JPS6120378A - 磁電変換素子 - Google Patents

磁電変換素子

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JPS6120378A
JPS6120378A JP59141678A JP14167884A JPS6120378A JP S6120378 A JPS6120378 A JP S6120378A JP 59141678 A JP59141678 A JP 59141678A JP 14167884 A JP14167884 A JP 14167884A JP S6120378 A JPS6120378 A JP S6120378A
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揖野 隆
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一郎 柴崎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明はホール素子、磁気抵抗効果素子など磁界乃至
磁束を電気信号に変換する磁電変換素子に関するもので
ある。
「従来技術」 従来■−■族化合物半導体を用いた磁電変換素子の感磁
部は、■半導体をフェライト等の基板上に接着したもの
、■半絶縁性の半導体基板上に、その基板と同種の半導
体の活性層を形成したもの、■絶縁体基板上に半導体層
を形成したものに大別される。
■ノ例tri I ns bウエーノ・をフェライト基
板上に樹脂で接着し、その後、研磨法にてIn5bO薄
層を形成して作成した磁気抵抗素子、■の例はGaAs
の半絶縁性基板上にイオン注入により活性層を形成した
ホール素子、■の例はアルミナ基板上に蒸着法によりI
 nAsの半導体層を形成して作ったホール素子等があ
る。
■においては、磁電変換素子の性能に多大の影響を与え
る半導体活性層の淳さを所定値にするのが難しく、また
樹脂層の存在の為製作工程が複雑化する。■については
一般に半絶縁性基板を作成可能な半導体材料はバンドギ
ャップが犬きく、移動度が小さい為に十分な感度が得ら
れない。■の場合は基板がアモルファス又は多結晶であ
るので、その上に良好な単結晶の半導体層を形成するこ
とが難しい。
そこでこの発明の目的は半絶縁性の半導体装置晶基板上
に、これよりも移動度の大きい■−■族化合物半導体の
良質の膜を形成し、高感度かつ高信頼性の磁電変換素子
を提供することである。
「問題点を解決するだめの手段」 この発明の磁電変換素子によれば、半絶縁性のGaAs
単結晶基板上に、厚さが0.1〜10μm、電子濃度が
5X1015〜5 X I Q ” cy++3の範囲
内、室温で電子移動度が4000〜8 Q O00eJ
/VsacのInXSbY又はI nXASY(X +
 Y = 2) 、又はInXSbYSbZ  、又f
3 InXGaYSbZ又はInxGayAs:(X十
Y+Z=2 )の2元もしくVi3元の1ll−v族の
高移動度化合物半導体膜が形成され、その半導体膜上の
所要の部分に電極が形成されている。
半絶縁性のGaAs単結晶基板を用いることにより、次
の効果がある。まず、■−■族の高移動度化合物半導体
はその結晶構造が全て閃亜鉛鉱形で等しく、また格子定
数も近い。よってG a A S単結晶基板上には他の
■−v族化合物半導体の良質の結晶が簡単に成長し、移
動度も大きく、高感度のホール素子、磁気抵抗素子が工
業的に容易に製造可能になる。
捷たGaAsと他の■−■族の化合物半導体との熱膨張
係数が非常に近い為、半導体膜作成時に発生する熱応力
が非常に小さい。また、基板からのGa又はAsのオー
トドープがごくわずかあるが、半導体膜の電気的特性に
はほとんど影響を与えない。また基板と半導体膜との間
に熱の不良導体の層がな(、GaAsそのものが熱伝導
が非常に良いので、高温域での磁電変換素子の信頼性が
非常に乙高くなる。
以上のような理由で、半絶縁性のGaAs単結晶基板上
に他の高移動度の化合物半導体膜を形成することにより
、高感度で高い信頼性を有する磁電変換素子を工業的に
容易に製造することができる。
「実施例」 この発明の磁電変換素子の1つであるホール素子の構造
の1例を第1図に示す。第1図において半絶縁性のG 
a A S単結晶基板11上に、感磁部を構成する高電
子移動度の半導体膜14が形成され、半導体膜14上に
ワイヤボンディング用電極15が形成される。この電極
15け半導体膜14と接続するコンタクト層16.その
上の中間層17、更にその上のボンディング層18より
なる。電極間の中央部の半導体膜14は感磁部19であ
る。
電極151dAu、A4.A4−8i合金等の細線21
でリードフレーム22に接続される。リードフレーム2
2の端部を残して基板11、細線21などは、樹脂のモ
ールド体23内に埋込まれる。
第2図は第1図のホール素子を上面からみた状況を示す
第3図及び第4図はホール素子チップをリードフレーム
22を介することなく、プリント配線板に直接取付けだ
例である。すなわちプリント基板24に形成された配線
25に細線21が接続される。
この発明の磁電変換素子の電極構造は注意を要する。従
来■−■族半導体を用いた磁電変換素子の電極構造は半
導体膜にオーミックコンタクトを形成後、蒸着法等によ
りAu、At等のワイヤボンディング性の良好な金属層
を形成し、これを300−。
400℃付近に加熱して圧着もしくは超音波によりAu
、At等の細線を接続する方法が用いられている。しか
るにこの方法をこの発明の磁電変換素子に適用しようと
すると2つの問題を生じる。その第一は基板であるGa
As 11とその上に形成されたG a A S以外の
化合物半導体膜14とでは熱膨張率が異る為、ボンディ
ング時に温度を十分に上げることができない。通常行な
われているように300〜400℃に電極部の温度を上
げると、基板11と半導体膜14との界面に熱応力が集
中し、信頼性の低下もしくは基板11と半導体薄膜14
との間のはく離が生じる。第二は基板11と半導体膜1
4とは、一般に密着性が十分でない為、パワーの大きい
エネルギーの超音波を与えるとはく離が生じる。
そこで、半導体膜14とオーミック接合を形成し、かつ
、電極15と半導体膜間の熱応力をおさえるやわらかい
金属のコンタクト層16を形成し、その上に超音波を反
射し、外力が半導体膜14に加わることを防止するボン
ディング層18に比して硬い中間層17を形成し、さら
にその上にボンディング性の良好な金属のボンディング
層18を形成する。このようにして低温かつ弱い超音波
パワーで高信頼性のワイヤボンディング接合を可能とし
ている。尚コンタクト層l6Lri、中間層I7が半導
体膜14と良好なオーミック接合を形成する場合は省略
してもよい。
ホンティング層18は、Au、Au−Ge合金、Pt。
At、At−8i合金、Ag、Cu又はこれらの合金等
のワイヤポンティング性の良好な金属より成る。
このボンディング層18に用いる金属はワイヤボンディ
ング性の良いものであれば伺でも良いが、特にAuが好
ましい。ボンディング層18は電極15とAu、At、
A4−8i合金等の細線21との強固かつ高信頼性の結
合を保障するものである。ボンディング層18の形成に
は、無電解メッキ法。
電解メッキ法、蒸着またはスパッタリングによるリフト
オフ法等の通常の半導体素子の電極形成に用いる方法が
用いられる。ボンディング層18の層厚は特に限定され
ないが、通常Vi0.1〜30μm、好ましくは01〜
10μmがよい。ボンディングの信頼性を向上する為に
はポンディング層18Vi厚いほど好ましいが、層厚の
増大に伴う内部応力の増加により層界面の密着性が低下
すること、エツチングの切れが低下すること、 A g
 、 A、 u 、 P を等の貴金属を用いる場合に
は、価格が増大することによりその上限が決定される。
ボンディング層18にCu、At等の酸化されやすい金
属を用いるときには、表面にAu、Ag等の酸化されに
くい金属のごく薄い層を形成し、ボンディング層18を
複数にすることにより更にボンディングの信頼性が向上
する。第5図にこの電極15の断面形状を示す。第5図
に於いて、中間層17上にViCu又はAt等のボンデ
ィング性が良好だが、さびやすい金属のボンディング本
体層26が形成され、そのボンディング本体層26上に
A、u又はAg等のボンディング性が良好でさびにくい
金属薄層27が形成され、ボンディング本体層26及び
金属薄層27でボンディング層18が形成される。ボン
ディング本体層26にAtを用いるときには金属薄層2
7の形成には注意を要する。Atは空気中で瞬時に酸化
されるからである。真空中又は還元性の雰囲気中でボン
ディング本体層26、金属薄層27を連続的に形成する
ことが好ましい。
また、ボンディング層18にAg、Pt等の酸化されに
くい金属を用いる場合に於いても、その表面にボンディ
ング性の最も優れているAuをごく薄く形成すると、信
頼性がさらに増大する。第7図にその断面構造を示す。
中間層17上に、Au以外のAg、Pt等のボンディン
グ性が良好でさびにくい金属層28を形成し、その金属
層28上にAuの薄層29を形成する。
中間層17はNi 、Fe、Ti 、W、Cu 、等の
ボンディング層18に比して硬い金属層より成り、その
形成にも無電解メッキ法、電解メッキ法、蒸着またはス
パッタリングによるリフトオフ法などを用いることがで
きる。この中間層17の効果は主として下記の3点より
成る。
(a)  ボンディング時に電極15の面に対して垂直
方向に作用する力を、この中間層17に集中し、この力
が半導体膜14ないしは半導体膜14とコンタクト層1
6との界面に達するのを防止する。
(b)  ボンディング時の荷重を電極15の全体に分
散し、荷重がツールの先端のみに集中することを防止す
る。
(C)  超音波を中間層17とボンディング層18と
の界面で反射し、超音波が半導体膜14又はその界面に
悪影響を与えることを防止する。それと同時に超音波エ
ネルギーをボンディング層18に集中し、低いパワーの
超音波エネルギーで確実なボンディングを保障する。
この(a)又は(b)の目的の為には中間層17Viボ
ンディング層18あるいはコンタクト層16に比してヤ
ング率が大きく、弾性限界の大きい金属が好ましい、(
C)の効果を重視する時には、ボンディング層18又は
コンタクト層16での音速と中間層17での音速とがで
きるだけ異なるものとなる金属を用いることが好ましい
。この時、音速の不整合が大きい為、ボンディング層1
8と中間層17との界面ないしはコンタクト層16と中
間層17との界面によって超音波が反射される。以上の
条件を満たす金属の好ましい例としてNi、Cu、Wが
ある。ボンディング層18、コンタクト層16にはAu
を用いることが好ましいが、上記の中間層17に好まし
い金属?1 A uに比して2倍以上のヤング率を有し
、音速塵もAuの約2倍になる。ボンディング層18が
Auであるときは中間層17としてCuを用いることも
好ましい。
中間層17の厚さは特に限定されないが、通常01〜3
0μm、より好ましくは01〜10μmがよい。中間層
17の効果を有効に発揮する為には、層厚は大きいほど
好ましいが、層厚の増大に伴ない、内部応力が増大し、
層界面の密着性が低下すると同時に、エツチングの切れ
が悪くなるのでその上限が存在する。中間層17を余り
薄くするとその機械的強度が小となり、かつ容易に超音
波も透過し、中間層17を設けた意味がなくなる。
超音波の反射作用を有効に行なう為には、中間層17を
複数の金属層で構成することが好ましい。
隣接する層の音速が大きく異なる金属を組みあわせれば
、超音波は界面を通過するととK、界面の両側の金属の
音速の不整合の度合いに応じて反射されて、その振幅は
大幅に減衰する。この構成例を第8図に示す。第7図に
おいてボンディング層18はAu層で構成され、その下
にNi層31、Au層32、Ni層33が順次積層され
、これら3層31,32.33により中間層17を形成
する。
超音波は層18と層31、層31と層32、層32と層
33、層33と層16の合計4つの界面で反射される。
中間層17はヤング率(硬さ)、弾性限界、音速の差の
全体の特性がボンディング層18に対し、50%以上の
差があればよい。
コンタクト層16はCu、Au、At、kt−8層合金
、Au−Ge合金、Ag、Ptまたは、これらの合金等
の化合物半導体膜14と良好なオーム性接合を形成し、
化合物半導体膜14と類似の熱膨張率を有し、かつ前記
化合物半導体膜14と同程度で軟らかい金属層より成る
。このコンタクト層16により、半導体膜14と電極1
5との良好なオーミックコンタクトヲ確保し、かつ半導
体M14と電極15との間の熱応力を緩和する。コンタ
クト層16の形成には無電解メッキ法、電解メッキ法、
蒸着又はスパッタリングを用いたリフトオフ法等が用い
られる。層厚は特に限定されないが、通常01〜50μ
m、より好ましく Vio、 1〜10 p mである
。ポンディングの信頼性を向上する為にはコンタクト層
16は厚いほど好ましいが、層厚の増大に伴い内部応力
が増加し、層界面の密着性が低下すること、エツチング
切れが低下すること、Ag。
Au、Pt等の貴金属を用いるときには価格が増加する
ことによりその上限が存在する。
1nuaAs 等の半導体膜14のstにオーミックコ
ンタクトを形成するのが困難なものを ゛ 巷イ用いる場合、又はコンタクト層16にAu 。
Pt、Ag等の高価な金属を大量に用いたくない場合に
は、コンタクト層16、を複数にし、まずAu−Ge等
の薄い層で半導体膜14とのオーミック接合を形成した
後に、中間層17に比して軟らかい金属又は、中間層1
7に比して熱膨張率が半導体膜14のそれに近い金属を
その上に形成して、2層でコンタクト層16を形成する
。この例を第8図及び第、91図に示す。第8図におい
て、半導体合金層34のGeの比率は01〜10重量%
であり、この層34によりGaAs半導体膜14と電極
15とのオーミック接合を確保する。Au−Ge合金層
34上にCu層35が形成され、これら2層34.35
でコンタクト層16を形成する。第9図において、半導
体膜14としてInASXSbl −X(0≦×≦1)
膜を形成した場合で、この半導体膜14上にAu層36
が形成され、そのA、u層36上にCu層37が形成さ
れ、これら2層36.37でコンタクト層16が形成さ
れる。コンタクト層16の形成には、無電解メンキ法、
電解メッキ法、蒸着又はスパッタリングによるリフトオ
フ法等の通常半導体素子の電極形成に用いられる方法を
用いる。コンタクト層16の層厚l′i特に指定しない
が、01〜10μmが好ましい。ボッディングの信頼性
を向上させる為にはコンタクト層16け厚いほど好まし
いが、層厚の増大に伴い内部メカが増大し、層界面の密
着性が低下すること、エツチング切れが低下すること、
Au、Ag、Pt等の貴金属を用いる場合には価格の増
大によりその上限が決定される。
中間層17に用いる金属が半導体膜14と良好なオーミ
ック接合を形成し、かつ半導体膜14との密着性が良好
な場合には、コンタクト層16は省略してもよい。この
時、中間層17に用いる金属はその熱膨張係数が半導体
膜14のそれに近く。
かつ半導体膜14に比してヤング率のあまり大きくない
がボンディング層18よりは大きいヤング率をもつのが
好捷しい。この構成例を第10図に示す・第1O図にお
いて、半導体層14としてInASXSbl−X(Q≦
×≦1)を用いた場合で、この半導体層14上に直接、
中間層17としてCu層が形成され、その上にボンディ
ング層18としてAu層が形成される。
感磁部半導体膜14Fi、通常の磁電変換素子として用
てられているG a A s以外の風量化合物の半導体
で電子移動度2000〜8QOOOad/ V sa−
の範囲内にあり、単結晶もしくは多結晶の薄膜が用いら
れる。
半導体膜14の形成方法は、真空蒸着法、M BE法、
CvO法、MOCVO法、LPE法等J常の半導体膜を
形成する方法であれば何でも良い。
特にMBE法は良質の多結晶もしくは単結晶薄膜が形成
できること、膜厚の制御性が非常に優れていること、膜
形成が低温で出来る為に基板からのオートドーピングが
少なく、又熱応力も小さい等の理由で非常に好ましい。
基板11に用いるGaAs単結晶基板は出来るだけ高抵
抗であることが好ましい。抵抗値は特に指定しないが、
104Ω憫以上であることが好ましい。
通常ViHB法もしくViLEC法により形成されたC
r ドープもしくはアンドーグの単結晶インゴットより
切りだした基板を用いる。基板の表面はでき乙だけ平滑
であることが好ましい。結晶方位は特に指定しないが、
(1,1,1)、(1,0,0)  もしくはこれより
1〜100傾斜した方向に切り出した基板が好ましく用
いられる。
磁電変換素子の電極−151dAu、A4.At−8i
合金等の通常ワイヤボンディングに用いられる細線21
により、リードフレーム22又はプリント基板上に形成
された配線パターン25等の導体に電気的に結合される
。リードフレーム22に結線する場合リードフレームの
材質はCu、IJアン銅等、通常の半導体素子のリード
に用いるものを利用できる。また、ボンディング性を向
上する為にリードの表面にAu、Ag等のボンディング
性の良好な金属の薄層を形成することも好ましく行なわ
れる。
プリント基板24上に結線する場合において、用いるプ
リント基板24は通常の電子部品の配線に用いられるも
のでよい。その配線導体上にA u 。
Ag等のボンディング性の良好な薄層を形成することも
好1しく行なわれる。
モールド樹脂23の材質は、一般に電子素子のモールド
に使用されている樹脂でよい。好ましいものは、熱硬化
性樹脂で、エポキシ樹脂、フェノールエポキシ樹脂等が
ある。そのモールド方法は、通常の電子部品で行なわれ
ている方法でよく、例、tば、 注型モールド、トラン
スファーモールド、固型ペレットを素子上に買き加熱溶
融後、硬化してモールドする等の方法がある。
以上この発明の磁電変換素子の1例としてホール素子を
例にとり説明してきたが、他の素子、例えば磁気抵抗効
果素子についてもホール素子と電極形状、端子電極の個
数、感磁部のパターンが異るが、ホール素子と全く同様
に電極形成がなされ、基本構成については同一である。
以下、この発明を具体例をもって説明するが、この発明
はこれらの例のみに限定されるものではなく、先に述べ
た基本構造を持つ全ての磁電変換素子に及ぶものである
第  1  例 表面を鏡面研磨した(1,0.0)GaAs単結晶基板
11上に厚さ15μm、電子移動度15.OOOc#l
/’VsecのI nAs膜をMBE法により形成して
半導体膜14を作った。次にフォトレジストを使用し、
通常行なわれている方法でInAS膜14中の感磁部1
9の表面上にフォトレジスト被膜を形成した。その後無
電解メッキを行ない、銅を厚さ03μm所要の部位のみ
に付着させた。さらに銅の厚付けを行なう為、電解銅メ
ッキを行ない、厚さ4μmのコンタクト層16を形成し
た。次に上記のフォトレジストを再度用い、電極部のみ
に厚さ2μmのNi層の中間層17を電解メッキ法によ
り形成した。
さらにその上に電解メッキにより厚さ2μmのAu層の
ボンディング層18を形成した。次に上記のフォトレジ
ストを再度用い、フォトリソグラフィーの手法により、
GaAs基板11の表面の一部、不要なInAS膜14
及び、Au層中のボンディング層18に不要な部分を塩
化第二鉄の塩酸性溶液でエツチング除去し、ホール素子
の感磁部19及び4つの電極部15を形成した。次に応
力緩和用のシリコン樹脂を感磁部の上に塗布した。
このウェーハーをダイシングカッターにかけ、1、IX
l、1mmの方形のホール素子チップに切断した。
次にこれをリードフレーム22のタイ上に接着した。次
にペレットの電極15とリードフレーム22とを高速ワ
イヤーボンダーを用い、Au細線21で接合した。エボ
キノ樹脂によりトランスファーモールド法でパッケージ
化した。
「効果」 このようにして製作したこの発明を適用したホール素子
の感度は第1表中の■の如くであった。
第   1   表 第1表に於いて■は半絶縁性GaAs基板上にイオン注
入法により感磁部を形成したホール素子、■は石英基板
上にMBD法によりInAS膜を形成し、これを感磁部
に用いたホール素子である。第1表の値は入力電圧IV
、印加磁場500Gにおける出力電圧である。■が高感
度であること撓(わかる。
第    2   表 また260℃10分の熱衝撃試験における抵抗の変化率
を第2表に示す。第2表に於いて、■はこの発明のホー
ル素子、■は半絶縁性GaAs基板上にイオン注入法に
より感磁部を形成したホール素子、■は樹脂によって基
板に接着されたInSbの感磁部を有するホール素子で
ある。この発明のホール素子の耐熱性がイオン注入法に
よるGaAsホール素子と同程度に優れていることがわ
かる。
このようにこの発明の磁電変換素子は高感度かつ高信頼
性を有する今壕でにない優れた総合性能を示しているこ
とがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による磁電変換素子の実施例を示す断
面図、第2図は第1図の磁電変換素子のモールド体を付
せる前の平面図、第3図はこの発明の他の実施例を示す
平面図、第4図は第3図の断面図、第5図はボンディン
グ層18が複数の金属層より成る場合の電極構造の例を
示す断面図、第6図はボンディング層18が複数の金属
層より成る場合の電極構造の他の例を示す断面図、第7
図は中間層17が複数の金属層より成る場合の電極構造
の例を示す断面図、第8図はコンタクト層16が複数の
金属層より成る場合の電極構造の例を示す断面図、第9
図はコンタクト層16が複数の金属層より成る場合の電
極構造の他の例を示す断面図、第10図は中間層17が
コンタクト層16を兼ねる場合の電極構造の例を示す断
面図である。 11・・・絶縁性GaAs単結晶基板、14 半導体膜
、15・・・電極、16・・・コンタクト層、17・・
・中間層、18 ボンディング層、19・・・感磁性部
、21・細線、22・・リードフレーム、23・・モー
ルド体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半絶縁性のGaAs単結晶基板と、その単結晶基
    板上に形成された、In_XSb_Y又は、In_XA
    s_Y、(X+Y=2)、又はIn_XAs_YSb_
    Z、又は、In_XGa_YSb_Z、又は、In_X
    Ga_YAs_Z(X+Y+Z=2)の2元もしくは3
    元のIII−V族化合物半導体膜より成る感磁部とを有す
    ることを特徴とする磁電変換素子。
JP59141678A 1984-07-09 1984-07-09 磁電変換素子 Expired - Lifetime JPH06105802B2 (ja)

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