JPS61225306A - 多分割溶融紡糸装置 - Google Patents

多分割溶融紡糸装置

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JPS61225306A
JPS61225306A JP6163085A JP6163085A JPS61225306A JP S61225306 A JPS61225306 A JP S61225306A JP 6163085 A JP6163085 A JP 6163085A JP 6163085 A JP6163085 A JP 6163085A JP S61225306 A JPS61225306 A JP S61225306A
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JP
Japan
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spinning
spinning pack
spinnerets
plate
pack
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JP6163085A
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Hikosaburo Kojima
小島 彦三郎
Yutaka Fukuda
福田 裕
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Toyobo Co Ltd
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Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、合成繊維フィラメント糸の多分割溶融紡糸
装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレンなどの
熱可塑性合成樹脂からなる合成繊維フィラメント糸を製
造するには、フィラメントの単糸本数に応じた多数の紡
糸孔を穿設した紡糸口金の2〜4個を円形状または方形
状の紡糸ヘッドに取付けた溶融紡糸装置を使用されてい
たが、この装置は紡糸ヘッド毎にその外面に加熱ヒータ
を取付けていたので、紡糸ヘッド当りの面積が大きくな
り、また各紡糸ヘッド間の加熱が不均一になる傾向があ
る。この問題を解決するものとして、第3図に示すよう
に、2〜4個の紡糸口金1を長さ方向(または幅方向)
に配置した紡糸ヘッド2の多数個を直線状に配列し、そ
の外周を加熱ヒータ3で取囲んだ多分割溶融紡糸装置が
使用されている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記第3図に示す紡糸装置においては、両端に配置した
紡糸ヘッド2a、2aは、紡糸ヘッドの三方から加熱さ
れるので、その温度は中央部に配置した三方から加熱さ
れる紡糸ヘッド2に比べて高くなり、ひいては両端の紡
糸ヘッド2a、2aから紡出されたフィラメント糸の物
性、特に繊度が中央部から紡出されたものの物性と差異
を生じ、糸質が不均一となる。また紡糸ヘッドを多数個
、例えば8個以上配置した場合は、装置の全長が長くな
り、その作業性がよくないという問題があった。
(問題点を解決するための手段) この発明は、紡糸パックの外周部をダウサムによって加
熱する紡糸装置において、紡糸パックを円形状とし、そ
の周壁部に多数個の紡糸口金が円形状に等間隔に配置さ
れ、かつ紡糸パックの中空部に保温ヒータを設けたこと
を特徴とする多分割溶融紡糸装置である。
紡糸パックに配置される紡糸口金の個数は特に限定され
ないが8〜32個が好ましい、紡糸口金の個数が、8個
未満であると紡糸口金を直線状に配列した従来の紡糸装
置に比べて全長の長さに対してさほど大きな差異がなく
、また少数の紡糸口金をこの発明と同様な等間隔に配置
した場合には、冷却紡糸筒の直径が小さくなり、冷却風
の流れが乱れるので好ましくない、また32個を越える
と装置が大きくなり、かつ巻取部における糸条の分割が
困難となる。この発明における紡糸パックに配置される
紡糸口金を16個とし、その下方に8分割ワインダの2
台を対設して巻取ることが特に好ましい配置である。
隣接する紡糸口金の間隔は、紡糸口金から紡糸されたフ
ィラメント糸が互いにからみ合わない程度である。
以下にこの発明の装置の例を第1図、第2図によって説
明する。紡糸パック4は円筒状にして、その周壁部4a
には16個の紡糸口金1が円形状に等間隔に配置されて
いる。紡糸パック4の中空部には保温ヒータ5が、また
外周部にはダウサムによって加熱される加熱□ヒータ6
がそれぞれ設けられている。上記保温ヒータ5は、ダウ
サムなどの熱媒体、または電気ヒータなどを内蔵してお
り。
紡糸口金1に供給される溶融樹脂の温度が低下し、紡糸
口金1の表面温度がある程度以下に低下した場合にON
−OF F機構によって加熱されるようにしたものであ
る。
紡糸パック4の構造を詳しく説明すると、溶融樹脂の導
入通路7aを有する導入板7、数個の分、配通路8aを
有する2枚の分配板8、r砕砂9aを充填した濾過板9
、および所定数の紡糸孔(図示していない)を穿設した
紡糸口金1を支持する紡糸口金支持板lOを順次ガスケ
ットを介して通、しボルト(図示していない)で一体的
に組立てられ、たちのであり、上記導入板7、分配板8
、濾過板9および紡糸口金支持板10の各中央に設置ま
た円孔によって中空部が形成され、また上記導入通路7
a、分配通路8a、 l’過砕砂9aよび紡糸口金1は
上下に連通されている。上記加熱ヒータ6の下部には円
筒状の冷却筒11が接合されている。また上、記紡糸パ
ック4の各導入通路7aには溶融樹脂の供給、管(図示
されていない)が連結され、各供給管には溶融、lll
1脂供給用のギヤポンプが取付けられる。この供給管は
大容量の数個のギヤポンプから分岐されたものマもよい
なお、上記紡糸パックは、これらの部材を1個または2
個のブロックとして形成されたものでもよい。
(作用) 各供給管から一定の圧力で紡糸パックの各導入通路に導
入された溶融樹脂は、加熱ヒータ、保温ヒータによって
均一に加熱されながら分散通路によって均一に分配され
、y砕砂でr過されたのち紡糸口金から冷却筒内に紡出
され、冷却筒の外周から内部に通風される冷却空気によ
って冷却固化されたフィラメント糸12は巻取ローラに
巻取られる。
(使用例) 紡糸孔48個を穿設した紡糸口金の16個を等間隔に直
径700閣の円周上に配置した紡糸パックを有する多分
割溶融紡糸装置(第1図、第2図)を使用し、この装置
に固有粘度0.630(フェノール/テトラクロルエタ
ン=674の溶液中で30℃で測定した値)のポリエチ
レンテレフタレートを290℃で溶融紡出し、冷却筒内
で25℃の空気流で冷却固化し1巻取部度3300m/
分で引取って78デニ一ル/48本のポリエステルフィ
ラメント糸を製造した。
比較のために、上記紡糸口金16個を上記と同じ等間隔
に一直線上に配置した多分割溶融紡糸装置(第3図)を
用いて上記と同様なポリエステルフィラメント糸を製造
した。
両者のポリエステルフィラメント糸のデニール変動率(
%)および均斉度U(%)を測定した結果を下表に示し
た。なお、デニール変動率(%)はフィラメント糸の断
面写真における各単糸の直径を測定し、その分散値を平
均値で除した百分率で示した。
表 (発明の効果) この発明の装置は、紡糸口金が円周状に配置され、紡糸
パックの外周部および中空部から加熱保温されるので、
吐出される溶融樹脂の粘度および温度が均一化され、そ
の結果フィラメント糸の物性の不均一性、特にデニール
変動率が小さくなる。
またこの発明の装置は、多数個の紡糸口金を円周上に配
置したものであるから、直線上に配置したものに比べて
装置の長さが小さくなり、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の底面図、第2図は第1図の
n−n線型直切断面図、第3図は従来の装置の底面図で
ある。 1:紡糸口金、4:紡糸パック、5:保温ヒータ、6:
加熱ヒータ、7:導入板、7a:導入通路、8:分配板
、8a:分配通路、9:伊過板、9a:濾過砂、10:
紡糸口金取付板。 特許出願人  東洋紡績株式会社 代理人 弁理士  坂 野 威 夫 〃           吉  1) 了  同第1B 第2図 第3図 手続補正書 昭和60年5月8日 特許庁長官 志 賀   学 殿 1 事件の表示 昭和60年特許願第61630号 2 発明の名称 多分割溶融紡糸装置 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 居 所 大阪市北区堂島浜二丁目2番8号名 称 (3
16)東洋紡績株式会社 4代理人 居 所 大阪市東区安土町2丁目10番地6 補正の対
象  明細書の特許請求の範囲の欄および発明の詳細な
説明の欄 ならびに図面第2図。 7 補正の内容 (1)明細書簡1頁5〜14行目 特許請求の範囲を別紙のとおり訂正。 (2)明細書簡3頁6行目 「ダウサム」をrM生」に訂正。 (3)明細書第4頁12行目 「タウサム」を’ 魚春生Jに訂正、。 (4)明細書簡4頁14行目 「ダウサム」を「ダウサム 商。、米 ダウ二久l左土
豊ILLJに訂正。 (5)明細書第5頁12行目 「接合されている。」の次に下記−文を加入。 「冷却筒11は、紡糸口金1より吐出されたフィラメン
ト糸12を均一に冷却するもので、冷却気流導入管13
より導入された冷却気流は、外側多孔板14の細孔、フ
ィルター15および内側多孔板14aの細孔を順次通過
してフィラメント糸12に対して吹き当るようにしたも
のである。」(6)明細書簡6頁7行目 「によって冷却固化」を「によって皇二Wされ、冷却固
化」に訂正。 (7)図面第2図 別紙のとおり訂正。 別       紙 特許請求の範囲 (1)紡糸パックの外周部をt=によって加熱する紡糸
装置において、紡糸パックを、円筒状とし、その周壁部
に多数個の紡糸口金が円形状に等間隔に配置され、かつ
紡糸パックの中空部に保温ヒータを設けたことを特徴と
する多分割溶融紡糸装置。 〔2〕紡糸パックは、導入通路を有する導入板。 分配通路を有する分配板、r砕砂が充填された濾過板、
および紡糸口金を支持する紡糸口金支持板が一体的に組
合されたものである特許請求の範囲第1項記載の多分割
溶融紡糸装置。 第2m。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕紡糸パックの外周部をダウサムによつて加熱する
    紡糸装置において、紡糸パックを円筒状とし、その周壁
    部に多数個の紡糸口金が円形状に等間隔に配置され、か
    つ紡糸パックの中空部に保温ヒータを設けたことを特徴
    とする多分割溶融装置。 〔2〕紡糸パックは、導入通路を有する導入板、分配通
    路を有する分配板、ろ過砂が充填されたろ過板、および
    紡糸口金を支持する紡糸口金支持板が一体的に組合され
    たものである特許請求の範囲第1項記載の多分割溶融紡
    糸装置。
JP60061630A 1985-03-25 1985-03-25 多分割溶融紡糸装置 Expired - Fee Related JPH0641644B2 (ja)

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JP2010084303A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Teijin Fibers Ltd 多錘用溶融紡糸口金パック

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