JPS6121787Y2 - - Google Patents

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JPS6121787Y2
JPS6121787Y2 JP1977152200U JP15220077U JPS6121787Y2 JP S6121787 Y2 JPS6121787 Y2 JP S6121787Y2 JP 1977152200 U JP1977152200 U JP 1977152200U JP 15220077 U JP15220077 U JP 15220077U JP S6121787 Y2 JPS6121787 Y2 JP S6121787Y2
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JP
Japan
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hole
case
relay
holes
penetrate
Prior art date
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JP1977152200U
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JPS5476940U (ja
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ケース6の天板部分の接点部1上方
を気孔部2とし、気孔部2の上面より下方に向け
て下面に貫通しない複数個の上面穴3を隔設し、
気孔部2の下面より上方に向けて上面に貫通しな
い複数個の下面穴4を隔設し、上面穴3の側壁と
下面穴4の側壁とを開口して互いに連通させてケ
ース6と一体に通気孔5を形成して成る継電器に
係るものであつて、その目的とするところは継電
器内部の換気及び放熱を良くし、接点ばねのよう
な金属部品の腐食を少くすることができ、しかも
ケースを小型化でき、組立ても容易な継電器を提
供するにある。
継電器にあつては、ケースがほぼ密封に近い構
造になつているので、接点及びコイルより発生し
た熱が継電器内部にこもり、継電器の温度が上昇
し、過熱状態となつたり、又直流の誘導負荷の如
くアークの出やすい負荷を開閉した場合にはアー
クにより発生した硝酸物質により接点ばねのよう
な金属部品が激しく腐食されるという問題があ
る。そこでこの硝酸物質や高温ガスを上方から排
出してやることが望まれるがケースの上面を開口
するとその開口から接点部内へほこりが落下する
という新たな問題が生じる。そこで従来は第4図
a,bに示すような防塵ケース(実公昭51−
16175号公報)が提供されているが、かかる従来
例にあつては多数の孔11を有する多孔板12を
重ね合せて孔11で体心立方構造的に配置させて
おり、上方の孔11と下方の孔11とを連通させ
るために多孔板12間にスペーサ13を介して多
孔板12間に空隙層14を確保して気孔部2′を
形成していた。この空隙層14の存在のために気
孔部2′を一枚の板状に薄く成形することができ
ず、ケース6′の高さが高くなつて継電器を小型
化できなくなるという欠点があり、また多孔板を
重ね合せて気孔部を組立てねばならず組立て作業
が煩わしくなるという欠点があつた。
本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て以下実施例により詳述する。第1図に示すよう
に継電器のケース6にコイル7、接点の開閉を行
う可動片8及び複数個の接点ばね9,9′を内装
し、複数個の接点ばね9,9′より成る接点部1
の上方でケース6に以下のような気孔部2を設け
る。ケース6の上面より下方に向けて下面に貫通
しない複数個の小さな上面穴3を一列に隔設し、
ケース6の下面より上方に向けて上面に貫通しな
い複数個の小さな下面穴4を前記上面穴3と交互
に一列に隔設し、上面穴3の側壁と下面穴4の側
壁を開口して互いに連通し、開口部を小さな通気
孔5とする。上記通気孔5を複数列設けて気孔部
2が構成されている。したがつて上面穴3は底部
が覆われているのでほこりが継電器内部に落下し
ないが、上面穴3の側壁に通気孔5を有し、下面
穴4に連なつているので、換気が行えるようにな
つている。また、第3図に示すように上面穴3の
底部10にすりばち状の形態を持たせ、一層ほこ
りが継電器内に入りにくく、上面穴3の底部10
に貯つたほこりが継電器内に落ちにくいようにし
てもよい。
本考案継電器の叙述の如くケースの天板部分の
接点部上方を気孔部とし、気孔部に上下方向に真
直ぐに貫通しない通気孔をケースと一体に形成し
ているから、アークにより発生した硝酸物質や接
点及びコイルより発生た熱を上昇熱流にのせてそ
の上方の気孔部より外部へ効率良く排出して硝酸
物質による接点ばねや可動片等の金属部品の腐食
を抑え、継電器内部の温度上昇を抑えることがで
き、気孔部を接点部上方に設けたにも拘らず、通
気孔が上下に真直ぐに貫通していないので気孔部
の通気孔から接点部へほこりが落下することがな
く、ほこりの落下による継電器の動作不良やシヨ
ートを防止できるものであり、しかもケースに加
工して通気孔をケースと一体に形成しているの
で、従来例のように通気孔を穿設した板をケース
に嵌め込んだり、組合せたりしたもののように気
孔部の組立て作業の必要がなく、また気孔部の組
立てのためのねじ部や嵌合部もケースに不要であ
つて継電器を一層小型化できるという利点があ
る。また上下に真直ぐに貫通しない通気孔は気孔
部の上面より下面に向けて下面に貫通しない上面
孔を穿設き、気孔部の下面より上方に向けて上面
に貫通しない下面孔を穿設し、上面孔と下面孔の
側壁とを開口して互いに連通させて形成している
から、通気孔を設けた気孔部がケースの天板部分
である一枚板に形成されることになり、気孔部が
薄くてケース自体が小さくなつて、継電器の小型
化を一層進めることができ、また一枚の板である
ために従来例のように気孔部内に面状の空隙層が
生じず、気孔部内に熱や硝酸物質がこもらず、通
気孔からの排出効率が良いという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案継電器の一実施例を示す断面
図、第2図は同上の気孔部の斜視図、第3図は別
な実施例の気孔部の断面図、第4図a,bは従来
例を示す断面図及び平面図であつて、1は接点
部、2は気孔部、3は上面穴、4は下面穴、5は
通気孔、6はケースである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケースの天板部分の接点部上方を気孔部とし、
    気孔部の上面より下方に向けて下面に貫通しない
    複数個の上面穴を隔設し、気孔部の下面より上方
    に向けて上面に貫通しない複数個の下面穴を隔設
    し、上面穴の側壁と下面穴の側壁とを開口して互
    いに連通させてケースと一体に通気孔を形成して
    成る継電器。
JP1977152200U 1977-11-11 1977-11-11 Expired JPS6121787Y2 (ja)

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JP1977152200U JPS6121787Y2 (ja) 1977-11-11 1977-11-11

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JP1977152200U JPS6121787Y2 (ja) 1977-11-11 1977-11-11

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JPS5476940U JPS5476940U (ja) 1979-05-31
JPS6121787Y2 true JPS6121787Y2 (ja) 1986-06-30

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ID=29138185

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101847549A (zh) * 2009-03-27 2010-09-29 富士电机机器制御株式会社 热过载继电器

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CN103620722A (zh) 2011-06-28 2014-03-05 株式会社美姿把 电磁继电器
JP7293598B2 (ja) 2018-10-10 2023-06-20 オムロン株式会社 電磁継電器
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JPS5116175U (ja) * 1974-07-24 1976-02-05

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JPS5476940U (ja) 1979-05-31

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