JPS61222768A - プリンタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 プリンタ装置の用紙セット機構であって、プラテン（２
）の湾曲面に対向しキャリヤ（５）に取り付けられたセ
ットプレート　（１３）と、押えローラ（Ｒ１゜ＲＸ）
の軸（９）に固定されてプラテンに対向する面を有する
セットガイドとによって、プラテンの後方下から送られ
る印字用紙（３）を、セットプレート　（１３）でプラ
テン（２）の前面から上方にガイドし、更に印字用紙の
先端をセットガイド（１４）のプラテン（２）との対向
面によってガイドしてセットし、押えローラ（ＲｌＲｔ
）を退避、復帰させる操作を不要とする。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、ワイヤートッドプリンタ等のシリアルプリン
タに係り、特に印字用紙をセットする時に、押えローラ
の退避、復帰の動作を不要とするプリンタ装置に関する
ものである。

近来、オフィスオートメーションの進展により、各種コ
ンピュータの端末機、及びワードプロセッサ等の印字出
力機として各種のシリアルプリンタが開発、実用化され
ている。

これらのプリンタで印字用紙をセットする時に操作が容
易になる方法が望まれている。

〔従来の技術〕

第３図はワイヤートッドプリンタの要部を例示する平面
図、第４図は第３図の側面図である。全図を通じて同一
符号は同一対象物を示す。

第３図に示すように、キャリヤ５に搭載された印字ヘッ
ド１は、プラテン２上にセットされた印字用紙３にイン
クリボン４ａを介して対向している。

インクリボン４ａはキャリヤ５に搭載されたリボンカセ
ット４から供給される。

キャリヤ５はプラテン２に平行に配置されたガイドシャ
フト６に摺動自在に嵌合しており、また同様にプラテン
２に平行な送りねじ７に螺合している。送りねじ７は図
示省略したベルト等を介してモータに連結され、モータ
の正逆回転によって印字ヘッド１を図中矢印Ａ、Ｂ方向
に往復移動させることができる。また印字用紙３は移送
機構。

即ちトラクタ８によって矢印Ｃ方向に移送される。

印字ヘッド１にはドツトによって印字を形成させる為に
、ワイヤーを有する複数の印字マグネットが設けられて
いる。

第４図に示すように、押えローラＲ，，Ｒ２が軸９に保
持されており、押えローラＲ，，Ｒ２は弾性を有する樹
脂材９例えばゴムで形成され、軸９に移動可能に嵌合し
ている。従って印字用紙３のサイズに適応する間隔に設
定することができる。

軸９の端部は支点１０ａを有するレバー１０に支持され
て、トグルスプリング１１の弾力によってプラテン２の
面を押圧している。従ってレバー１０を図中矢印り、Ｅ
方向に退避、復帰させることができる。

またプラテン２の後方より下方にかけてベーパーガイド
１２が設けられ、ペーパーガイド１２に設けられた角孔
１２ａを介して、ピンチローラＲ１がプラテン２にオー
ブン／クローズ可能に設けられている。

このような構成を有するので、印字ヘッド１が駆動する
と、印字マグネットが選択的に励磁されて印字ワイヤー
がインクリボン４ａを介して印字用紙３に衝突してドツ
ト印字が行われる。かくて印字ヘッド１はキャリヤ５と
共に矢印Ａ方向に移動しながら印字用紙３に印字を行う
。

１行分の印字が終了すると、トラクタ８によって印字用
紙３が送られて改行が行われ、印字ヘッド１は矢印Ｂ方
向に印字を継続する。

このようなプリンタにおいて、印字用紙３をプラテン２
にセットする方法を説明すると、■連続用紙の場合はト
ラクタ８にセットし、単票の場合はピンチローラＲ３を
クローズして印字用紙３を印字ヘッド１の方向へ送り出
す。

■レバー１０を矢印り方向に回動させて、押えローラＲ
＋、Ｒｚを２点鎖線で示すように退避させる。

■印字用紙３を押えローラＲ＋、Ｒｚがあった位置まで
移送する。

■レバー１０を矢印Ｅ方向に復帰させて、押えローラＲ
，，Ｒ１でプラテン２に巻掛けられた印字用紙３の上か
ら押さえる。

このようにして印字用紙３のプラテン２へのセットが行
われる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来方法によれば、印字用紙３をプラテン２にセッ
トする都度、レバーｌＯを操作して押えローラＲ，，Ｒ
２をプラテン２面から退避、復帰させるので作業が面倒
であるという問題点がある。

〔問題点を解決する為の手段〕

第１図において、１３はセットプレートで、上端部が湾
曲してプラテン２の前面上部に沿って所定の幅に亙って
間隙を介して対向し、下端部がキャリヤの前面に取り付
けられている。

ここで所定の幅とは印字ヘッド１の印字移動範囲を妨げ
ない範囲に設定される幅である。

１４はセットガイドで、押えローラＲ＋、Ｒｚを保持す
る軸９に固定され、プラテン２に間隙を介して対向する
面が形成されていて複数個設けられている。

従ってプラテン２の後方下より送り込まれる印字用紙３
が、セットプレート１３とセットガイド１４にガイドさ
れてプラテン２にセットされるように構成されている。

〔作用〕

本発明によれば、セットプレート１３とセットガイド１
４とを設けて、プラテン２の後方下より供給される印字
用紙３の先端をまずセットプレート１３の下部からガイ
ドし、印字用紙３の進行により上端部の湾曲部によって
プラテン２の面に沿ってガイドする。この時印字用紙３
の先端はセットガイド９のプラテン２との対向面にガイ
ドされて押えローラＲ，，Ｒ，とプラテン２の間に挟持
されてセットされる。よって押えローラＲ＋、Ｒｚの退
避、復帰の操作をせずに印字用紙３をセントすることが
可能となる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図、及び第２図企図を通
じて同一符号は同一対象物を示す。

第１図に示すように、セットプレート１３は、上端部の
湾曲部１３ａがプラテン２の前面上部に沿って間隙を介
して対向し、下端部がキャリヤ５の前面に固定されてい
る。

セットガイド１４は、複数個（即ち、セットガイド１４
ａ、　１４ｂ）設けられて押えローラＲ，，Ｒ，を保持
する軸９に固定され、プラテン２に間隙を介して対向す
る面が形成されている。

第２図に示すように、セットプレート１３の湾曲部１３
ａの幅は、印字ヘッド１の印字移動範囲を妨げない範囲
で、キャリヤ５の幅より広く形成されている。

またセットガイド１４は、キャリヤ５をプラテン２の略
中夫に位置させた時に　セントプレート１３の両端の外
側に位置するように配置されている。

このような構成を有するので、印字用紙３をセットする
時は、 ■まずキャリヤ５をプラテン２の中央部に位置せしめる
。

■連続用紙の場合はトラクタ８にセットし、単票の場合
はピンチローラＲ３をクローズして印字用紙３を印字へ
ノド１の方向へ送り出す。

■送り出された印字用紙３は、先端をまずセットプレー
ト１３の下部でガイドされ、印字用紙３の進行により上
端部の湾曲部によってプラテン２の面に沿ってガイドさ
れる。

■かくて印字用紙３の先端が押えローラＲ，，Ｒ，に近
付くと、セットプレート１３とセ・ノドガイド１４のプ
ラテン２との対向面にガイドされて、押えローラＲ，，
Ｒ，とプラテン２の間に挟持される。

このようにして印字用紙３がセントされるので、押えロ
ーラＲ＋、Ｒｚの退避、復帰の操作をせずに印字用紙３
をセントすることができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、押えローラの退避
、復帰の操作をせずに印字用紙のセットが可能となり操
作が容易になるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第３図はワイヤートッドプリンタの要部を例示する平面
図、 第４図は第３図のプリンタの側面図である。 図において、１は印字ヘッド、２はプラテン、３は印字
用紙、５はキャリヤ、８はトラクタ、９は軸、１０はレ
バー、１３はセットプレート、１４はセットガイド、Ｒ
＋＋Ｉｈは押えローラを示す。 湾Ａ６Ｂ月Ｑ実づ疵今０ホすイ則置パ匂！！Ｊ　１　口 フ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 プラテン（２）の後方から供給され、用紙移送機構（８
   ）及びび押えローラ（Ｒ＿１、Ｒ＿２）によって該プラ
   テン（２）にセットされる印字用紙（３）に、印字ヘッ
   ド（１）を搭載したキャリヤ（５）を前記プラテン（２
   ）に平行に移動させて該印字ヘッド（１）によって印字
   を行う装置であって、 上端部が湾曲して前記プラテン（２）の前面上部に所定
   の幅に亙って間隙を介して対向し下端部が前記キャリヤ
   （５）の前面に取り付けられたセットプレート（１３）
   と、 前記押えローラ（Ｒ＿１、Ｒ＿２）を保持する軸（９）
   に固定され前記プラテン（２）に間隙を介して対向する
   面が形成されたセットガイド（１４）とから成り、前記
   用紙移送機構（８）によって移送される印字用紙（３）
   が前記セットプレート（１３）及びセットガイド（１４
   ）にガイドされてプラテン（２）にセットされる構成を
   有することを特徴とするプリンタ装置。