JPS61222302A - 自動車用窓ガラスアンテナ - Google Patents
自動車用窓ガラスアンテナInfo
- Publication number
- JPS61222302A JPS61222302A JP24386484A JP24386484A JPS61222302A JP S61222302 A JPS61222302 A JP S61222302A JP 24386484 A JP24386484 A JP 24386484A JP 24386484 A JP24386484 A JP 24386484A JP S61222302 A JPS61222302 A JP S61222302A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- window glass
- automobile
- antenna element
- band
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は自動車用窓ガラスアンテナに関し、特にＶＨＦ
又はＵＨＦ帯のＴＶ放送電波の受信用に用いて最適なも
のである。
又はＵＨＦ帯のＴＶ放送電波の受信用に用いて最適なも
のである。
従来より自動車のリア窓ガラスの内面に曇り止め用のヒ
ータ線と共にラジオ放送電波を受信するためのアンテナ
線条を付設したものが知られている。このアンテナ線条
は一般にＡＭ及びＦＭ帯域において良好な受信出力が得
られるようにチューニングされていて、ＴＶ放送電波を
受信するにはＴＶ用にチューニングされた専用アンテナ
を別に必要とする。
ータ線と共にラジオ放送電波を受信するためのアンテナ
線条を付設したものが知られている。このアンテナ線条
は一般にＡＭ及びＦＭ帯域において良好な受信出力が得
られるようにチューニングされていて、ＴＶ放送電波を
受信するにはＴＶ用にチューニングされた専用アンテナ
を別に必要とする。
ところがＴＶ放送周波数は、低バンド（第１〜第３チヤ
ンネルの９０〜１８０ＭＨｚ）から高バンド（第４チヤ
ンネル〜第１２チヤンネルの１７０〜２２２ＭＨｚ）ま
でにわたっていて、非常に広帯域のアンテナを必要とす
る。現在実用化されている窓ガラスアンテナは、比較的
小の狭いＦＭ帯域（７０〜９０ＭＨｚ）については良好
に受信できても、ＴＶ放送帯の全域については如何にチ
ューニングしても満足な性能は得られないのが実状であ
る。しかもリア窓ガラスは面積が限られている上、ヒー
タ線を付設したり、或いは後方視界を確保するために、
アンテナ線の付設位置及び面積が制限されていることが
多い。従ってアンテナの形状が限られていて、素子数の
多い高感度で広帯域のアンテナ線を窓ガラスに付設すこ
とは困難である。
ンネルの９０〜１８０ＭＨｚ）から高バンド（第４チヤ
ンネル〜第１２チヤンネルの１７０〜２２２ＭＨｚ）ま
でにわたっていて、非常に広帯域のアンテナを必要とす
る。現在実用化されている窓ガラスアンテナは、比較的
小の狭いＦＭ帯域（７０〜９０ＭＨｚ）については良好
に受信できても、ＴＶ放送帯の全域については如何にチ
ューニングしても満足な性能は得られないのが実状であ
る。しかもリア窓ガラスは面積が限られている上、ヒー
タ線を付設したり、或いは後方視界を確保するために、
アンテナ線の付設位置及び面積が制限されていることが
多い。従ってアンテナの形状が限られていて、素子数の
多い高感度で広帯域のアンテナ線を窓ガラスに付設すこ
とは困難である。
本発明は上述の問題にかんがみ、高感度、広帯域の優れ
た特性を有し、ＶＨＦ、ＵＨＦのＴＶ放送電波をも受信
することができる自動車用窓ガラスアンテナを提供する
ことをその目的とする。
た特性を有し、ＶＨＦ、ＵＨＦのＴＶ放送電波をも受信
することができる自動車用窓ガラスアンテナを提供する
ことをその目的とする。
本発明の自動車用窓ガラスアンテナは、一つの平衡給電
形のアンテナ線条を構成する一対のほぼ相似形のアンテ
ナ素子群（２ａ、２ｂ）を、窓ガラスが形成する平行二
面に二分して設けたことを特徴とするものである。この
構成により窓ガラスの面積を二倍にして使うことができ
、高感度で広帯域のアンテナ線を付設することができる
。
形のアンテナ線条を構成する一対のほぼ相似形のアンテ
ナ素子群（２ａ、２ｂ）を、窓ガラスが形成する平行二
面に二分して設けたことを特徴とするものである。この
構成により窓ガラスの面積を二倍にして使うことができ
、高感度で広帯域のアンテナ線を付設することができる
。
第１図は本発明の窓ガラスアンテナの一実施例を示す自
動車のリア窓ガラス面のアンテナパターン図である。こ
の実施例では、リア窓ガラス１の表面１ａ及び裏面１ｂ
にアンテナ素子を銀ペースト印刷法等によって付設して
いる。表面側のアンテナ素子群２ａ及び裏面側のアンテ
ナ素子群２ｂは、一対で１個の平行給電形アンテナを構
成し、表面及び裏面に設けられた一対の給電点３ａ、３
ｂから平衡給電を受ける。即ち、一対の対称形又はほぼ
相似形のアンテナ素子群で構成される平衡給電形のアン
テナをリア窓ガラス１の表面１ａと裏面１ｂとに折り畳
むように二分して配置したものである。
動車のリア窓ガラス面のアンテナパターン図である。こ
の実施例では、リア窓ガラス１の表面１ａ及び裏面１ｂ
にアンテナ素子を銀ペースト印刷法等によって付設して
いる。表面側のアンテナ素子群２ａ及び裏面側のアンテ
ナ素子群２ｂは、一対で１個の平行給電形アンテナを構
成し、表面及び裏面に設けられた一対の給電点３ａ、３
ｂから平衡給電を受ける。即ち、一対の対称形又はほぼ
相似形のアンテナ素子群で構成される平衡給電形のアン
テナをリア窓ガラス１の表面１ａと裏面１ｂとに折り畳
むように二分して配置したものである。
第１図のアンテナパターンは対数周期形のアンテナであ
って、所定の比率で各垂直方向素子ａ。
って、所定の比率で各垂直方向素子ａ。
ｂの長さ及び間隔が変えられている。表面１ａ及び裏面
のアンテナ素子群２ａ、２ｂの夫々はリア窓ガラス１の
中心線に関して対称形であり、中心部から両側に向かっ
て素子長さが次第に短縮されている。なお表面１ａの中
心部に最も長い素子ａを配置した場合に、二番目の素子
すは裏面１ｂに、三番目の素子は再び表面１ａに・・−
−−一−・−・−−−ｍ−−・・と云ったような交互配
置になっている。即ち、アンテナ素子群２ａ、２ｂは表
面１ａと裏面１ｂとでほぼ相似形となっている。なお素
子長さがリア窓ガラスｌの縦巾を越えている場合には、
第１図のように垂直方向素子ａ、ｂの先端を直角に折り
曲げて水平方向の両側に延ばすことができる。
のアンテナ素子群２ａ、２ｂの夫々はリア窓ガラス１の
中心線に関して対称形であり、中心部から両側に向かっ
て素子長さが次第に短縮されている。なお表面１ａの中
心部に最も長い素子ａを配置した場合に、二番目の素子
すは裏面１ｂに、三番目の素子は再び表面１ａに・・−
−−一−・−・−−−ｍ−−・・と云ったような交互配
置になっている。即ち、アンテナ素子群２ａ、２ｂは表
面１ａと裏面１ｂとでほぼ相似形となっている。なお素
子長さがリア窓ガラスｌの縦巾を越えている場合には、
第１図のように垂直方向素子ａ、ｂの先端を直角に折り
曲げて水平方向の両側に延ばすことができる。
第１図の各給電点３ａ、３ｂから導出された受信出力は
、第２図のようにバラン３で不平衡出力に変換され、同
軸フィーダ線４を通じて例えばＴＶチューナに導出され
る。なお不平衡出力に変換せずに平行フィーダ線を用い
て直接にチューナへ導出してもよい。
、第２図のようにバラン３で不平衡出力に変換され、同
軸フィーダ線４を通じて例えばＴＶチューナに導出され
る。なお不平衡出力に変換せずに平行フィーダ線を用い
て直接にチューナへ導出してもよい。
第３図は第１図の窓ガラスのＶＨＦ帯の周波数特性図で
、第４図はＦＭ帯の周波数特性図である。
、第４図はＦＭ帯の周波数特性図である。
第３図及び第４図に示すように非常に高感度で広帯域の
受信特性が得られる。なお第３図には示されていないが
受信可能周波数はＵ）（Ｆ帯まで延びていて、ＵＨＦ帯
のＴＶ放送も受信することも可能である。
受信特性が得られる。なお第３図には示されていないが
受信可能周波数はＵ）（Ｆ帯まで延びていて、ＵＨＦ帯
のＴＶ放送も受信することも可能である。
第５図及び第６図は窓ガラス１の表面側のアンテナ素子
３ａの耐候性が問題になる場合のアンテナ素子の配置方
法を示している。第５図及び第６図の例では、二枚の仮
ガラス６．７をポリビニルブチラール等の接着中間層８
を介して貼り合わせた合わせガラスを用いている。アン
テナ素子群２ａ及び２ｂは、第５図では車内側の仮ガラ
ス６の表面６ａ及び裏面６ｂに設けられている。また第
６図では、車内側の板ガラス６の表面６ｂにアンテナ素
子群２ｂを付設し、車外側の仮ガラス７の裏面７ｂにア
ンテナ素子群２ａを付設している。
３ａの耐候性が問題になる場合のアンテナ素子の配置方
法を示している。第５図及び第６図の例では、二枚の仮
ガラス６．７をポリビニルブチラール等の接着中間層８
を介して貼り合わせた合わせガラスを用いている。アン
テナ素子群２ａ及び２ｂは、第５図では車内側の仮ガラ
ス６の表面６ａ及び裏面６ｂに設けられている。また第
６図では、車内側の板ガラス６の表面６ｂにアンテナ素
子群２ｂを付設し、車外側の仮ガラス７の裏面７ｂにア
ンテナ素子群２ａを付設している。
各素子群２ａ、２ｂは接着中間層８によって絶縁されて
いる。これらの第５図及び第６図の構成によればアンテ
ナ素子２ａが車外に露出することが無いので、耐候性に
問題は生じない。
いる。これらの第５図及び第６図の構成によればアンテ
ナ素子２ａが車外に露出することが無いので、耐候性に
問題は生じない。
第７図及び第８図はアンテナパターンの変形例を示して
いる。第７図はほぼ完全な対称形の対数周期アンテナ素
子群２ａ、２ｂを表面１ａ及び裏面１ｂに分割配置した
ものである。また第８図は第７図とほぼ同様な対数周期
アンテナであるが、この例では素子の長い順に交互に表
面１ａ及び裏面１ｂに配している。従って各アンテナ素
子群２ａ、２ｂは対称形ではなく相似形となる。
いる。第７図はほぼ完全な対称形の対数周期アンテナ素
子群２ａ、２ｂを表面１ａ及び裏面１ｂに分割配置した
ものである。また第８図は第７図とほぼ同様な対数周期
アンテナであるが、この例では素子の長い順に交互に表
面１ａ及び裏面１ｂに配している。従って各アンテナ素
子群２ａ、２ｂは対称形ではなく相似形となる。
以上の実施例では、リア窓ガラス１の表裏面にアンテナ
素子群２ａ、２ｂを付設しているが、自動車の側部に開
放自在でない固定の嵌め込み窓ガラス（リアオータガラ
ス）がある場合には、その表裏面にアンテナ素子を配置
して平衡給電を受けるようにしてもよい。
素子群２ａ、２ｂを付設しているが、自動車の側部に開
放自在でない固定の嵌め込み窓ガラス（リアオータガラ
ス）がある場合には、その表裏面にアンテナ素子を配置
して平衡給電を受けるようにしてもよい。
本発明は上述の如く、平衡給電形のアンテナ線条を構成
する一対のアンテナ素子群を窓ガラスが形成する平行二
面に二分して設けたので、窓ガラスの面積を二倍にして
使うことができ、アンテナの占有面積に対して窓ガラス
面積が小さい場合や、窓ガラス面上のアンテナ付設位置
が限られている場合でも、素子数が多い高感度で広帯域
のアンテナ線を付設することが可能となる。
する一対のアンテナ素子群を窓ガラスが形成する平行二
面に二分して設けたので、窓ガラスの面積を二倍にして
使うことができ、アンテナの占有面積に対して窓ガラス
面積が小さい場合や、窓ガラス面上のアンテナ付設位置
が限られている場合でも、素子数が多い高感度で広帯域
のアンテナ線を付設することが可能となる。
第１図は本発明の一実施例を示す自動車のリア窓ガラス
アンテナのパターン図、第２図は第１図のアンテナの出
力回路図、第３図及び第４図は第１図のアンテナのＶＨ
Ｆ帯及びＦＭ帯の周波数特性図、第６図及び第７図は合
わせガラスにアンテナ素子を付設する場合のガラス断面
図、第７図及び第８図はアンテナパターンの変形例を示
す第１図と同様なリア窓ガラス面のパターン図である。 なお図面に用いられた符号において、 ｌ−・・・−一〜−一・−・−・リア窓ガラスｌ ａ
−−−−・・・−・・・・表面１ｂ・−・−−−−−−
−−−一裏面 ２ａ、２ｂ・・−アンテナ素子群 ３−−−−−−−・−・・・−・−・バラン４−−−−
−−−−−・−ｍ−−−・・−同軸フィーダ線６．７−
・−−−−−−−・・板ガラス８−・−・−−−−−−
・−接着中間層である。
アンテナのパターン図、第２図は第１図のアンテナの出
力回路図、第３図及び第４図は第１図のアンテナのＶＨ
Ｆ帯及びＦＭ帯の周波数特性図、第６図及び第７図は合
わせガラスにアンテナ素子を付設する場合のガラス断面
図、第７図及び第８図はアンテナパターンの変形例を示
す第１図と同様なリア窓ガラス面のパターン図である。 なお図面に用いられた符号において、 ｌ−・・・−一〜−一・−・−・リア窓ガラスｌ ａ
−−−−・・・−・・・・表面１ｂ・−・−−−−−−
−−−一裏面 ２ａ、２ｂ・・−アンテナ素子群 ３−−−−−−−・−・・・−・−・バラン４−−−−
−−−−−・−ｍ−−−・・−同軸フィーダ線６．７−
・−−−−−−−・・板ガラス８−・−・−−−−−−
・−接着中間層である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、一つの平衡給電形のアンテナ線条を構成する一対の
ほぼ相似形のアンテナ素子群を、窓ガラスが形成する平
行二面に二分して設けたことを特徴とする自動車用窓ガ
ラスアンテナ。 ２、上記アンテナ線条が対数周期形のアンテナパターン
を有することを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載
の自動車用窓ガラスアンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24386484A JPS61222302A (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 | 自動車用窓ガラスアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24386484A JPS61222302A (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 | 自動車用窓ガラスアンテナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61222302A true JPS61222302A (ja) | 1986-10-02 |
| JPH0516681B2 JPH0516681B2 (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=17110105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24386484A Granted JPS61222302A (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 | 自動車用窓ガラスアンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61222302A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4914447A (en) * | 1986-11-21 | 1990-04-03 | Asahi Glass Company, Ltd. | Antenna for mobile telephone on a glass panel of an automobile |
| US5049892A (en) * | 1989-04-06 | 1991-09-17 | Hans Kolbe & Co. Nachrichtenubertragungstechnik | Pane antenna system having four terminal networks |
| JPH0472712U (ja) * | 1990-11-06 | 1992-06-26 | ||
| US5416491A (en) * | 1992-01-31 | 1995-05-16 | Central Glass Company, Limited | Automotive window glass antenna |
| US5565876A (en) * | 1990-11-21 | 1996-10-15 | Nippon Sheet Glass Co., Ltd. | Window glass antenna |
| JP2007081554A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Fujitsu Ltd | ガラスアンテナ及びその製造方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4075920B2 (ja) * | 2005-04-04 | 2008-04-16 | 松下電器産業株式会社 | 受信装置 |
-
1984
- 1984-11-19 JP JP24386484A patent/JPS61222302A/ja active Granted
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4914447A (en) * | 1986-11-21 | 1990-04-03 | Asahi Glass Company, Ltd. | Antenna for mobile telephone on a glass panel of an automobile |
| US5049892A (en) * | 1989-04-06 | 1991-09-17 | Hans Kolbe & Co. Nachrichtenubertragungstechnik | Pane antenna system having four terminal networks |
| JPH0472712U (ja) * | 1990-11-06 | 1992-06-26 | ||
| US5565876A (en) * | 1990-11-21 | 1996-10-15 | Nippon Sheet Glass Co., Ltd. | Window glass antenna |
| US5416491A (en) * | 1992-01-31 | 1995-05-16 | Central Glass Company, Limited | Automotive window glass antenna |
| JP2007081554A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Fujitsu Ltd | ガラスアンテナ及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0516681B2 (ja) | 1993-03-05 |
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