JPS61224568A - 同一宛先のフアイルと原稿の一括送信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 同一宛先に送信するファイルと原稿又は原稿とファイル
を夫々独立したー電文として送信し、−電文毎に相手装
置をダイヤルして呼出すことを止め、ファイルに続いて
原稿を、又は原稿に続いてファイルを一括して送信する
ことで、待ち時間の発生防止や処理時間の短縮を計る。

〔産業上の利用分野〕

本発明は読取った原稿をファイルとして一旦記憶してか
ら送信することも、原稿を読取ってそのまま送信するこ
とも可能なファクシミリ装置に係り、特に同一宛先に送
信するファイルと原稿を効率良く送信することが可能な
同一宛先のファイルと原稿の一括送信方式に関する。

最近、情報化社会の発展に伴い、ファクシミリ装置の如
く画データを処理する装置が多く用いられるようになっ
てきた。このファクシミリ装置の中にはＩＣメモリやフ
ロッピーディスク等の大容量の記憶装置を内蔵し、原稿
を読取った画データを一度フアイルとして記憶してから
、送信するものがある。。

この方式のファクシミリ装置は、ファイルとして記憶さ
れた原稿の画データを何回でも送信出来るため、複数の
地点に設置されたファクシミリ装置に同一ファイルを送
信する同報機能を持たせたり、タイマを使って時刻指定
送信を行うことが出来るという特徴がある。

ファクシミリ装置はファイルや原稿の送信を行う時、送
信する相手のファクシミリ装置の電話番号をダイヤルに
より呼出して、ファイル又は原稿の送信が済むと次のフ
ァクシミリ装置を呼出すため又ダイヤルを行う。この場
合ファイルを送信中に同一宛先の原稿を送信する時、又
は原稿を送信中に同一宛先のファイルが存在する時は、
効率良く送信出来ることが望ましい。

〔従来の技術〕

第３図は従来の電文送信を説明する図である。

ファクシミリ装置に原稿がセットされ、オペレータの指
示する宛先に送信される場合、又は大容量記憶装置に格
納されているファイルが読出されて指定された宛先に送
信される場合、一つの原稿又は一つのファイルが第３図
の電文１〜４に夫々包含されて、独立した発呼動作によ
り夫々独立して送信され、る。

即ち原稿又はファイルは第３国電文１の展開図に示す如
く、ダイヤル５により相手装置が応答して電話回線が構
築されると、相手装置の識別及びトレーニング等を行う
前手順６があり、続いて原稿又はファイル７が送信され
、原稿又はファイル７の送信完了により後手順８が行わ
れて一電文の送信が完了し、相手装置との電話回線の接
続が切れる。

従って送信中の原稿と同一宛先に送信するファイルがあ
る場合、又は送信中のファイルと同一宛先に送信する原
稿があっても、一つのファイル又は原稿の送信が終了す
ると一旦相手装置を切り離して復旧し、再度同一電話番
号をダイヤルして原稿又はファイルを送信している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記の如く、従来はファイルと同一宛先の原稿又は原稿
と同一宛先のファイルがあっても、一つのファイル又は
原稿の送信が完了すると一旦相手装置を切り離して復旧
し、再度同一電話番号をダイヤルするため、同一宛先へ
送信するにも拘わら、　　ず、２回の発呼動作をする必
要がある。

このため、−回目の送信と二回目の発呼の間に着信があ
ると、その着信を受付て画データの受信が完了する迄、
二回目の送信が待たされる。

又−回電話回線を切るため、二回目の発呼をする間に相
手装置に着信があると、話中になってしまい、二回目の
送信が待たされるという問題がある。

本発明はこのような問題点に鑑み、送信中のファイルと
同一宛先の原稿がある場合、又は送信中の原稿と同一宛
先のファイルがある場合は、最初のファイル又は原稿の
送信完了後、電話回線を切らずに残った同一宛先の原稿
又はファイルを連続して送信し得るようにしたものであ
る。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の一実施例を示す回路のブロック図であ
る。

大容量記憶装置であるディスク１９に格納された複数の
ファイルから、送信すべきファイルを指示する制御部１
２と、該ファイルの宛先とファイルとを選択して読出す
ファイル制御部１７と、ファイル制御部１７が読出した
宛先を前記制御部１２の制御により表示する操作パネル
１０と、セントされた原稿を読取り、前記制御部１２に
送出する原稿読取部１１とを備える。

そして制御部１２は同一宛先のファイル及び原稿をまと
めて連続して画信号処理部１６に送り、データ圧縮をし
てモデム１５で変調し、網制御部１４が接続した相手装
置に送信する構成とする。

〔作用〕

上記の如く構成することにより、ディスク１９から読出
されて送信中のファイルと同一宛先に送信する原稿、又
は原稿読取部１１で読取られ送信中の原稿と同一宛先の
ファイルは制御部１２が一括して連続に画信号処理部１
６に送出する。

従って一回の発呼動作により同一宛先のファイルと原稿
又は同一宛先の原稿とファイルが相手装置に送出される
ため、待ち時間の発生が防止されると共に、前手順や後
手順の処理時間を短縮することが出来る。

〔実施例〕

第１図において、制御部１２は操作パネル１０から入る
読取指令により起動し、原稿読取部１１にセットされた
原稿を読取り、ファイル制御部１７を制御して例えばフ
ロッピーディスク又は磁気ディスク等の大容量記憶装置
であるディスク１９に画データを格納する。この時格納
される画データは原稿毎にまとめられ、ファイルとして
読取られた順にディスク１９に記憶される。

第２図は本発明の電文送信を説明する図である。

制御部１２は操作パネル１０からディスク１９に格納さ
れたファイル２０の送信指示を受けると、ファイル制御
部１７を制御してディスクエ９からファイル２０の宛先
を読出す。そして操作パネル１０の表示パネルにその電
話番号を表示すると共に、自動ダイヤル部１３を制御し
て網制御部１４を起動し、電話回線を接続して第２図（
ａ）に示す如く、ダイヤル５を送出させる。そして相手
装置が応答すると、前手順６の動作を開始する。

前手順６が済むとファイル制御部１７はディスク１９か
らファイル２０を読出し、画信号処理部１６に送出する
。画信号処理部１６はファイル２０の画データをモデム
１５に送り、モデム１５はこの画データを変調して網制
御部１４を経て電話回線に送出する。

このようにしてファイル２０の送信を行うが、この時オ
ペレータが送信中の電話番号を確認して同一宛先の原稿
２１を原稿読取部１１にセットすると、制御部１２はフ
ァイル２０の宛先と原稿２１の宛先を照合し、同一であ
るとファイル２０の送信完了後続いて原稿読取部１１を
起動し、原稿２１を読取らせて上記同様に送信する。

制御部１２は原稿２１の送信が完了すると後手順８を行
い、網制御部１４を制御して電話回線を開放する。

原稿読取部１１に原稿２１がセットされ、送信指示が操
作パネル１０から与えられると、制御部１２は原稿２工
の宛先を自動ダイヤル部１３により網制御部１４を経て
電話回線に送出する。

即ち第２図（ｂ）に示す如く、ダイヤル５を送出し、相
手装置が応答すると、前記同様前手順６に続いて原稿２
１を送信する。

原稿２１を送信中に制御部１２は送信すべきファイルが
タイマ等により指示されると、ファイル制御部１７に該
当するファイルの宛先を読出させ、現在送信中の宛先と
照合する。

ここで同一宛先である場合、制御部１２はファイル制御
部１７を制御して、原稿２Ｉに続いてファイル２０をデ
ィスク１９より読出させ、前記同様送信する。

ファイル２０の送信が完了すると制御部１２は後手順８
を行い、網制御部１４を制御して電話口線を開放する。

網制御部１４とモデム１５を経て相手装置から送られた
画データは、画信号処理部１６で旧の画データに伸張さ
れ、記録部１８で記録される。

〔発明の効果〕

以上説明した如く、本発明は大容量記憶装置に格納され
ているファイルと同一宛先の原稿がセットされた場合、
又は原稿送信中に同一宛先のファイルを送信する場合、
−回の発呼動作で連続送信することが出来るため、着信
処理待ちや相手話中による待ち時間が無くなり、通信時
間の内部手順と後手順の時間を一回分に短縮することが
可能となる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す回路のブロック図、 第２図は本発明の電文送信を説明する図、第３図は従来
の電文送信を説明する図である。 図において、 １０は操作パネル、　　　１１は原稿読取部、１２は制
御部、　　　　　１３は自動ダイヤル部−１４は網制御
部、　　　　　１５はモデム、１６は画信号処理部、　
　１７はファイル制御部、１８は記録部、　　　　　１
９はディスクである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 読取った原稿をファイルとして記憶してから送信するこ
   とも、読取った原稿をそのまま送信することも可能なフ
   ァクシミリ装置において、 ファイルの送信中にセットされた原稿の宛先と送信中の
   ファイルの宛先又は原稿送信中に送信要求されたファイ
   ルの宛先と送信中の原稿の宛先を照合する制御手段（１
   ２）を設け、 前記宛先の照合が一致した場合、前記制御手段（１２）
   の指示に基づき、送信中のファイルに続いて原稿を又は
   送信中の原稿に続いてファイルを一括して連続送信する
   ことを特徴とする同一宛先のファイルと原稿の一括送信
   方式。