JPS61221249A - 液圧シリンダ用シ−ル部品 - Google Patents
液圧シリンダ用シ−ル部品Info
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- JPS61221249A JPS61221249A JP60062927A JP6292785A JPS61221249A JP S61221249 A JPS61221249 A JP S61221249A JP 60062927 A JP60062927 A JP 60062927A JP 6292785 A JP6292785 A JP 6292785A JP S61221249 A JPS61221249 A JP S61221249A
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- Japan
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- olefin
- ethylene
- alpha
- hydraulic cylinder
- sealing part
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T11/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
- B60T11/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
- B60T11/16—Master control, e.g. master cylinders
- B60T11/236—Piston sealing arrangements
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K3/00—Materials not provided for elsewhere
- C09K3/10—Materials in mouldable or extrudable form for sealing or packing joints or covers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/32—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
- F16J15/3284—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings characterised by their structure; Selection of materials
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
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- C09K2200/06—Macromolecular organic compounds, e.g. prepolymers
- C09K2200/0615—Macromolecular organic compounds, e.g. prepolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C09K2200/0617—Polyalkenes
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- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
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- C09K2200/0615—Macromolecular organic compounds, e.g. prepolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
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-
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- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K2200/00—Chemical nature of materials in mouldable or extrudable form for sealing or packing joints or covers
- C09K2200/06—Macromolecular organic compounds, e.g. prepolymers
- C09K2200/0642—Copolymers containing at least three different monomers
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Materials Engineering (AREA)
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明ハ、エチレンーαオレフィンージエン共重合体
ゴムの加硫物で形成されてなる液圧シリンダ用シール部
品に関する。
ゴムの加硫物で形成されてなる液圧シリンダ用シール部
品に関する。
ここで、上記シール部品には、自動車の液圧ブレーキに
おいてマスクシリンダ、ホイールシリンダに用いるピス
トンカップ、クラッチのマスターシリンダに用いるピス
トンカップ、及び、ディスクブレーキシリンダに用いる
ピストンシールなどが含まれる。
おいてマスクシリンダ、ホイールシリンダに用いるピス
トンカップ、クラッチのマスターシリンダに用いるピス
トンカップ、及び、ディスクブレーキシリンダに用いる
ピストンシールなどが含まれる。
〈従来の技術〉
上記のような液圧シリンダ用シール部品の材料は1作動
条件の高温化、また高温化に伴なうブレーキ液の高沸点
化物(ホウ酸エステル添加エチレングリコール、シリコ
ーンオイル等)採用の将来的動向に対応して、従来主流
であったスチレンブタジェンゴム(SBR)に代って、
エチレン−αオレフィン−ジエン共重合体ゴム(以下r
EPDM」という)が主流になりつつある。
条件の高温化、また高温化に伴なうブレーキ液の高沸点
化物(ホウ酸エステル添加エチレングリコール、シリコ
ーンオイル等)採用の将来的動向に対応して、従来主流
であったスチレンブタジェンゴム(SBR)に代って、
エチレン−αオレフィン−ジエン共重合体ゴム(以下r
EPDM」という)が主流になりつつある。
〈発明が解決しようとする問題点〉
そして、昨今は、ブレーキシステムにおける急ブレーキ
時の車輪の電子式ロック防止機構(例えばrESCシス
テム」)等の採用に伴ない、従来にもまして、大きな強
度(特に耐かじり性、耐摩耗性)及び良好なシール性(
特に耐へたり性)が要求され、しかも、部品交換不要期
間の延長の要請から、これらの性能を長期間にわたり維
持できることが望ましい。
時の車輪の電子式ロック防止機構(例えばrESCシス
テム」)等の採用に伴ない、従来にもまして、大きな強
度(特に耐かじり性、耐摩耗性)及び良好なシール性(
特に耐へたり性)が要求され、しかも、部品交換不要期
間の延長の要請から、これらの性能を長期間にわたり維
持できることが望ましい。
しかし、従来のEPDMでは、上記諸性能を長期間にわ
たり維持でき、部品交換不要期間の延長を上記シール部
品において達成することは困難であった。
たり維持でき、部品交換不要期間の延長を上記シール部
品において達成することは困難であった。
く問題点を解決するための手段〉
そこで、本発明者らは、上記問題点を解決するために、
鋭意研究した結果、下記特定の要件を満たすEPDMの
パーオキサイド加硫物で液圧シリンダ用シール部品を形
成すればよいことを見いだし、この発明を完成した。
鋭意研究した結果、下記特定の要件を満たすEPDMの
パーオキサイド加硫物で液圧シリンダ用シール部品を形
成すればよいことを見いだし、この発明を完成した。
この発明の液圧シリンダ用シール部品は、(a)エチレ
ン含量65〜75wt%、αオレフィン含量25〜35
wt%、ムーニー粘度(MLmtoo℃)35〜55、
ヨウ素価20〜35で、(b)分子量分布が’Faw/
F;In≦5.0で、(c)αオレフィン組成分布の両
側20wt%ポリマー中におけるそれぞれのαオレフィ
ン含有量を高分子側C41,低分子側C)Eとしたとき
、C3E−C,I≦5.0wt%で、それぞれ規定され
るエチレン−αオレフィン−ジエン共重合体ゴムのパー
オキサイド加硫物で形成したものである。
ン含量65〜75wt%、αオレフィン含量25〜35
wt%、ムーニー粘度(MLmtoo℃)35〜55、
ヨウ素価20〜35で、(b)分子量分布が’Faw/
F;In≦5.0で、(c)αオレフィン組成分布の両
側20wt%ポリマー中におけるそれぞれのαオレフィ
ン含有量を高分子側C41,低分子側C)Eとしたとき
、C3E−C,I≦5.0wt%で、それぞれ規定され
るエチレン−αオレフィン−ジエン共重合体ゴムのパー
オキサイド加硫物で形成したものである。
く構成の詳細な説明〉
以下、上記構成について、詳細に説明する。
(1)上記EPDMのポリマーは、不活性溶剤中に適当
な触媒の存在下でエチレン、αオレフィンざらにジエン
を導入して常圧又は若干加圧下で重合させて得る。この
ポリマーは、エチレン含量65〜75wt%、αオレフ
ィン含量25〜35wt%tジエン(第三成分)含量5
wt%以下、ムーニー粘度(MLl、4100℃)35
〜55、ヨウ素価20〜35である。
な触媒の存在下でエチレン、αオレフィンざらにジエン
を導入して常圧又は若干加圧下で重合させて得る。この
ポリマーは、エチレン含量65〜75wt%、αオレフ
ィン含量25〜35wt%tジエン(第三成分)含量5
wt%以下、ムーニー粘度(MLl、4100℃)35
〜55、ヨウ素価20〜35である。
上記αオレフィンとしては1通常プロピレンを用いるが
、1−ブテン等を用いてもよい、また、上記ジエンとし
ては、エチリデンノルボルネン、プロペニルノルボルネ
ン、ビニルノルボルネン、ジシクロペンタジェン、1,
4−へキサジエン、2−メチル−1,5−ヘギサジェン
、1.8−オクタジエン、1,5−才クタジエン、1.
7−オクタジエン、l、4−オクタジエン、メチルヒド
ロインデン等の非共役ジエンを1種又は2種以上混合し
て用いるが、ブタジェン、イソプレン等の共役ジエンと
共用してもよい。
、1−ブテン等を用いてもよい、また、上記ジエンとし
ては、エチリデンノルボルネン、プロペニルノルボルネ
ン、ビニルノルボルネン、ジシクロペンタジェン、1,
4−へキサジエン、2−メチル−1,5−ヘギサジェン
、1.8−オクタジエン、1,5−才クタジエン、1.
7−オクタジエン、l、4−オクタジエン、メチルヒド
ロインデン等の非共役ジエンを1種又は2種以上混合し
て用いるが、ブタジェン、イソプレン等の共役ジエンと
共用してもよい。
(2)上記ポリマー(共重合体)において、分子量分布
がMw/Fan≦5.0で規定されシャープであり、か
つ、αオレフィン組成分布が、分子量分布の両側20w
t%ポリマー中におけるそれぞれのαオレフィン含量を
高分子側C,I、低分子側C3Eとしたとき、C3E−
C,I≦5.0wt%で規定されシャープである。従来
のシール部品に使用してきたEPDMポリマーは1通常
、分子量分布IWw/Mn=8〜20、αオレン4フ組
成分布C3E−C,I=8〜15(wt%)であった、
これらの要件が満たされないと、特に耐かじり性、耐へ
たり性の改善が望めない。
がMw/Fan≦5.0で規定されシャープであり、か
つ、αオレフィン組成分布が、分子量分布の両側20w
t%ポリマー中におけるそれぞれのαオレフィン含量を
高分子側C,I、低分子側C3Eとしたとき、C3E−
C,I≦5.0wt%で規定されシャープである。従来
のシール部品に使用してきたEPDMポリマーは1通常
、分子量分布IWw/Mn=8〜20、αオレン4フ組
成分布C3E−C,I=8〜15(wt%)であった、
これらの要件が満たされないと、特に耐かじり性、耐へ
たり性の改善が望めない。
(3)上記ポリマーには、EPDMのパーオキサイド加
硫系に通常使用される配合剤、例えば、カーボンブラッ
ク、酸化亜鉛、加工助剤、老化防止剤、着色剤等を適宜
配合し、さらに有機過酸化物を共架橋剤とともに加える
。こうして得たEPDM配合物から、コンプレッション
又はトランスファー又は射出成形などにより、この発明
の液圧シリンダ用シール部品を成形加硫する。
硫系に通常使用される配合剤、例えば、カーボンブラッ
ク、酸化亜鉛、加工助剤、老化防止剤、着色剤等を適宜
配合し、さらに有機過酸化物を共架橋剤とともに加える
。こうして得たEPDM配合物から、コンプレッション
又はトランスファー又は射出成形などにより、この発明
の液圧シリンダ用シール部品を成形加硫する。
ここで、カーボンブラックは、通常のものでも良いが、
特開昭59−22943号に記載されている。ヨウ素吸
着量40〜801g1g、ジブチルフタレート吸油量1
40 ml/g以上のいわゆる高吸油タイプのファーネ
スカーボンブラックを配合することが、耐摩耗性、耐か
じり性、耐へたり性のいずれもが、さらに改善され望ま
しい。
特開昭59−22943号に記載されている。ヨウ素吸
着量40〜801g1g、ジブチルフタレート吸油量1
40 ml/g以上のいわゆる高吸油タイプのファーネ
スカーボンブラックを配合することが、耐摩耗性、耐か
じり性、耐へたり性のいずれもが、さらに改善され望ま
しい。
上記加工助剤としては、高級脂肪醜等を、老化防止剤と
しては、ポリ(2,2,4−トリメチル−1゜2−ジヒ
ドロキノリン)等をそれぞれ具体的に挙げることができ
る。
しては、ポリ(2,2,4−トリメチル−1゜2−ジヒ
ドロキノリン)等をそれぞれ具体的に挙げることができ
る。
また、有機過酸化物としては、ベンゾイルパーオキサイ
ド、2.4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、n−
ブチル−4,4−ビス(t−ブチルパーオキシ)バレレ
ート、ジクミルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオ
キシ−ジイソプロビルベンゼン、2,5−ジメチル−2
,5−Ct−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2.5−ジ
メチルージ(1−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3等を
、共架橋剤としては、イオウ、トリメタクリレート、ト
リメチロールプロパン、トリアリルイソシアヌレート、
フェノチアジン等をそれぞれ具体的に挙げることができ
る。
ド、2.4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、n−
ブチル−4,4−ビス(t−ブチルパーオキシ)バレレ
ート、ジクミルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオ
キシ−ジイソプロビルベンゼン、2,5−ジメチル−2
,5−Ct−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2.5−ジ
メチルージ(1−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3等を
、共架橋剤としては、イオウ、トリメタクリレート、ト
リメチロールプロパン、トリアリルイソシアヌレート、
フェノチアジン等をそれぞれ具体的に挙げることができ
る。
〈発明の効果〉
こノ発明のブレーキシリンダ用シール部品は、上記のよ
うに、(a)エチレン含量65〜75wt%、αオレフ
ィン含125〜35wt%、ムーニー粘度(ML144
100℃)35〜55.ヨウ素価20〜35で、(b)
分子量分布がMw/Fln≦5.0、(c)αオレフィ
ン組成分布がC3E−C,I≦5.0賛t%の要件を満
たすEPDMのパーオキサイド加硫物で形成されている
ことにより、特に耐かじり性及び耐へたり性が大幅に改
善される。従って、この発明の液圧ブレーキシリンダ用
シール部品は、長期間にわたり、良好な耐かじり性、耐
摩耗性。
うに、(a)エチレン含量65〜75wt%、αオレフ
ィン含125〜35wt%、ムーニー粘度(ML144
100℃)35〜55.ヨウ素価20〜35で、(b)
分子量分布がMw/Fln≦5.0、(c)αオレフィ
ン組成分布がC3E−C,I≦5.0賛t%の要件を満
たすEPDMのパーオキサイド加硫物で形成されている
ことにより、特に耐かじり性及び耐へたり性が大幅に改
善される。従って、この発明の液圧ブレーキシリンダ用
シール部品は、長期間にわたり、良好な耐かじり性、耐
摩耗性。
耐へたり性を維持でき2部品交換不要期間の延長が可能
となる。
となる。
〈実施例〉
以下、この発明を、実施例に基づいて、さらに詳細に説
明する。
明する。
共重合体は、第1表に示す組成・性状・分布のものを用
いた。このときMw/Fanは、ゲルパーミェーション
クロマトグラフィー(溶ts: o−ジクロルベンゼン
)により測定した分子量分布から求めた。また、CUE
−CI Iは、分別沈澱法(分別数10以上、溶媒ニジ
クロヘキサン/イソプロピルアルコール)により測定し
た分子量分布から求めた。
いた。このときMw/Fanは、ゲルパーミェーション
クロマトグラフィー(溶ts: o−ジクロルベンゼン
)により測定した分子量分布から求めた。また、CUE
−CI Iは、分別沈澱法(分別数10以上、溶媒ニジ
クロヘキサン/イソプロピルアルコール)により測定し
た分子量分布から求めた。
そして、ゴムの基本配合(単位二重置部)は、ポリマー
(共重合体) 100フアーネスブラツク
40酸化亜鉛
5加工助剤(高級脂肪酸系) 3イ
オウ 0.3ジクミルパ
ーオギサイド 8である。
(共重合体) 100フアーネスブラツク
40酸化亜鉛
5加工助剤(高級脂肪酸系) 3イ
オウ 0.3ジクミルパ
ーオギサイド 8である。
尚、上記ファーネスブラックは下記ノーマル・高吸油タ
イプのいずれかを用いた。
イプのいずれかを用いた。
ノーマル 高吸油
ヨウ素吸着量 53 58
ジブチルツク
レート吸油量 133 190上記処方の各ゴ
ム配合物を、混線後、トランスファーにより成形(加硫
条件:170’OXS分)してリング形のマスターシリ
ンダカップ(製品)を得た。この各製品について促進作
動耐久性試験(条件■試験液DOT3ブレーキフルード
、温度120℃、■行程数2000回/時、0時間16
5 hr)を行なった後、(1)かじり性、(2)締め
代保持率を、それぞれ測定した。
ム配合物を、混線後、トランスファーにより成形(加硫
条件:170’OXS分)してリング形のマスターシリ
ンダカップ(製品)を得た。この各製品について促進作
動耐久性試験(条件■試験液DOT3ブレーキフルード
、温度120℃、■行程数2000回/時、0時間16
5 hr)を行なった後、(1)かじり性、(2)締め
代保持率を、それぞれ測定した。
また、上記製品と同一条件でテストピースを成形し、そ
れらについても、下記各項目の物性試験を行なった。
れらについても、下記各項目の物性試験を行なった。
(1)常態物性(Hs(かたさ)、TI(引張り強さ)
、Ee(伸び))・・・JISK6301に準じて行な
った(試験片ダンベル状3号形)。
、Ee(伸び))・・・JISK6301に準じて行な
った(試験片ダンベル状3号形)。
(2)耐引裂き性・・・JISK6301の引裂き試験
(B形)に準じて行なった。
(B形)に準じて行なった。
(3)圧縮永久歪(J I S法)・・・JISK83
01の圧縮永久歪試験(120℃X70時間)及び低温
圧縮永久歪試験(−30℃×77時間)に準じて行なっ
た。
01の圧縮永久歪試験(120℃X70時間)及び低温
圧縮永久歪試験(−30℃×77時間)に準じて行なっ
た。
(4)(放冷法)JISK6301の圧縮永久歪試験に
おいて、120℃X70時間の条件で熱処理後、試料を
圧縮状態のまま、室温になるまで放置してから測定した
。
おいて、120℃X70時間の条件で熱処理後、試料を
圧縮状態のまま、室温になるまで放置してから測定した
。
(5)耐摩耗性・・・アクロン式試験機を用い、条件(
摩擦ホイール回転数;33rp■、雰囲気温度:23℃
)で1000回摩耗後の試料摩耗量を求めた。
摩擦ホイール回転数;33rp■、雰囲気温度:23℃
)で1000回摩耗後の試料摩耗量を求めた。
各試験結果を、第1表に示すが、実施例1の場合比較例
1に比して、耐圧縮永久歪性(特に放冷法における)及
びそれに伴なって締め代保持率が格段に向上し、また耐
かじり性も向上していることがわかる。さらに、ファー
ネスブラックとして高吸油タイプを用いた場合(実施例
2〜4)は、耐摩耗性、酎かじり性がさらに向上するこ
とがわかる。
1に比して、耐圧縮永久歪性(特に放冷法における)及
びそれに伴なって締め代保持率が格段に向上し、また耐
かじり性も向上していることがわかる。さらに、ファー
ネスブラックとして高吸油タイプを用いた場合(実施例
2〜4)は、耐摩耗性、酎かじり性がさらに向上するこ
とがわかる。
自 発 補 正
手続補正書
1、事件の表示
昭和60年 特許願 第62927号
2、発明の名称
液圧シリンダ用シール部品
3、補正をする者
事件との関係 特 許 出 願 人住所
名称 豊田合成株式会社
4、代理人
明細書の特許請求の範囲の欄及び発明の詳細な説明。
(1)特許請求の範囲を別紙の通り補正をする。
(2)明細書第4頁第1φ16〜17行、第7頁第17
行の「65〜75wt%」をそれぞれ「60〜70wt
%」と補正する。
行の「65〜75wt%」をそれぞれ「60〜70wt
%」と補正する。
(3)同第4頁第2・17行、第7頁第18行のr25
〜35wt%」をそれぞれr30〜40wt%」と補正
する。
〜35wt%」をそれぞれr30〜40wt%」と補正
する。
(4)同第12頁第1O行のrC,I−C3E」を「C
3E−C,IJと補正する。
3E−C,IJと補正する。
2、特許請求の範囲
エチレン−αオレフィン−ジエン共重合体ゴムのパーオ
キサイド加硫物で形成されてなる液圧シリンダ用シール
部品において。
キサイド加硫物で形成されてなる液圧シリンダ用シール
部品において。
前記エチレン−αオレフィン−ジエン共重合体が下記(
a) 、 (b) 、 (c)の要件を満たすもの
であることを特徴とする液圧シリンダ用シール部品。
a) 、 (b) 、 (c)の要件を満たすもの
であることを特徴とする液圧シリンダ用シール部品。
(a)エチレン含560〜70wt%、αオレフィン含
量30〜40wt%、ムーニー粘度(M L l@10
0℃)35〜55.ヨウ素価20〜35で規定される。
量30〜40wt%、ムーニー粘度(M L l@10
0℃)35〜55.ヨウ素価20〜35で規定される。
(b)分子量分布がMw/Mn≦5.0で規定される。
(c)αオレフィン組成分布が、分子量分布の両(11
120wt%ポリマー中におけるそれぞれのαオレフィ
ン含有量を高分子側C,I、低分子側C1Eとしたとき
、CIE−C,I≦5. Owt%で規定される。
120wt%ポリマー中におけるそれぞれのαオレフィ
ン含有量を高分子側C,I、低分子側C1Eとしたとき
、CIE−C,I≦5. Owt%で規定される。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 エチレン−αオレフィン−ジエン共重合体ゴムのパーオ
キサイド加硫物で形成されてなる液圧シリンダ用シール
部品において、 前記エチレン−αオレフィン−ジエン共重合体が下記(
a)、(b)、(c)の要件を満たすものであることを
特徴とする液圧シリンダ用シール部品。 (a)エチレン含量65〜75wt%、αオレフィン含
量25〜35wt%、ムーニー粘度(ML_1_+_4
100℃)35〜55、ヨウ素価20〜35で規定され
る。 (b)分子量分布が@M@w/@M@n≦5.0で規定
される。 (c)αオレフィン組成分布が、分子量分布の両側20
wt%ポリマー中におけるそれぞれのαオレフィン含有
量を高分子側C_3I、低分子側C_3Eとしたとき、
C_3E−C_3I≦5.0wt%で規定される。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60062927A JPS61221249A (ja) | 1985-03-27 | 1985-03-27 | 液圧シリンダ用シ−ル部品 |
DE19863610279 DE3610279A1 (de) | 1985-03-27 | 1986-03-26 | Dichtungsteil fuer einen hydraulischen zylinder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60062927A JPS61221249A (ja) | 1985-03-27 | 1985-03-27 | 液圧シリンダ用シ−ル部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61221249A true JPS61221249A (ja) | 1986-10-01 |
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