JPS6121915Y2 - - Google Patents

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JPS6121915Y2
JPS6121915Y2 JP2140981U JP2140981U JPS6121915Y2 JP S6121915 Y2 JPS6121915 Y2 JP S6121915Y2 JP 2140981 U JP2140981 U JP 2140981U JP 2140981 U JP2140981 U JP 2140981U JP S6121915 Y2 JPS6121915 Y2 JP S6121915Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
grill
cloth
adhesive
decorative plate
recess
Prior art date
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Expired
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JP2140981U
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JPS57135183U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、グリル枠にグリルクロスを強固に
接着させるとともに、溝に囲まれた底面に装飾板
を強固に取り付けたスピーカグリルに関するもの
である。
スピーカグリルはスピーカの前面を覆う役目を
するものである。この従来例のスピーカグリルを
第1図〜第4図で説明する。
第1図〜第4図は従来例のスピーカグリルを示
すものである。第1図、第2図において、1はグ
リル枠、2は前記グリル枠に設けられた凹部、3
は前記凹部2の底面、4は前記底面3に設けられ
た孔、5はグリルクロス、6は前記グリルクロス
5をグリル枠1に接着固定させる接着剤、7は装
飾板、8は前記孔4に挿入される装飾板7の脚、
9は前記装飾板7をグリルクロス5に接着固定す
る両面テープである。なお、Bは基台、Jは圧締
治具である。
次に、グリル枠1へのグリルクロス5、装飾板
7の取付けを説明する。
まず、グリル枠1に接着剤6を塗布し、基台B
上に載置する。その上にグリルクロス5を圧締治
具Jとともに押圧する(第2図)。その結果、グ
リルクロス5は接着剤6でグリル枠1に接着固定
される。そして、凹部2のグリルクロス5上に装
飾板7の裏面に両面テープ9を接着し、脚8を孔
4に挿入しながら押圧して接着固定する(第3
図)。その結果、第1図に示すスピーカグリルが
できあがる。
しかし、このようなスピーカグリルでは圧締治
具Jで押圧する時に凹部2の角の部分に荷重がか
かるため、この角の部分のグリルクロス5が破れ
たり、接着剤6がにじみ出てくる欠点があつた
(第4図)。さらに、接着強度を増すために接着剤
6を多く塗布した場合は、接着剤6のにじみが著
しく、使用できる接着剤6は限定される。また、
底面3のグリルクロス5上に装飾板7を接着固定
する場合は、グリルクロス5上に両面テープ9で
固定するので、十分な接着強度が得られない。さ
らに、接着強度を装飾板7の脚8を孔4に挿入す
ることで得ようとすると、グリルクロス5がある
ので孔4を容易に探すことができない欠点があつ
た。
この考案は、上述の欠点にかんがみなされたも
ので、グリル枠にグリルクロスと装飾板とを強固
に接着固定したスピーカグリルを提供するもので
ある。以下、この考案を図面に基づいて説明す
る。
第5図〜第7図はこの考案の一実施例を示すも
ので、11は前記凹部2の底面3の外周に形成さ
れた環状の溝、14,15は接着剤、Cはカツタ
である。なお、その他の符号は第1図、第2図と
同等部分である。
次に、グリル枠1へのグリルクロス5、装飾板
7の取付けを説明する。
まず、グリル枠1に接着剤14を塗布し、基台
B上に載置する。その上にグリルクロス5を圧締
治具Jとともに押圧する(第5図)。その結果、
グリルクロス5は接着剤14でグリル枠1に接着
固定される。そして、接着剤14で接着固定され
ない部分のグリルクロス5を除去するため、カツ
タCでグリルクロス5を切断する(第6図)。そ
の切断されたグリルクロス5は接着剤14が塗布
されていないので、容易に除去できる。さらに、
底面3に装飾板7を取り付ける場合は、装飾板7
の裏面に接着剤15を塗布し、孔4に脚8を挿入
して押圧することで底面3に装飾板7を取り付け
る(第7図)。
このようにスピーカグリルを構成するので、溝
11の全周と長さLの積、すなわち増加面積によ
つてグリルクロス5のグリル枠1への接着強度を
増加させる。また、この溝11の奥の部分はグリ
ルクロス5の切断部、余分な接着剤14のはみ出
し防止の効果をも有する。すなわち、溝11の奥
の部分にグリルクロス5の切断部を収納できるの
で、グリルクロス5の剥れが防止できるととも
に、余分な接着剤14を保留することができ、外
観美を損ずることがない。さらに、底面3にグリ
ルクロス5がないので、孔4への脚8の挿入は容
易に行える。
第8図はこの考案の他の実施例を示すもので、
12は前記凹部2の底面3の外周に形成された環
状の溝、13は前記溝12の段部で、底部3と段
部13とには段差dが設けてある。
この実施例では、装飾板7を底面3に接着固定
する場合にグリルクロス5の厚みを考慮して少な
くともグリルクロス5以上の段差dを底面3と段
部13との間に設け、底面3に装飾板7を取り付
けた時にグリルクロス5と装飾板7の下面とが接
触しない構成とした。
効果は前述の実施例と同様である。
第9図はこの考案のさらに他の実施例を示し、
凹部2の底面3を傾斜させ、それに応じ凹部2の
側面および溝12の段部13を傾斜させたもので
ある。
この実施例では、底面3,側面、および段部1
3を傾斜面としたので、装飾板7が見易くなる効
果を併せて生ずる。
なお、上記実施例において、底面3に孔4、お
よび装飾板7に脚8を設けたが、底面3に直接装
飾板7を接着固定して接着強度を増大させれば、
必ずしも設ける必要はない。また、接着剤14,
15は接着面積等が増大したので普通の接着剤で
もよい。さらに、接着剤15は両面テープであつ
てもよい。また、圧締治具JとカツタCを連動さ
せて両工程を1工程で行つてもよい。
以上詳細に説明したように、この考案のスピー
カグリルによれば、グリル枠に設けた凹部の底面
に環状の溝を設け、さらにこの底面のグリルクロ
スを除去することで、この凹部内に装飾板を強固
に取り付けることができる。また、接着強度も十
分に得られるので、接着剤を限定せず自由に選べ
る。さらに、溝でグリルクロスの切断部、接着剤
のはみ出しを防止でき、外観美を損ずることがな
い等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は従来例のスピーカグリルを示
すもので、第1図は斜視図、第2図は製作の工程
図、第3図は凹部部分の拡大断面図、第4図は装
飾板取り付け前の凹部の拡大断面斜視図、第5図
〜第7図はこの考案の一実施例を示すもので、第
5図、第6図は製作の工程図、第7図は溝部分の
拡大断面図、第8図および第9図はこの考案の他
の実施例を示す溝部分の拡大断面図である。 図中、1はグリル枠、2は凹部、3は底面、5
はグリルクロス、7は装飾板、11,12は溝、
13は段部、14,15は接着剤である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. グリル枠に凹部を設け、さらに前記凹部の底面
    外周に環状の溝を形成し、前記グリル枠の表面に
    前記底面以外を覆つてグリルクロスを接着剤で接
    着し、前記凹部中に装飾板を取り付けたことを特
    徴とするスピーカグリル。
JP2140981U 1981-02-19 1981-02-19 Expired JPS6121915Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2140981U JPS6121915Y2 (ja) 1981-02-19 1981-02-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2140981U JPS6121915Y2 (ja) 1981-02-19 1981-02-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57135183U JPS57135183U (ja) 1982-08-23
JPS6121915Y2 true JPS6121915Y2 (ja) 1986-07-01

Family

ID=29819283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2140981U Expired JPS6121915Y2 (ja) 1981-02-19 1981-02-19

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JP (1) JPS6121915Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS57135183U (ja) 1982-08-23

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