付勢する復帰ばね３５が、頭部３４の第２
図の下方に設けられる。

頭部３４は、凸部３５と１凸部３５の基端部に連続して
設けられる７ラング部３６とを含む。ドツトプリンタ２
０の休止時には、印字ワイヤ３３の頭部３４の凸部３５
は、停止部材３７の透孔３８に嵌入する。このように透
孔３ｇＫ嵌大した頭部３４は、その７ラング部３６が、
停止部材３７の透孔３８の縁辺に当接することによって
停止して、頭部３４とアマチア３０との間に間隙ＴＲを
形成する〇 第３図を参照して停止部材３７を説明する。停止部材３
７は、複数の印字ワイヤ３３が収納される有底筒状の収
納部３９と、収納部３９の第３図の下方端部に連続して
設けられる７ラング部４０とを含む。収納部３９の底部
４１には前述した透孔３８が、印字ワイヤ３３の数に対
応した数だけ略円弧線上忙等間隔に設けられる。

底部４１の第３図の下方表面には、たとえばゴムなどの
弾性材料から成る弾性体４２が設けられる。前述の透孔
３８は、この弾性体４２を貫通して設けられる。７ラン
グ部４０は、案内部材４４（第２図参照）の第２図の上
方表面に載置され、７ラング部４３に設けられ永透孔４
５に螺入されるねじ（図示せず）によって案内部材４４
に固定される。

案内部材４４と印字ワイヤ３３の頭部３４との間には、
印字ワイヤ３３を、第２図の上方に付勢する復帰ばね４
６が設けられる。

印字ツイヤ３３は案内部材４４０案内孔４４ａ、。

および案内部材４７の案内孔４７ａ１および主案内体４
８の案内孔４８ａ１および案内部材４９゜５０．５１の
各案内孔４９ａ、５０ａ、５１ａｓおよび主案内体４８
の案内孔４８ｂをこの順序で順次挿通する。前記案内孔
４８ｂを挿通した印字ワイヤ３３はドツトプリンタヘッ
ド２０の第２図の下方に突出し、リボン５２を介してプ
ラテン５３上の紙５４を打つ。このようＫして印字動作
が行なわれる。

以上のような構成を有するドツトプリンタへラド２０の
動作状態を第１図〜第４図を参照して説明する。ヨーク
２１が無励磁の時には、永久磁石２８からの磁束は矢符
Ｉ、Ｊで示される方向に流れ、アマチア３０は磁極片２
９の第１磁極面２９ａＫ吸引され固着される。このとき
アマチア３０の半径方向内方の当接＠　３０　ａと印字
ワイヤ３３の頭部３５との間には、前述したように予め
定められる幅を有する間隙ＴＲを有するようにされてい
る。

コイル２５が通電されてヨーク２１が励磁されると、ヨ
ーク２１から発生した磁束は、矢符Ｋ。

Ｌ、Ｍおよび矢符に、Ｎで示される方向に流れる。

矢符に、Ｌ、Ｎ方向の磁束によって永久磁石２Ｂからの
磁束が打ち消され、永久磁石２８によってアマチア３０
へ作用する吸引力が消勢される。また矢符に、Ｎ方向の
磁束によって、アマチア３０をヨーク２１の内方脚部２
２の第２磁極面２２ａに吸引する吸引力が発生する。

上述のようにしてアマチア３０は、アマチア３０の隅端
部３０ｂを支点にして時計回りに角変位し、第１図の仮
想線１０１で示される状態になる。

このときアマチア３００当接＠　３０　ａは、印字ワイ
ヤ３３の頭部３４と衝突し、さらに頭部３４と印字ワイ
ヤ３３とを下方に押圧する。印字ワイヤ３３の先端部（
第２図の下方端部）は、リボン５２を介してプラテン５
３上の紙５４を打ち、このようにして印字動作が行なわ
れる。

印字ワイヤ３３の変位量が最大になる直前の時刻ｔｌ（
第４図参照）において、コイル２５の電流は消勢される
。したがってヨーク２１から発生していた磁束は消去し
、内方脚部２２の方向にアマデア３０を吸引する吸引力
が消勢される。また永久磁石２８によって生じる前述の
アマチア３゜への吸引力が再発生する。したがってアマ
チア３０は、前述の隅端部３０ｂを支点に反時計回りに
角変位し、第１図の実線で示される状態に復帰する。

このときアマチア３０が復帰する速度が、印字ワイヤ３
３の復帰する速度より速いため、アマチア３０の当接部
３０ａは印字ワイヤ３３の頭部３４から離して復帰する
。また復帰動作下の印字ワイヤ３３は、頭部３４のフラ
ンジ部３６が弾性体４２によって弾性的に係止され、印
字ワイヤ３３の頭部３４とアマチア３０との間に空ＭＴ
Ｒが形成、保持される。

以上のような一連の動作を繰り返すこと忙よって印字動
作が継続される。このとき印字ワイヤ３３の頭部３４は
１その復帰動径中にアマチア３０に衝突する以前に停止
部材３７によって上述のように１空隙ＴＲを賽子るよう
に係止される。また停止部材３７に前述したように設け
られた弾性体４２によって印字ワイヤ３３の頭部３４は
弾性的に係止される。このようにして印字ワイヤ３３の
頭部３４がアマチア３０に衝突し、そのはね返りによる
２度打ち動作を防ぐことができた。

効果 以上のようにして本発明に従えば、印字ツイヤとアマチ
アとの間に、これらの休止時には間隙を設けるようＫし
たので１印字ワイヤとアマチアとの衝突による印字ワイ
ヤの不必要な動作を解消し、印字ワイヤの印字動作を格
段に確実にすることができた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のドツトプリンタヘッド２０
の一部分の断面図、第２図は第１図示の構成を含むドツ
トプリンタヘッド２０の一８断面を示す平面図、第３図
は停止部材３７に関連する構成の分解斜視図、第４図は
ドツトプリンタヘッド２０の作動状部を説明するための
図、第５図は先行技術のドツトプリンタヘッドの第１図
と対応する部分の断面図、第６図は先行技術のドツトプ
リンタヘッドの作１ｕｌｌ状態を説明するための図であ
る。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 アマチアを電磁力によつて駆動し、このアマチアの変位
   によつて印字ワイヤの頭部を印字ワイヤの長手方向に変
   位させて駆動するようにしたドットプリンタヘッドにお
   いて、 ドットプリンタヘッドの休止状態では印字ワイヤの頭部
   とアマチアとの間に間隙が形成されるようにしたことを
   特徴とするドットプリンタヘッド。