JPS6120860A - 同位体比測定装置 - Google Patents

同位体比測定装置

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JPS6120860A
JPS6120860A JP59141782A JP14178284A JPS6120860A JP S6120860 A JPS6120860 A JP S6120860A JP 59141782 A JP59141782 A JP 59141782A JP 14178284 A JP14178284 A JP 14178284A JP S6120860 A JPS6120860 A JP S6120860A
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JP
Japan
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flame ionization
ionization detector
sample
isotope ratio
carbon
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JP59141782A
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Takeshi Murata
武 村田
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Shimadzu Corp
Shimazu Seisakusho KK
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Shimadzu Corp
Shimazu Seisakusho KK
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    • G01N30/62Detectors specially adapted therefor
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)、産業上の利用分野 この出願に係わる発明は、ガスクロマトグラフと、水素
炎イオン化検出器と、質量分析装置とを結合させ、炭素
 Cで標識された炭水化物の同位体比を測定する同位体
比測定装置に関するものである0 (ロ)、従来技術 炭素 Cと Cとを含む炭水化物の同位体比の測定は、
例えば植物、動物、人体内で行なわれる物質代謝の研究
の際に用いられており、医学、農学、生化学や薬学など
における現象の解明のための1喪な手段となっている。
炭素13Cと12cとを含む炭水化物の同位体比の測定
はその炭水化物を直接質量分析装置により桓(1定する
手法や、炭素 Cで標識した炭水化物を反応炉などで炭
酸ガスCO7に変換し、質量分析装置により測定する手
法などがある。
−ここで、炭素13Cで標識する理由について説明する
と、例えば糖が人間の身体内で糖の物質代謝が行なわれ
ると、糖か脂肪酸、アルデヒド、炭酸ガスなどに変換さ
れて検出されるが、これらの脂肪酸、アルデヒド、炭酸
ガスが糖自体から派生されたものか、その軸以外のもの
から派生されたものかを識別することができないが、炭
素 Cであらかじめその糖を標識しておくことによシ、
検・出された脂肪酸、アルデヒド、炭酸ガスに炭素″′
Cが含まれていれば、その検出成分はその糖から派生さ
れたものであると確認することができる。
さて、前記した炭素13cで標識された炭水化物を炭酸
ガスC02に変換し、炭素130と120とを含む炭水
化物の同位体比を測定する従来装置を、第6図によシ説
明する。
同図において、キャリアガス容器61からキャリアガス
が試料気化室62に供給され、試料気化室62に矢印方
向から炭素13cで標識された炭水化物が不図示のマイ
クロシリンジなどによシ注入され、気化された試料がキ
ャリアガスと共に分離カラム63に供給される。分離カ
ラム63において分離溶出された試料成分は2分され、
その一方はFIDで示す水素炎イオン化°検出器64に
供給され、ここで試料成分が燃焼され、その際に発生さ
れるイオンを検出し、記録装置65に導入し、試料成分
を構成する元素のピーク波形を記録する。
そして、その試料成分の他方を酸化銅C,LO,によ多
構成される触媒を備える燃焼炉66に導入し、炭酸ガス
CO3に変換し、質量分析装置67に導入して同位体の
測定をし、その出力を記録装置68に加え、同位体のマ
ススペクトル波形を記録し、その波形の面積から同位体
比を求めている。
この従来装置によると、■分離カラム63から分離溶出
される試料成分が水素炎イオン化検出器64と燃焼炉6
6とに分離されるため、質量分析装置67に導入される
試料成分の分量が少なくなシ、■燃焼炉66内に設けら
れた触媒である酸化銅C,Lqの有するOlを試料成分
が利用して炭酸ガスCO2に変換するものであるから、
触媒の劣化が生じること、■また燃焼炉の壁間容積が犬
であるため、試料成分の拡散が起シ、試料成分の近接”
ピークや微量ピークを検出することが困難となることが
質量分析装置67側においても起る。
(ハ)、目的 この出願に係わる発明は、前記した従来技術の有する欠
点を解消するもので、その第1の発明は炭素 Cで標識
された極く微量の炭水化物の同位体比を精度よく測定す
るガスクロマトグラフと、水素炎イオン化検出器と、質
量分析装置とを接続して構成された同位体比測定装置を
提供することを目的とし、そして第2の発明は第1の発
明の目的に加え、試料中の炭素 Cを含む特定成分のみ
の同位体比を測定する同位体比測定装置を提供すること
を目的とする。
に)、構成 この出願の第1の発明は、炭素13Cで標識された炭水
化物の同位体比を測定するものであって、ガスクロマト
グラフの分離カラムから分離溶出された試料成分を水素
炎イオン化検出器によ)燃焼させて炭酸ガスCO2に変
換し、これを質量分析装置に導入し、炭素)3CのC0
2と炭素12cのC02とのマススペクトル波形を求め
、これから同位体比を求めるものであシ、第2の発明は
第1の発明の構成に加えて、種々の試料成分のうちから
特定の試料成分を検出する弁と冷却管を備える凝縮カラ
ムとを備え、凝縮カラムに特定の試料成分を凝縮させ、
次に凝縮された特定の試料成分を気化させ、質量分析装
置に導入し、特定の試料成分の同位体比を求めるもので
ある。
(ホ)、実施例 以下、この出願の第1の発明である同位体比測定装置の
実施例を第1図乃至第3図を参照しながら説明する。
第1図はこの出願の第1の発明の同位体比測定装置の実
施例の系統図を示し、第2図は第1図に示す装置に用い
られる水素炎イオン化検出器を分離して示した図、第3
図(α)・は第1図に示す装置の水素炎イオン化検出器
によシ検出された脂肪酸メチルと溶媒との波形を、同図
Cb) l (c)は質量分析装置によシ得られた同図
(α)に示すC18:0を構成するWL/z 44  
C02とm/ z 45  C02との波形を示す。
第1図において、1はガスクロマトグラフのカラムであ
シ、炭素 Cで標識された炭水化物が分離溶出され、キ
ャリアガスと共に水素炎イオン化検出器FIDに導入さ
れる。水素炎イオン化検出器FIDは本体部Aと、検出
部Bと、イオン加速用電極部Cとによシ構成されている
第2図を用いて水素炎イオン化検出器FIDの構成につ
いて説明する。
本体部Aにおいて、21はステンレスで構成された円筒
状胴部でメジ、その内部には円筒状のノズル22が配置
されており、このノズル22は、空気供給管25から供
給される空気をノズル22内に導入する有底円筒状の空
気供給部24と共に基台23に固設されておシ、さらに
この基台23は不図示の固定部材によシ円筒状胴部21
の内周側面に固定される。26は助燃用水素ガス供給管
であシ、基台23を介してノズル22にキャリアガスと
試料とを導入する試料導入管27に接続される。試料導
入管27は、接続部28を介してガスクロマトグラフの
分離カラム1に接続されている。29は円筒状胴部21
の側面に設けられだ円筒状の装着部であシ、これに後述
するイオン加速用電極部Cが嵌着、固定される。
検出部Bにおいて、33はステンレスにょシ構成され、
かつ同心異径の円筒体に形成された円筒状胴部であシ、
その上部開口は質量分析装置内に接続され、その下部は
本体部Aの円筒状胴部21の内周側面に摺接して、挿入
され、円筒状胴部21の上端面が円筒状胴部33の大々
る直径を持つ部分の下端部に当接し、固定保持する。円
筒状胴部33の内部には、テフロンなどの絶縁体34に
より保持されたイオン検出用電極35が設けられておシ
、トの電極により検出されたイオンはピーク波形信号に
変換し不図示の記録装置にリード11を介して送られる
。なお、検出部Bにおける円筒状胴部33と本体部Aに
おける円筒状胴部21との内径は、ノズル22によシ燃
焼される試料成分が002に変換されて拡散しないよう
に成るたけ小さく構成する。” イオン′加速用電極部Cにおいて、30はノズル22か
ら発生する焔を囲繞する円筒状のイオン加速電極であシ
、この電極の基部にはテフロン等の絶縁体31が設けら
れ、この絶縁体31は円筒状嵌着体32によシ保持され
る。このように構成されたイオン加速用電極部Cを本体
部Aに装着するには、本体部Aの円筒状装着部29内に
イオン加速電極30を挿入し、絶縁体31の側面が円筒
状装着部29の内周側面に位置し、円筒状嵌着体32の
内径側面が円筒状装着部29の外周側面に位置した状態
で不図示の固定部材によ少固定する。リードらは、不図
示のイオン加速用電源に接続されている。
再び第1図を参照すると、水素炎イオン化検出器FID
の検出部Bは導管2を介してジェットセパレーク6に接
続されておシ、その間に水素炎イオン化検出器FIDの
検出部Bからジェットセパレータ6に導入されるキャリ
アガスと、水素炎イオン化検出器FIDにおいて試料成
分が燃焼され、変換された炭酸ガスC02との流量を所
定の値に制御するニードル弁3と、ソルベント(溶媒)
カット用の弁4と導管5とが設けられている。ソルベン
トカット用弁は、測定時には閉じておき、測定を終了し
たときには開とし、キャリアガスを導管5を介して排出
するだめのもので、これによシ後述する質量分析装置内
を高真空状態に保持できる。
6はジェットセパレータであシ、水素炎イオン比検出器
FID側の排出管6αと、質量分析装置MS側導入管6
hと、不図示の真空ポンプに接続されたヘリウムである
キャリアガス排出管6cとが設けられている。そして、
水素炎イオン化検出器F I D (1111の排出管
6αからジェット流として排出されるキャリアガスと炭
酸ガスCO2とから質量の軽いキャリアガスを排出管6
Cから排出し、炭酸ガスCO2を導入管6b内に導入す
る。7は四重極質量分析装置MSのケーシングでオシ、
その内部にはイオン化室8が設けられている。イオン化
室8において、不図示のフィラメントから放出される電
子ビームによシ炭酸ガスCO,に衝撃が与えられ、イオ
ン化されたm/z4−412CO2とm/Z45’13
 co、とが生成される。ここで、専は”CO□と”C
O2との分子量であシ、2は電荷で、その値は1である
。イオン化されたm/z 4412CO,とyrc/Z
4513 c o、とはイオン化室8のイオン出射孔か
らイオン出射され、イオン加速電極9によシ加速、収束
され、四重極電極10によシ形成される電極空間内に導
入される。四重極電極10の電極10αと10Cとは対
向配置され、電極10bと対向する側にもう1本の不図
示の電極が配置される。対、内電極10αと10C1お
よび電極10Mとこれに対向する不図示の電極には正、
負の直流電圧と交番電圧とが加えられ、この交番電圧に
合致したイオンのみが四重極電極10を通過し、電子増
倍電極11に入射する。
11は電子増倍電極であシ、四重極電極10を通過して
来たイオ/rIL/z44′″2C02とm/z 45
 ”C02とが時間を異にして電子増倍電極11にトラ
ップされ、電子増倍され、その増倍電流は高抵抗12を
介して流れ、その電圧降下は増幅器13によシ増幅され
、その出力は不図示の記録装置に入力され、マススペク
トル波形が記録される。
かかる構成を持つこの出願の第1の発明の作用酸メチル
とキャリアガスとが導入され、分離カラム1から分離溶
出した試料がキャリアガスと共に接続部28を介して水
素炎イオン化検出器FIDの試料導入管27に導入され
る。助燃用水素ガス供給管26を介して供給される水素
ガスと混合され、ノズル22に導入される。空気供給管
25を介して供給される空気は空気供給部24を介して
ノズル22に導入され、試料導入管27を介して供給さ
れる水素ガスと、キャリアガスと、試料成分との混合物
に混合され、そしてノズル22で燃焼され、燃焼炎fが
形成される。試料成分が水素炎イオン化検出器FIDに
よシ燃焼されて炭酸ガスCO2と水H20とを生成する
過程において、試料成分はイオン化されるが、イオン化
された試料成分はリードノ2を介して電圧を付与された
イオン加速電極30により加速され、イオン検出用電極
35内に導入され、この電極35により検出されたイオ
ンはピーク波形信号に変換され、リード11を介して不
図示の記録装置に導入される。
第3図(→は、水素炎イオン化検出器FIDのイオン検
出用電極35によシ検出されたイオンをリードlIを介
して不図示の記録装置に入力された脂肪酸□メチルのピ
ーク波擲を示す。同図(α)において、■のピーク波形
は脂肪酸メチルの溶媒のピーク彼方 形であシ、■は脂肪酸メチルを構成するt素C18のピ
ーク波形である。
再び第1図に戻ると、水素炎イオン化検出器FIDによ
り燃焼された試料成分は炭酸ガスCO2と水H20とを
形成し、キャリアガスと共にジェットセパレータ6の排
出管6αからジェット流として排出される。不図示の真
空ポンプの回転駆動によりキャリアガスがその排出管6
Cから排出され、炭酸ガスC02の濃縮と、減圧とが行
なわれ、そして濃縮された炭酸ガスC02が導入管6h
を通って質量分析装置MSのイオン化室8に導入される
イオン化室8において、不図示のフィラメントよ)放射
される電子によシ衝撃を与えられた炭酸ガスCO,はイ
オン化されテm7244°co、とm/z 4513C
o2となシ、イオン加速電極9によシ加速収束され、四
重極電極10に導入される。四重極電極10には正、負
の直流電圧と交番電圧とが加えられており、この交番電
圧に合致するm/ Z 4412COtとm/Z 45
13CO,とのイオンのみが次々に四重極電極10を通
過し、電子増倍電極11に入射する。
イオン化すれたm/Z44  CO2とm/z45co
とが電子増倍電極11によ、?)ラップされ、電流とな
って高抵抗12に流れ、その電圧降下を増幅器13によ
シ増幅し、不図示の記録装置に入力させ、第3図(b)
と(C)に示すm/z441!c o□とm/ z ’
 4513 co 、とのマススペクトル波形を記録す
る。
このようにして、炭素1sCで標識した第3図(α)に
示す脂肪酸メチルの構成成分C,18: Oは、同図(
A)と(C)とに示すm/z 4412CO□とm/ 
Z 4513Go、との炭酸ガスに変換され、それらの
マススペクトル波形の面積比からm/z 4412CO
,とm/ z 45 ” CO2との同位体比が求めら
れる。     ” 第4図はこの出願の第2の発明の同位体比測定装置の実
施例を示す。
第4図において、第1図で示した参照記号と同一の参照
記号を付したものは第1図におけるそれらと同一構造、
同一機能を有するものであるから、その説明は省略する
。そして、第4図で示す装置は、キャリアガス導入管4
1と、弁42と43、凝縮カラム45および冷却管46
を収納するケーシング44とを備える点で、第1図に示
す装置とは相違している。
同図に示す同位体比測定装置は試料中に含まれる種々の
試料成分の同位体比の測定の他に、特定の試料成分の同
位体比を測定する場合はその成分を凝縮カラムに凝縮さ
せ、そしてその凝縮カラムを加熱し、凝縮されたその特
定成分を気化させ、その同位体比を測定することができ
るものである。
41はヘリウムであるキャリアガスを導入する導入管、
42は凝縮カラム45に凝縮された試料中の特定成分を
加熱し、気化させるときにのみ開とする弁である。43
は試料中の種々の成分のうちの特定成分を凝縮カラム4
5に導入させたときに閉じ、その後に他の試料成分が凝
縮カラム45に導入されないようにするものである。4
6は冷却装置で、凝縮カラム45に凝縮された試料成分
中の特定成分を冷却して凝縮させる。
第4図に示す分離カラム1にキャリ、アガスと気化され
た分析対象でおる脂肪酸メチルとその混合物とが導入さ
れ、分離カラム1において分離溶出された成分は水素炎
イオン化検出器FIDに導入され、空気と助燃用水素ガ
スと共に水素炎イオン化検出器FIDのノズルにおいて
燃焼される。脂肪酸メチルとその混合物が燃焼されて炭
酸ガスCO2と水H1Oとに変換される前にイオン化さ
れ、イオン加速電極30により加速され、イオン検出用
電極35に導入される。イオン検出用電極35によシ検
出されたイオンはピーク波形信号となシ、リード!、を
介して不図示の記録装置に導入され1、第5図(α)に
示すピーク波形信号が記録される。
第5図(α)において、■で示すピーク波形は分析対象
である脂肪酸メチルとその混合物の溶媒成分を示してい
る。その他のピーク波形はCI2:0゜C14: O、
C16: 0 、 C18: 0 、 C20: Oの
脂肪酸メチルの分離と検出とを示し、そしてとれらのう
ち斜線で示すピーク波形C18: 0がその同位体比測
定の対象となるものである。
第5図(α)に示す水素炎イオン化検出器FIDによる
ピーク波形をモニタしながら、ピーク波形C12: O
、C14: 0 、 C16: 0が炭酸ガスco、と
水H20とに変換された後に、弁43を作動させて凝縮
カラム45に導入されないようにする。そしてC18二
〇のみが炭酸ガスCO1と水H,Oとに変換されて凝縮
カラム45に導入されたときに、再び弁43を閉じ、第
5図(α)に示すC20:0が炭酸ガスCO2と水H,
Oとに変換されて凝縮カラム45に導入されるのを阻止
する。冷却管46は流入された冷却媒体によシ冷却され
ておp、018:Oが変換されて生成した炭酸ガスC0
2を凝縮させる。このような操作を反覆することによシ
、単に一回の測定だけでは検出不可能な微量成分でも濃
度が高くなシ、十分に測定が可能となる。また、全脂肪
酸中の Cと18Cとの比を検知したいときは、C12
:O力≧らC20:0までのすべての17C□、と13
 CO,とをトラップすれば、全脂肪酸中の12 CO
,と13CQ、との比が分かる。このときの測定は、凝
縮カラム45にトラップされているので、水素炎イオン
化検出器FIDによる記録と同時記録することにはなら
ない。
次に、ケーシング44内に設けられた不図示の加熱装置
を作動させ、゛凝縮カラム45に凝縮された018:O
の変換された炭酸ガスCO2を加熱、気化させ、弁42
と43とを開き、導管41より供給されるキャリアガス
を凝縮カラム45に導入する。
ジェットセパレータ6においてキャリアガスか除去され
、C18:0の変換された炭酸ガス■、が質量分析装置
MSに導入され、l/Z44”CO!とm/z451C
□、との質量分離が行なわれ、増幅器13を介して不図
示の記録装置に導入され、第5図(b)と(C)とに示
す77L/ Z 4412CO,とm/z 4513C
O,とツマススベクトル波形が記録される。
このように、水素炎イオン化検出器FIDによシ検出さ
れた脂肪酸メチルと混合物とから得られるC12:0か
らC20:0で示す試料成分のピーク波形における斜線
で示す特定試料成分018:0は、同図(b)と(C)
とに示すm/ z 44.””′12C02とm/Z 
451BCO,とに変換され、それらのマススペクトル
波形の面積比から同位体比が求められる。
また、全脂肪酸中の Cと Cとの比を知シたいときは
、012:OからC20:0までのすべての12C02
と13C02とをトラップすれば、全脂肪酸中の12c
o。
と CO2との比が分かる。この場合の測定は、一度ト
ラップされているので、水素炎イオン化検出器FIDに
よる記録と同時記録をすることにはならない。
なお、凝縮カラムは特定の試料成分を凝縮させるため、
水素炎イオン化検出器FIDから質量分析装置側に至る
導管によ多形成される空間の拡がシを減少させ、濃縮さ
れた特定の試料成分を質量分析装置に導入することがで
き、従って精度のよい同位体の測定を行なうことができ
る。
この出願の第1の発明および第2の発明の詳細な説明に
おいて、4分析対象を脂肪酸メチルと、脂肪酸メチルと
その混合物とにした場合について述べであるが、分析対
象はこれに限られず、例えば炭素 Cで標識した炭水化
物とすることができる。また、質量分析装置は四重極質
′量分析装置に限られず、磁場形質量分折装置などであ
っても、この出願の第1の発明、第2の発明に適用する
ことができる。
(へ)、効果 以上説明したようにこの出願の第1の発明によると、ガ
スクロマトグラフと、水素炎イオン化検出器と、質量分
析装置との順序で接続した構成であるから、ガスクロマ
トグラフの分離カラムから分離溶出された試料成分の全
部を水素炎イオン化検出器によシ燃焼させて炭酸ガスC
O2に変換し、これを質量分析装置に導入することが可
能となシ、もって微量試料の同位体比分析を行なうこと
ができる。そして、この出願の第2の発明によると、第
1の発明の構成に加えて冷却管を備える凝縮カラムと弁
とを備える構成であるから、種々の試料成分のうちの微
量々特定の試料成分のみを凝縮がラムに凝縮させ、その
後に加熱、気化させ、質量分析装置に導入させうるから
、特定試料成分のみの全成分を対象とした同位体比を精
度よく測定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの出願の第1の発明の同位体比測定装置の実
施例の系統図、第2図は第1図に示される装置に用いら
れる水素炎イオン化検出器を分離して示した断面図、第
3図は第1の発明の実施例によシ検出された波形図を示
し、同図(α)は水素炎イオン化検出器によシ検出され
た試料成分のピーク波形図、同図(b)と(C)は1r
L/z44CO2とm/Z 45CO2とのマススペク
トル波形図、第4図はこの出願の第2の発明の同位体比
測定装置の実施例の系統図、第5図は第2の発明の実施
例によシ検出された波形図を示し、同図(α)は水素炎
イオン化検出器によυ検出された試料成分のピーク波形
図、同図Cb)と(C)はm/z 4412COxとm
/z 4513CO2とのマススペクトル波形図、第6
図は従来の°同位体比測定装置の系統図を示す。 図中、1はガスクロマトグラフの分離カラム、2は導管
、3はニードル弁、4は弁、5は導管、6はジェットセ
パレータ、6aは排出管、6bは導入管、6Cはキャリ
アガス排出管、7は質量分析装置のケーシング、8はイ
オン化室、9はイオン加速電極、10は四重極電極、1
0α、 10b 、 10Cは電極、11は電子増倍電
極、12は高抵抗、13は増幅器、FIDは水素炎イオ
ン化検出器、Aは本体部、Bは検出部、Cはイオン加速
用電極部、21は円筒状胴部、22はノズル、23は基
台、24は空気供給部、25は空気供給管、26は助燃
用水素ガス供給管、27は試料導入管、28は接続部、
29は円筒状装着部、30はイオン加速電極、31は絶
縁体、32は円筒状嵌着体、33は円筒状胴部、34は
絶縁体、35はイオン検出用電極、11とl、はリード
線、GCはガスクロマトグラフ、MSは質量分析装置を
示す。 第1図 第3図 第5図 (C)         m/z45 rsco2第4

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、炭素^1^3Cで標識された炭水化物の同位体
    比を測定するものであつて、分離カラムを備えるガスク
    ロマトグラフと、前記分離カラムに接続された水素炎イ
    オン化検出器と、前記水素炎イオン化検出器に接続され
    た質量分析装置とを備える同位体比測定装置。
  2. (2)、炭素^1^3Cで標識された炭水化物の同位体
    比を測定するものであつて、分離カラムを備えるガスク
    ロマトグラフと、前記分離カラムに接続された水素炎イ
    オン化検出器と、前記水素炎イオン化検出器に接続され
    、該検出器から送り出される試料成分の導入、遮断をす
    る弁と、前記弁に接続され、冷却管を備える凝縮カラム
    と、前記凝縮カラムに接続された質量分析装置とを備え
    る同位体比測定装置。
JP59141782A 1984-07-09 1984-07-09 同位体比測定装置 Pending JPS6120860A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7213443B2 (en) 2002-04-16 2007-05-08 University Of Bern Process and apparatus for providing gas for isotopic ratio analysis
JP2008535170A (ja) * 2005-04-01 2008-08-28 マイクロマス ユーケー リミテッド 質量分析計
CN105606750A (zh) * 2016-01-06 2016-05-25 大连海事大学 基于脂肪酸碳稳定同位素的水产品产地溯源方法
CN109900771A (zh) * 2017-12-08 2019-06-18 核工业北京地质研究院 一种铀同位素比值的测定方法

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