JPS61212248A - 動物栄養組成物 - Google Patents
動物栄養組成物Info
- Publication number
- JPS61212248A JPS61212248A JP60053780A JP5378085A JPS61212248A JP S61212248 A JPS61212248 A JP S61212248A JP 60053780 A JP60053780 A JP 60053780A JP 5378085 A JP5378085 A JP 5378085A JP S61212248 A JPS61212248 A JP S61212248A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lysine
- threonine
- amino acid
- culture liquid
- aqueous solution
- Prior art date
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- Pending
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Feed For Specific Animals (AREA)
- Fodder In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、動物の飼料に添加使用できる新規動物栄養組
成物に関する。
成物に関する。
従来の技術
スレオニンやリジンは豚等の動物にとって必須のアミノ
酸である。スレオニンおよびリジンを動物飼料に添加、
使用するとき、それぞれ単独で使用するより両者同時に
混合使用された方が、動物の体重増加等栄養効果上有効
であることが知られている( M、F、Fuller
et at、+ Br、J、Nutr、+ 41 +3
33.1979: G、J、Bonneau at a
t、、 The 62ndAnimal F@eder
s’ day Report、 P、132+1983
等参照)。このような情況下に、それぞれ別途製造され
5両者混合使用されている。
酸である。スレオニンおよびリジンを動物飼料に添加、
使用するとき、それぞれ単独で使用するより両者同時に
混合使用された方が、動物の体重増加等栄養効果上有効
であることが知られている( M、F、Fuller
et at、+ Br、J、Nutr、+ 41 +3
33.1979: G、J、Bonneau at a
t、、 The 62ndAnimal F@eder
s’ day Report、 P、132+1983
等参照)。このような情況下に、それぞれ別途製造され
5両者混合使用されている。
発明が解決しようとする問題点
スレオニンとリジンの両方を含み、スレオニンとリジン
の同量混合物と比較しても栄養効果が劣らず、安定した
物性を有し、かつ動物が好んで食するアミノ酸混合物を
低コストで簡便に製造する技術の開発が望まれている。
の同量混合物と比較しても栄養効果が劣らず、安定した
物性を有し、かつ動物が好んで食するアミノ酸混合物を
低コストで簡便に製造する技術の開発が望まれている。
本発明者は、スレオニンとリジンを同時に産生ずる能力
を有する微生物の培養液より得られ、培養液由来の不純
物と、アミノ酸として少なくともスレオニンとリジンを
含有するアミノ酸混合水溶液の乾燥物が、優れた栄養効
果を有し、培養液由来の不純物が飼料上障害とならない
こと、さらに長期間の保存上も問題とならないような物
性を有していることを見出し、この発見に基いて本発明
を完成するに到った。
を有する微生物の培養液より得られ、培養液由来の不純
物と、アミノ酸として少なくともスレオニンとリジンを
含有するアミノ酸混合水溶液の乾燥物が、優れた栄養効
果を有し、培養液由来の不純物が飼料上障害とならない
こと、さらに長期間の保存上も問題とならないような物
性を有していることを見出し、この発見に基いて本発明
を完成するに到った。
本発明に使用可能な微生物は、少なくともスレオニンと
リジンを同時に産生ずる能力を有しておればよく5例え
ばFERM−P 4190 、 FERM−P 418
2 。
リジンを同時に産生ずる能力を有しておればよく5例え
ばFERM−P 4190 、 FERM−P 418
2 。
FERM−P 4183 、 FERM−P 4184
、 FERM−P 4185があげられる。
、 FERM−P 4185があげられる。
培養方法は特に困難はなく、例えば特開昭54−352
85号、54−35286号、54−35288号公報
記載の方法を利用すればよい。この場合炭素源としては
、尚該微生物が恢化できるものであればいずれも採用で
きる。しかし1例えば結晶状グルコース、シュークロー
ス、でん粉糖化液は醗酵工程終了後の残存物が少なく、
着色、副反応防止上好ましい。このようにして得られた
培養液をそのままあるいは一次梢製後乾燥工程に付すれ
ばよい。この際、スレオニンとリジンとは1対1〜10
対1好ましくはlO対8〜10対40重量比で含有する
。また、前記アミノ酸混合水溶液中の総アミノ酸は総固
型分に対して20〜70チ程度好ましくは30〜60%
程度含まれている。
85号、54−35286号、54−35288号公報
記載の方法を利用すればよい。この場合炭素源としては
、尚該微生物が恢化できるものであればいずれも採用で
きる。しかし1例えば結晶状グルコース、シュークロー
ス、でん粉糖化液は醗酵工程終了後の残存物が少なく、
着色、副反応防止上好ましい。このようにして得られた
培養液をそのままあるいは一次梢製後乾燥工程に付すれ
ばよい。この際、スレオニンとリジンとは1対1〜10
対1好ましくはlO対8〜10対40重量比で含有する
。また、前記アミノ酸混合水溶液中の総アミノ酸は総固
型分に対して20〜70チ程度好ましくは30〜60%
程度含まれている。
また培養液の濃縮に際しては、培養液の一値をあらかじ
め、pH4〜−6に調整すると、製品着色防止の点から
望ましい。−調整に用いられる酸は塩酸、カセイソーダ
等の動物に不利なものを含有せず、またアミノ酸と反応
する可能性のないものであることが必要である。
め、pH4〜−6に調整すると、製品着色防止の点から
望ましい。−調整に用いられる酸は塩酸、カセイソーダ
等の動物に不利なものを含有せず、またアミノ酸と反応
する可能性のないものであることが必要である。
濃縮温度は110〜20℃程度1分解の防止および濃縮
効率の上から80〜40℃程度である。
効率の上から80〜40℃程度である。
濃縮、脱水は減圧下で行うことはもちろんであるが、動
物にとりて有害でなく、かつ水と共沸混合物を形成し沸
点を低下させる物質の培養液への添加は、液温を下げ、
製品の着色1分解ロスを防ぐ上で有効である。
物にとりて有害でなく、かつ水と共沸混合物を形成し沸
点を低下させる物質の培養液への添加は、液温を下げ、
製品の着色1分解ロスを防ぐ上で有効である。
このようにして得られた製品は安定であり、豚も好んで
食し、栄誉効果も、スレオニンとリジンの混合割合が同
じ混合物と同等の栄養価値を有し、その他不純物が飼料
上障害となることはない。
食し、栄誉効果も、スレオニンとリジンの混合割合が同
じ混合物と同等の栄養価値を有し、その他不純物が飼料
上障害となることはない。
一方1例えば肥育豚用の大麦を主体とした飼料の場合1
通常はリジンが第一制限アミノ酸であり。
通常はリジンが第一制限アミノ酸であり。
スレオニンの添加量はりノンの釣機程度が最も効果的で
あるが、この場合1本発明のスレオニン。
あるが、この場合1本発明のスレオニン。
リジン含有組成物(スレオニン:リジン=100:30
)を用いると、リジンの添加量は約16チ削減できるた
め、飼料の原価低減に極めて有効である。
)を用いると、リジンの添加量は約16チ削減できるた
め、飼料の原価低減に極めて有効である。
実施例
以下、実施例により本発明の詳細な説明する。
実施例1
下記第1表に示した組成のスレオニン生産培地81を2
0 l Jarfsrmentsrに仕込み、殺菌後1
通気vvva攪拌350 rpmにて、温度31゜5℃
pH7,0にてNH3水にて制御しつつ、特開昭54−
35288号公報に記載の微生物FERM−P 419
0を培養した。
0 l Jarfsrmentsrに仕込み、殺菌後1
通気vvva攪拌350 rpmにて、温度31゜5℃
pH7,0にてNH3水にて制御しつつ、特開昭54−
35288号公報に記載の微生物FERM−P 419
0を培養した。
培養途中よりグルコース液を連続的にフィードし。
スレオニン31//di、リジン1.017diを含有
する培養液101を得た。
する培養液101を得た。
第1表 Thr−Lys発酵液培地組成グルコース
l0II/d/!(NHa )2804
3 〃KH2PO40,1// Mg504−7H200,1’/ Fe1o4・7 H2O0−001ttMnSO4’4
H200,001tt プサイミン塩酸塩 300μg/lビチオン
100μm1/1消泡用大豆油
0.01d/dtスレオニン6リジン発酵液101を用
い、塩酸添加によりI!15とした後これを水分60%
まで減圧濃縮後、真空ベルトドライヤーを用い、水分1
チまで乾燥した。この工程において水分5チ以上では品
温が60℃以下、また水分5チ以下においては品温が8
0℃以下になるように、真空度、加熱温度を調整した。
l0II/d/!(NHa )2804
3 〃KH2PO40,1// Mg504−7H200,1’/ Fe1o4・7 H2O0−001ttMnSO4’4
H200,001tt プサイミン塩酸塩 300μg/lビチオン
100μm1/1消泡用大豆油
0.01d/dtスレオニン6リジン発酵液101を用
い、塩酸添加によりI!15とした後これを水分60%
まで減圧濃縮後、真空ベルトドライヤーを用い、水分1
チまで乾燥した。この工程において水分5チ以上では品
温が60℃以下、また水分5チ以下においては品温が8
0℃以下になるように、真空度、加熱温度を調整した。
以上の方法により、スレオニン、リジン含有組成物10
01 (スレオニン2401、リジン809)を得た。
01 (スレオニン2401、リジン809)を得た。
このようにして得られたスレオニン、リジン粉末の全固
形分当りのスレオニン、リジン含量は一調整後の発酵液
中の全固形分画シのスレオニン、リジン含量とかわシな
く濃縮乾燥による着色度の増加もほとんどみられなかっ
た。
形分当りのスレオニン、リジン含量は一調整後の発酵液
中の全固形分画シのスレオニン、リジン含量とかわシな
く濃縮乾燥による着色度の増加もほとんどみられなかっ
た。
一方、濃縮工程の声値を7に調整した以外は変更を加え
ずに上記実施例を繰シ返した。若干着色が目立った製品
が得られた。
ずに上記実施例を繰シ返した。若干着色が目立った製品
が得られた。
また本発明のスレオニン、リジン粉末は飼料への添加に
際し、不都合を生じる物性を持ってはいなかった。
際し、不都合を生じる物性を持ってはいなかった。
実施例2 飼養試験
大麦97%、ミネラル混合物およびビタミン混合物を添
加した粗タンノ臂り含量9.5%の基礎飼料に、本発明
品とL−リジン塩酸塩との混合物をスレオニンとして0
.18 % 、リジン0.4%となるように添加し、肥
育豚に対する栄養効果を試験した。
加した粗タンノ臂り含量9.5%の基礎飼料に、本発明
品とL−リジン塩酸塩との混合物をスレオニンとして0
.18 % 、リジン0.4%となるように添加し、肥
育豚に対する栄養効果を試験した。
試験結果は次のとおりである。
(試験方法)
1区4頭(2頭去勢雄、2頭雌)の肥育豚を用い、25
kgから60kl?まで飼育し、その平均体重の変化を
測定した。
kgから60kl?まで飼育し、その平均体重の変化を
測定した。
(結 果)
本発明品とL−L7背Ctの混合物は、同じ混合割合の
L−LysHClとL−Thrとの混合物と同様1日当
シの増俸量及び飼料要求率の改善効果が認められた。
L−LysHClとL−Thrとの混合物と同様1日当
シの増俸量及び飼料要求率の改善効果が認められた。
発明の効果
本発明によれば、スレオニン、リジンを別途に単離、精
製することはなく、即ち、精製工程を必要とせず、また
これに伴なうアミノ酸の損失もない。低コストで、しか
も簡便な操作により調造され、スレオニン、リジンの栄
養を最大限有効に利用することができる。従って1本発
明は産業上極めて有用であることが明らかである。
製することはなく、即ち、精製工程を必要とせず、また
これに伴なうアミノ酸の損失もない。低コストで、しか
も簡便な操作により調造され、スレオニン、リジンの栄
養を最大限有効に利用することができる。従って1本発
明は産業上極めて有用であることが明らかである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、スレオニンとリジンを同時に産生する能力を有する
微生物の培養液より得られ、培養液由来の不純物と、ア
ミノ酸として少なくともスレオニンとリジンを含有する
アミノ酸混合水溶液の乾燥物を含有する動物栄養組成物
。 2、スレオニンとリジンとが1対1〜10対1の重量比
で含有する特許請求の範囲第1項記載の組成物。 3、アミノ酸混合水溶液中のアミノ酸含量が総固型分に
対し20〜70%である特許請求の範囲第1項記載の組
成物。 4、乾燥物の調製における水溶液の濃縮工程のpH値が
4〜6の範囲内にある特許請求の範囲第1項記載の組成
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60053780A JPS61212248A (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | 動物栄養組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60053780A JPS61212248A (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | 動物栄養組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61212248A true JPS61212248A (ja) | 1986-09-20 |
Family
ID=12952325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60053780A Pending JPS61212248A (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | 動物栄養組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61212248A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5848147A (ja) * | 1981-09-16 | 1983-03-22 | インタ−ナシヨナル・ビジネス・マシ−ンズ・コ−ポレ−シヨン | プログラム呼出し方式 |
-
1985
- 1985-03-18 JP JP60053780A patent/JPS61212248A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5848147A (ja) * | 1981-09-16 | 1983-03-22 | インタ−ナシヨナル・ビジネス・マシ−ンズ・コ−ポレ−シヨン | プログラム呼出し方式 |
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